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火事 :俳句




人妻の火事を映してゐる眸  
(ひとづまのかじをうつしているひとみ)

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季語: 火事(かじ) 【冬】・生活

投稿したい冬の俳句が5つも溜まってしまいました。
今日がもう立春ですので、急いで投稿してしまおうと思っています。
自分のメモですので、お仲間の皆さまはスルーして下さいませ。
コメント欄は閉じております。 (現/1月/汝火原 マリ)
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by mariko789 | 2016-02-04 14:10 | retouch/anima/paint | Trackback

湯気立て :俳句




湯気立てて離婚届の凸凹に
(ゆげたてて りこんとどけの おうとつに)

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季語: 湯気立て(ゆげたて)  【冬】 ・生活
※冬は室内が乾燥するので、暖炉や火鉢に鉄瓶、薬缶、あるいは別の水を張った容器をかけておき、湯気を立たせた。
  今では、専用の加湿器が用いられる。(by 角川「必携季寄せ」)


◎ ちょっと以前ですが、「湯気立て」という季語をS様にコメント欄で教えて頂き、早速使ってみたものです。
   こうして詠んでおけば覚えられるかな、と。 妄想句です。(現/12/2015/汝火原 マリ)

 
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by mariko789 | 2016-01-31 13:47 | Sony Cyber-shot G | Trackback

歌留多(かるた) :俳句




歌留多よむ語尾のびやかに倭の血   中原久遠
(かるたよむ ごびのびやかに やまとのち)

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季語: 歌留多  【新年】 ・生活

※ 松山俳句ポスト365 七五回め投句 兼題(第135回) 『歌留多』 : 人選



Thank you very much!

申年に街中暴走猿一頭    詩楽麿

マテバシイ幹の傷口汁を出し 瘡蓋つくり涙止まらず   詩楽麿

若き人ら登りゆく坂雨の坂  いろとりどりの傘の美し   与太郎




◎ 倭(やまと)ですが、これ、読めないですよね。ルビも振らなかったのに、組長がよくぞ採って下さったと思います。
大和と書けば良かったのですが、ダイワと読まれそうでイヤ。
それなら平仮名で「やまと」にすれば良かったのに、と少し後悔しています。
ところで「やまと」って何よ、わかっていそうでそうでもない。で、三省堂の辞書を引いてみると、

やまと【大和】{倭}
① むかしの日本国内の国名の一つ。現在の奈良県。
② 「日本国」の古い呼び名。

加えて、囲み記事に、

・大和歌(やまとうた)  和歌のこと (知らなかったわー)

・大和絵(やまとえ) 屏風絵や巻物絵など平安時代から始まった日本独自の画風を持った絵。

・大和言葉(やまとことば) 中国伝来ではなく、日本で古くから使われてきた言葉。
                         「うみ」「やま」「置く」「切る」「しずか」など。

他にも「大和なでしこ」「大和魂」の解説がありました。辞書ってためになるなぁ。
もしもたった一冊しか本を持てないとしたら、字が満載してある辞書がいいかも、と思いました。 
そういえば、今年の読書始めは、三浦しをん著「舟を編む」で、辞書作りの物語(快作!)でした。
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by mariko789 | 2016-01-14 14:38 | Sony Cyber-shot G | Trackback | Comments(12)

冬ごもり : 俳句





米びつに米ざくざくと冬ごもり

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◎ 季語 : 冬ごもり 【冬】 ・生活

◎ 写真は庭で撮ったものです。

Thank you very much!

冬ごもり でけるもんならしてみたい   idea-kobo

遠吠えを呑み込んでゆく冬の霧 久遠(12/03)

手套ぬぐ刑事二人が甘味処  久遠(12/05)


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by mariko789 | 2015-12-06 14:53 | Nikon coolpix P510 | Trackback | Comments(20)

玉子酒 :俳句





ゆきひらに湯気ふはふはと玉子酒
(ゆきひらに ゆげふはふはと たまござけ)

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◎ 季語: 玉子酒(たまござけ) 【冬】 ・生活

◎ 写真は以前ハンガリーで撮ったものです。(現11月(初)/汝火原 マリ)
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by mariko789 | 2015-12-06 06:56 | Nikon coolpix P510 | Trackback

ねんねこ ① :俳句




ねんねこや家裁の父母ののつぺらぼう  中原久遠
(ねんねこや かさいのふぼの のっぺらぼう)

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季語: ねんねこ  【冬】 ・生活

※ 松山俳句ポスト365 七二回め投句 兼題(第132回) 『ねんねこ』 : 人選二句

◎ どうしてあの日のことを記憶しているのか。
新しく母と住み始めたアパートに、あの朝は伯母も居た。
「どうしてマリちゃんをおぶってゆくの、重いでしょうに。」と言う伯母に、「このほうが家庭裁判所の同情を買うと思って」と答えた母。
母は家出をしてきたのだから、当然離婚は望んでいたのだと思う。離婚調停で、慰謝料とか養育費とか、少しでも多くなるように、母なりに考えたのだろう。赤ん坊ではなかったけれど、まだ幼児だった私が、あのとき、父母の離別が後戻りのできないものになったことを認識していたのは不思議。
「ねんねこ」という兼題を前に、あの日のあのねんねこが甦ってきた。「家裁」「同情」という言葉とともに。
母のねんねこのなかで、母の顔はもちろん父の顔も見ることはできなかった。
(ふだん自句自解はしないのですが、今回は懐かしい思いで胸が一杯になり、書きたい衝動を抑えられませんでした。)


Thank You Very much!

