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秋の雲 :俳句




選び置く私の遺影秋の雲     中原久遠
(えらびおく わたしのいえい あきのくも)


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季語: 秋の雲、秋雲  【秋】 ・天文

※ 松山俳句ポスト365 六十八回め投句 兼題(第128回) 『秋の雲』 : 人選

Thank you very much!

枯葉群れ初冬の庭に猫戯む  詩楽麿

秋の蝶残りし命守る知恵   詩楽麿

なおも咲くアサガオ嬉し夏名残  詩楽麿 

薄陽射し末路も見えぬ成虫の 蝶より天使に成りにけるかも  詩楽麿

行く秋を惜しむか蝶も花陰に 潜みし羽根に疲労もあらねど  詩楽麿

道端を紫そむる朝顔の 移る季節に思いも残る         詩楽麿

秋の蚊は鳴かず飛びえず死にもせず    与太郎

鵙鳴いてせわしき秋の入日かな      与太郎

オリーブの実に接吻すワインの夜  久遠(9/30)

待ちわびて紅茶にレモンまたレモン  久遠(10/08)

思ひ出の残滓は棄てよ暮の秋 麗門

物置の陰に気配や猪咆える   麗門

秋雲に想いをはせる我は鄙    yamaoji.



今の世の中、いつなにが起きてもおかしくない。
念のために、私に万一のときの遺影をずいぶん以前から選んであります。
そろそろ新しい写真に変えようと思うのですが、
私はふだん写す人なので、なかなか写されるチャンスってありません。

◎ 画像はつい最近、庭で撮ったケムトレイル。
  以前アップしたのは放射線状でしたが(覚えていらっしゃいますか?)
  今回は、格子縞の途中。
  普通の飛行機雲ではないので、かなり長い間消えず、最終的には広がってゆきます。
  
  ケムトレイルとは? 興味のある方はこちらも参考の一つに。私は鵜呑みにはしていませんが。
  「あのエドワード・スノーデンが、ケムトレイルの真実を暴く」
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by mariko789 | 2015-10-18 13:33 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(24)

秋風(あきかぜ) :俳句




秋風を噛みくたびれて結婚す  中原久遠
(あきかぜをかみくたびれてけっこんす)

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季語: 秋風(あきかぜ、あきのかぜ)  【秋】 ・天文

※ 松山俳句ポスト365 六十七回め投句 兼題(第127回) 『秋風』 : 地選一句 人選二句

「俳句集団 いつき組 夏井いつき組長 選評:
うわ~びっくり~! 
そうか、ある種の「結婚」はこういう心理によって決断されるものなのかと、妙に納得させられました(笑)。
それにしても、「(秋風を)噛む」「くたびれる」「結婚する」と三つの動詞を使って「秋風」を表現するとは、この作家の発想力には毎回舌を巻くばかりです。


組長からこのように評していただき、嬉しさいっぱいです。
景の見えない心象句でも、金曜に採って頂ける。それが判ったのも大収穫でした。

Thank you very much!

たびは遠道いそげぬからだ 吹くな秋風うしろから      与太郎(都々逸)

みがいたレンズにやさしい花を もちろんニコンでとる写真  与太郎(都々逸)

枝豆の殻ばかりなり盆の上      与太郎

移民らの隠れる村や狐花       久遠(9/20)
 
落花生小猿の檻にそつと入れ     久遠(9/22)

白蟻や姉の腕(かいな)の骨密度   久遠 (9/24)

秋風を潜り抜けし枝葉かな       詩楽麿

傷癒えず路傍の里に足運び 秋風すすり春を夢みし  詩楽麿

踏み出してもいいかもしれない秋の蝶 麗門

結婚は夢の続きやひな祭り   夏目雅子(有希さんよりご紹介)

野遊びの続きのやうに結婚す  山口優夢(有希さんよりご紹介)



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by mariko789 | 2015-10-03 14:46 | Nikon D80 | Trackback | Comments(18)

蓮の実 :俳句

蓮の実や髑髏に目鼻口の穴  中原久遠
(はすのみや どくろにめはなくちのあな)

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季語: 蓮の実(はすのみ、はちすのみ)  【秋】 ・植物

※ 松山俳句ポスト365 六十六回め投句 兼題(第126回)『蓮の実』 : 人選 (二句)

Thank you very much!

