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always over the moon

ピーターラビットの里 (3)@湖水地方

※ピーターラビットの里()() の続きです。



ビアトリクス・ポター の家

この家は、1900年代初頭にビアトリクス・ポターが買った、
湖水地方のニア・ソーリーにあるヒル・トップのファームハウスです。
指定の12時50分になり、およそ10名ほどでぞろぞろと入場しました。

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暖炉のある居間。隅に、椅子が置かれ、ビアトリクス愛用の帽子や皮の手袋が展示されています。

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部屋のあちこちに、彼女の絵や本が飾られています。

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二階へあがる手前の壁に大きな古い時計が掛かっていました。
「あれは彼女の本に出てくる時計だから撮りなさい」と夫。
「え?私、そんな本、見てないけど」「いいから!」
年季の入った木の階段は、歩くとミシミシいいました。

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二階には、彼女が使った寝台も置かれていました。古いキルトも往時を偲ばせます。

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ビアトリクスの写真も幾つか飾られていました。
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ビアトリクス・ポター (1866年7月28日 - 1943年12月22日)
ヴィクトリア時代の裕福な中産階級に生まれ、ロンドンで育った。
教育は家庭で行われ生涯学校に通うことはなかった。
湖水地方との出会いは、1882年、避暑地として父が借りた屋敷が最初だった。
1901年12月16日に初版250部で自費出版した『ピーターラビットのおはなし』
評判を呼んだため、1902年には出版社より出版し、1903年末までには5万部を売り上げた
39歳で婚約するが、わずか1ヵ月後に婚約相手が死去する。
その後、たびたび絵本にも登場する湖水地方において念願の農場を手に入れ(公開されているこの家も)、
47歳で結婚した。
結婚後は創作活動も少なくなり農場経営と自然保護に努めた。死後、遺灰はヒル・トップに散骨されている。
遺言によりナショナル・トラストに寄付された土地は4000エーカー以上であった。(by wikipedia)

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今や、世界中の子どもに人気のピーターラビットの本も、最初はたった250冊の自費出版とは驚きです。
自費出版当時の読者には、コナン・ドイル氏(シャーロック・ホームズの作者)もいて、
好意的な感想を寄せたということ。評判のほどが窺えるエピソードです。 




精巧にできているドールハウス
ちいさな家の中を覗くと、往時の夢がふんわりとひろがります。

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彼女のデスク
ここで製本をしたり、植物の研究の成果を纏めていたのでしょうか。
彼女の茸に関する研究は特に卓越していたとか。

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家の随所に、管理の方が立っていて、質問があれば答えてくれます。
また、家具に触れている観光客には、触れないようにと注意をしていました。
細心の注意があってこそ、これほど良い状態で保っているのでしょう。
最後にもう1枚、居間の暖炉を撮って家を出ました。

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※ 次回は、ヒルトップの村の景色です。

_____________________________

ピーターラビットの里 (3)@湖水地方 「ビアトリクスの家」




by mariko789 | 2017-08-27 00:51 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(30)
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Commented by isao1977k at 2017-08-27 03:12
優しい絵を描く人だったのですね。
ピーターラビットの絵、私も大好きですよ。
まるで日本の美空ひばり館のようですね。
いつまでも愛される絵なんだなぁ。
私もそんな絵が描きたいなぁ。
Commented by sternenlied2 at 2017-08-27 04:08
サルデーニャのローマ遺跡を訪れた時も、指定時間に
ガイド付きでグループで入らなくちゃいけなかったのですけど、
ここも指定時間に一定の人数で入ることになってるのですね。
外観も素敵な家ですけど、内部もビアトリクスの温もりが感じられそうで素敵ですね。
この時代の生活のセンスって好きなんですよ。
Commented by mariko789 at 2017-08-27 06:30
★ isao1977k ちゃん

美空ひばりさんの館は見たことがないけれど、もっとゴージャスなのではミ◕‿◕ミ
私はくーちゃんの絵も大好きです。いつもカレンダーをデスクに置いて眺めていますよ
8月は「太陽のようなあなた」のイラストね♪
Commented by mariko789 at 2017-08-27 06:34
★  sternenlied2 さま

