always over the moon

カテゴリ:Nikon D80( 641 )

向日葵(ひまわり) :俳句


多産系の向日葵たちが立ちあがる  中原久遠
   (たさんけいのひまわりたちがたちあがる)            

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◇ 季語: 向日葵(ひまわり) 【夏】・植物


◇ 写真は、チェンマイ大学の向日葵農園にて。蔵出しです。

一句一章で、季語が動かない、向日葵でなければ成り立たない句をと知恵を絞り、
なんとか成功したように思います。
世界の国々が衰退しつつあるなか、明るい希望を向日葵に託す、そんな思いもこめて。
夏井組長に完璧に句意を汲み取っていただき、幸福です。 


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by mariko789 | 2018-07-19 00:40 | Nikon D80 | Trackback | Comments(32)

人参の花 :俳句


籠脱けの雄鶏と人参の花  久遠
                   (かごぬけのおんどりとにんじんのはな)

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【自句自解】人参の花は、収穫しないで放っておくと咲いてしまう花なのです。
そこで、原句は「農夫病み弾けはぢける花人参」でした。
ところがこれですと、「農夫病み」が原因で、「弾けはぢける花人参」が結果と、
因果関係を書いている。俳句では因果関係を書くのはタブーなのです。
そこで次に「床ずれや弾けはぢける花人参」とし、少し因果関係の度あいを薄めました。
次に、その農夫の家の庭を描写したのが「籠脱けの雄鶏と人参の花」。
農夫が病床なので、雄鶏は勝手に歩き回るわ、人参の花は咲いてしまうわ。。
この句には特別な意味はなく、ただの風景描写です。
「床ずれ」の句も投句しましたが没りました。やはり因果関係はダメなんですね。


◇ 季語: 人参の花  【夏】 ・植物

◇ RNB南海放送ラジオの番組 「夏井いつきの一句一遊」
  兼題:人参の花 6月13日(水曜日)に採って頂きました。
   
  ラジオが聴けない私は、
聞き書きの皆さまによる「落書俳句ノート」で楽しませて頂いてます。 
  最近、YouTubeでも聴けることが判り、これも嬉しい限り!
 
◇ 画像はタイのチェンマイ(ドイプイ)で撮ったもの。蔵出しです。

 
 

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【日記】
三日前から、困惑している件。
二階の天井にある火災報知器が、30秒に1度ずつ「ピッ!」と鳴るようになってしまいました。
乾電池の交換時期なのかな。しかし天井なので椅子に乗っても届きません。
しかもそこは階段のすぐ横なので、万一椅子から転げると、階段から真っ逆さまに転落してしまう。
こわごわ椅子に乗って背伸びをし、火災報知器の蓋だけはひらきました。

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残念ながら、乾電池の入っているボックスを開けるには、あと10cm背が足りません。
夫なら楽勝なのですが、赴任中ですし。。

その音がですね、けっこう大きいのです。喩えるなら、鉄砲で撃たれた瞬間の鳥の悲鳴のような。
お隣にも聴こえるのではないかしら。いつ苦情がくるか、ひやひやしています。

乾電池が切れそうなわりには、いっこうに衰える気配もなく、甲高く鳴っていて。
果たしていつまで続くのでしょう。げんなり。。




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by mariko789 | 2018-06-22 01:03 | Nikon D80 | Trackback | Comments(38)

蝶(てふ) :俳句



森を狂はすてふてふの鱗粉は
(もりをくるわす ちょうちょうのりんぷんは)

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◇ 季語: 蝶  【春】 ・動物

◇ テキストブック「NHK俳句」2018年5月号 高柳克弘 選 兼題「蝶」 佳作(中原久遠)

◇ 画像は蔵出しで、シンガポールにて撮影。

◇ デジ一のニコンD80がついに壊れてしまいました。古いカメラなので修理は断念。
  けれどマッチするレンズが5つもあるので、次回里帰りしたときに、
程度の良いニコンの中古(他の機種)を買おうかしら。

 





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by mariko789 | 2018-04-21 15:37 | Nikon D80 | Trackback | Comments(0)

虫(むし):俳句


虫放ちリビアの夫へ虫のこと
(むしはなちリビアのつまへむしのこと)

