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寒し :俳句


火葬場の四本きりの箸寒し 中原久遠
(かそうばのよんほんきりのはしさむし)     

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◇ 季語: 寒し【冬】 ・ 時候

◇ RNB南海放送ラジオの番組 「夏井いつきの一句一遊」
  兼題:本  12月14日(金曜日)に採って頂きました。
 
  ラジオが聴けない私は、
  聞き書きの皆さまによる「落書俳句ノート」で楽しませて頂いてます。
 
◇ 『本』のお題は、「夏井いつきの おウチde俳句」という本の出版にちなんで。

◇ 今年四回目の【一句一遊】への投句。
  年四回参加の目標を達成できました。採って下さった組長に感謝です。
  来年も細々とでも参加し続けよう。

◇ 写真はハンガリーにて。知人に見せて頂いた中国の書籍の挿絵を加工しました。



俳句というのは不思議なもので、自分では空想で作ったつもりの句が、
あとで読み返してみると、「あ、あのときの状況だ」と思い当たることが多々あります。
この句もまさにそう。

もう随分遠い昔になりましたが、伯母が亡くなったとき。
独身で他に身寄りもなかった伯母を看取ったのは、姉と私でした。
斎場で焼きあがった骨を姉とぽつぽつと拾ったときの、あのなんともいえない切なさ。
伯母は少し預金を遺していたので、その骨壷は姉が永代供養に預けたのでした。

拾えるほど骨を遺して火葬するのは、日本特有かもしれませんね。
とはいえ、日本でも散骨が増えてきているとのこと。
日本でも、英国のように、骨が粉末になるまで焼いてもらう選択もできるのでしょうか。
散骨は粉末にしなければならないそうで、手で骨を砕くのは辛い作業と思う。

 




by mariko789 | 2018-12-19 19:18 | Nikon D80 | Trackback | Comments(33)

おウチde俳句 夏井いつき著


『夏井いつきの おウチde俳句』朝日出版社 
に、掲載して頂きました。掲載ページはこちらです。

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   白妙の蚊帳へいびきの夫を捨つ 久遠
  (しろたえのかやへいびきのつまをすつ)

泥酔して寝ているときは特に、いびきがうるさい。

なにかとお世話になっている小野更紗さんの句と隣あわせに載せて頂き嬉しさ一入。
かま猫さんの句もユーモアがあっていいですね!
他にもお仲間の秀句が盛り沢山掲載されていて、個人的にも記念の一冊になりました。

拙句はほかに、以下の2句を秀作として掲載して頂きました。

  月光の便座厭離の父を嵌む(げっこうのべんざ おんりのちちをはむ)

  花の外へ小さき柩を送りだす(はなのとへ ちさきひつぎをおくりだす)

わけあって外へ出られない方でも、俳句はできるという、夏井組長の愛あるコンセプトでの一冊。
「第一回 おウチde俳句大賞(賞金20万円) 締切19年2月28日」の応募葉書付きです。

※ ご自分の投句が掲載されているかどうか、知りたい方はコメント欄にどうぞ。
  非公開コメントもできますよ。


角川「俳句」11月号・12月号も購入しました。
鈴木牛後さんの角川俳句賞受賞の記事、同じいつき組ということもあり、拍手喝采。

こうして欲しい本が手に入る、バンコクへ越してきて良かったことの一つです。
今までは通販で定価の2~3倍を払うのも口惜しくて、なかなか手が出ませんでした。
バンコクの紀伊國屋さんで取り寄せてもらった場合、定価の4割増し前後で買えます。
ちなみに「おウチde俳句」の定価は ¥1680+税。
紀伊國屋バンコク価格は 692バーツ(現在のレートで換算=¥2398) 4割程度しか違いません。




by mariko789 | 2018-12-13 08:33 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(12)

新米(しんまい):俳句


新米や白の清しき日章旗  
(しんまいや しろのすがしき にっしょうき)

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◇ 季語: 新米、今年米 【秋】・生活

◇ 通販生活「俳句生活 ~よ句もわる句も~(夏井いつき選)」10月兼題『新米』地選(中原久遠)
 
◇ なんで日章旗?と思われた方も多いと思います。
  根がシンプルな私は、ご飯→日の丸弁当→日章旗 と連想したのでした。
  組長が選評で書いて下さったように、平成の新米も今年までと思うと、感慨深いものがあり。。
  
