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春の鳥 :俳句


絶壁のくぼみくぼみへ春の鳥   中原久遠
ぜっぺきのくぼみくぼみへはるのとり

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季語: 春の鳥 【春】・動物


◇ NHK俳句 夏井いつき選 兼題「春の鳥」
  入選(一席) 2017年04月16日放送(再放送19日午後3時)

◇ テレビ画面で観られなかったのが、返す返すも悔やまれます。
  次に越したらNHK衛星放送が観られるような環境になりたい。
  採って下さった組長には感謝の言葉もありません。

  私のように海外在住で俳句を作っている方々に、
  句会に行けなくても、歳時記や句集を買うのが難しくても、
  俳句はできると知って頂けるよう、これからもコツコツと続けたいと思ってます。

◇ この句はスペインの旅行中、6日間で150句詠んだうちの一つ。
  現場で風景を見ながらメモ帳に記し、推敲もなにもしていません。
  スペインから帰ってきたら偶然にも、差し迫った兼題に「春の鳥」があったのでした。
  
  画像は、その絶壁の写真↑と、くぼみくぼみへ羽を休めにくる鳥たち↓です。

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絶壁へ身を乗り出して撮ったときには、カメラをおっこどしそうで怖かった!(自分よりカメラが大切 笑)

お仲間の皆さまに、さっそくお祝いメッセージを頂き、すごく嬉しいです。
一人じゃないって素敵なことね!








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by mariko789 | 2017-04-17 15:15 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(28)

桜蝦(さくらえび)


朝市に咲きこぼれたる桜蝦
(あさいちにさきこぼれたるさくらえび)


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◇ 季語 : 桜蝦(さくらえび)  【春】 ・生活
      
  
◇ 夏井いつきの一句一遊 兼題「桜蝦」3月27~31日放送分 (水曜日)    
  「落書き俳句ノート」の聞き書きの皆さまのお陰で、海外の私も参加できています。


◇ 画像は撮りたてです。
近所のアジア食品店で珍しくも「桜蝦」を発見。即購入。中国産(台湾産?)。
日本のより小柄で色も薄い。でも味はまったく同じです。  
お粥に入れたりお好み焼に入れたり便利だし、ちょっぴり故国を偲んでもみたり...
  
ちょうど買った頃、一句一遊の兼題に「桜蝦」が出たので、これは出さねばと思いました。
これからもこのような偶然で一句一遊にも投句できるといいなあ。

     






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by mariko789 | 2017-04-02 16:38 | Nikon D80 | Trackback

恋猫(こいねこ)


恋猫の眸ジュラ紀の石の色
(こいねこのひとみジュラきのいしのいろ)

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◇ 「五七五の小説工房」 第6回 堀本裕樹選 俳句 兼題「恋猫」佳作 (2017年03月発表)


◇ 「恋猫」という季語から私が連想したのは、ロマンより「種の保存」というリアリティ。
  そこから、原始の時代から脈々と流れる「命」へとイメージが飛びました。ジュラ紀とは、恐竜の時代。
  なお、この句の「色」は色彩ではなく「様子、特徴」というほどの意味合いです(参照:三省堂辞典)
   
◇ 画像はスペインの、「猫の小道」の標識。細いので車は入ってこれないし、猫たちのお気に入りの路地です。 

 


     

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by mariko789 | 2017-04-01 15:13 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(10)

蜂(はち)


競売の家やクマバチスズメバチ
(きょうばいのいえや くまばちすずめばち)


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◇ 季語 : 蜂(はち) 【春】 ・動物


◇ 画像はハンガリーの自宅にて。花はビヨウヤナギ。蜂は右下のが雀蜂、判りづらいですが、花の上の方に熊蜂も。


◇ 松山俳句ポスト 102回め投句   兼題(第163回) 『蜂』 :  人選二句 (中原久遠)




刺したげな蜂やベンチの酔っ払い
(さしたげなはちやベンチのよっぱらい)

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Thank you very much!

蜂の毒 刺されて痛けりゃほろ酔いか?  yamaoji.



◇ こちらの画像はスペインの公園にて(オリンパス ミラーレス)。
  ベンチが好きでチャンスがあればレンズを向けています(夫が怒らない限り)


◇ 松山俳句ポストは、「プレバト!」で人気の夏井いつき先生の選、世界のどこからでも無料で参加できます。
  添削や季語深耕も勉強になりますし、毎週木・金に発表の入選句、金曜の選評も素晴らしいと思います。
  私は松山俳句ポストからネット句会というものを知り、多くの俳句仲間を得て、世界が広がりました。











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by mariko789 | 2017-03-13 23:07 | Nikon D80 | Trackback | Comments(18)

凍蝶(いてちょう)② 


凍蝶に見せてはならぬ家庭の灯
(いてちょうにみせてはならぬかていのひ)