入場制限は、なにしろ古い家ですから、何十人もでいっぺんに入ったら、破損してしまうでしょう。
たぶん細かい修復は重ねていると思います。(⌒^⌒)b 
そうですね、外観は典型的なファームハウスと思います。
写真の左の、向きが違う部分は、当時お手伝いの人々が住んでいたとか(ちょっと小耳に挟みました)。
その部分は公開されていません。もしかして雑務を行うオフィスになっているのかもしれないですね。
私もモダンな家より、昔の家が好きです。手入は大変でしょうけれど。
Commented by 百合かがり at 2017-08-27 08:12 x
>世界中の子どもに人気のピーターラビットの本も、最初はたった250冊の自費出版とは驚きです。
自費出版当時の読者には、コナン・ドイル氏(シャーロック・ホームズの作者)もいて、
好意的な感想を寄せたということ。評判のほどが窺えるエピソードです。
まりこさん、おはようございます!
湖水地方 (3)見ていると日本の私も涼しくなります(笑い)
上のまりこさんのレポート!コナン・ドイルの名前!
我が子供たち、幼稚園児の頃私に読んで貰うのは好きでしたが、自分で読書はしないので「シャーロック・ホームズ」の本を買って来ました。それから読書好きに成りました。
ポターとコナンドイル何か子供心に来るもの!があったのかとまりこさんのレポートで感じました。
沢山の写真!ご主人様と大いに旅を楽しまれたまりこさんが想像されます。

 
Commented by tomoji at 2017-08-27 09:12 x
栄光のヴィクトリア期、イギリスが一番輝いていた頃ですね。
ヴィクトリア女王は英のジョージ5世、露のニコラス2世、独のヴィルヘルム2世
がお孫さんで、「欧州のお婆さん」と呼ばれていたそうです。ヴィクトリア女王なんて
血統的には90パーセントはドイツ人で、その子孫のチャールズ王子とスペンサー家の
ダイアナ妃ではスペンサー家の方がイギリス王室の開祖、ウィリアム1世に近い血統
だったと読んだ記憶があります。

ブライトン西方にあるArundelのお城を見学したときヴィクトリア女王が寝たベッドが
あってその小さが印象に残っています。

セピア色の家族写真が当時を偲ばせてくれます。
右の人はビアトリクスのお父さんでしょうか、長く伸びたモミアゲ、いい味出してます。
犬も従順そうで可愛いです
Commented by yuta at 2017-08-27 09:59 x
おはようございます
前記事から見ました。
管理が行き届いているから庭も家もきれいに保全されてますね。
緑にかこまれた素敵な建物です。
意匠を凝らした家具に愛用のものがさりげなくおかれた室内は
今もビアトリクス・ポターが住んでいるようです。
       
Commented by to_shi_bo at 2017-08-27 10:49
ビアトリクス・ポター の家・・・
1900年代ねぇ。明治33年頃です。
我が家も古い建物と思っていましたが負けました。
木造建築?それとも鉄骨造り?
当時のイギリスの建築方法が知りたいですね。

>二階へあがる手前の壁に大きな古い時計が掛かっていました。
可愛い年季の入った時計ですね。
ご主人のアドバイスがNiceです。

>二階には、彼女が使った寝台も置かれていました。古いキルトも往時を偲ばせます。
・・・わお~!凄い。
美しいけれど年季を感じます。

>※ 次回は、ヒルトップの村の景色です。
これも興味が湧きそう。
期待しています。
Commented by mariko789 at 2017-08-27 16:19
★ 百合かがりさま

涼しいを通り越して、肌寒い日でした(苦笑)
コナン・ドイル、私も中学生のころかな、夢中で読みました。お友達から借りて。
私も、ポターとコナン・ドイルが同時代というのは、ちょっと面白いなと思いました。

写真、沢山撮りました。夫も不機嫌にならず、良い旅でした(^〇^)
Commented by mariko789 at 2017-08-27 16:20
★ tomojiさま

>ヴィクトリア女王は「欧州のお婆さん」と呼ばれていたそうです。

すごい。彼女は小柄ながら、豪傑で怖い女性だったとか。ベッドの小ささ、ですよね!
90%ドイツ人に納得です。

>スペンサー家の方がイギリス王室の開祖

そうだったのですか。そういうことも、縁談の要になったのかもしれないですね。
可哀相なダイアナさん。違うところへお嫁にいけば良かったのに。

>右の人はビアトリクスのお父さんでしょうか

ご主人ではないかしら。晩婚ですよね。
子どももなくて、だから遺産を寄贈できて、だから今、私たちが見学できる。
Commented by mariko789 at 2017-08-27 16:20
★ yutaさま

前記事から、、二十枚近くもの写真を見て下さり、感謝です!(^人^)

>今もビアトリクス・ポターが住んでいるようです。

でしょう!
夜、一人では訪問したくないです。彼女がまだいそう・・・
Commented by mariko789 at 2017-08-27 16:21
★  to_shi_bo さま

日本ですと明治時代になりますか(驚!

>木造建築?それとも鉄骨造り?