◇ 写真は、バンコクのフジスーパーで買った新米。2キロで250バーツ(¥750)
  日の丸のご飯は、タイ産ササニシキの昨年のを炊いたものです。ちなみに梅干もタイ産。





by mariko789 | 2018-11-29 08:50 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(34)

スパルタ句会 on Book Vol.1


11月25日、
東京流通センター第二展示場にて開かれる文学フリマ(入場無料の文学作品即売会)にスパルタ句会が出店します。
G-41のブースで「スパルタ句会 on Book Vol.1」という俳句の本を販売。価格は800円を予定、全72頁。
冊子コンセプトは「殴り合う」。
今年度の角川俳句賞受賞作家 鈴木牛後氏、及び最終選考通過者 上田信治氏、大塚凱氏の新作が読めます。

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【スパルタのメンバー】
上田信治・及川真梨子・大塚凱・小野更紗・尾野会厘・クズウジュンイチ(リーダー)・くらげを・
黒岩徳将(冊子編集長)・剣持すな恵・このはる紗耶・西生ゆかり・佐藤智子・鈴木牛後・関理子・
高久麻里・中町とおと・原麻理子・古川朋子・森優希乃・柳元佑太・脇坂拓海。(以上21名)

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当日、文フリに足を運ばれる予定のある方は、ぜひお立ち寄り下さいませ。
在庫が残れば、文フリ後に通信販売もするそうです。
私もスパルタ句会に少しご縁があり、その内容の濃さに驚嘆しています。
スパルタ句会は、毎月メンバーが五句ずつ提出、特選1、並選5、逆選できるだけ多くという規則。
特に逆選理由の辛口選評に、そういう読み方もあるのか、と驚くこと多し。
俳句は、詠みと読みの両輪があってこそ。読みの大切さを学ばせて頂いています。
(お知らせのみなので、コメント欄は閉じています。画像は冊子の表紙です。)




by mariko789 | 2018-11-21 18:56 | olympus OM-D E-M5 | Trackback

初時雨(はつしぐれ) :俳句


洋上のグリューワインや初時雨 中原久遠
(ようじょうのグリューワインやはつしぐれ)



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◇ 季語: 初時雨 【冬】 ・天文

◇ RNB南海放送ラジオの番組 「夏井いつきの一句一遊」
  兼題:初時雨 11月9日(金曜日)に採って頂きました。

  ラジオが聴けない私は、
  聞き書きの皆さまによる「落書俳句ノート」で楽しませて頂いてます。 

◇ グリューワインというのは、ホットワインのことです。

◇ 久々の【一句一遊】への投句でした。今年三回めの投句。
  まさか金曜とは思っていなかったので、水曜・木曜の結果をみて、没ったと思っていました。ラッキー!

◇ 写真は、スペインの「ダリ美術館」にて。少しペン画加工を施しています。




by mariko789 | 2018-11-12 08:00 | Canon PowerShot SX50 | Trackback | Comments(34)

夜長(よなが) :俳句


器に沈むヴァージンオイル夜長かな
(きにしずむヴァージンオイルよながかな)

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◇ 季語: 夜長  【秋】・時候

◇ ヴァージンオイル=オリーブオイルの一種。エクストラヴァージンオイルもあり。


食用油は、ずっとイタリア製のヴァージンオイルを愛用してきました。
サラダやパンにはエクストラヴァージンオイル。調理には普通のオリーブオイル。
欧州ではオリーブオイルは必需品なので、安価で贖えます。本場のイタリア製はむろん。
欧州では、ご家庭でもじゃぶじゃぶ使うでしょ。

ところが、タイではイタリア製のオリーブオイルが高い。
もしかして、ぜいたく品なみの税金がかかっているのではないでしょうか。
迷ったあげく試しにスペイン産のを買ってみました。

