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鯔(ぼら) :俳句

浮雲や鯔のいまはの両眼に  くをん
(うきぐもや ぼらのいまわの りょうがんに)


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 季語: 鯔(ぼら)    【秋】 ・動物

※ 松山俳句ポスト365 三十五回め投句 兼題(第86回)『鯔』  :人


◎ 画像は英国で撮ったものです。
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by mariko789 | 2014-10-27 15:19 | olympus OM-D E-M5 | Trackback

万年青の実(おもとのみ) :俳句

校長の爪のマニキュア万年青の実  くをん
(こうちょうの つめのまにきゅあ おもとのみ)

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 季語: 万年青の実(おもとのみ)    【秋】 ・植物

※ 松山俳句ポスト365 三十四回め投句 兼題(第85回)『万年青の実』  :人

 
                       Thank you very much!

                  女郎花紫苑鶏頭万年青の実          与太郎
     
                  破垣にひとつ残った万年青の実        与太郎
     
                  熊笹や岩のくぼみに万年青の実        与太郎

                  台風もチムニーケーキの渦となる      詩楽麿

                  人恋うもチムニーケーキに勝てぬまま
                            食めば尚更 思いや何処    詩楽麿



◎ いやはや。まさかこの句を採って頂けるとは夢にも思わなかったです。
  今回は、本命句ができず、枯木の何本か、みたいな句を提出。いよいよ全没かと覚悟をしていました。
  揚句は、提出間際まで、
  「校長のカツラ疑惑や万年青の実」
  だったのです。
  しかし・・・いくらなんでもフザケすぎていないか。
  本当にカツラ疑惑がある、どこぞの校長氏からクレームがつくのではないか??
  と、最後の最後で、迷いが生じ、校長の・・・えーと、えーと、、爪の、えーとえーと、
  マニキュア でいっか! 
  しかし、提出してすぐ、大後悔しました。
  爪のマニキュアは、当たり前だのクラッカーだろう!  
  「爪に塗らないマニキュアがあったら持って来い!」と、組長の声が空耳に聞こえたのでした。
  
  しかし、結果は、もっとまともで普通の句が落ちて、この奇妙な句が入選したのでした。
  うーーーむ。。平凡は敵なのだな。
  発想の転換が必要なのか。。。


◎ 画像は、ブダペストのレストランにて。 
  天井に張り付けられたオブジェ。ボートで釣をしている校長先生(?)
  発想の転換は流行みたいで、このお爺さんも天井からボートごと吊るされていたのでした!ちゃんちゃん!
  (撮ってから、逆さまにレタッチしました。言ってる意味、わかります?) 





 
 
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by mariko789 | 2014-10-18 15:54 | Canon PowerShot SX50 | Trackback

後の月(のちのつき) :俳句

後の月離別の父母の墓一基  中原久遠
(のちのつき りべつのふぼの はかいっき)


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季語: 後の月(のちのつき)    【秋】 ・天文

※ 松山俳句ポスト365 三十三回め投句 兼題(第84回)『後の月』   :人

                       Thank you very much!

                待宵も待たず月見る男かな         与太郎

                きのう今日月の庵となりにけり       与太郎

                月に送る其君二人我一人          与太郎
 
                漁砦 歴史を語り秋深し             詩楽麿

                ドナウ川 漁の砦を映しつつ
                     夜の帳にライトを揺らす          詩楽麿



◎ 画像は庭で撮りました。頁の飾りです。

◎ 離婚した父母を、同じお墓に入れてしまったのは姉兄です。お墓参りが楽だからでしょう。
   父母の霊は、苦笑いをしているでしょうか。

◎ 今回も推敲を重ねた本命句はあえなく落選しました。
  しかし、本命句が木曜に来ないと、もしや金曜?と宝くじを手にしているようなワクワク気分になれます。
  一夜の夢・・・。
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by mariko789 | 2014-10-10 13:33 | Nikon D80 | Trackback

不知火(しらぬい) :俳句

不知火や億てふ魚の魂のぼる  中原久遠
(しらぬいや おくちょううをの たまのぼる)


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季語: 不知火(しらぬい)    【秋】 ・地理

※ 松山俳句ポスト365 三十二回め投句 兼題(第83回)『不知火』  :人

                       Thank you very much!