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◇ 季語: 虫 【秋】 ・動物

◇ テキストブック「NHK俳句」2017年12月号 高柳克弘選 兼題「虫」 佳作(中原久遠)

◇ またもや秋の句で、失礼いたします。

◇ こちら英国では、滅多に虫を見なくなっています。
  たとえば、今年は我庭で蜻蛉を一頭も見ませんでした。英国では虫が激減しているのです。
  英国のみならず世界で減少しているそうです。 興味のある方は↓をクリック

  というわけで、たとえ小蝿一頭でも貴重なので、室内にいれば必ず外へ放します。
  また、夫がリビア(北アフリカの紛争地)へ英語教師として赴任しているため、
  縁起の悪い殺生は極力避けたいのです。

  夫とは毎日メール交換をしていて、私が書くことは、庭に来る鳥のこと、咲いている花のこと、買物の内容。
  その他、あちらではYouTubeもご法度なので、世界のニュースも知らせています。
  夫はあと十日ほどで、三週間の休暇で帰ってくる予定です。





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by mariko789 | 2017-11-27 01:03 | Nikon D80 | Trackback | Comments(30)

鳥威し(とりおどし):俳句


ひた迫る夜陰の軍靴鳥威し 
(ひたせまるやいんのぐんかとりおどし)

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◇ 季語: 鳥威し(とりおどし) 【秋】 ・生活

  ・ 実った穀類を食い荒らす鳥を追い払う仕掛け(by 角川季寄せ)

◇ テキストブック「NHK俳句」2017年12月号 夏井いつき選 兼題「鳥威し」 佳作(中原久遠) 

◇ 北朝鮮と米国の睨みあい、サウジアラビアの政変、バルセロナの独立問題、世界情勢から目が離せません。


もうすぐ12月だというのに、秋の季語で失礼いたします。
すっかり俳句の投稿が影をひそめてしまいましたが、ぼちぼち作ってはいるのです。
来春で俳句を始めて丸10年、ちょいと引き出しがすかすかになっているところ。
夫の赴任地での頭の痛い問題もあり。前向きに前向きにと、自分に言い聞かせています。


※ この投稿はコメント欄を閉じております。






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by mariko789 | 2017-11-25 17:46 | Nikon D80 | Trackback

踊(おどり) :俳句


踊らねば活断層を宥めねば
(おどらねば かつだんそうをなだめねば)


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◇ 季語: 踊(おどり/をどり) 【秋】 ・生活

・本来、盆の祖霊供養のために踊るものであったが、いつしか人々の楽しみの行事になった。
 広場の中心に組まれた櫓のまわりを民謡にあわせて手拍子をとりながら踊る(by 角川歳時記)

◇ テキストブック「NHK俳句」2017年10月号 今井聖 選 兼題「踊り」 佳作(中原久遠) 

◇ 画像は以前撮ったものです。


今年の春先からずっと世界の天災が気になってなりません。
そちら方面に気持が引っ張られると同時に、まともな俳句から遠ざかってしまいました。
メキシコでも大地震が起きましたが、今、いちばん胸騒ぎがするのが、アメリカです。
山火事、ハリケーン・・・天災ではありませんが、北朝鮮問題も。





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by mariko789 | 2017-10-02 01:33 | Nikon D80 | Trackback | Comments(28)

プール :俳句


少女震ふプールの匂ひ濃く放ち
(しょうじょふるう プールのにおいこくはなち)



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◇ 季語 : プール  【夏】 ・生活
   
◇ 現代俳句協会インターネット俳句会  2017年07月投句分。
  
◇ 画像は以前自宅で撮ったもの。

◇ コメント欄は閉じております。

明後日からまた夫が赴任しますので、ただいまその準備などで、気持が落ち着きません。







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by mariko789 | 2017-08-19 15:30 | Nikon D80 | Trackback

アイスティー


ケロイドの頬の語り部アイスティー
(ケロイドのほほのかたりべアイスティー)

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◇ 季語: アイスティー  【夏】 ・生活

◇ 【夏井いつきの一句一遊】 兼題「アイスティー」木曜日放送(水曜の残りとして) 

◇ 画像はイメージで、アイスティーではありません。ホアヒンのホテルにて撮影。

◇ 兼題「アイスティー」を考えているとき、ちょうど戦争中の話を書いた本を読んでいたのでした。
  「戦争はだめだ。平和の運動を広げよう!」という思いが頭を占めていて、句まで影響されました。単純な私。
  夏井組長に忘れられないよう、「一句一遊」には月に一句は投句したいと思ってます。読んで頂けたらラッキー!



