always over the moon

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鳥の子の一羽もいれぬ鰯雲 :俳句



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 鳥の子の一羽もいれぬ鰯雲   流星
(とりのこの/いちわもいれぬ/いわしぐも)



 鳥の子のかくれんぼする鰯雲   流星(鎌ちゃんのアドバイスにより)

 季語: 鰯雲  【秋】




空を泳ぐ鰯は
のびのびとしている
君たちを脅かすものは誰もいない
泳げ泳げ
高い高い秋空が暮れるまで

(写真: 鰯雲, 09年3月。Nikon D80)


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★☆~皆さまから頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★


咳込めば外科待合いの非難の目     よし


仰ぐ空 鰯雲誘う 秋の風   詩楽麿

鰯雲に隠れて覗く青空に 幸せ祈る老いらくの恋   詩楽麿


鰯雲 鰯を七輪 焼き出せば 周囲は煙で 火事場かな  のんかい


勤労に 思わせぶりな 秋の雲    yamaoji


大き桶 鮓詰めされし 鰯雲   銀河王子


冬の雨 しみる寒さと おでんかな         くーぱー

急がずに 気ままにブログ これ極意        くーぱー

実は・・・
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by mariko789 | 2009-11-25 08:37 | Nikon D80 | Trackback | Comments(69)

刀月(かたなづき) :俳句 



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 はればれと斬られてみたし刀月   流星
(はればれと/きられてみたし/かたなづき)

 季語: 月 【秋】 天文
(※検索しましたが「刀月」という季語はないようです。アラビアの刀? 三日月のつもりで)


どうせ斬られるなら、蛇の生殺しみたいな、細切れは嫌。
ばっさりまっぷたつに斬っておくんなまし。

句友の空見さんから戴いたお題「はればれ」での一句です。


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★☆~皆さまから頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★


はれはれと こったかたに さろんばす  (爆笑)


はればれと 手術(オペ)後の目にも 月冴ゆる  (与太)


残菊のはればれとして枯れて逝く  空見


一振りで 明暗わける 諸刃の剣    yamaoji


刀月 刃ギラリと 闇を斬る  のんかい


刀月 一緒に今夜も お散歩ねッ  極楽とんぼ
 

刀月 恋の赤糸 切れやせぬ       詩楽麿

眠れぬ夜 名秋月を 胸に秘め 仰ぐ天空 刀月なり     詩楽麿

撮影の詳細
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by mariko789 | 2009-11-24 09:22 | Nikon D80 | Trackback | Comments(32)

金柑(きんかん) :俳句

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 金柑ハ未完ノ蜜柑ニハアラズ  久遠 (旧:流星)
 (きんかんは/みかんのみかん/にはあらず)

 主季語: 金柑 【秋】   (※蜜柑=冬の季語)


常夏のホアヒンなのに、この時期ちゃんと枯葉は舞うし
店先には金柑がかわいい顔を並べました。
自然は、ちゃんと四季を感じているのでしょうか。不思議です。


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買ってきた金柑。
生で皮ごと齧るのも好きだけど、唇が痺れてくるのが難点。
お鍋でさっと一煮立ちさせ灰汁をとり、
黒砂糖と蜂蜜を加え、炊飯器でコトコト煮ました。
喉にいいんですってね。
やることなすこと食べるもの、だんだん年寄りめいてきたぞ(笑)



(撮影: 11月21日, Nikon D-80, レンズ=シグマ50mm)

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★☆~皆さまから頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★


金柑ヤ未完ノ大器ニモナレズ   鎌ちゃん


茜さす金柑日和 箸休め   空見


庭あらず プラスチックの箱が 庭がわり   極楽とんぼ


金柑食み(はみ)祖母の在りし日 噛み締める   詩楽麿

みかんにも 足らぬ金柑 頬満たす    詩楽麿


金柑やBGMのシューベルト      よし


金柑よ 
 咲いてた君の木 今はなし
       想いたどるは 哀愁の君   くーぱー 
 
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by mariko789 | 2009-11-22 08:28 | Nikon D80 | Trackback | Comments(38)