コスモスを投げてドナウや人恋し    麗門 

娘(こ)の墓は故国にありて秋彼岸   久遠(9/13)

老猫に骨の手強き焼秋刀魚  久遠(9/15)

彫物の彩は褪せるも男郎花  久遠(9/17)

通り魔の霧に濡れゐる片目かな  久遠(9/18)

数学の教師のジャージ秋暑し   麗門

蓮の葉を歩いてわたる道化師(ピエロ)かな  yamaoji


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by mariko789 | 2015-09-20 13:37 | Nikon coolpix P510 | Trackback | Comments(16)

秋の蝶 :俳句




白骨の罅より百の秋の蝶  中原久遠
(はっこつの ひびよりひゃくの あきのちょう)

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季語: 秋の蝶  【秋】 ・動物

※ 松山俳句ポスト365 六十五回め投句 兼題(第125回) 『秋の蝶』 : 地選

「俳句集団 いつき組 夏井いつき組長 選評:
兼題「秋の蝶」から、このような幻想的な光景も生まれてくるのだなあと、ささやかな驚きを覚えました。「白骨」に入った「罅」から、「百」の「秋の蝶」が飛び立っていく光景に背筋がゾクゾクします。智内兄助さんに、この句の世界を描いてもらいたいような、うっとりと怖ろしい作品です。



久々に金曜日に採って頂き、とっても嬉しいです。
本命句は選外になり、自分的には無印の句が健闘してくれました。
どの句が佳句でどの句が駄句なのか。まだまだ判りません。
俳句力はもちろん、もっと選句眼を養うことが私の課題です。

Thank you very much!

罅割れた我がプライドの秋思かな  麗門

秋の蝶 少ない日々を 飛び急ぐ   idea-kobo

暖簾染め女の門出夢二の忌     久遠(9/02)

障子貼る芭蕉ゆかりの奥座敷    久遠 (9/07)

大雨に溶ける葡萄の濃紫      久遠(9/10)

知らぬまに茸の覆うマイホーム    久遠 (9/11)


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by mariko789 | 2015-09-11 14:33 | Nikon D80 | Trackback | Comments(19)

枝豆(えだまめ) :俳句




黒人のわしづかむ基地の枝豆   中原久遠
(こくじんのわしづかむ きちのえだまめ)


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季語: 枝豆(えだまめ)  【秋】 ・生活

※ 松山俳句ポスト365 六十四回め投句 兼題(第124回) 『枝豆』 : 人選


Thank you very much!

戦場になるかもしれぬ基地の秋  麗門

香水はミツコ港の見える窓 久遠(8/29)

ペンキ塗る夫の背中を汗の雨  久遠(8/31)

月光やフロアに二つバスローブ 久遠(9/01) 


◎ 写真はイメージです。9月3日、ブダペスト・デリー(南)駅にて。




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by mariko789 | 2015-09-05 12:58 | Nikon coolpix P510 | Trackback | Comments(26)

桔梗(ききょう) :俳句

九つの姫の遺髪と白桔梗 中原久遠
(ここのつの ひめのいはつと しろききょう)

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季語: 桔梗(ききょう)、きちかう  【秋】 ・植物

※ 松山俳句ポスト365 六十三回め投句 兼題(第123回) 『桔梗』 : 人選

◎ この句には特定のモデルはありません。九つ=九歳です。
  もっと明るい句も出しているのですが、なぜか私の場合、採って頂けるのは暗めの句が多いのです。

Thank you very much!

