always over the moon

カテゴリ:olympus OM-D E-M5( 148 )

麗らか(うららか)②


うららかや旅びと石になる岬
(うららかや たびびといしになるみさき)

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◇ 季語 : 麗らか(うららか)、うらら、麗日 【春】 ・時候
   
◇ 現代俳句協会インターネット俳句会 3月/汝火原マリ

◇ 画像はスペインで撮ったものです。画像の岩場(やや右側)にハートの絵があるの、見えますか?
  ここは転落防止の柵があって、ちょっとやそっとでは人が入って行けない岩場なのです。
  早春の晴れた日。地中海の真青な海とこの岩場のハートを見ていたら・・・
  地中海→ギリシャ→ギリシャ神話→メドゥーサ→人を石にする。
  とイメージが湧いて、メモ帳に記したのがこの句でした。
  発想が飛びすぎです。なのに票を入れて下さった方にお礼を申し上げます!






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by mariko789 | 2017-04-08 15:52 | olympus OM-D E-M5 | Trackback

Alicante(アリカンテ)


早いものでスペイン旅行から帰ってきてから一ヶ月も過ぎてしまいました。
宿泊したのはベニドルムというリゾートでしたが、
一日、電車で片道一時間半をかけ、アリカンテへも足を伸ばしたのでした。
アリカンテは、バレンシア州のアリカンテ県の県都。役所や学校もある大きな街。
駅で無料の地図を頂いたのですが、夫がなまじスペイン語を話したせいか、この地図がスペイン語版。
私にはさっぱり判らない。
海岸沿いの波立つ(ような)大歩道のように、頭の中はぐにゃぐにゃになってしまいました。
行きたい場所は何箇所かあったのですが(お城とか)、夫はビールビールとうるさいし、ついに辿りつけず。
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by mariko789 | 2017-04-05 16:58 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(22)

恋猫(こいねこ)


恋猫の眸ジュラ紀の石の色
(こいねこのひとみジュラきのいしのいろ)

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◇ 「五七五の小説工房」 第6回 堀本裕樹選 俳句 兼題「恋猫」佳作 (2017年03月発表)


◇ 「恋猫」という季語から私が連想したのは、ロマンより「種の保存」というリアリティ。
  そこから、原始の時代から脈々と流れる「命」へとイメージが飛びました。ジュラ紀とは、恐竜の時代。
  なお、この句の「色」は色彩ではなく「様子、特徴」というほどの意味合いです(参照:三省堂辞典)
   
◇ 画像はスペインの、「猫の小道」の標識。細いので車は入ってこれないし、猫たちのお気に入りの路地です。 

 


     

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by mariko789 | 2017-04-01 15:13 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(10)

金縷梅(まんさく): 俳句


金縷梅の地上のもつれ縺れゐよ
(まんさくのちじょうのもつれ もつれいよ)

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◇ 画像の金縷梅をプラハ動物園で撮って以来、いつか金縷梅を詠みたいと思っていたのでした。
  句会の入選句ではありません。日記に書いている句のうちの一つです。
  
◇ 「地上のもつれ」は「痴情の縺れ」のもじりです。
   痴情の縺れは避けたいですが、まんさく君の縺れは見て楽しい♪

◇ 「ゐよ」は「居る」の命令形です。



3月26日(日曜日)はこちらの「母の日」で、それに先駆けて24日に墓参に行き、気持がしゃきっとしました。
リビングに「母の日」のカードも飾りました。
日本人の私は、亡くなった義母にカード?と思いましたが、日本人が仏壇に食べ物を供えるのと同じなのでしょうね。
英国はカードの国。所変われば品変ります。







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by mariko789 | 2017-03-30 15:26 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(24)

桜湯(さくらゆ)


桜湯の香りのほうへ赤子の瞳
(さくらゆのかおりのほうへあかごのめ)


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◇ 季語 : 桜湯(さくらゆ)  【春】 ・生活(人事)
   

◇ 現代俳句協会インターネット俳句会 2月/汝火原マリ


◇ 画像はハンガリーで撮ったものです。









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by mariko789 | 2017-03-29 15:21 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(2)

蕨狩(わらびがり)


狩りつくす蕨や次女はプログラマー
(かりつくすわらびやじじょはプログラマー)

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◇ 季語 : 蕨狩(わらびがり) 【春】 ・生活(人事)

Thank you very much!(天使の顔も三度まで の投稿に頂きました♪)
.
酔いどれの西班牙(スペイン)の旅弥生尽  麗門
.
あのバスに乗ればふるさと春めけり     麗門
.
行く春やトイレの紙を探しけり       麗門
.

◇ 画像はプラハの動物園にて。


◇ 松山俳句ポスト 103回め投句   兼題(第164回) 『蕨狩』 :  人選 (中原久遠)
 

◇ この回をもちまして、松山俳句ポストへの投稿は休止しました。
  2014年初頭から丸三年間、途中二ヶ月連続で休んだり、旅行や引越しで投句できないときもありましたが、
  我ながらよく続いたと思います。サイトでは大いに勉強させて頂きました。
  これからも俳句ポストのサイトは必見と、思っています。
  投句合計103兼題。全没一回。並選11句、人選116句、地選15句、天3句。
 
  これからは、他のネット句会への投句も控えめにして、日常の生活句(苦?)も投稿してゆきたい。
  そして句を読む方に、もっと力をつけたいと思っています。


  今日からイギリスは、サマータイムになり日本との時差が8時間になりました(冬は9時間の時差)。
  たとえ1時間でも時差の短縮は嬉しいです。







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by mariko789 | 2017-03-26 23:21 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(22)

