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秋刀魚 :俳句




昨今の秋刀魚と母のかぼそさよ  中原久遠
(さっこんの さんまとははの かぼそさよ)

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季語: 秋刀魚  【秋】 ・動物

※ 松山俳句ポスト365 七十回め投句 兼題(第130回) 『秋刀魚』 : 人選

Thank you very much!

かぼそさよ それでもしっかり根をはって   idea-kobo

昨今の万聖節や魔女ばかり    麗門

懐剣のやうな秋刀魚を身の内に  久遠

残菊や捨てかねてゐる肖像画  久遠(10/28)

古下駄に南瓜載せたり裏畠    与太郎

明け染めし晩秋飾る秋刀魚雲   詩楽麿

煙るなか団扇ふりふり七輪の 秋刀魚焼きたる母の面影  詩楽麿



◎ ツイ友の、「このごろの秋刀魚は小さい」という呟きを頂いての一句でした。
   こちらでは秋刀魚は見かけません。大好きなんですが♪
   「母」は、痩せて小さくなってしまった英国の義母です。今回は、自分的本命句は没でした。
   ところで、俳句ポストの次の兼題は  『蜜柑(冬の季語)  締切 11月11日(水)』 とのことです。


◎ ハロウィンのイラストは、私の駄作です。
  皆さまの地域では、ハロウィンは盛り上がっていますか?
  こちらでは、八百屋に大量の、大きなカボチャが並んでいるほかは、それらしき気配もありません。
  なので、子どもたちにお菓子も用意していませんよ~
     





   
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by mariko789 | 2015-10-30 14:02 | retouch/anima/paint | Trackback | Comments(20)

栗 :俳句




神父へとみめうるはしき栗を撰り 中原久遠
(しんぷへと みめうるわしき くりをより)

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吸つてゐる火中の栗に触れし指  久遠
(すっている かちゅうのくりに ふれしゆび)

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季語: 栗  【秋】 ・植物

※ 松山俳句ポスト365 六十九回め投句 兼題(第129回) 『栗』 : 人選 二句

Thank you very much!

家売りますココロは売らず暮の秋  麗門

栗を剥く妻の背中に夕陽射す    与太郎

胡桃食む 愛しきリスや 掌、   yamaoji.

開け放つ窓に銀木犀の雨     久遠(10/18)

旧市街ぬけてひろびろ黍畑    久遠(10/24)

落葉(らくよう)や時計の針はひた走る 久遠(10/25)

家を売ることに秋思の生まれけり   幢舟

栗の樹に語り続けた恋蹉跌      詩楽麿

うたた寝に幻浮かぶ恋人の手作りご飯空腹満たす  詩楽麿




◎ 二枚目の写真、栗ではなく胡桃で失礼します♪ 

◎ 家の売却ですが結局、一昨日に二組のご来訪。
   昨日は一家族の、午前中に奥さんと長男、午後にご主人、
   夜にご主人のご両親も伴い、一家総出で検分に来ました。
   仲介に入った不動産会社が二軒、担当さんが二人。
   いやはや・・・・
   実際に住むご主人と奥さんは気に入られたようなのですが、
   ご主人の父親(奥さんの舅さん)が「高すぎる」と難色を示し、担当さんの失笑を買いました。
   査定価格よりずっとずっと低価格ですから。
   それで奥さんが舅さんに怒りを露わにして、その場は一触即発の空気に。
   担当さんが、まあまあと間に入って事なきを得ましたが、舅と嫁のトラブルは、世界共通なのでしょうか。

   うちとしては、「買ってくれなくていい、とっとと帰ってくれ」と、
   舅さんに言いたいのをじっと堪えていました。
   父親の意見に一々頷いていたご主人を、睨みつけていた奥さん。
   あのファミリーは、この家は買わないほうが良いな。


   そんなこんなで、わずか二日間で、すっかり家の売却に嫌気がさしました。
   神経を尖らせて、チリ一つでも速攻で拭きとり、料理の匂いを消し、
   外出していてもいつ連絡の電話が入るか、気が気ではありません。
   そのうえ精魂こめて手入をした家を、悪く言われては、泣きたくもなります。

   それでも、荒れ放題だった家の内外が、次第に整っていくたびに胸に立ち上った達成感は好きだったし、
   この家の庭で撮った写真の数々は貴重な思い出で、家を買ったことは後悔していません。
   
◎ 今日からこちら冬時間になり日本との時差は8時間になりました。 
   
  
   
   
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by mariko789 | 2015-10-25 14:20 | Canon PowerShot SX50 | Trackback | Comments(17)

家の売却 その(2)

この数日、とっても慌しくなってしまいました。

専売契約をした不動産会社の担当さんから、23日(本日)、
初めての顧客を案内すると連絡を貰ったのが先週末だったか。
今日はハンガリーの祭日なのです。

そんなに早くお客さんって来るものかしらと疑いながらも、
夫も私も毎日何時間もペンキ塗りやら床磨きやらに励んでいました。


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そして昨日、またもや担当さんから連絡あり。
23日に二家族の案内、24日に一家族を案内してくるというのです。
夫宛のそのメールのタイトルは「SOS」で思わず吹いてしまいました。
それからまた夜遅くまで、家のリフォーム&掃除にエネルギーをそそぎ尽くしました。