木造ではありません。鉄骨でもないと思います。
この周辺は石造りの家が多いのですが、ここは煉瓦作りに、あとでコンクリートを被せたのでは。
イギリスにはよくあることです。
次回の村の景色に、石造りの家があります。見てくださいね~(^_−)−☆
Commented by 桜姫 at 2017-08-27 16:23 x
お写真!皆素敵ですね♪特に色合いが(^^♪拍手
そして三枚目に写ってる挿画!
色々な想像を掻き立てる夢が広がりますね(^^♪
彼女自身のお写真も、愛らしい美人ですね(^^♪
ご両親の御実家がどちらも大富豪で!当時の良家の子女は
学校に行かずに家庭教師による家庭での教育!
それが好きな絵を思いっきり描けたり、個性を削がれない
人格形成に役立ったのでしょうね(^^♪
芸術家は概ね、生きてる間に報われることが少ないですが
彼女の場合は、数々の出版も人気を得(^^♪
自然保護運動の出来る経済にも恵まれていたんですね(^^♪万歳!
お陰様で、随分楽しませて頂きました(^^♪感謝
Commented by たんと at 2017-08-27 16:39 x
入館は人数制限があるのですか。一回につき10人制とか。
「大きな古い時計」
夢のある絵が散りばめられてますね。秒針もあるのかな♪
全6回シリーズになるのですね。
完読すればピーターラビットの"通"になれそう♪
Commented by yamaoji at 2017-08-27 19:17 x
こんなyamaojiんちでさへ、ピーターラビットの絵本はありました・・
すごいですね、孫の愛が小さいときに日本語で読み聞かせた絵本が、これでした!
その、愛も来年は、大学入試・・・ほんと年をとりました・・
今じゃ、スマホ・PCがわからないときには、教えてもらっています・・・
思うんですが、昔の英国紳士、特にお年を召しておられる方は、モミアゲ部分をあ~なふうにするのが、あるあるなんでしょうか?  
ん!また、バカな質問を?    by yamaoji.
Commented by anohiwa at 2017-08-27 20:31
一枚一枚の写真を見ながら ため息をついていました。
150年くらい前には ココでご飯を食べ、シャワーを浴びて 横になり、、、、
なんて考えると、ワクワクしてきちゃいます。
お洗濯は誰がしてたの?
誰がお料理? 彼女が全部してたのかしら???
なんて考えながら、最初の結婚では 一ヶ月で旦那様が亡くなり、驚きと寂しさと心細さで大変だったのだろう、、、なんて考えてしまいました。

それにしても、可愛いピーターラビットちゃん。
今でも多くの人に愛されるキャラクターをどんな気持ちで描いていたのかと思うと、そっと 当時を覗いてみたくなりました。
写真の服装が、、、、気持ちを昔に飛んで行かせてくれます。
Commented by ninja2005y at 2017-08-27 21:29
ご丁寧な解説。
ありがとうございます。

んんん・・・・・
行きたいなぁ~
温暖な時に北側へ行かないと
寒い時期には行けないんですけどね。

つか、暖かい頃に行けるなら
北部へ!といってたのは、ヨメなんですが
何故か西へ向かってランズエンドって・・・・

いいなぁ~

Commented by tomoji at 2017-08-27 21:42 x
>ご主人ではないかしら。晩婚ですよね

marikoさん!右のモミアゲの人はたぶんお父さんですよ。
チャールズ・ディケンズの「オリバーツイスト」に出てきそうな
感じです。

真ん中の女性が、ビアトリクス本人でしょう。どう見たって
二十歳代ですよ。

その上の写真で左側が少女時代、右側の二人で写っているのが
結婚相手とじゃないでしょうか?
Commented by 麗門 at 2017-08-27 22:13 x
もう一度行きたいです~
私が行ったときには、チケット売りのおじさんが「コンニチハ」と日本語で挨拶してくれました。
入場制限もなかったです。
人もあまり居なくて、そんなに観光地化していなかったですよ。
いずれにしても楽しい写真期待しています。
Commented by mariko789 at 2017-08-27 23:56
★ 桜姫さま

写真の色合い、ちょっと暈す機能を使って撮りました。
夫には「みんなピンボケだ」と言われましたが、素人の意見は気にせぬ(笑)

良家の子女が学校に行かないというのは、びっくりですよね。私も行きたくなかった(~_~;)
ほんと、彼女は生きているうちに、絵本が大ヒットして幸運でした。
それだけ、才能と叡智に恵まれていたのだと思います。で、頑固ですよね。イギリス人特有かも。
Commented by mariko789 at 2017-08-27 23:57
★ たんとさま

