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年の果(としのはて): 俳句

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   年の果 アザーンの風に逆らひて  流星
   (としのはて/あざーんのかぜに/さからいて)


◎ 季語: 年の果、年の瀬、年末、年暮る、年詰まる 【冬】 ・時候

◎ アザーン: イスラム教の、モスクへお祈りに来なさいという呼びかけの声。
          興味のある方は、YouTubeで。

◎ 画像は、野外アート展の絵。少し加工あり。


       

                  Thank you very much!


       アザーンの響く尖塔冬の蝶           螢子

       歳の暮れ 執着なければ 怖きもなし      銀河王子

       逆らひて シッペ返しが うん十倍       idea-kobo

       つごもりの雨に小鳥も冷たかろ          よし

       年の瀬や慌ただしさは時と銭           与太郎

       あと幾年 あるかあらぬか 
          あることとして 残生はいそがしくなる    与太郎

       大年の河岸に谺す手締めかな          築地

       アザーンと 声かけ集う 冬の町          詩楽麿

       外地故 異なる時節 戸惑うも 
                心に過ぎる 里の正月       詩楽麿








皆さま、年末でせわしなくお過ごしのことと思います。
こちら中東は、今年は1434年。
イスラム暦ですので、西暦とは新年も異なります。
イスラム暦ですと、Tahun Baru Hijryah 1435(西暦2013年)の新年は11月5日。
なので夫の勤務も、明日も明後日も平常どおりです。
街のショッピング・センターでは大バーゲン中ですが、これは季節的なものですね。
建国記念日を終え、海岸通りの電飾もすべて取り外され、街はひっそりしています。
気温も17℃~25℃くらいになり、時折強風に煽られるほかは、まずまず過ごしやすい日々です。

皆さまは、どのような新年の抱負を抱いていらっしゃるのでしょう。
私と夫は、来年こそは中東から離れるべく、プランを練っています。
何年も聞きなれたアザーンの声を聴けるのも、あと数ヶ月と思うと、ちょっぴり嬉淋しい。。

今年もたくさんのコメントや投句を頂き、感謝の言葉もありません。
検索からいらして下さった方々にも、ずいぶん声なき応援を頂きました。
皆さま、ありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎えくださいませ。
そして、新年もどうぞ宜しくお願い致します。


 
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by mariko789 | 2012-12-30 19:18 | Nikon coolpix P510 | Trackback | Comments(58)

白襖(しろぶすま) :俳句

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          白襖 我は空気と戯れり  久遠 (旧:流星)
            (しろぶすま/われはくうきと/たわむれり)

 



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◎ 季語:  白襖、襖(ふすま)、絵襖、唐紙    【冬】  ・生活 (角川 俳句歳時記)



          

          顔青きガードの下の暦売           よし

          たわむれり そんな頃が 懐かしか~   idea-kobo

          寒風に右目が沁みて哭けるなり       幻椏

          暦捨て 次の年だよ 目覚め良し       詩楽麿

          指折りて 歳を数えし わが道も 
               何度もグーパー 繰り返したり     詩楽麿

          そっぽむき すきあらばそれ ガリとやり     くーぱー

          爪磨いで しな真似するは  子猫とて      くーぱー

          底冷えに 寝てはならぬと 爪で立ち       くーぱー






過日に読んだ本の一節に
『芸術とは真実を伝えるための嘘である』
とあり、言えてるなぁと思ったのでした。
どの本だったか、思い出せずごめんなさい!

俳句も写真も
自分の表現したいこと、実感をあらわすために
嘘(フィクション)を混ぜてもいいと思うの。
警察の調書ではないのですから。
いちばん大切なのは
『表現したい ”なにか” が在る』 ということ。

芸術とはほど遠い私ごときの創作だけに、
それはなおさら必要だと、自分に言い聞かせてはいるものの・・・
”なにか” を伝えるって、難しいですよねぇ~~

◎ 画像はチェンマイの猫。色町めいた界隈にふさわしく、妖艶な猫ちゃんでした。
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by mariko789 | 2012-12-26 11:33 | Nikon coolpix P510 | Trackback | Comments(68)

聖樹(せいじゅ): 俳句

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   森ふかく尼が化身の聖樹かな  久遠 (旧:流星)
        (もりふかく/あまがけしんの/せいじゅかな)

季語: 聖樹(せいじゅ)、クリスマス・ツリー、聖夜、降誕祭、クリスマス、サンタクロース  【冬】 ・行事





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◎ 画像は、北の大地より雄大な景を発信していらっしゃる かおくろ屋のすここさん からお借りしました♪

撮影されたすここさんも仰っていましたが、この木は自然のままなのにクリスマス・ツリーに見えます。
それも、乙女の清らかさを感じさせ、じっと見つめていると心が洗われるようです。

   無垢のまま神の手に在る聖樹かな  久遠 (旧:流星)


それにしても。なぜクリスマスにツリーを飾るのでしょうか。その意味は?

