シェーンブルン宮殿 @Wien
2015年 07月 05日
ハプスブルク家の離宮であるシェーンブルン宮殿。
この宮殿の庭に、シェーンブルン動物園があり、宮殿と庭園は世界遺産に登録されています。
下の写真は、宮殿の内側正面と庭の一部。宮殿の向かい側の丘の上に立つグロリエッテからズームで撮ったもの。
グロリエッテ(写真左側)
対プロイセン戦の勝利と戦没者の慰霊の為に立てたギリシャ建築の記念碑で未完成だそうです。
宮殿に入ってからこの丘のてっぺんまで歩いてゆくのが、朝からすでに酔いが回っていた夫にはチト苦しかったようです。しかし登ってゆかねばならぬ。なぜなら、このグロリエッテの右側に、目的の動物園の入り口があったからです。
永遠に愛を語る騎士(写真右側)
永久の愛など存在しないと思っていましたが、そうではなかったんですね。
他にもこの庭園には幾つもの彫像があり、撮りきれませんでした。
グロリエッテの真下にある滝のような噴水(写真左側)
朝に通ったときには、ここには写っていませんが、時に空高く噴出したり、このように滝のように噴水していましたが、午後に通ったときには噴水はピタリと止まっていました。
丘から下りながら。宮殿の向こうの街並も見晴らす(写真右側)
宮殿の左右の庭園も、さすがに素晴らしく手入されていました(写真左側)
私は見つけられませんでしたが、日本庭園もあるそうです。
迷路(写真右側):有料です。
入りたかったのですが、夫から「方向音痴の君が入ったら、一生抜けられないぞ」と脅され、納得しました。
宮殿の正面。道路から入ると、まずこのお姿を拝むことになります。
朝に撮った写真で、皆さんの服装が夏とは思えません。もっともこのあと気温が上がりましたが。
宮殿の敷地内に入って庭園内を歩いたり撮ったりは無料。しかし宮殿内に入るのは有料。動物園も有料です。
客待ちの乗り合い馬車(有料)
広い庭園内をパカパカと。乗り物大好きの私はぜひ乗りたかったのですが、夫からダメが出ました。
最後に検索から得た、興味深い情報を記しておきます。
シェーンブルンとはドイツ語で「美しい泉」という意味。17世紀初めに、近くの森で澄んだ泉が発見された事から名づけられた。
ウィーン風ロココ様式。
1752年 フランツ1世(在位:1745年 - 1765年)が宮殿脇にシェーンブルン動物園を設置。
1762年 王妃マリア・テレジアの娘マリー・アントワネットがここに滞在している時、6歳の神童モーツァルトが招待され訪れる。
1805年及び1809年 フランス皇帝ナポレオン1世が司令部として使い、敷地内にフランス軍が駐屯した。(主にwikipediaより)
Address: Schönbrunner Schloßstraße 47, 1130 Wien, Austria
Hours: Open · 8:30 am – 5:30 pm
Architectural style: Rococo
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