イギリスにはアイスティーはありません。
少なくても私はカフェやレストランのメニューで一度も見たことがありません。
アイスコーヒーも見たことありません。気候が寒すぎるかしらね。
ちなみに、昨日は午後1時で16℃しかありませんでした。朝晩は10℃前後で冷えびえしています。

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もしかしたらアメリカ資本のコーヒーショップには、アイスティーもあるかもしれませんね。
イギリスでティーといえばホット。しかも99%ミルクを入れます。
そういえばインドのミルクティーは絶品ではないかしら。
あのお猪口のような小さなカップに入ったミルクティーの至福の味。

アイスティーといえば、私はタイのが一番好きです。タイ語でチャーイェンといいます。
強く発酵させた紅茶を使い、オレンジ・ブロッサム、スターアニス、粉砕したタマリンドの種を加え、
コンデンスミルクがたっぷり入って甘い。 
さらに砂糖を入れる店も多いので、私は予め「お砂糖は入れないで」と注文します。
初めて飲んだのは、バンコクのチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットのカフェでした。
一口飲んで「こんなに美味しいものが世の中にあったのか!」と感動しました。
ところが、年々、このトラディショナルなチャ-イェンを出してくれる店が減ってしまっているのは残念です。
伝統文化、伝統的な飲み物・食べ物の灯を消さないで欲しいものです。









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by mariko789 | 2017-06-03 14:29 | Nikon D80 | Trackback | Comments(34)

Haiku in English (英語俳句)(1)


毎日英語俳句を作り始めて、ちょうど一ヶ月経ちました。
なんでもやってみないと判らないので、まず練習です。
英語俳句英語俳句・・・と考えても埒があかないので、まず英語の短詩を作る。とにかく毎日一詩つくる。
決まりは、短い3行。季語はなくてもよい。それだけです。
下の日本語訳は、ブログに載せるので、今さっきざっと訳したもの。日本語の句を最初に作ったのではありません。
日本語から英語に訳すのは、私には難しいです。


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The world is full of water,
seas, rivers,
lakes and teardrops
(Kuon 29/04/2017)
水の星 海・湖・川と落涙と (みずのほし うみうみかわとらくるいと)


Rowing a boat
to the isolated island
in the summer dusk.
(Kuon 30/04/17)
孤島へと漕ぎ出す小舟夏の宵 (ことうへとこぎだすボートなつのよい)


A lot of green buds
in my tiny garden,
heralds the summer
(Kuon 01/05/17) 
蕾らは夏の魁わが庭の (つぼみらはなつのさきがけわがにわの)


Tulips and tulips.
So many tulips and colors,
at the park in London.
(Kuon 03/05/17)
倫敦の苑の数多のチューリップ (ロンドンのそののあまたのチューリップ)


Daffodils line the park
although nearly summer,
still unchanged bright yellow.
(Kuon 05/05/17)
公園の色あせぬまま黄水仙 (こうえんのいろあせぬままきすいせん)


A few seagulls gather this morning
on the tall tower,
delighted with summer wind.
(Kuon 06/05/17)
夏の風塔に鴎の集う朝(なつのかぜとうかもめのつどうあさ)


Thank you very much!
.
梅雨に入る前のゴシゴシ綺麗好き   たんと(ブラシの木の写真俳句)
.
Bottle-brush trees scrub the sky.
They love to clean,
just before the rainy season. 
(英訳 by 久遠)
. 



いちばん悩むのが詩の最後の終止符です。打つべきかどうか。で、打ったり打たなかったり。
文法上の間違いがあっては嫌なので、単身赴任中の夫(英語教師)にチェックしてくれる?とメールしたところ、
ヘイヘイホーと快諾してくれました。これが赴任中でなければ、絶対に「メンドイ」と拒絶されるところ。
夫には毎日メールを書いているのですが、話題に事欠くのですよ。まさか5行や10行で終われないし。 
なので、短詩の文法チェックで、話題づくりにもなり、一石二鳥。
句読点の欠落、前置詞の欠落、三単現のSの欠落を何度か指摘されました(~_~;)
おまけに「僕の方がはるかに詩の才能がある」と言うので(昨日の電話で)
「なら、作りなさいよ、できるものなら」と応答しました。
今は練習中でこんなのしか作れませんが、今にきっと佳作をものにしてみせる!

