Nikon CoolPIx P510 絵画調

絵画調 とは、写真を絵のように変えてしまう機能です。
Nikon CoolPix P510 の場合、方法は二つあります。



A）最初から『絵画調』で撮る。モニターに被写体を写し、
　　MENU→EFFCTS→スペシャルエフェクト→絵画調

B)既に撮った画像を、絵画調にする。
　再生→MENU→フィルター効果→絵画調　

（効果のほどは、事前処理も事後処理も、変わりません。）






１）　カンボジアで滞在していたホテルの部屋です。絵画調にすることによって生活感が減少。
　　　このような建築物や室内の写真は、私的には一番絵画調に、向いていると思います。




　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　夜中まで耳鳴り止まず冬初め　　　　　よし

　　　　　　　　　　　マジシャンがさつと幕引く冬になる　　　流星

　　　　　　　　　　　美貌にも流行り廃りや文化の日　　　　　流星

　










２）　カンボジアの「水上村」の少女。私的には、絵画調はあまり人物写真には向いていないように思います。
　　この画像も、ちゃんとブログにアップするなら、黒白にして少しブルームをかけ、もっと現実味を消したいところです。










３）　夕焼。風景写真は、向き不向きがあると思いますが、これは向いているケースと思いました。










４）　チェンマイ動物園の鳥のカップル。淡い色調で水彩画のようですね～








５）　↑　の鳥カップルの元画像です。実はこんなに暗い画像だったのです。








６）　こちらは私が愛用しているフリーソフトの　PhotoScape　で、この効果を真似て作った画像です。
　　けっこう似ていますよね～？　
　　PhotoScapeの　バックライト　と、輝度のアップで簡単にできます。
　　Nikon もたぶんカメラ内部で同じような作業をしているのだと思います。
　　人間とカメラの技比べ。画質も似たようなものでしょうか。









７）　PhotoScape のバックライトとは。
　　　せっかくドラマティックな写真が撮れたのに、暗い or 逆光だったなんていうとき。









８）　ここが、バックライト　です。　パーセンテージでかける大きさを調整できて便利です。
　　　この画像ではめいっぱい２００％をかけています。この画像では明るさの調整はしていません。
　　なお、PicMonkey の　HDR でも似た効果が得られるのですが、美的＆画質的に満足できませんでした。
　　　




◎　下の　『ワット　マハタート』　の投稿の二枚目の仏塔の写真は、このバックライトをかけていたのでした。
　　　出来上がりは目立ちますが、じつは瞬間にできるレタッチです。