               望みつつ鎖橋にも臨みたし         詩楽麿

               旅すがら幾多の城に巡り会い
                      忘れ難きの宮殿幾多      詩楽麿

               カフェバーに漂う秋に愛も舞う       詩楽麿

               クラシカルカフェに集いし人々の
                      こぼれし笑みも千差万別      詩楽麿

               秋のくれ黍殻焚いて我一人          与太郎

               我が膝に秋立ちにけり疲れけり        与太郎



◎ 画像はイメージです。
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by mariko789 | 2014-10-04 04:01 | Nikon D80 | Trackback

秋燕 :俳句

女子寮の窓は真四角秋つばめ  中原久遠
(じょしりょうの まどはましかく あきつばめ)


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季語: 秋燕(あきつばめ、しゅうえん)    【秋】 ・動物

※ 松山俳句ポスト365 三十一回め投句 兼題(第81回)『秋燕』   :人


◎ 今回は、推敲を重ねた二句が落選。
   私的には空白埋めのつもりだった揚句を採って頂き、冷や汗たらり。
   
   落選した句は、推敲しなおして別のチャンスに生かしたいと思いますので、ここには記しません。
   次回の兼題「落し水」は、お休みしましたので、お仲間の皆さまの応援に回ります!♪

◎ イメージの画像は、タイで撮った看板に手を加えました。
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by mariko789 | 2014-09-19 13:46 | retouch/anima/paint | Trackback

乱菊  :俳句

乱菊の身を庇ひあふ 雨十日
(らんぎくの みをかばいあう あめとおか) 


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季語: 菊  【秋】 ・植物


                      Thank you very much!

                   中秋の名月泳ぐ黒目川          詩楽麿

                   手に取りて持ち帰りたし満月も
                        握りし夢に託しもの想ふ   詩楽麿 

                   乱菊に抱かれ眠る蕾あり
                         知る由もなき夢の数々     詩楽麿

                   飽きつばめ頃合いよしと捨てられて   idea-kobo




◎ こちらもうずーっと雨続きです。昨夜も凄い雷雨でしたし、今もシトシト降っています。
  まるで日本の梅雨のよう。
  庭の木々は腐ってしまいそう。胡桃もアーモンドも、実が黒ずんでしまったので、今年は収穫できそうもない。
  花々も元気なのは薔薇とコスモスくらい。それも、いつまで保つか。
  雨、止んでほしいです。

◎ 画像は菊ではありません。アスターです。
  このお花も雨に打たれ、重なり合って倒れつつあります。

◎ 今日は日本は敬老の日なのですよね。
  お年寄りの知恵と経験が生かされる社会であってほしいですよね!
  皆さまはどんな休日を過ごされていますか?
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by mariko789 | 2014-09-15 14:51 | Nikon D80 | Trackback | Comments(22)

ひぐらし :俳句


ひぐらしや拳で払ふ唇の酒
(ひぐらしや こぶしではらう くちのさけ)


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季語: 蜩(ひぐらし)、日暮、かなかな、寒蝉、  【秋】 ・動物
   蜩という名の通り夕暮に特に鳴く蝉。カナカナと一種哀調のある声が遠くまで響く。
   すでに晩夏から鳴き出し、夕暮にかぎらず、明け方に鳴くこともある。(by 角川俳句歳時記)

◎ 画像は、昨日撮った庭の紅薔薇。直径15センチはありそうな大輪です。

◎ 拳で唇の酒を払っているのは、私ではなく夫(苦笑)
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by mariko789 | 2014-09-15 14:39 | Nikon D80 | Trackback

名月(めいげつ) :俳句

名月のうたげ麗妃は産室へ   中原久遠
(めいげつのうたげ れいひはさんしつへ)