しかし、そんなに家を見に来る人って、いるものかしらと首を捻っていたところ、
夫がインターネットで、我家がくだんの不動産会社の目玉商品として広告に載っているのを発見(笑)

こうなったら、なにがなんでも年内に売りたいと夫は息巻いています。
私も、越すなら12月初旬までのほうが、主婦としてありがたい。

というわけで、しばらく家の売却に全力をそそごうと思っています。
ブログや俳句は、もしも時間があれば、と。
お仲間の皆さま、ご理解を宜しくお願いします。

◎ 画像は去年の今頃、庭で撮りました。今年は菊の育ちも悪く、蜂も来ていません。
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by mariko789 | 2015-10-23 12:13 | Nikon D80 | Trackback

秋の雲 :俳句




選び置く私の遺影秋の雲     中原久遠
(えらびおく わたしのいえい あきのくも)


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季語: 秋の雲、秋雲  【秋】 ・天文

※ 松山俳句ポスト365 六十八回め投句 兼題(第128回) 『秋の雲』 : 人選

Thank you very much!

枯葉群れ初冬の庭に猫戯む  詩楽麿

秋の蝶残りし命守る知恵   詩楽麿

なおも咲くアサガオ嬉し夏名残  詩楽麿 

薄陽射し末路も見えぬ成虫の 蝶より天使に成りにけるかも  詩楽麿

行く秋を惜しむか蝶も花陰に 潜みし羽根に疲労もあらねど  詩楽麿

道端を紫そむる朝顔の 移る季節に思いも残る         詩楽麿

秋の蚊は鳴かず飛びえず死にもせず    与太郎

鵙鳴いてせわしき秋の入日かな      与太郎

オリーブの実に接吻すワインの夜  久遠(9/30)

待ちわびて紅茶にレモンまたレモン  久遠(10/08)

思ひ出の残滓は棄てよ暮の秋 麗門

物置の陰に気配や猪咆える   麗門

秋雲に想いをはせる我は鄙    yamaoji.



今の世の中、いつなにが起きてもおかしくない。
念のために、私に万一のときの遺影をずいぶん以前から選んであります。
そろそろ新しい写真に変えようと思うのですが、
私はふだん写す人なので、なかなか写されるチャンスってありません。

◎ 画像はつい最近、庭で撮ったケムトレイル。
  以前アップしたのは放射線状でしたが(覚えていらっしゃいますか?)
  今回は、格子縞の途中。
  普通の飛行機雲ではないので、かなり長い間消えず、最終的には広がってゆきます。
  
  ケムトレイルとは? 興味のある方はこちらも参考の一つに。私は鵜呑みにはしていませんが。
  「あのエドワード・スノーデンが、ケムトレイルの真実を暴く」
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by mariko789 | 2015-10-18 13:33 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(24)

家の売却 その(1)

今年の春からの懸案だった家の売却。
9日の金曜日、ついに夫が重い腰をあげ、駅前の不動産屋に行ってくれました。
そして12日(月曜日)に担当の人が家の写真を撮りにくるというので、
先週末は死に物狂いで掃除と整頓に励んでいました。
僅か二年半しか住んでいないのに、ダンボール箱など、ゴミが出るわ出るわ。

そして12日。
ラッキーだったのは、担当になって下さった女性が、少し英語を話すスペイン人だったこと。
もちろん彼女はハンガリー語もぺらぺら。二十年以上もハンガリーに住んでいるそうで。
夫と彼女がスペイン語で話すのを、スペイン語わかりませーんの私は、にこにこと聞いていました。

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あちこちの不動産屋に依頼するのは面倒なので、彼女と専売契約を結びました。
売り急いでいるので、彼女が提示した相場よりずっと低い価格にしました。買った値段より安い。
家のあちこちのリフォーム、下水道の接続など、払った費用も入れると、大きな損失です。

ハンガリーは大好きだし、もしも言葉がわかれば、もっと楽しく暮らせたと思う。
けれど、ここで夫の就職を探すのは難しそうだし、この先、世界になにが起こるか分かりません。
日本の皆さまは「まさか」と思われるかもしれませんが、欧州の真ん中に住み、
マスメディアが報じない世界の出来事を調べていくにつれ、何かが起こり始めていると強く感じます。
もちろん、何も起こらなければそれに越したことはないのですが。

英国の姑も老齢になっているし、まずは英国に帰ろう。早く帰ろうと思います。
こちらはもう初冬。冬に家を買う人はあまりいないと思うので、早くても来春の売却かしら。
不動産屋の担当は、「冬でもこの価格なら売れる」と請け負って下さいましたが。
売り買いは水物ですし、果たして・・・。
いずれにせよ、これからは毎日掃除にリキを入れ、私自身も小奇麗にしていなければね☆

