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鯨 :俳句

くぢら噴き空をつんざく汐烟 中原久遠
(くじらふき そらをつんざく しおけむり)

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鯨は潮を吹くと言われていますが、実際は、水分や塩分はあまり含まれておらず、
噴気という、「吐いた息」なんですって。なので、吹くというより、噴く。
高圧力で噴出された息の圧力が、一気に下がって霧のように見えるのが、
「潮噴き」と呼ばれているものなんですね。
で、噴気の形はクジラの種類によって様々、シロナガスクジラだと、噴気の高さは10メートルを超します。

というわけで、シロナガスクジラ君の息の噴出を一句にしてみました。
採って頂き、嬉しかったです。





浮上する子連れ鯨に傾ぐ船
(ふじょうする こづれくじらに かしぐふね)

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こちらは、ホエールウオッチングの一場面を、17文字で写生したものです。
地味な句なのに採って頂きラッキーでした。



季語:鯨(くぢら・くじら)   【冬】 ・動物
 
※ 松山俳句ポスト365 四十一回め投句 兼題(第92回) 『鯨』 : 人 二句


 

                       Thank you very much!

                  枯れ紅葉拾う手を避け風に舞う      詩楽麿

                  行く先に富士の高嶺のそびえ立つ
                          駅前通りはや店仕舞い   詩楽麿

                  血だまりに首級(しるし)ころがる討ち入り日  くをん

                  寒牡丹つなぐ生命維持装置    くをん  

                  夕暮れの沖に汐吹く鯨かな         与太郎



◎ 今回は、画像を添えるのは止めようかとも思ったのですが、やっぱり頁に色がないと淋しいので、とってつけてみました。

◎ 下の投稿の蛇足ですが、修理屋さんは来ませんでした。連絡もなし。ぷっつん。
   咳はだいぶ引いてきて、平熱は厚着が効果を奏してか、少しずつ上がってきています。
   ぎっくり腰は、まだ治らず、痛いです。もう少し、辛抱です。
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by mariko789 | 2014-12-15 14:11 | Nikon D80 | Trackback | Comments(17)

冬の鵙(ふゆのもず) :俳句

嘴の鉤に古傷冬の鵙   中原久遠
(くちばしの かぎにふるきず ふゆのもず)

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★ 鵙の嘴って、直角に曲がった鉤型なんですよね。
  季語深耕で、鵙の画像を沢山見ているうちに、このことを発見したときはちょっと嬉しかったです。
  一見、雀と似ていますが、嘴を見れば識別できるなと。
  また、嘴は鳥にとって生き死にに係わる重要な箇所だそうです。

★ 画像の鳥は鵙ではありませんが、嘴の鉤が同じなので。


                        Thank you very much!

              冬鵙や怒れば美しき女     内山思考 (to_shi_bo様よりご紹介)

              昇降機 昇り降りの人生は   idea-kobo 

              枯芝に焚火のあとの寒さかな   与太郎

              磔像(たくぞう)にぬるき陽射や冬の鵙   くをん

              薪割りの鉄砲虫をめざす鵙        issyo.k

              越冬の鵙に餌なく声もなし        詩楽麿

              今一度鵙の鳴く声耳にして 
                  止めた歩みも時雨がせかす     詩楽麿



冬の鵙星座をめざす昇降機
(ふゆのもず せいざをめざす しょうこうき)

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★ 画像は、シオフォックという街にある、展望台へ昇るエレベーター(昇降機)です。

季語: 冬の鵙   【冬】 ・動物
 
※ 松山俳句ポスト365 四十回め投句 兼題(第91回) 『冬の鵙』 : 人 二句
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by mariko789 | 2014-12-05 14:26 | Nikon coolpix P510 | Trackback | Comments(18)

秋蝶(あきちょう) :俳句


秋蝶の桃色あそび寡婦の庭  くをん
(あきちょうの ももいろあそび かふのにわ)

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季語: 秋蝶  【秋】 ・動物



                    Thank you very much!

                手しおかけ花々語る応えかな       詩楽麿

                一輪の青き朝顔残花あり
                     晩夏の名残り庭を飾りし    詩楽麿

                菊咲て我世は安し四畳半        与太郎

                虫の声澄みて涼しきこの夜半
                       静かに柿の熟しゐるらむ    与太郎



◎  我家の両隣は、未亡人。
   我が庭と異なり、綺麗に手入されたお庭には四季折々の花が咲き、蝶々もたくさん!♪
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by mariko789 | 2014-10-27 15:30 | Nikon D80 | Trackback

鯔(ぼら) :俳句

浮雲や鯔のいまはの両眼に  くをん
(うきぐもや ぼらのいまわの りょうがんに)


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 季語: 鯔(ぼら)    【秋】 ・動物

※ 松山俳句ポスト365 三十五回め投句 兼題(第86回)『鯔』  :人


◎ 画像は英国で撮ったものです。
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by mariko789 | 2014-10-27 15:19 | olympus OM-D E-M5 | Trackback

秋燕 :俳句

女子寮の窓は真四角秋つばめ  中原久遠
(じょしりょうの まどはましかく あきつばめ)


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季語: 秋燕(あきつばめ、しゅうえん)    【秋】 ・動物