【検索したところ】

クリスマスに、キリストの降誕劇をするときに、
聖書の中の命の木を表すものとして飾っていたことが由来なのではと聞いたことがあります。
命の木は、神様のことばと愛の教えを心にとめた者が頂くことができるという永遠の命を表しており、
キリストそのものを表すとも言われているそうです。


なるほど。ツリーは、永遠の命の象徴。あるいはキリストそのものなのですね。
こちらカタールのショッピング・センターにも多くのツリーが飾られ、クリスマス&年末商戦たけなわです。
ゴールドやシルバーの高価なアクセサリーも売れているよう・・・。

「ゴールドやシルバーって、もともと星屑だったって、君は知ってたかい?」
と、夫に訊かれ、私はええええ~~!?とのけぞってしまいました。
「星が爆発したときに、さまざまなメタルになって地球にも落ちてきた。金も銀もプラチナもその一部なんだよ」
夫の知識はテレビ番組からなので、信憑性は定かではありませんが、それが事実ならとってもロマンティックだと思うの。

私の指の 金色の星の欠片
腕に巻いた 銀色の星の欠片
もともとはどんなお星様だったのでしょう。
ねぇ。。

今夜はクリスマス・イヴ
そして明日はクリスマス
どうかみなさま 楽しくお過ごしくださいませ。

 Merry Christmas



         

             (Thank you very much)

          ケーキ食む昔々の聖夜かな         よし

          立枯れた牡丹に冬芽命を思ふ        幻椏

          聖樹かな 大きゅうなって たくましく    idea-kobo

          星屑を拾って君にクリスマス          麗門

          星屑の せめてなりたや 銅のくず       銀河王子

          幼子の 瞳輝く 聖樹光            詩楽麿

          幻想の世界を開く聖樹雪 
               招いておくれサンタクロース      詩楽麿 

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by mariko789 | 2012-12-24 11:45 | collaboration | Trackback | Comments(40)

2012年 カタール ナショナル・デー

昨日12月18日は、カタールの41回目のナショナル・デーでした。
建国記念日。まだ41年しか経ってない若い国なのです。

去年のこの日と同様に、まず朝にテレビでパレードの生中継を見ました。
陸・海・空とそれぞれ趣向を凝らしたパレード、熱狂的な国民、シェイク(首長)様の喜びの笑顔。
とくにパレード終了後、シェイク様が歩いて国民と握手をされるシーンは、目を見張りました。

テレビのあと、一休みして、去年と同様に街に出てみました。
スークまではタクシーで。思ったとおり渋滞していましたが。。


1) 人々でごったがえしているスーク(市場)にて。ペットショップの鳥。インコかしらね。

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2) パレードで軍人さんたちを乗せた駱駝かな。こうしてみると、駱駝って癒し系の顔をしている。
   市場近くの、建設現場の空き地にて。

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        草枯れてなほも土塊放さざる               よし

        来る季節インコも知らず何かたーる           詩楽麿

        子供らのたわむる姿頼もしく 
                 行く末語る若き国旗よ           詩楽麿

        着膨れて猫と抱きあふエコライフ              流星



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by mariko789 | 2012-12-19 12:01 | Nikon coolpix P510 | Trackback | Comments(54)

冬の星 ② :俳句


      ゴム鉄砲で撃ちおとすフユノホシ  久遠(旧:流星) 
         (ごむてっぽうで うちおとす ふゆのほし)





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季語: 冬の星  【冬】   天文


いたずらな誰かさんに 落とされた☆★は
地上のイルミネーションに ぱらぱら降りかかっています
あなたの街のイルミネーションが あれほど煌いているのは そのせいなんですね

◎ 画像は昨年の今頃に撮った、ドバイです。


             

             苦虫の尽きることなき榾の主        よし

             ふゆのほし突き刺すように凍りつく    idea-kobo





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by mariko789 | 2012-12-16 11:56 | Nikon D80 | Trackback | Comments(40)

一茶忌の子とわかちあふ椀のめし :俳句


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季語: 一茶忌(いっさき) 【冬】  行事

旧暦11月19日。俳人小林一茶(1763~1827)の忌日。本名弥太郎。信濃柏原(長野県信濃町)生まれ。
15歳で江戸に出、さまざまな職業を転々とした。後に俳諧を葛飾派に学び、特異な句風を打ち立てた。
文化9年(1812)に帰郷し、52歳で初めて妻を迎え三男一女をもうけたが、次々と子どもに死なれ、
晩年は中風を病んで、文政10年に没した。(角川 俳句歳時記)


