サン・パウ病院(Hospital de Sant Pau)は世界遺産の病院です。
広大な敷地に絢爛豪華なモデルニスモ建築の病棟。
設計はリュイス・ドメネク・イ・ムンタネー。
カタルーニャを代表する建築家にして巨匠、ガウディの師でもありました。
私的には、一見の価値があると思いました。
現在は病院としては使われていませんが、見所満載です。
① 正面玄関。管理事務分館です。この日は曇天で、これが精一杯の写りでした。
② 入口の上のタイル画。この病院の起源は1401年まで遡るという、その面影を残しています。
(現在の形になったのは1930年)
③ この日、広いホールには現代アートらしきものが展示されていました。
④ 玄関ホールの天井。 装飾的な扉(下の画像)
④ 模型をみると、改めてその規模と豪華さに驚かされます。
それまで手狭だった病院ですが、1902年、当時の銀行家で富豪の慈善家、
パウ・ジルの寄付をもとに増築工事が開始。1930年に完成してから、
2009年に老朽化によって閉鎖されるまで80年間も病院として使われていました。
サン(聖)パウ病院の名前の由来は、パトロンのパウ氏だったのですね。
⑤ サン・ジョルデイ棟
⑥ 別のアングルからもう一枚。サン・ジョルディ棟。
バルセロナの守り神、サン・ジョルディの肖像画を配しています。
⑦ サン・ジョルデイ棟の室内。
最初は男性の病棟として、のちに小児病棟として使われたそうです。
ロマンティックで夢のある病棟ですよね。
入院患者が希望を持てるような環境の病院を目指していたそうですよ。
◇ 写真が多いので、次回に続きます。
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