※ 松山俳句ポスト365 三十一回め投句 兼題(第81回)『秋燕』   :人


◎ 今回は、推敲を重ねた二句が落選。
   私的には空白埋めのつもりだった揚句を採って頂き、冷や汗たらり。
   
   落選した句は、推敲しなおして別のチャンスに生かしたいと思いますので、ここには記しません。
   次回の兼題「落し水」は、お休みしましたので、お仲間の皆さまの応援に回ります!♪

◎ イメージの画像は、タイで撮った看板に手を加えました。
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by mariko789 | 2014-09-19 13:46 | retouch/anima/paint | Trackback

ひぐらし :俳句


ひぐらしや拳で払ふ唇の酒
(ひぐらしや こぶしではらう くちのさけ)


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季語: 蜩(ひぐらし)、日暮、かなかな、寒蝉、  【秋】 ・動物
   蜩という名の通り夕暮に特に鳴く蝉。カナカナと一種哀調のある声が遠くまで響く。
   すでに晩夏から鳴き出し、夕暮にかぎらず、明け方に鳴くこともある。(by 角川俳句歳時記)

◎ 画像は、昨日撮った庭の紅薔薇。直径15センチはありそうな大輪です。

◎ 拳で唇の酒を払っているのは、私ではなく夫(苦笑)
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by mariko789 | 2014-09-15 14:39 | Nikon D80 | Trackback

鈴虫 :俳句

敵娼は鈴虫の鈴白ワイン  
(あいかたは すずむしのすず しろわいん)


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季語: 鈴虫、 月鈴子(げつれいし)  【秋】 ・動物


◎ 画像は、庭の白葡萄。小さくて食用には殆ど無理ですが、味は悪くはありません。


 
                  Thank you very much!

              幾多もの記憶の旅路 四季盛る      詩楽麿

              ドナウ川流れ絶えずも歴留め
                       集う人 自伝に加えし     詩楽麿 
      
              落し水 黄金(こがね)を縒りて風ながる   マリコ

             
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by mariko789 | 2014-09-05 23:23 | olympus OM-D E-M5 | Trackback

つくつくし :俳句

つくつくし追うて踏み入る樹海かな  中原久遠


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季語: 法師蝉、つくつく法師、つくつくし    【秋】 ・動物

※ 松山俳句ポスト365 二十七回め投句 兼題 『法師蝉』   :人


                     Thank you very much!

               土もなき街路に果てし蝉骸よ        詩楽麿

               行く宛も街路樹だけの熊蝉に
                   骸(むくろ)を包む 土も無きまま    詩楽麿

               冬墓の掃除も見れば丸坊主         詩楽麿

               まだ知らぬ冥土におわすかの人も
                    盆に墓みて何をか言わんや      詩楽麿

               秋招く雷雨明け空 虹の橋            詩楽麿

               もの思う季節迎えし片田舎
                     連れ添う人も影法師なり      詩楽麿 

               狼藉や座禅さなかの法師蝉       マリコ

               ミシン踏む切れ間切れ間を法師蝉      マリコ

               鳴く蝉に夏が盛りと諭される         yamaoji. 




◎ 写真俳句ではありません。写真は飾りです♪ 

◎ 法師蝉が鳴くと、もう秋の兆なんですね。この回から、兼題は秋になりました。

   ハンガリーでは、まったく蝉を見かけないし、鳴き声も聞こえません。
   けれど昨日はシトシト雨が降ったり止んだり、日中の気温も16度まで下がり、すっかり秋の気配です。
   日本はお盆休みの最中でしょうか。
   まだまだ残暑が厳しい地方もあるのでしょうね。
   どうかお元気で、残る夏を乗り切ってくださいませ♪
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by mariko789 | 2014-08-15 13:10 | Nikon D80 | Trackback | Comments(11)

銀蝿(ぎんばえ) :俳句

銀蝿の生(あ)るる家庭の昏き穴
(ぎんばえの あるるかていの くらきあな)

季語: 蝿、家蝿、青蝿、金蝿、銀蝿     【夏】 ・動物


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銀遊句会、一回め投句。三句のうちの一句。(主席一、次席一)
兼題 『銀』

俳句の大先輩、幻椏さまよりお誘いをうけ、7月の銀遊句会にゲスト参加させて頂きました。
海外在住で出席こそできませんでしたが、リアルの句会に参加させて頂くのは初体験でした。
百戦錬磨の大先輩たちの胸を借りて学ばせていただきました。

◎ 写真俳句ではありません。画像は、飾りです。
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by mariko789 | 2014-07-18 13:31 | Nikon D80 | Trackback

蛍(ほたる) : 俳句

崖の下蛍湧きいづ事故現場  (中原久遠)
(がけのした ほたるわきいづ じこげんば)

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季語:  蛍    【夏】 動物

※ 俳句ポスト365 二十回め投句 兼題 『蛍』   :人

英国旅行中、夫が歯科医に行っている隙に、投句したものです。
『崖下に蛍湧きいづ事故現場』とすれば良かったのにねぇ。
三段切れで没になるかと思っていたのですが、「人」を頂けたのはラッキーでした。
私の場合、俳句は一晩寝かせて推敲しないと駄目みたい。
冷や汗でした。
今日は下にも桑いちごの句をアップしています。お時間のある方は、覗いて下さいませ♪
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by mariko789 | 2014-06-20 13:23 | Nikon D80 | Trackback