天使の顔も三度まで

だいぶ間があいてしまいましたが、スペイン旅行の続きです。
ただいま夫は禁酒中ですが、旅行の間は暴飲の極致。大失敗もチラホラと。

ある晩のこと。ホテルの部屋でシャワーを浴びていた夫の悲鳴が聞こえました。
慌てて浴室を覗いてみると、彼が浴室の床(タイル)に転がっていました。
右手には、ほとばしっているシャワーのハンドルを握ったまま。
幸いシャワーは浴槽に向かっていたので、まず、シャワーを止め、ハンドルを所定の位置に置き、
まだ転がったままの夫に「大丈夫?」と声をかけました。
これ、打ち所が悪ければ大怪我でしょう。強運の彼は足をひねって暫くびっこを引く程度で済みました。

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その翌日、夫が「便秘になって苦しい。下剤を買ってほしい」というので、薬局に入りました。
私が行列に並んでいるうちに、彼が道路の向こうの店にいると言い残して消えてしまいました。
薬を買い、道路を渡ったところ、バーが三軒並んでいました。
果たしてどの店に彼は入ったのか。三軒とも覗き込んでみましたが、彼の姿はない。

仕方がないのでいちばん安そうな店に入り、「大きな英国人が来なかったですか?」
とバーテンさんに尋ねたところ、「ああ、トイレに入っているよ」とピンポーンな返事。
椅子に座り、トイレの入り口を見ていると、なんと夫がトイレのドアを少しあけ、
私に「おいでおいで」をしているではありませんか。
何かと思ったら、トイレに紙が無かったのですって。
こんなこともあろうかと、ティッシュを常に持っている私、即刻レスキューしました。
そのとき夫は財布も紙も持たず、バーに入ってしまったのです。
トイレから出てきた夫は「君が天使に見えた」


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そんなこんなの最終日。
ホテルをチェックアウトしたあと、夫がもう歩けないというので、近くのバーで休憩。
予約してあった空港行きのバスのチケットは夫が保管していたので、
「どこにあるの?」と聞くと、「知らない」という返事。
そのとき、ぱっと私の脳裏に100ワットの灯りが点きました。
「も、もしかして・・・部屋のセーフティボックスじゃないでしょうね・・・?」

さすがの酔っ払いもこの時は青ざめました!
私に「ここに居ろ」と言い置き(注文したものがまだ出揃っていなかった)、
足を引きずりながらホテルに向かう彼。

帰ってきた夫の話によると、ちょうどメイドさんが部屋を掃除しているところで、危機一髪でした。
バスのチケットのみならず、航空券、パスポート、英国の家の鍵、クレジットカード、英国の現金、
なにもかもセーフティボックスに入れっぱなしだったのです。

で、バスのチケットを見ると「帰国の前日に再確認をしないと無効になる」と書いてありました。
ということは、もう予約してあるバスには乗れません。
そこで、近くにいた人々に片っ端から尋ねて、空港行きの直行バスの情報をゲット。
歩けない夫を引っ張って、途中カフェで休憩しつつ、なんとかバス乗り場までたどり着き、
彼をベンチに座らせてチケットを買いに走る。
やっとバスに乗り込むと「君はなんでも一人でできるんだなぁ」と彼はしみじみ言いました。
いざとなったら、女には底力が出るのですよ。
(※ 写真。二枚目の大きなメロンは、帰りのバス乗り場へ行く途中のカフェ。この地図が大いに役立ちました)









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by mariko789 | 2017-03-23 22:52 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(24)

薄氷(うすらい)④


薄氷や二人を隔つギムレット 
(うすらいや ふたりをへだつギムレット)



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◇ 季語: 薄氷(うすらい、うすごおり) 【春】 ・地理  
 
◇ テキストブック「NHK俳句」2017年4月号  堀本裕樹 選 佳作 

◇ 【カクテルのギムレット】
起源:1890年頃、イギリス海軍の軍医であったギムレット卿が、艦内で将校に配給されていたジンの飲み過ぎを憂慮し、健康維持のためにライム・ジュースを混ぜて飲むことを提唱したことが起源とされている。他に、ギムレット(gimlet)が錐の意であることから、その味の突き刺すような鋭いイメージから命名されたという説もある。 作り方:ジン (全量の)3/4, ライム・ジュース (全量の)1/4 (by wikipedia)


◇ 「薄氷」は好きな季語で、このブログに投稿したものだけでも4句めになりました。

◇ 画像はスペインにて。 コメント欄は閉じております。







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by mariko789 | 2017-03-22 16:07 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(0)

ものの芽 ② :俳句


育ちゆく女の勘とものの芽と
(そだちゆくおんなのかんともののめと)


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◇ 季語: ものの芽 【春】 ・植物 (初春の、植物の芽)
 

◇ テキストブック「N●K俳句」2017年4月号  夏井いつき選 佳作 
  久々に組長に採って頂きました\(^ ^)/

◇ 画像はブダペストの動物園にて。 

 
   







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by mariko789 | 2017-03-21 16:01 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(0)

春の雨 ② :俳句


髪あげてうなじに匂ふ春の雨
(かみあげてうなじににおうはるのあめ)

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◇ 季語 : 春の雨(はるのあめ)、春雨  【春】 ・天文 
   
◇ 画像は以前撮ったもの。

◇ 現俳協インターネット句会 2月/汝火原マリ 

 






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by mariko789 | 2017-03-14 01:27 | olympus OM-D E-M5 | Trackback | Comments(0)