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always over the moon

俳句、日記 &YouTube。YouTube「俳句LOVE」管理人。


by mariko789

サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ



① 2018年2月15日のサグラダ・ファミリア(聖家族教会)です。
 着工は1882年3月。まだ無名だった天才ガウディが設計を引き受けたのは翌年です。
ガウディ没後100年にあたる2026年の完成を目指し、突貫工事中でした。
バルセロナに行って、サグラダ・ファミリアを見ない人はまずいないでしょう。
しかし日ごとに進化しているので、以前見た方も新発見があると思います。

サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_01373221.jpg







② 外観は、数々の彫刻で辿る、壮大な聖書の物語。
 こちらは「生誕の門」。イエスキリストの誕生です。
「生誕の門」の彫刻はどれも古典的で写実的なもの。

サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_02000308.jpg




③ イエスキリストの誕生に駆けつけてきた、東方の三博士(三賢者)。

サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_01414060.jpg




④ 東方の三博士の祝福をうける赤児のイエスキリスト。

サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_01422258.jpg




⑤ キリストを抱きロバに乗って旅にでるマリア様と、夫のヨセフさん(左下の部分)
1926年に没したガウディが生前に実現できたのは、この「生誕の門」と、地下聖堂など。
サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_01431402.jpg




⑥ 一方、こちらは「受難の門」です。ガウディ没後の建築。
 ガウディが亡くなったあとは、時代毎の建築家がガウディの設計構想を推測しつつ建てられています。

 磔の刑を受けるイエスキリスト。

サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_01435915.jpg
サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_01445148.jpg




⑦ 「受難の門」の彫刻群は写実から離れ、抽象的かつモダンなタッチになっていました。

サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_01480105.jpg




⑧ 生誕の門と受難の門、どちらも約100メートルの4本の塔がある構造。
どちらにもエレベーターがついていて塔の上に登れますが(降りるのは階段で)
私たちは塔には上らず(夫が拒否)。けれど聖堂内には入りましたよ(次回)。

サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_01490687.jpg
 



⑨ 尖端には、必ずといっていいほど凝った飾りがついているのも、
ガウディの個性を生かしていますよね。
 
サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_01494481.jpg




⑩ 遠目から。いつ通りがかっても観光客に取り巻かれていました。
イエスの栄光を表すメインファサード、18本建てられる内の10本の塔が、現在も未完成です。


サグラダ・ファミリア(1) @バルセロナ_f0053297_01501202.jpg


◇ 次回は、内部の写真を投稿いたします。



Commented by isao1977k at 2018-03-22 02:24
すごい建物ですよね。
テレビでしか見たことないですが倒れそう。
私にはクリスチャンの友達がいて、
聖書では無いのですが、癒される詩集をプレゼントしてもらったことがあります。
キリストの彫刻や絵は、本当に素晴らしいですよね。
Commented by tomoji at 2018-03-22 05:59 x
私が行った時どんな状態だったのか忘れましたが、まだ工事現場の色が
濃かったように思います。今は周りがずいぶんと片付いてすっきりしましたね。

彫刻群もすべてガウディの設計なのでしょうかね。それとも後代の石工たちの
創作なのかな?
Commented by to_shi_bo at 2018-03-22 10:47
サグラダファミリアですか?
とし坊は無知なため初めて聞く名前です。
ガウディ???・・・どこかで聞いたような見たような~~~(失敬

聖書の物語は凄いですね。
イエスキリストの誕生と磔の刑を受けるイエスキリスト、
これはよ~く知っています。
彫刻で見る世界に芸術的で奥深さを感じています。

さて、さて内部の様子は・・・といろいろ想像していますが・・・
余り驚かさせないで下さいね。
Commented by 桜姫5 at 2018-03-22 11:58 x
 ↓ お写真の美しいレディが素敵で、マリコ様の文章力にワクワクしながら、18世紀の物語として楽しみました(嬉
最後まで書かないのも、読者に想像させる余地を!
憎いで~す(笑

へえ!入口にはそんな違いが!
添乗員さんに、エレベーターの所に連れてって貰い
屋上からお外を見て、歩いて降りただけでしたから(汗・笑
一階のドーム内は、見るべき物は工事中で何もなく
ただ雑然としてましたので(汗
mariko様の解説でお勉強しています。あんがと(嬉
Commented by mariko789 at 2018-03-22 15:54
★ isao1977k ちゃん

たぶん世界一、長期間にわたって建設されている教会と思う。
キリスト教の彫刻や絵、素晴らしいのが沢山あるよね!
Commented by mariko789 at 2018-03-22 15:55
★ tomojiさま