地虫鳴く :俳句

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 魔界はだかれる地虫鳴きはうだい  久遠 (旧:流星)

 ・ はだかれる=開かれる 【古語】
 ・ はうだい=放題 【古語】

 ・ 私の好きな、「放題」の句
        川ながれはうだい椿散り放題  (三橋鷹女 句)

  
 季語: 地虫鳴く 【秋】
 (秋の夜更けに地面の辺りからジーっと聞こえてくること)

 【推敲】
  魔界の蓋あく地虫鳴き放題   久遠(流星)


此の世の中が魔界なのか
それともわたくしの心の中が魔界なのでしょうか

(写真: バリ島の ”ケチャダンス”  NikonD-80)

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★☆~皆さまから頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★


冬ざれや私の魔物が疼きだす     よし


ジュンプン(jepung)の花を頭に男らは
             うたうケチャックの力ある声(与太)

相抱くばかりに腕(かいな)交しつつ
            見つめあう目のラーマとシータ(与太)


あのよでも このよでもなく まかいかな   hanawa


人恋し 秋ふかまりて 地虫鳴く    詩楽麿

時去りて 風雪削る 岩コケに 時雨かかりて 地虫鳴く    詩楽麿


初冬の夜 シンと静けさ 響くかな    のんかい


空見さんのお気に入りの句
          「はればれと冬蝶海へ死にに行く  河合凱夫」

はればれと落葉は山へ寝に帰る  (空見)


夜毎夜ごと 地獄の底から ピーが湧く  銀河王子
 

短髪に気づく寒さと落葉の道   くーぱー


泣き放題 泣いたら気も 晴れるじゃろう    極楽とんぼ
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by mariko789 | 2009-11-20 08:01 | Nikon D80 | Trackback | Comments(40)

秋暑し :俳句





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 秋暑しロックにうねる千の腰    流星

◎ 季語: 秋暑し   【秋】 ・時候







タイの人気バンドのライブに行ってきました。
はじけるリズム、チカチカするミラーボール
むんむんの熱気
総立ちで踊る観客
(”千の腰”はだいぶ水増していますが。)

(写真: コスモスを波紋加工。Nikon D-80)







  ★☆~皆さまから頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★


 まだいける ライブハウスで 腰痛治し!  詩楽麿

 青春のひとコマ詰めし記憶あり ライブに騒ぐ春の追憶  詩楽麿

 飲めぬのに握るグラスのロック見る 映る踊りのいにしえおぼゆ  詩楽麿


 線残し 蝸牛さん 何処行った?   極楽とんぼ

 千残し 次は万じゃと ステップアップ     極楽とんぼ


 返り花葉のなき枝に二つ三つ     (与太)

 大根を洗う手先の冷たさや       (与太)


 秋雨に 熱々秋刀魚 心暖かに    のんかい


 じんせいを ロックでかたる このせなか   (hanawa)


 冬温しいけいけ姫も老いにけり     よし


 
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by mariko789 | 2009-11-17 08:18 | Nikon D80 | Trackback | Comments(36)

夕焼雲(ゆやけぐも) :俳句



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 夕焼雲乗つてアラブの姫となる   流星
(ゆやけぐも/のってあらぶの/ひめとなる)

 季語: 夕焼雲(ゆやけぐも/ゆうやけぐも)  【夏】 天文

 真っ赤な夕焼雲は空飛ぶ絨毯
 私を待っている
 砂漠の国へも、ひとっ飛び
      (写真: ホアヒン,Nikon D-80)


★☆~皆さまから頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★



夕焼けに 輝く雲よ 空蒼し   のんかい


夕焼雲乗つてアラブの姫となる   (流星)
    王子となりて迎へむ我も   鎌ちゃん


憧れのお伽の国の姫となり 微笑む草木秋風に舞う  詩楽麿

姫に似て 誰ぞ王子を 招くやら   詩楽麿


箒目の真新しきや雪安居    よし


ハリマオも アラブの砂まで 行かれない   銀河王子


ゆうやけで アブダカダブラ こいになる  (鯉)