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季語: 名月(めいげつ)    【秋】 ・天文


※ 松山俳句ポスト365 三十回め投句 兼題 『名月』(第80回)   :天

いつき組 組長 夏井いつき選評:
「名月」と「満月」の違いとは何でしょう。今週の「俳句道場」に、みちるさんが書いて下さっていたように「『名月』という言葉の中に、すでにとてもすばらしいもの、という価値判断が入ってしまっている」という点が、この季語に取り組む際の大きなハードルになります。「満月」は、月が最も大きく見える現象そのものですが、「名月」は愛でる心がすでにパッキングされています。なんと難しい季語だろうと、溜息をついていたワタクシの心に、この句が飛び込んできました。
 「名月のうたげ」は、一見ありそうな措辞なのですが、後半の叙述によって、ただの「うたげ」ではないことがわかります。「麗妃」という人物の名前は、読者を一気に中国王朝の世界へ誘います。この人物を、清王朝末期、皇帝の寵愛を受け西太后に疎まれたあの「麗妃」だと読んでもいいですし、中国という国の歴史の中の一人の妃だと考えても良いでしょう。
 「名月のうたげ」は「麗妃」が無事に世継ぎを産みますようにという願いの宴であり、出産の知らせがくれば、それはそのまま誕生を言祝ぐ宴となるのでしょう。
 虚の世界に浮かんだ「名月」は、読み手であるワタクシたちをうっとりと魅了します。「産室」という場は、月の満ち欠けと出産の関わりを想起させ、「麗妃」という名前の文字通りの麗しさは「名月」という言葉と美しく響き合います。やがて届く出産の報に、座の湧き上がる声が聞こえてくるような心もする佳句であります。



中秋の名月を愛でる慣習は中国に由来すると知り、なんとか中国を舞台に一句と思いましたが、
最初はお菓子の月餅しか思い浮かびませんでした。タイやマレーシアで沢山頂いた月餅。

やがて浮かんできたのは、北京を訪れたさいに足を伸ばした万里の長城、故宮博物館。
今までに読んだ中国が舞台の小説の数々。「ラストエンペラー」など、中国の歴史映画。
そんなごたまぜの中から、すーっと立ち上ってきた一句でした。
まさかの天、いつき組長の美しい選評も頂き、嬉しさいっぱい、胸いっぱいです。
あまり飲めない私ですが、今夜は一人で祝杯をあげました。
(夫は火曜日の午後からずーっと飲み続けで、ただいま倒れています。大丈夫なんか?)

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by mariko789 | 2014-09-13 02:13 | Nikon D80 | Trackback | Comments(22)

鈴虫 :俳句

敵娼は鈴虫の鈴白ワイン  
(あいかたは すずむしのすず しろわいん)


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季語: 鈴虫、 月鈴子(げつれいし)  【秋】 ・動物


◎ 画像は、庭の白葡萄。小さくて食用には殆ど無理ですが、味は悪くはありません。


 
                  Thank you very much!

              幾多もの記憶の旅路 四季盛る      詩楽麿

              ドナウ川流れ絶えずも歴留め
                       集う人 自伝に加えし     詩楽麿 
      
              落し水 黄金(こがね)を縒りて風ながる   マリコ

             
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by mariko789 | 2014-09-05 23:23 | olympus OM-D E-M5 | Trackback

秋草 :俳句

秋草の細胞がさびしく匂ふ  中原久遠


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放心へ秋草摘めば摘むほどに  中原久遠

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季語: 秋草(あきくさ)    【秋】 ・植物

※ 松山俳句ポスト365 二十九回め投句 兼題 『秋草』   :人選 二句


◎ 秋草って、秋に花を咲かせる草一般を指すのですね。
  私、この季語を調べるまでは、秋の雑草とばかり思ってました。
  花を咲かすのかー。勉強になりました。

◎ 草にも細胞があるのです。検索で草の細胞の画像を見て、ぐぐっと惹かれてしまいました。

◎ 画像の一枚目は、庭の秋草。
  名前もあるのでしょうが、道端に多く咲いていて雑草と一括りされてしまうお花。
  二枚目は、道端で撮りました。お花は咲かないので秋草ではないですね。


                       Thank you very much!

                 庭花にすがる虫らの夕晩夏     詩楽麿

                 咲き乱れ庭を彩る秋薔薇に
                    永久にかくあれ願い重ねて    詩楽麿

                 街中に初秋宿りて蝉時雨       詩楽麿

                 驚愕の想い出胸に旅続く
                     人の心に限りあらねば      詩楽麿

                 魏の国に美貌の剣士竹の春      マリコ

                 名月やチャイナドレスに繻子の靴   マリコ





 
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by mariko789 | 2014-09-04 14:57 | Nikon D80 | Trackback | Comments(12)