明後日、夫が赴任先から休暇で戻ってきます。
毎朝つくる彼の目玉焼には、ふつうのオリーブオイルを。
炒め物には胡麻油を。

こちらバンコクでは、雨季が終ったらしく連日、晴れ。
気温もぐんぐん上がり、水道の蛇口から水ならぬお湯がでてきます。

日本では「秋の夜長」といいますが、タイでも此の時期、日没が早くなってきています。
ちょっと前までは午後6時半位まで明るかったのに、今は6時になると暗い。
だんだんではなく、まるで手のひらを返したように、ぴたっと暗くなる。
敷地内の外灯も6時前に全て点灯されるようになりました。
11月半ば位に、日没が一年で一番早くなるそうです。
暑いながらも、タイなりの「夜長」。。
(写真は、いぜんタイのホアヒンで撮ったもの)




by mariko789 | 2018-11-01 07:13 | Nikon D80 | Trackback | Comments(34)

秋刀魚 ③ :俳句


タイ国に骨を遺せる此の秋刀魚
(タイこくにほねをのこせるこのさんま)

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◇ 季語: 秋刀魚 【秋】・動物

◇ 通販生活「俳句生活 ~よ句もわる句も~(夏井いつき選)」9月兼題『秋刀魚』人選(中原久遠)
 
◇ 仲良しの桜姫様が、夏井組長に、私がタイへ越したことを話して下さったとのこと。
  私からも「タイへ越しました。ここに骨を埋めるかもしれません」
  という挨拶句として提出しました。
  秋刀魚の魅力がちょっと乏しかったと反省。

◇ 写真は、バンコクのフジスーパーで買った秋刀魚の塩焼。58バーツ也(¥190)
  大根おろしを添えるのを忘れました。大根はいつも冷蔵庫にあるのに。
  フジスーパーはバンコクに居住する日本人の台所的マーケット。
  ここでしか売っていない大葉(青紫蘇)、山芋などもあり、足繁く通っています。
  大葉は大好き。サラダにも酢の物にも、入れています。


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【今月の紀伊國屋書店で取り寄せてもらった本】

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角川「俳句」10月号は、9月号よりずっと読みどころあり。ざっとですが、読了しました。
特集記事は俳句の基本に触れていて、また読み返そうと思う。

次に夏井組長の新刊「夏井いつきの季語道場」。
NHK俳句で去年一席を頂いた拙句「春の鳥」が掲載されています。やはり嬉しい。
俳句の作り方のヒントが沢山あります。類想からの脱出法も。読了しました。

で、今、読み始めたのが、藤田湘子の「20週俳句入門」
こちらも俳句の基本を教示してくれる内容です。
十年もしていると、「基本なんか判ってる」と思い勝ちですが、初心に帰るという謙虚な姿勢は大切と思う。
「季語」の本意。もっと一つ一つの季語の本質を究めたい。
次はどの俳句の本を取り寄せようか、思案中です。




by mariko789 | 2018-10-18 06:47 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(40)

新盆 :俳句

新盆の夜をほがらかに鳩時計  
(にいぼんのよをほがらかにはとどけい)

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◇ 季語: 盆、盂蘭盆会、新盆、旧盆、、、 【秋】 ・行事

◇ テキストブック「NHK俳句」2018年10月号 岸本尚毅 選 兼題「盆」 佳作(中原久遠)


ツアーバスで、リヴァプールの駅前からスイスのシャレーまで。
あの旅行は、私たち夫婦から姑への最初で最後の大きなプレゼントだったと思う。
バスごとフェリーでドーバー海峡を渡り、フランスやドイツに泊まりながらスイスのアルプスの麓へ。
心臓にトラブルがあり飛行機に乗れなかった姑。
そのツアーが破格の安さだったのも、私たちにとって幸運だった。

ふだんは質素な暮らしぶりの姑が、その鳩時計を買ったとき、私は驚きを隠せなかったと思う。
スイスの老舗の時計店の鳩時計。小ぶりながら彫りは精緻で色彩も抑えた中間色で品がある。
ぱっと飛び出るのではなく、遠慮がちに顔をだしてくる鳩の愛らしさ。音の柔らかさ。

私はてっきり姑宅のリビングルームに掛けられるものとばかり思っていました。
それが姑の寝室に掛けられているのを知ったのは、十年以上も経ってから。
晩年は足が不自由になり寝室にこもりがちだった彼女。
誰に見せるわけでもない、姑が自分だけの楽しみのために買った鳩時計…。

姑が亡くなってもう二年半も経ってしまいました。




by mariko789 | 2018-10-04 08:42 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(30)