このところ、日本語の俳句は毎日日記帳に記す4句以外、まったく作っていません。
ネット句会も(NHKも)すべて参加していません。 
地球のポールシフトと気候変動など、ちょっと込み入った調べものに時間を費やしています。
地球は今、大きな過渡期にきている気がします。







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by mariko789 | 2017-05-29 16:55 | Nikon D80 | Trackback | Comments(22)

英語俳句をやってみようかな

先日、アマゾンUKで初めてのお買物。英語の本を5冊買ってみました。
3冊は古典的な児童文学の本。寝る前にベッドで読むのに最適なんですよ。癒し系というか。
しかしそのうちの一冊は字が辞書のように小さくて、老眼の目には厳しい。
英語の本はおうおうにしてこういうことがあるので、やはり手に取って買わないとダメかもしれません。



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残りの2冊は俳句の本。
一冊は、日本の名句の翻訳です。これがですね、元句をローマ字で書いてあるので、まるでクイズ。
漢字と平仮名で書いて、ローマ字の読み方を添えてほしかった。

ローマ字でも、判りやすい句では。
kareeda ni/ karasu no tomari keri/ aki no kure     Basho 

On dead branches crows remain perched at autumn's end     HS氏訳

翻訳ですが、最後の autumn's end  これですと、暮の秋。
現在では「秋の暮」の季語は、秋の日暮ですから、autumn dusk
しかし当時は、「秋の暮」は、秋の終りとも秋の夕暮ともどちらに解釈しても可だったそうな。
季語の本意も時代とともに変遷しているのですね。
(枯枝に烏のとまりけり秋の暮  芭蕉)


判りにくい句では。
tai wa hana/ wa minu sato mo ari/ kyo no tsuki   Ihara Saikaku

Villages may lack
sea breams or flowers
but they all have tonight's moon    AK氏訳

翻訳でやっと意味が判りました。tai=鯛(sea breams)だったとは!
tai wa hana wa/ で切って欲しかった。上6で中7の元句を、上5中8に写されては困ります。
(鯛は花は見ぬ里もあり今日の月  井原西鶴)

英語俳句では、書くときに、このように3段に切るのが決まりのようです。


愉快なのを一句。

waga oya no/ shinuru toki ni mo/ he o kokite    Sokan

Even at the time
When my father lay dying
I still kept farting.      DK氏訳

思わず笑ってしまいました。悲しい親の死に目なのに、おならがでてしまう。悲喜劇ですよね。
(わが親の死ぬるときにも屁をこきて 山崎宗鑑)



さて、もう一冊、赤い表紙のは、英語俳句の本です。

例を挙げますと(Steven Townsend 作)
Moonless sky tonight,
walking down the dark highway,
having lost my way.

秋の淋しさを感じさせます。
ざっと575にしてみますと、
月かくれ一人さまよふハイウエイ  久遠訳



9年間俳句と親しんできて、私の思うには、
俳句はやはり日本の文化・風土と密着したものだと思います。
575のリズム、日本語の音、季語の力、四季のある暮らし、漢字とひらがなの使い分け。
それが難しい(あるいは不可能な)英語俳句はHAIKUであっても俳句になりえるのか。
 
内容的に言っても、日本の俳句に近いもの、
季節感や陰影があるものや、二物衝撃のような句を作るのは大きなチャレンジと思います。
とくに写生句であって、しかも説明にならないHAIKUで、外国人の読者を魅了するのは難しい。
ただし、川柳のような、オチや示唆のある句は、英語にしても楽しいと思う。
頭韻を踏んでリズムをとるのは、英語でもできます。

頭の体操になるので、ぼちぼちHAIKUも作ってみようかしら。
自分の俳句をHAIKUに訳すのは頭が混乱しそうだけれど、最初から英語なら・・・。 
あまり開拓の進んでいない分野に踏み込むのは、ときめきます。
 





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by mariko789 | 2017-04-28 15:31 | Nikon D80 | Trackback | Comments(20)