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◇ 季語 : 凍蝶(いてちょう)、冬の蝶、冬蝶 【冬】 ・動物
  多くの蝶は晩秋死に絶えるが、中には冬になっても弱々しく飛んでいるのを見かける。
  タテハ蝶の仲間は成虫で越冬するものがある(by 角川必携季寄せ)


◇ 画像はイメージです。この冬に撮ったものではありません。


◇ 凍蝶に重ねたのは、いつも一人で寒そうだったロビン。
  ちょうどリビングの窓から真っ直ぐ見える枝に止まっていて、
  暖かな室内にいる私自身が申し訳ないような気がしました。
 

◇ 現俳協インターネット句会 1月/汝火原マリ


◇ コメント欄は閉じています。次回は開けますので宜しくお願いします。








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by mariko789 | 2017-02-10 16:07 | Canon PowerShot SX50 | Trackback

冬の蝿(ふゆのはえ)


 「運命」の譜面をなぞる冬の蝿
  (「うんめい」のふめんをなぞるふゆのはえ)

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◇ 季語: 冬の蝿(ふゆのはえ)  【冬】 ・動物


◇ 現俳協インターネット俳句会1月/汝火原マリ


◇ 画像はいぜんハンガリーで撮ったものです。ただいま多忙のため、コメント欄は閉じております。









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by mariko789 | 2017-02-09 16:02 | Canon PowerShot SX50 | Trackback

水鳥(みずどり)


 横顔や足環まかれし水鳥の 
 (よこがおや あしわまかれしみずどりの)

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◇ 季語: 水鳥(みずどり)  【冬】 動物
  

◇ テキストブック「NHK俳句」2017年2月号  堀本裕樹選 佳作 (中原久遠)


◇ 画像はロンドンで撮った写真の蔵出しです。


◇ 「足環」に、自分の思いを重ねました。完璧に自由な人なんて、いるのでしょうか。








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by mariko789 | 2017-01-23 01:44 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(22)

啄木鳥(きつつき):俳句 




  啄木鳥の洞のしづけさ陛下の木
   (きつつきのほらのしづけさ へいかのき)

  啄木鳥や蛇の目ミシンの弛まぬ音
   (きつつきやじゃのめミシンのたゆまぬね)


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季語: 啄木鳥(きつつき)  【秋】・動物

※ 松山俳句ポスト365 九十一回め投句 兼題(第152回)『啄木鳥』 :人選 二句 (中原久遠)

◎ 画像はハンガリーの家の庭にて。思えば三年間、ずっと啄木鳥と親しむことができてラッキーでした。
 
◎ この投稿のコメント欄は閉じております





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by mariko789 | 2016-09-17 14:51 | Nikon coolpix P510 | Trackback

鵙の贄 :俳句



  ダ・ヴィンチの描く人体鵙の贄
   (ダ・ヴィンチのえがくじんたいもずのにえ)


  鵙の贄牧羊神は槍を研ぐ
  (もずのにえ ぼくようしんはやりととぐ)


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季語: 鵙の贄(もずのにえ)  【秋】・動物

※ 松山俳句ポスト365 九十回め投句 兼題(第151回)『鵙の贄』 :人選 二句 (中原久遠)

◎ 画像の左半分は、ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」  右半分は「牧羊神」の像です。
 
◎ 今回は、エキサイトブログの新管理画面の「通常編集」を使って投稿しました。
  なんとか慣れなければ。
  この投稿のコメント欄は閉じております。






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by mariko789 | 2016-08-31 04:22 | retouch/anima/paint | Trackback

ごきぶり :俳句





ごきぶりの脚を死臭がひた絡む
(ごきぶりのあしをししゅうがひたからむ)

ごきぶりの横死の床の油染み
(ごきぶりのおうしのよこのあぶらじみ)

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季語: ごきぶり  【夏】 ・動物

※ 松山俳句ポスト365 八十七回め投句 兼題(第147回)『ごきぶり』 :人選 二句 (中原久遠)


◎ ごきぶりといえば、忘れられない思い出があります。
  マレーシアのペナン島に住んでいたころの話。
  旅行から帰ってくると、浴室の天井をガサゴソなにかが動く音がする。
  ごきぶりではないかという予感はありました。
  で、夫に頼んで、天井の羽目板をずらしてもらったのです。
  その途端!
  何百というごきぶりが、雨あられの如く降ってきたのです!
  もちろん、ぴんぴんと生きたまま。。
  逃げ惑う何百ものごきぶりを、夫とふたりで無我夢中で叩き潰しました。
  
  中東のUAEでもごきぶりは意気盛んでした。
  タイでもお馴染みでした。
  ハンガリーでは、たまーに顔を合わすと、お互いに見ないふりみたいな。
  英国ではまだ一匹も遭遇していません。
  なんでも北海道には生息していないとか。
  寒さに弱いのでしょうねぇ、ごきぶり君は。

◎ 画像は古いのんを持ち出しました。私的には脚のトゲトゲがおぞましいと思う。






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by mariko789 | 2016-07-01 12:25 | casio | Trackback