白桔梗十二の遺髪笹の下  to_shi_bo

梳き流すあなたの髪や盆の月  麗門

晩夏光ポニーは野辺の草を食む 久遠(8/17)

鈴蘭や君主の抱く幼妻 久遠(8/21)

月あをき砂漠に紡ぐ千夜かな  久遠(8/22)

露草や終焉を説く陰陽師  久遠 (8/24) 

  
◎ しばらく涼しい・・・というより20℃前後の肌寒い日が続いていたのですが、
  天気予報に拠りますと、今日からまた30℃超えの夏日が戻ってくるそうな。
  もう何を着てよいのか。バスのなかでも風邪引きさんが目立っています。





 
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by mariko789 | 2015-08-24 13:17 | retouch/anima/paint | Trackback

蟋蟀(こおろぎ) :俳句




こほろぎや饐えゆく母の脆き骨  中原久遠
(こおろぎや すえゆくははの もろきほね)

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季語: 蟋蟀(こおろぎ)  【秋】 ・動物

※ 松山俳句ポスト365 六十二回め投句 兼題(第122回) 『蟋蟀』 : 人選

数多の病をかかえながらも明るいリバプールの姑。

8週間も不参加だった「松山俳句ポスト」、久々に参加しました。
このあと調子にのって?兼題「桔梗」「枝豆」と参加し、今は「秋の蝶」を捻っている最中です。
この暑いさなかに秋の蝶とは、私の退化著しい脳には酷なのですが。

俳句ポストですが、私が休んでいるうちに参加者がものすごく増えたような気がします。
結果発表を見ると、知らないお名前がいっぱい。
選をなさる夏井組長、そしてスタッフの皆さまのご努力も大変なものと思います。

Thank you very much!

蟋蟀や舞台拡げるmariko椅子  to_shi_bo

遊ばれて捨てられちゃった浮輪かな  久遠(8/4)

旨きもの来ぬか来ぬかと蟻地獄  久遠(8/7)

教会の鐘に身を折る長崎忌  久遠(8/9)

理科室の骸骨までも盆踊    麗門

古寺の土塀荒れたり烏瓜        与太郎


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by mariko789 | 2015-08-17 13:28 | Nikon D80 | Trackback

朝顔(あさがほ) :俳句

朝顔閉づ色あせぬまま散らぬまま  くをん
(あさがお とづ いろあせぬまま ちらぬまま)

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季語: 朝顔、牽牛花(けんぐうくわ)、蕣(あさがほ)  【秋】 ・植物

 
 
                     Thank you very much!

                朝日故雲の妨げなんのその        詩楽麿

                着飾りし乙女ら集う 同窓の
                       学び舎近く内定も無く      詩楽麿

                秋のくれ父なき人のさひしさよ       与太郎

                朝寒や弓ひきに行く我一人         与太郎

                朝寒のカプセルホテル卵めき        くをん



◎ 庭にたった一輪咲いた、種蒔きの朝顔。最後は、こんな姿を見せてくれました。
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by mariko789 | 2014-11-16 13:56 | Nikon D80 | Trackback | Comments(2)

底紅(そこべに) :俳句

底紅の底は濡らさじ銀の雨  くをん

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季語: 底紅、木槿(むくげ)  【秋】 ・植物

◎ とっくにこの花は終ってしまったのですが、投稿しそびれていた句を揚げておきます。
   庭の花への挨拶句です♪
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by mariko789 | 2014-11-09 15:37 | Nikon D80 | Trackback | Comments(2)

夜寒(よさむ) :俳句

木乃伊が匂ふ夜寒の博物館  くをん
(みいらがにおう よさむのはくぶつかん)


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 季語: 夜寒(よさむ)    【秋】 ・時候

※ 松山俳句ポスト365 三十七回め投句 兼題(第88回)『夜寒』  :人

◎ 画像はイスタンブールの、考古学博物館にて。
   ご訪問、有難うございます!♪

◎ ただいま、家のペンキを塗っているところです。
   7月に業者に内装工事を依頼するも(他の修理も兼ねて)、いまだに来てくれず、
   一昨日電話をかけたところ、「12月には行けるかも」という、たよりない返事。
   英語を解す業者が少なく、他に依頼する業者のあてもなし。
   できる限りは、自分たちでしてみようと思っています。
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by mariko789 | 2014-11-06 16:22 | Nikon D80 | Trackback | Comments(6)