時計にご注目をありがとうございます。
時計大好きの夫も喜ぶと思います(笑)
秒針は、、もしかして、下の小さな輪の中でしょうか。
はい、あと3回続けます♪
Commented by mariko789 at 2017-08-27 23:57
★ yamaojiさま

愛ちゃんに読み聞かせたピーターラビットの絵本・・・
想像すると微笑ましい♪
そしてその愛ちゃんが来年はもう大学入試、、光陰矢のごとしですねぇ~~

モミアゲ。そういえば、今でもモミアゲ紳士、見かけます。
毛の質が違うのでしょうか。生える密度が違う? 痒くないんでしょうか、ねぇ~(~_~;)
Commented by mariko789 at 2017-08-27 23:58
★ anohiwa さま

お洗濯や炊事など、家事はメイドさんがなさってたと思います。
家の写真の左側、屋根の向きが違う部分が、お手伝いの人の住んでいた部分と思いますよ~
最初の結婚ではなく、婚約です。お母様の大反対を押し切って婚約したのに、一ヶ月で婚約者が亡くなって。
これはお気の毒です。その人は、ピーターラビットの絵本の出版にも尽力なさった方だったのに。

ピーターラビットのお話は、最初は友人の子どもさんへの絵手紙だったそうですよ。
まさかこれほどの大ヒットの絵本になるとは、彼女も夢にも思わなかったと思います。
運命ですよねぇ~
Commented by mariko789 at 2017-08-27 23:59
★  ninja2005yさま

>何故か西へ向かってランズエンドって・・・・

ぜひいらしてください!
コーンウォールは、素晴らしいところだと夫も言ってます。
私は遠すぎて、行けそうもありません。
イギリスの小説を読むと、舞台になっているのは、ヨークシャーとかコーンウォールが多いです。
お嫁さん、センス良いです、さすがぁ!
Commented by mariko789 at 2017-08-27 23:59
★ tomojiさま

>marikoさん!右のモミアゲの人はたぶんお父さんですよ。
>真ん中の女性が、ビアトリクス本人でしょう。どう見たって二十歳代ですよ。

そうか~、そういわれてみれば、ビーさん、まだ若いですね。
ということは、お父さんですね。裕福そう、でも頑固そう。
オリバーツイストに出てくるような(吹きました♪
御再訪と再コメント、ありがとうございます!
Commented by mariko789 at 2017-08-28 00:00
★ 麗門さま

そうですか、以前は入場制限、無かったのですね(驚!
家の内部は同じですか?
私が行った日も雨の月曜で、それほど込み合ってはなかったですが、十分観光地化してました。
まだまだ写真は続きます(^◇^)
Commented by ninja2005y at 2017-08-28 22:18
>>センス良いです、さすがぁ!

いやいや・・・・・
セント・マイケルズ・マウントに
後、どうしてランズエンドかといいますと
大西洋が見たいらしいですわ。
日本じゃあ見られないし、また
「大西洋見たよ!」って日本人も
そうは多くないというところですね。
だから、もっと言ってしまえば
大西洋でなくても、北極海でもいいわけですよ。

まあ、セント・マイケルズ・マウントは
解りますが・・・・
Commented by mariko789 at 2017-08-29 21:22
★  ninja2005y さま

>セント・マイケルズ・マウント

初耳だったので検索してみました。
島みたいですね、でナントカの聖地とか。
大西洋・・・ですか(地理にも疎し (>_< )

滅多に行けない地と思います。
ぜひ訪れてください!
お嫁さん、素晴らしい♪
Commented by ninja2005y at 2017-08-29 22:11
セント・マイケルズ・マウント

英語だと
St Michael's Mount

フランス語になると
Mont-Saint-Michel


【St】と【Saint】は同じで”聖なる”
【Mount】と【Mont】は”山”
で、最後に
【 Michael's(マイケル)】と【Michel(ミッシェル)】は、共に大天使ミカエルのこと。

つまり、この二つは
大天使ミカエルによる同じ教会ということです。
も一つ、アイルランド側にも
”Skellig Michael (スケリッグマイケル)”という
修道院がありまして
この3つは直線で繋がっています。
Commented by mariko789 at 2017-08-30 02:25
★  ninja2005yさま

>【 Michael's(マイケル)】と【Michel(ミッシェル)】は、共に大天使ミカエルのこと。

なるほど! 御教授をありがとうございます! 
キリスト教はあまり詳しくなくて(聖書も昔は読んだのに忘れてます(>_< )

>この3つは直線で繋がっています。

わーお! 壮大ですね。国をまたがって繋がっているパワースポット!