私が行ったとき(26年前)は、がらんどうでしたよ

誕生の門はガウディ生前のもの。あとは後代の建築家(石工)の作のようです。
ガウディは元々、正確な設計図は引いてなかった。
弟子たちに託されたものも、その後、なくなってしまったそうです。
後代の建築家たちの推測と努力の集大成。凄いです。
Commented by mariko789 at 2018-03-22 15:55
★ to_shi_bo さま

サグラダ・ファミリアは、世界的に有名ですので、クイズにも出てきます。
この際、覚えてくださいね(^_−)−☆
内部は、外ほどの感動はないかも(笑)
Commented by mariko789 at 2018-03-22 15:56
★ 桜姫5さま

リンドさんの俳句「蕗の薹」も見て下さり、感謝です\(^ ^)/

姫様が行かれたときには、もうエレベーターはあったのですね!
ドーム内も、何もなかったですか。では次回に驚いてくださいませ♪ 
Commented by たんと at 2018-03-22 16:37 x
美しい写真とポイントをついた簡易な説明に感銘しながら
拝見させてもらいました。
それにしてもスゴイ建造物であることよと
改めて思い知らされることです♪
Commented by sternenlied3 at 2018-03-22 17:36
あら、やっと画像が見えたわ。
昨夜から画像だけ消えて見えなかったのです。
ここだけではなくて、他のエキサイトブログでも。
今朝他のところでは回復してましたが、
こちらも覗いてみたら、まだ見えなくて。

サグラダ・ファミリア、現在も受け継がれて
成長中というところが面白いですね。
彫刻の繊細な表情がいいですね。
バロック教会ではよく聖像や聖画の表情が
俗っぽくて好みではないのです。
それにしても壮大で荘厳、
前に立つと圧倒されるでしょうね。
Commented by yamaoji at 2018-03-22 19:23 x
yamaojiは、相当な年まで、マジに サラダ ファミリア、と覚えていて、スペインの野菜大好き家族のこと、と信じてました・・・ほんと早合点すぎ・・・
英字を読まず、聞いた範囲の知恵がなした、野菜大好き・・なんです、       by yamaoji.


Commented by ninja2005y at 2018-03-22 22:11
わたしね、いつもヨーロッパの教会を見てて
感じるんですが、イエスにお祈りするのに
どうして、ここまでデカイ建築物を造るんでしょうね?

そりゃまあ、奈良の大仏ってのもありすが・・・・・

よー解らんですわ。

建築物、美術品として
これほど見事なものはないとは思いますけどね~。(笑)

不思議だ。(笑)
Commented by mariko789 at 2018-03-23 00:37
★ たんとさま

お褒めに与りうれしいです!
最近、目の調子が悪くツイッターは全くログインしていません。
でもたんとさんのブログは拝見していますよ~♪
Commented by mariko789 at 2018-03-23 00:37
★ sternenlied3 さま

やっぱり!!
私もヘンだと思っていました。最近のエキブロ、信頼できないですよね。
このまま続けるかどうか、考えてしまいます。

日々、成長と進化する教会、実に圧倒されました!
Commented by mariko789 at 2018-03-23 00:38
★ yamaojiさま

サラダ ファミリア。美味しそう♪
昔、「サクラダ・ファミリア」と言ってた紳士(某放送局の偉い人)が居ましたが、
サラダと桜、どちらも楽しいな(^_−)−☆
Commented by mariko789 at 2018-03-23 01:45
★ ninja2005y さま

確かに…仰るとおりです。
しかしここは、バルセロナの観光に大いに寄与して莫大な収入源にもなっているので、
ビジネスとしては大成功かもしれません。
本当にお祈りしたい地元民は、他へ行ってます。一箇所、いずれ投稿しますね(^_−)−☆
Commented by イヴォンヌ at 2018-03-23 20:19 x
そうか~2026年完成なのね。後もう少しね~)^o^(
Commented by ninja2005y at 2018-03-23 22:22
へ?
そうなんですか?(笑)

でもまあ、私も礼拝というよりも
撮影ばかりですもんね。(笑)
あ!でも、パリのミサは美しいと聞きましたよん。

一度出てみたいです。
Commented by mariko789 at 2018-03-24 14:19
★ イヴォンヌ さま

当初は300年かかると想定されていたそうです。
近年のIT技術の恩恵で、ぐーんと短縮だそうです(^_−)−☆
Commented by mariko789 at 2018-03-24 14:19
★ ninja2005yさま

ま!私はちゃんと礼拝してキャンドルを灯しますよ~
撮影はしないときのほうが多いです。夫がそばにいますしね。
パリのミサ、いいですね。フランスは昨日もテロ事件が。。
Commented by ninja2005y at 2018-03-24 21:59
>>フランスは昨日もテロ事件が。。

