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守宮(やもり) :俳句

指の血を洗ふ浴室守宮鳴く    中原久遠
(ゆびのちを あらうよくしつ やもりなく)

季語:  守宮(やもり)     【夏】 動物

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※ 松山俳句ポスト365 十七回め投句 兼題 『守宮』    :地

※ 夏井いつき組長 選評
「浴室」の窓に張り付いた「守宮」を詠んだ句も沢山ありましたが、「指の血を洗ふ」という状況を附することによって、「守宮」の持つ不気味な気分が助長されます。「指」から「血」が出ている状況とは何があったのだろうと、想像が動き出します。「血」の生臭さが「守宮」の声にも及んでいくかのような感触です。



俳句ポスト365に投句し始めてちょうど四ヶ月目、毎週金曜日に発表される「天地」の句を拝見し、
私には一生無理だと諦めた途端に、地選を頂きました。しかも思ってもみなかった句で。
俳句は詠み手半分、読み手半分の文芸なのだと改めて思い知らされました。
読み手の半分の部分を残してこそ、俳句なのでしょうね。
今回の句は、組長の読みの深さで拾って頂き、幸運でした。

夫が単身赴任から戻ってきて多忙になり、この回以降、毎回投句は無理になりましたが、
たとえ月に一度でも、参加を続けたいと思っています。

                     Thank you very much!

              手もみしつ柱這いずる守宮かな      詩楽麿

              花房や大地に届け枝垂藤
                    咲き乱れつつ次代を託す     詩楽麿 

              家守泣く 家賃を溜めて 払わんと    idea-kobo

              守宮ふくらむ邪悪なものを呑み込みて    久遠

              寝ころべば菖蒲の枕風わたる      (詠み人知らず)


◎ 俳句をなさらない方には意味不明の投稿ですので、どうぞスルーなさって下さいね♪

◎ 今日は下にも一句、投稿しています。お時間のある方は、ちらっと覗いて下さいませ。

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by mariko789 | 2014-05-18 12:33 | retouch/anima/paint | Trackback | Comments(22)

蛍烏賊(ほたるいか) :俳句

零れそうなぎよろ目おそろし蛍烏賊  中原久遠
   (こぼれそうな ぎょろめおそろし ほたるいか)

季語: 蛍烏賊、まついか       【春】 動物

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まつやま俳句ポスト 十四回め投句 兼題 『蛍烏賊』    :並 

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by mariko789 | 2014-04-27 03:39 | Nikon D80 | Trackback

巣箱(すばこ) :俳句

空いてます森の巣箱の十二号  中原久遠
   (あいてます もりのすばこの じゅうにごう)

季語: 巣箱、鳥の巣、古巣、小鳥の巣、巣組み、巣籠、、、【春】 動物

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                    Thank you very much!

              アブラムシ薔薇にまとわり花と化す     詩楽麿

              慕えども害虫並の扱いに
                    心癒せぬ闇夜果てなむ       詩楽麿 

              夫の留守やつれたわけは春の風邪     久遠

              あの巣箱あてはあるのか雄一羽        久遠

まつやま俳句ポスト 十三回め投句 兼題 『巣箱』    :人

◎ 画像は庭の木々です。

◎ 今日はもう一句、上にアップしますので、お話のある方は、そちらへお願い致します!♪
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by mariko789 | 2014-04-22 15:16 | Nikon D80 | Trackback

馬の子 : 俳句

馬の子の瞳にやどる十字星  (中原久遠)
    (うまのこの ひとみにやどる じゅうじせい)

季語: 馬の子   【春】 動物

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まつやま俳句ポスト 十二回め投句 兼題 『馬の子』   :人



                        Thank you very much!

                     三日月の顔に染み入る闇の色      詩楽麿

                     花蕾未来を包み葉陰にて
                           あふるる命清華蓄え      詩楽麿

                     乳吸つてまぶた重たき仔馬かな    流星マリコ

                     ライラック移り香といふ余韻かな    流星マリコ



◎ 画像は、イヌフグリ(オオイヌノフグリ?) です。この花、めちゃ小さいです。直径5mm位。
  腹ばいになって撮りました。自分ちの庭でなければ撮れなかった。

◎ 今日は、この下にも俳句を投稿しています。お時間のある方は覗いて下さると嬉しいです。
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by mariko789 | 2014-04-11 04:11 | Nikon D80 | Trackback | Comments(28)

白鳥(はくちょう) :俳句

    白鳥や欠けゆく恋を擁きつつ  流星マリコ
      (はくちょうや かけゆくこいを いだきつつ)

季語: 白鳥、スワン、大白鳥、黒鳥、    【冬】 動物

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                       Thank you very much!
 