◎ 画像は、庭に遊びにきた近所の猫。うちには飼犬がいないので、欠伸なんかして寛いでいます。
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by mariko789 | 2015-10-14 13:36 | Nikon coolpix P510 | Trackback | Comments(23)

日々の雑感 

ハンガリーは10月に入り随分気温が下がってきました。
朝晩の冷え込むときなど、暖房を入れたりしています。
庭を訪れる鳥の数が増えた気がするのは、林檎や無花果など食べ物を探しに来ているのでしょうか。
いっとき庭中にばらまかれたように舞っていた白い蝶はぐんと減りました。

下の投稿のトップの画像、コスモスに止まった蝶ですが、丸二日間止まっていました。
最初の日は花の上に(下の投稿の画像)、二日目は花の下にしがみついて。
連日の強風のなか、吹き飛ばされるのを必死にこらえているようでした。

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小さく弱々しい蝶だし、このまま亡んでしまうのではと心配したのですが、
三日目に快晴になり、やっと飛んでいきました。
逆境のときには動かずに耐えること。

数日前、夫がモミの木を一本伐りました。
いつぞやの竜巻めいた強風がきっかけで、どんどん前面に傾いできて、危険な状態だったのです。
次に同じような強風がくれば絶対に倒れる。倒れれば、枝が触れている電線が切れて、近所にも迷惑がかかると。
業者に頼んでもいっかな来てくれず、夫が梯子に乗り(私はそれを抑える役目)、やっとこ。
切り口の年輪を見たら、12年。12年も成長し続けたものを、つくづく可哀相なことをしました。

このところ私は一日中眠くて仕方がないのですが、これは寒さのせいなのでしょうか。
夜もしっかり七時間眠っているのですが。

で、もう暫くの間、枕を使っていません。美容関係に詳しい友人に以前教えてもらったのですが、
枕をしないほうが、首の皺ができにくいと。
私は首の皺より、顎の線がすっきりすることに気づきました。
二重顎を防ぐのに効果があるのではないかしら。
寝るとき、顎を上に突き出すようにすると、よけい効果が高いようです。
起きた時の顎がすっきり。若い人には関係ありませんが♪

シリアの問題は、ロシアの軍事介入でますます相関図が複雑になってきました。
もう私如きが私見を書けるような状況ではなくなっています。
シリアの方々は生きた心地もしないでしょう。
毎日のニュースをハラハラしながら見ています。
ドイツへ流入の移難民の数は、当初の思惑の二倍にも達するそうです。
一般のドイツの国民の皆様はさぞ大変でしょう。

混乱を極めるアフガニスタンの、米軍の爆撃を浴びた病院も大惨事でした。
許せないことと思います。


それと、世界各地での自然災害の夥しいこと。
10月に入ってからだけでも、
『フランス南部で大規模な洪水が発生し、少なくとも17人が死亡』
『米サウスカロライナ州の千年に一度の洪水』 
  ・米国の歴史は千年もありませんが、それほどの洪水ということですね。
『中米グアテマラの首都グアテマラ市(Guatemala City)近郊で発生した地滑りの死者171人に』

その日無事に暮らして眠りに就ける。
平凡な日々の幸運をつくづくと感じます。
 
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by mariko789 | 2015-10-07 13:43 | Nikon D80 | Trackback | Comments(26)

秋風(あきかぜ) :俳句




秋風を噛みくたびれて結婚す  中原久遠
(あきかぜをかみくたびれてけっこんす)

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季語: 秋風(あきかぜ、あきのかぜ)  【秋】 ・天文

※ 松山俳句ポスト365 六十七回め投句 兼題(第127回) 『秋風』 : 地選一句 人選二句

「俳句集団 いつき組 夏井いつき組長 選評:
うわ~びっくり~! 
そうか、ある種の「結婚」はこういう心理によって決断されるものなのかと、妙に納得させられました(笑)。
それにしても、「(秋風を)噛む」「くたびれる」「結婚する」と三つの動詞を使って「秋風」を表現するとは、この作家の発想力には毎回舌を巻くばかりです。


組長からこのように評していただき、嬉しさいっぱいです。
景の見えない心象句でも、金曜に採って頂ける。それが判ったのも大収穫でした。

Thank you very much!

たびは遠道いそげぬからだ 吹くな秋風うしろから      与太郎(都々逸)

みがいたレンズにやさしい花を もちろんニコンでとる写真  与太郎(都々逸)

枝豆の殻ばかりなり盆の上      与太郎

移民らの隠れる村や狐花       久遠(9/20)
 
落花生小猿の檻にそつと入れ     久遠(9/22)

白蟻や姉の腕(かいな)の骨密度   久遠 (9/24)

秋風を潜り抜けし枝葉かな       詩楽麿

傷癒えず路傍の里に足運び 秋風すすり春を夢みし  詩楽麿

踏み出してもいいかもしれない秋の蝶 麗門

結婚は夢の続きやひな祭り   夏目雅子(有希さんよりご紹介)

野遊びの続きのやうに結婚す  山口優夢(有希さんよりご紹介)



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by mariko789 | 2015-10-03 14:46 | Nikon D80 | Trackback | Comments(18)