バンコク紀伊國屋書店


タイに越してきて、良かったことの一つに紀伊國屋書店の存在があります。
今までは、本は、日本の家族・友人に頼んで送ってもらう、アマゾンで注文する、のどちらかでした。
しかし夫がネットでビザカードを使うのに良い顔をしないし、アマゾンは海外への送料が高く、
取り扱っていない本もあり、一度利用したのみでした。
家族・友人に送って頂くと、借金になってしまい、返済が難しい。
日本へ銀行振込すると、こちらの手数料のみならず、相手先も受取手数料がかかって迷惑をかけることもある。
数千円の送金ですと、銀行にも依るけれど、ほぼ倍額になってしまうのではないかしら。
ウエスタンユニオンで送金すれば、相手側の手数料はかかりませんが、
ウエスタンユニオンまで足を運んでもらうのも気の毒。電車賃もバカにならないですし。

紀伊國屋で取り寄せてもらった本が二冊。

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夏井いつきの「月」の歳時記 
拙句「月光やアウシュヴィッツに髪の森」を、グラビアページに掲載していただきました。
こういうことはもうないと思うので、良い記念になりました。
たくさんの写真と句が響き合い、とても美しい一冊です。
注文して僅か5日目に届いたのもワンダフル!

角川 俳句 9月号 
目から鱗が落ちるとは、まったくこういうこと。
俳句って、難しいものだったのですねぇ~
残りの人生、なるべく難しいことは避けて、楽しく暮らしたい、そんな私には酷な内容でした。
それと結社の力って大きいのですね。結社とは無縁の私は蚊帳の外です。
すっかり俳句を作る意欲がなくなってしまった私ですが、いちおう10月号も予約してきました。
(9月号も半分も読んでないのに・・・)
で、代金ですが、定価920円の「俳句」が、417バーツ。約1250円でしょうか。大差ありません。
取り寄せ代は無料、値段は店頭価格と同じだそうです。
注文も、お店のカウンターで日本語でOK。届くと電話で(日本語)知らせてくれます。

あと、本日(20日)発売の「夏井いつきの季語道場」も予約してきました。
NHK出版の担当者から、2017年 NHK俳句で一席を頂いた拙句が掲載されているとメールを頂きましたので。
こちらも良き冥土の土産になると思います。
 

お友達から「伊藤園俳句」佳作特別賞の賞品のお茶が24本も送られてきたと写メールがきて、びっくり。

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僭越ながら句のアドバイスをさせて頂いた私もとっても嬉しい!

俳句熱の冷めた私は、ただいま水泳とジムで身体を鍛えています。
その話は次回に。。







by mariko789 | 2018-09-20 08:21 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(40)

稲妻(いなづま):俳句


稲妻や義母に抜かるる指の棘
(いなづまや ははにぬかるるゆびのとげ)

ぬかるみに嵌まる少年いなびかり
(ぬかるみにはまるしょうねんいなびかり)

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◇ 季語: 稲妻(いなずま・いなづま)、稲光 【秋】・天文


◇ 写真は、住んでいる敷地内の公園にて。 

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こちらタイ・バンコクは雨季ということもあり、毎日のように雷雨に見舞われています。
昨夜もドキっとするほど大きな雷鳴に恐れをなしてテレビを消しました。
我家のテレビはWiFiで繋がっているので、もしやと案じて。

まだまだ揃えなければならぬ物があり、あれもこれもの買物の最中。
ミニマリストを目標にしつつも、やはり無ければ不便なものって多い。
そんなわけで俳句は一ヶ月以上、作れず仕舞いでした。

助かるのは、敷地内に、飲料水の自動販売機があること。
これが1リットル1バーツ(3円)。
空のボトルを持っていって注ぐシステムです。
あまりに安くて不安だったのですが、匂いも味もOK。
お米を研いだり、野菜を洗ったり、じゃぶじゃぶと使っています。
もちろん、そのまま飲んでも大丈夫。
イギリスでは、水を買うのが、重くて一仕事だったのですが。

あと、リバプールでは周囲の治安が悪く、散歩もままならなかったのですが、
ここは警備員の目が光っている敷地内はもちろん、高架鉄道に乗って遠出の買物も比較的安全と思います。
これで暑くさえなければねぇ~~
秋めいてきたという日本が羨ましいこと。




by mariko789 | 2018-09-13 08:09 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(30)