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誰かに似ている
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by mariko789 | 2009-11-15 08:50 | Nikon D80 | Trackback(1) | Comments(36)

秋しぐれ :俳句 

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 秋しぐれ背信の妻鶴折りぬ  流星
(あきしぐれ/はいしんのつま/つるおりぬ)

  季語:秋しぐれ(秋時雨)  【秋】


 ”背信”は心の中のこと。
 
 祈りをこめて鶴を折っています。   
     (写真: Nikon D-80)
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by mariko789 | 2009-11-14 07:27 | Nikon D80 | Trackback

春愁(はるうれい)① :俳句

 春愁鋏もつたび髪を切り   流星
(はるうれい/はさみもつたび/かみをきり)

 季語: 春愁 (しゅんしゅう/はるうれい) 【春】

今年の春に3ヶ月ほど 鴻風俳句教室(ネットの俳句教室)で
俳句の基本を教えて頂きました。
そのおりに、ネット上ですが”句会”に参加させて戴きました。
上の句は、句会で鴻風先生から「ドラマ性がある」と、
特選に選んで戴いた句です。

適切な写真がなく、ブログにUPしませんでした。
こちらのお写真が、句にぴったりのような。(。→ˇܫˇ←。)

せっかく先生に選んで戴いた句を忘れないよう、ここに書きとめておきます。
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by mariko789 | 2009-11-13 11:09 | no-photo | Trackback

色無き風(いろなきかぜ) :俳句 


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 色欲うとまし色無き風を噛む   久遠 (旧:流星)
(しきよくうとまし/いろなきかぜをかむ)

◎ 季語: 色無き風  【秋】 ・天文
(五行説で四季に色をつけると、秋は白。ゆえに秋風を「色無き風」ともいう)







もう女という性など捨ててしまいたい。
爽やかな秋風を噛みしめておりますと、
この穢れた躰が透きとほってゆくような、
そんな気になるのでございます。

(写真:2月、チェンマイの猫。Nikon D-80)



  ★☆~皆さまから頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★


 むつまじき夫婦神かな素風あり    鎌ちゃん


 聞こゆとも 色無き風に 色戯ふ  (おぼた)


 風を噛む サイクリング 秋の朝   極楽とんぼ


 わが嵯峨を 揺らす秋風 恋深し   詩楽麿
 
 行く手さえ見えぬあなたの曇り空 秋風そそる去りしエレジー  詩楽麿

  鶴折るも 心まで折れぬ 黙示録       詩楽麿


 女郎屋の脇の桜の帰り花     よし


 秋風に 欲が乗るのか 酒旨し   のんかい
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by mariko789 | 2009-11-12 07:32 | Nikon D80 | Trackback(1) | Comments(38)

星月夜(ほしづくよ) :俳句




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 鱗(うろくづ)のみな昇天す星月夜    流星
 (うろくづの/みなしょうてんす/ほしづくよ)

◎季語:星月夜(ほしづくよ/ほしづきよ)  【秋】 ・天文
 ※秋の澄んだ夜空の星は美しく、満天星をちりばめた空は月夜のように明るい。

◎うろくづ:鱗,魚 【古語】


強風の去ったあとの星空の美しさ。
こんな夜は、海の魚の鱗もみな夜空のスパンコールになってしまったに違いない。。

(写真: 11月, ホアヒンの市場にて。Nikon D-80)








 ★☆~皆さまから頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★


煮凝りは匙に限ると不器用者    よし


秋の星 パパはどれかと さがし居り  与太


悠久の 過去を抱える 星月夜   詩楽麿

満たされぬ心に宿る星屑に 語る思いも朝露と化す   詩楽麿


秋雨で 釣った魚も 泳ぎ出し   のんかい


浜夜風 美味なる肴の 隠し味、    yamaoji
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by mariko789 | 2009-11-11 06:49 | Nikon D80 | Trackback(1) | Comments(30)