一茶忌の子とわかちあふ椀のめし   流星
(いっさきの/ことわかちあう/わんのめし)


           

           椀のめし 力を込めて 押さえ込み    idea-kobo





◎今日はもう一句、上に揚げますので、こちらのコメント欄は閉じています。
  お話のある方、投句を下さる方は、上の記事のコメント欄にお願い致します♪
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by mariko789 | 2012-12-16 11:43 | Nikon D80 | Trackback

白息(しらいき) :俳句


 白息と白息の永久のすれちがい  久遠 (旧:流星)
  (しらいきと しらいきの とわのすれちがい)




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季語: 白息(しらいき、しろいき)、 息白し(いきしろし) 【冬】 生活

◎ 画像は、北海道から美しい景色・花・可愛い猫ちゃんの写真を発信していらっしゃる、

   『かおくろ屋』 の すここさん からお借りしてのコラボです。すここさん、ありがとう~~♪


           

           白息や雪にまみれし恋もなく         詩楽麿

           時移り雪にまみれし足跡を 
                   我より他に誰ぞ見返る     詩楽麿 

           訳もなくふと気に懸かる一茶の忌       よし
 
           すれちがい乙女の香りほんわかと     idea-kobo

           江戸川の土手の寅さん息白し        麗門

           白息を吹きかけ磨く双眼鏡          築地

           漏れる息 白く流れて肩すぼめ       くーぱー

           白い息 口元離れ 踊りだす          くーぱー






韓国ドラマ『冬のソナタ』をイメージして詠んでみました。


悲恋には雪景色がよく似合う
白い息を吐きながら、雪に埋もれた山道を
逢瀬にむかう二人

あゝ  もう少しで逢える・・・・
あと ほんの百メートル・・・
でもふりしきる雪が視界をさえぎって
よく見えないの

あなたはいるの?
きみは来てくれるのか?

そこに突然、思いがけない邪魔者が!!!




最近読んだ本に、オペラの恋物語というのは
ソプラノと寝たいテノールに、バリトンが邪魔をする話とあったけれど、、
すれ違いやアクシデント、邪魔者がはいってこそ
恋はいやがおうでも盛り上がるのですねぇ。
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by mariko789 | 2012-12-13 13:54 | collaboration | Trackback | Comments(42)

賀状書く :俳句

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賀状書く水魚の交はり忘れ得ず   久遠(旧:流星)
(がじょうかく すいぎょのまじわり わすれえず)


◇ 季語: 賀状書く(がじょうかく) 【冬】 生活   
     ・「賀状」は新年の季語、「賀状書く」は冬の季語。


◇ 水魚の交わり: 水と魚が離れられない関係であるように非常に親しい付き合い。(三省堂国語辞典)


         

         忘れ得ず日頃の無沙汰を詫びながら       idea-kobo

         網代木を堤に眺め一服す              よし

         賀状書く水魚の交はり忘れ得ず(流星)
                      三筋四筋と水茎の跡    築地

         年の瀬に水魚写真に身をすくむ          詩楽麿 

         悠久の冬夜に月の昇りたり 
                  喜怒哀楽も勝る事なし       詩楽麿 

         地上には電気仕掛の冬銀河             流星

         さよならは聞く耳もたぬ雪だるま           流星

 
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by mariko789 | 2012-12-11 02:03 | Nikon D80 | Trackback | Comments(32)

2012年 夏 カンボジア(シェムリアップ)旅行 総まとめ


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パブストリートの花売娘 @カンボジア

豚の微笑み @カンボジア

パジャマ族 @カンボジア

2012年 カンボジア アンコール遺跡群 まとめ

2012年夏 カンボジア トンレ サップ湖 水上集落 まとめ

カンボジア 文化村 Cambodian Cultural Village

カンボジア シェムリアップ スナップ写真(1)

カンボジア シェムリアップ スナップ写真(2)

カンボジアで食べました。

カンボジア シェムリアップ 村の家々



◎上の画像は、バンコクからシェムリアップへ向かう機内にて。
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by mariko789 | 2012-12-11 01:44 | Sony Cyber-shot G | Trackback

毛糸編む :俳句



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毛糸編む柱時計は鳴るも鳴るも   流星
(けいとあむ はしらどけいは なるもなるも)




季語: 毛糸編む(けいとあむ)    【冬】 生活


◎ 以前、他の句と一緒に投稿した句です。
  好きだと仰って下さった方が何人かいらしたので、メインで再アップします。
  画像は古い写真の使いまわしです。
  実は、今、欧州に家を探しています。
  寒い地方なので暖炉のある家がいいなと思っているのですが、
  火を熾すのはけっこう骨かもしれないですね。
  ふたたび、、ですのでコメント欄は閉じています。
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by mariko789 | 2012-12-11 01:34 | Nikon D80 | Trackback