                 花さえも冷気に萎れ種と化す     詩楽麿

                 寒月の渡る軌跡を仰ぎつつ
                       春待つ心 西に沈まず    詩楽麿

                 楽奏にちゃりんと愛の手 社会鍋      流星マリコ


人の心の移ろいを 
とめることはできずとも
満ち足りたあの一瞬(とき)を
未来永劫
いだき続けることは
できるはず。。
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by mariko789 | 2013-12-17 22:50 | retouch/anima/paint | Trackback

秋の蝿 : 俳句



            愛に餌にぬくもりに飢え秋の蝿   流星  
                     (あいにえに ぬくもりにうえ あきのはえ)



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季語: 秋の蝿(あきのはえ)、残る蝿      【秋】 動物

  蝿は一年に何回も発生するが、さすがに秋冷が加わるにつれ元気を失い、
  勢いなく日向や家の中を飛んでいる (by 角川俳句歳時記)



              

              木星も月に寄り添う冬隣    よし

              人肌にまとわりつくや秋の蝿   流星


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by mariko789 | 2012-10-31 12:03 | Nikon coolpix P510 | Trackback

末枯(うらがれ) :俳句

もろともに擬態の虫も末枯るる  久遠 (旧:流星)
   (もろともに ぎたいのむしも うらがるる)

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        枝をさり枝にさやりて飄り
            落ち葉は散りぬ落ち葉の庭に   与太郎

        種採って口笛高く吹きにけり        よし

        擬態ゆえ餌に有りつく木の葉虫      詩楽麿

        生き様を擬態であれと願えども 
           事実に揺れる日々のたわ言     詩楽麿

        末枯るる 擬態のつもりがほんまもん   idea-kobo




季語: 末枯る(うらがる)、末枯(うらがれ) 【秋】 植物
☆草木の先のほうから色づいてかれ始めること。「うら」は「すえ」の意。晩秋らしい景。(by 角川歳時記)


草木も虫も私も・・・どうせなら美しく枯れたいものですね
俳句は写真の説明ですので、読みながしてくださいませ。



◎画像は、8月にチェンマイの SIAM INSECT ZOO にて撮影。木の葉虫の一種と思います。
 次に、もっと多くの擬態の虫をアップします。コメントやお句を下さるかたは、そちらにお願い致します。
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by mariko789 | 2012-09-20 14:18 | Nikon coolpix P510 | Trackback

蛍(ほたる) :俳句




         人間が燃えて蛍となる今宵   流星
          (にんげんが もえてほたると なるこよい)

          季語: 蛍、ほうたる 【夏】 動物


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          牽牛花屋根に達してしまひけり    よし

          寝静まる村を飛びゆくホタルかな   与太郎

          なる今宵 精一杯 燃え尽きて    idea-kobo
          


◎画像はカンボジアにて、P510で撮影  ↑photoscape(フィルター セロファンでレタッチ) ↓PicMonkeyで微調整

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by mariko789 | 2012-08-30 10:51 | Nikon coolpix P510 | Trackback

夏の蝶 : 俳句

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   夏の蝶りぼん結びに生まれけり    久遠 (旧:流星)


季語: 夏の蝶  【夏】 動物

画像:タイのホアヒンにて撮影。



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夏蝶は私の好きな季語で、今までも幾つも詠んでいます。
考えても考えても一つも詠めない季語もあり、
(見たことや経験したことのない季語は、難しい)
毎年詠んでしまう季語もあり。
蝶々は、私にとって馴染み深く、季語としても被写体としても大好きなのです♪


【旧句】
もつれあひ水辺に消ゆる夏の蝶   

夏の蝶けむりのごとく縺れあい   

モン族の子の追うてゆく揚羽蝶    


                
 
                 夏の蝶 夜の蝶にも うとまれし       詩楽麿

                 永旅の 疲れ癒せし 夏の蝶 
                        心の声を せめて聴かせよ     詩楽麿

                 豆腐屋も衣替えたり麻暖簾       よし

                 生まれけり 梅雨の晴れ間を 飛び回り      idea-kobo

                 梅雨晴間竿におねしょの世界地図       久遠 (旧:流星)

                 黒南風が背を押し叫ぶころべころべ       久遠 (旧:流星)


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by mariko789 | 2012-06-24 12:16 | Nikon D80 | Trackback | Comments(28)

優曇華 (うどんげ) :俳句

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         加ふるに優曇華までも天井に   久遠 (旧:流星)
            (くわうるに うどんげまでも てんじょうに)
     
                




季語: 優曇華 (うどんげ) 【夏】 動物
 ・草蜉蝣の卵。白くて1,5cmばかりの糸状で、柄があり先が丸い。木の枝や天井・壁などに生みつけられている。
ちょっと見ると花のように見える。これが発生すると瑞兆あるいは凶事の兆とする俗信がある。
(by 角川 俳句歳時記)

 
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           去年の風鈴



           軒辺に忘れた 風鈴の

           錆びて古びて 糸の切れ

           風を忘れて久しかる

           あまたの夕暮を 繰るなれど

           切なきことの 多過ぎて

           思い溢れて やり切れぬ

           遠くにあるは茜雲

           近くあるのは貧乏ばかり

           ただ故もなく 

           老いを嘆くに あらねども

           漂泊の身を如何にせむ

           瞳には零れる涙 ありもせで

           昔のよき日を 懐かしむ

                           詩・ 安藤由人




つい最近読んだ、佐藤愛子氏の小説「血脈」のなか、
父・紅緑氏が老いて病床にあるとき、家の天井から垂れ下がる優曇華を見つけた母が、
「優曇華は家の没落の兆」と言うシーンがありました。
確か、優曇華は夏の季語だったはず...
頁を繰りながら、思っていたのでした。

◎画像は、トプカピ宮殿の後宮の天井です。優曇華はありません♪
  オスマン帝国も、今は昔ですねぇ・・・・
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by mariko789 | 2012-06-03 01:13 | Nikon D80 | Trackback