ですね。
一応、IS壊滅とも言われてはいますが
たとえISが壊滅したとしても
また次のテロ集団は必ずでてきますしね。

まあ、極論ではありますが
次々と出てくるテロ組織(イスラム過激派)をのことを考えた時、ヒトラーが取った単一民族純潔主義というのは正しいとも思えますね。
信長ではありませんが、あの時、あの民族を絶やしていたら今、イスラムによるこうしたテロは
起きていないのではないか
中東の火薬庫は、火薬庫にはなりえなかった
のではないかとさえ思います。

まあ、んなこと考えられるのも
中東から遠く離れ、周りを海に囲まれた
島国でアメリカの核の傘に守られているから
言えることなんでしょうけどね。(笑)

ちょっと、しんみりとした話に
なってしまいました。m(__)m
Commented by yuta at 2018-03-25 11:05 x
まりこさん こんにちは
古典的で写実的な彫刻が時代を経て人が変わりモダンなものに変わってきたのですね。
同じラテン系でもイタリアとは異なりますね。
なんというかイタリアの方が保守的一方スペインは新しいものを受け入れると言うような
印象を受けます。
Commented by mariko789 at 2018-03-25 15:35
★  ninja2005y さま

このところテロ事件がなくて、ほっとしていた矢先でした。
欧州も中東も、これから先、どうなってしまうのと思います。
ninjaさんの仰ることにも一理ありますね。

>しんみりした話。

教えて頂き感謝です☆
Commented by mariko789 at 2018-03-25 15:36
★ yutaさま

>イタリアの方が保守的一方スペインは新しいものを受け入れる

その通りと思います。
衰退の一方を辿るイタリア、なんとか挽回してほしいですよねぇ
かつて「すべての道はローマに通じる」といわれた勢力はいま、どこに。
Commented by ninja2005y at 2018-03-25 18:48
>>日光を受けてステンドグラスの色彩が淡くたなびいて見え、とても幻想的。

これこれ!
ステンドグラスもいいんだけど
ステンドグラスを通して入ってくる
淡くもカラフルな光!

良い所に目を付けられましたね~
さすが!
Commented by to_shi_bo at 2018-03-26 10:42

⑪も目を見張りましたが
⑫の宙に浮いているイエスキリストに一番の感動を受けましたね。
⑭はガウディの生前の礼拝堂ですか。う~ん、歴史的感動!!!
⑯26年前ですか。とし坊の50歳頃です。
 その時marikoちゃんは結婚直後くらいかな~~~(笑
Commented by mariko789 at 2018-03-26 14:23
★ ninja2005y さま

実際は、写真よりずっと幻想的でしたよ(。◕‿◕。)

なかなかね、思うような写真が撮れなかった、今回のバルセロナでありました(笑)
Commented by mariko789 at 2018-03-26 14:23
★ to_shi_bo さま

⑫に清き一票を有難うございます\(^ ^)/
⑭は、私も撮りながら、ちょっと胸が躍りました!
⑯ 今でもとし坊さんは、花の50歳ですよ♪
私が単身でバルセロナへ旅行したのは、結婚直前でした。
オリンピック開催の少し前でしたよ。あれから26年なんて…夢の如し、です。 
Commented by イヴォンヌ at 2018-03-26 15:48 x
サグラダファミリア外も中もすばらしいですね~♪
まりこさんのおかげで行かなくってもすばらしい写真で堪能できちゃってます)^o^(
Commented by ninja2005y at 2018-03-26 21:57
後、ステンドグラスの模様というか
デザインが抽象的なんですね。

まあ、こればかりは
聖書を描いたものもあれば
模様のようなものもあって
教会とデザイナーに依るモノなんでしょうけど
こういうのもいいなぁ~。
Commented by mariko789 at 2018-03-27 02:38
★ イヴォンヌさま

行くことはないですね~(笑)
完成した暁には、TVでじゃんじゃん放送されると思います!
Commented by mariko789 at 2018-03-27 02:39
★ ninja2005y さま

ステンドグラスも、昔に作ったものは古典的な模様でした。
古典的なものとモダンなものが合体しているのも、
サグラダ・ファミリアならではなのでしょう。
これについては賛否両論あると思います。
Commented by ninja2005y at 2018-03-27 21:59
桜ですが・・・・・
今年はちと変で
普通、桜前線は南から北上していくのですが
なぜか今年はバラバラ。

ということで、神戸は・・・・
全部が満開というようではないようですね。
Commented by mariko789 at 2018-03-28 00:38
★ ninja2005yさま

ほほう、桜前線はバラバラですか。
お花見をする側から言えば、バラけてくれたほうが長く楽しめますね♪

こちらは長期予報で、4月は寒いままのようです。
5月になれば少しは暖かくなってくれるでしょうか。
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by mariko789 | 2018-03-22 01:58 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(34)