のっぺらぼう 表か裏か 判らやせん…    idea-kobo

冬ですね狗肉の煮ゆるガード下  久遠(11/27)

踏みしめた枯葉に埋める恋談義   詩楽麿

幾千の枯葉に問いしかの人の 笑みぞ今なお求めぬ日も無し 詩楽麿

ねんねこや背中合わせではしゃぐ子よ   詩楽麿

母の背におぶられ泣いた幼子の 時代ぞ去りてねんねこ見詰む  詩楽麿






ねんねこの膝まで垂るる子守の子

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◎ ねんねこといえば、おしん。世界中で大ヒットした日本の連続テレビ小説である。
スリランカでは、英語(吹き替えだったか、字幕だったか)のを観た記憶がある。
おしんの膝まで垂れた「ねんねこ姿」、そのけなげさは、世界の女たちの紅涙を絞ったと思う。



 


 
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by mariko789 | 2015-11-30 14:48 | Sony Cyber-shot G | Trackback | Comments(21)

葱鮪(ねぎま):俳句




葱鮪なべ男根神を祀る島  中原久遠
(ねぎまなべ だんこんしんを まつるしま)

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季語: 葱鮪(ねぎま)  【冬】 ・生活

※ 松山俳句ポスト365 七一回め投句 兼題(第131回) 『葱鮪』 : 地選、人選二句

「俳句集団 いつき組」 夏井いつき組長 選評
「東国の荒ぶるこころ葱鮪鍋」「葱鮪鍋陰間と沈む夜のほとり」などの句と発想の出発点は同じかと思いますが、最後に「島」の光景となることで「葱鮪なべ」の鮮度が一気にあがってきます。「男根神を祀る島」の荒々しい鍋は今煮えたぎっております。


◎画像は、と或る島に祀られていた、男根神です。古い写真ですが、ここで役立つとは思ってもなかった。

◎葱鮪とは、鮪のトロと葱を煮込んだ料理です。
 江戸時代、脂が多いトロは捨てる部位だったそうで、それを煮込んで食べようになったのが始まりとか。
 今のように、トロが高価になると、なかなかできない料理ですよね。

Thank you very much!

白薔薇の香り誘いし青春よ   詩楽麿

庭に咲く花々語る晩秋の 残照浴びつ再会ありしか  詩楽麿

残菊や捨てかねてゐる肖像画   久遠(10/28)

釈然とせぬ墜落や芒波  久遠(11/03)



【人選二句】 

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by mariko789 | 2015-11-13 14:42 | Nikon D80 | Trackback | Comments(12)

枝豆(えだまめ) :俳句




黒人のわしづかむ基地の枝豆   中原久遠
(こくじんのわしづかむ きちのえだまめ)


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季語: 枝豆(えだまめ)  【秋】 ・生活

※ 松山俳句ポスト365 六十四回め投句 兼題(第124回) 『枝豆』 : 人選


Thank you very much!

戦場になるかもしれぬ基地の秋  麗門

香水はミツコ港の見える窓 久遠(8/29)

ペンキ塗る夫の背中を汗の雨  久遠(8/31)

月光やフロアに二つバスローブ 久遠(9/01) 


◎ 写真はイメージです。9月3日、ブダペスト・デリー(南)駅にて。




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by mariko789 | 2015-09-05 12:58 | Nikon coolpix P510 | Trackback | Comments(26)

桜餅(さくらもち) :俳句

迎賓に花そへたまふ桜餅  マリコ
(げいひんに はなそえたもう さくらもち)

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季語:  桜餅(さくらもち)       【春】・生活

NHK俳句 兼題 『桜餅』 宇多喜代子選 佳作

雑誌「NHK俳句五月号」に、掲載されていると、句友が知らせてくれました。
今年の二月ころ、句友に誘われて投句したものです。ビギナーズラックでした。

ちなみに、一回目投句、櫂美知子選 「ヒヤシンス」は選外。
二回目の宇多喜代子選、三回目の小澤 實選(近日中に投稿予定) は佳作。
四回目の櫂美知子選は選外。

その後、結果が出るのが遅いのにメゲたのと多忙とで、一ヵ月半もパスしていました。
発表の誌面をスキャンして送ってくださった句友への感謝も込めて、
また次回から参加しようと思います。

次の締切は、4月25日で、兼題 『池田澄子選: 薔薇』、『星野高士選: 更衣』。
俳句のお仲間の皆さまでまだ参加されていない方はご一緒に、いかがですか?
詳細は、「NHK俳句」のHPでご覧下さいませ。
複数の選者の目を通して頂くというのも、勉強になると思います。

◎ 画像はイメージで、選考は俳句のみです。
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by mariko789 | 2015-04-21 13:23 | Nikon coolpix P510 | Trackback

冬服 :俳句

ぱちり眼をあけ冬服の行き倒れ  中原久遠
(ぱちりめをあけふゆふくのゆきだおれ)

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                        Thank you very much!

                  偉人ゆえ館も残り冬知らず      詩楽麿

                  幾年も見据えた花を手に抱き
                        語りし思い風の間に間に   詩楽麿

                  円錐の内の暗がりヒヤシンス    くをん 

                  「考える人」に冬服着せてやれ    くをん


季語: 冬服(ふゆふく) 【冬】 ・生活

※ 松山俳句ポスト365 四十八回め投句 兼題(第99回) 『冬服』 : 人選


◎ 画像は句とは関係ありません、イメージです。(ブダペストのドナウ河、少年の銅像)
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by mariko789 | 2015-02-10 13:24 | Nikon coolpix P510 | Trackback