always over the moon

カテゴリ:Canon PowerShot SX50( 72 )

地獄変

マンチェスターのコンサート会場で22日午後10時30分頃に起きた自爆テロ事件ですが、日本でも報道されたそうで、日本の家族や友人からメールを頂きました。こういうときに心配して頂くのは格別に嬉しいものです。

私も、ロンドンならともかく、マンチェスターとあって衝撃を受けました。
22人もの尊い命が失われたなんて。そのすこし前まではコンサートの興奮の坩堝にいたでしょうに。瞬時にして天国から地獄へ。
事件現場のマンチェスター・アリーナに隣接した駅は、私も何度も利用しましたし、夫の赴任に於いても、マンチェスター空港へ行くのには、電車でくだんの駅まで行かなくてはなりません。
リバプールも安心できません。最近はイスラム教の住民が増えて、うちの周りにもチラホラ住んでいます。
だいたいリバプールの人口の半分以上が外国人ですし。そういう私もそうですが。
夫が赴任する際に、「近所へ買物に行くのは構わないけれど、シティセンターへは行くな。日が暮れたら外へ出るな」と言い置いて行ったのですが、正論だったのでしょう。
折りしも、日本大使館から、「ラマダン月のテロについての注意喚起」というメールが舞い込みました。
●5月27日(土)頃から6月27日(火)頃は,イスラム教のラマダン月及びラマダン明けの祭り(イード)に当たります。
●近年,ラマダン期間中に多数のテロが発生しています。最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際には,安全確保に十分注意を払ってください。 
 

f0053297_15125839.jpg



立て続けに欧州で起きているイスラム教徒によるテロ事件の犯人の多くは、移民・難民や、その子孫たちです。
そして被害者たちの中にも、移民難民や、その子孫たちがいます。
イギリス人と言ったって、元をただせば他の欧州各国からの移民が殆どですしね。
人間なんて突き詰めていけば、アフリカの一人の女性のDNAに帰結してゆくのでしょう。
みんなタンポポの絮みたいなものではないですか。

Thank you very much!
.
吾もまた蒲公英のごと飛び行かむ  たんと
.
たんぽぽがたんぽぽ燃やす地獄変  久遠
.
ラマダンや蒲公英つんで耳飾り   麗門 
. 
言霊を漏らすタンポポ マンチェスター  鍵
.
 

テロも戦争もない世界。それは実現できない夢物語なのでしょうか。






[PR]
by mariko789 | 2017-05-24 15:33 | Canon PowerShot SX50 | Trackback | Comments(22)

凍蝶(いてちょう)② 


凍蝶に見せてはならぬ家庭の灯
(いてちょうにみせてはならぬかていのひ)


f0053297_15290941.jpg

◇ 季語 : 凍蝶(いてちょう)、冬の蝶、冬蝶 【冬】 ・動物
  多くの蝶は晩秋死に絶えるが、中には冬になっても弱々しく飛んでいるのを見かける。
  タテハ蝶の仲間は成虫で越冬するものがある(by 角川必携季寄せ)


◇ 画像はイメージです。この冬に撮ったものではありません。


◇ 凍蝶に重ねたのは、いつも一人で寒そうだったロビン。
  ちょうどリビングの窓から真っ直ぐ見える枝に止まっていて、
  暖かな室内にいる私自身が申し訳ないような気がしました。
 

◇ 現俳協インターネット句会 1月/汝火原マリ


◇ コメント欄は閉じています。次回は開けますので宜しくお願いします。








[PR]
by mariko789 | 2017-02-10 16:07 | Canon PowerShot SX50 | Trackback

冬の蝿(ふゆのはえ)


 「運命」の譜面をなぞる冬の蝿
  (「うんめい」のふめんをなぞるふゆのはえ)

f0053297_15560143.jpg


◇ 季語: 冬の蝿(ふゆのはえ)  【冬】 ・動物


◇ 現俳協インターネット俳句会1月/汝火原マリ


◇ 画像はいぜんハンガリーで撮ったものです。ただいま多忙のため、コメント欄は閉じております。









[PR]
by mariko789 | 2017-02-09 16:02 | Canon PowerShot SX50 | Trackback

きつつき :俳句


  きつつきに肩つつかれてゐる課長
   (きつつきにかたつつかれているかちょう)


f0053297_14505130.jpg

◇ 季語 : きつつき 【秋】 ・動物

◇ 「愚陀佛庵インターネット俳句会」十月結果発表で、秀逸を頂きました。選者の八木 健さま、有難うございます!
  なんでこの句が?と思われた方、ワタクシも同感です。もしかしたら「課長」がモノを言ってくれたのかもしれません。






【日記・ スラッシュ】

上の画像の鳥が、スラッシュ(thrush)です。日本でいうと、ツグミの仲間ではないでしょうか。
我が庭に、毎日やってくるこのスラちゃん、そのガツガツした喰いっぷりには、開いた口が塞がりません。

うちはロビン(下の画像)に、毎日二回、餌をあげています。
チーズ、半分に切った林檎、スクランブルドエッグ(夫いわく、姑が生前、時おり鳥にあげていたと)。
いろいろ試したのですが、どうも食いつきがイマイチなので、
今は小鳥用のミックスナッツと、乾燥ミミズに、チーズを混ぜています。
林檎も、ロビンは、おやつにちょびちょび啄ばんでいたのですが(↓の、右端にあるのがリンゴ)

f0053297_15045361.jpg

ロビンの食べ残したリンゴを目指して、大きなマグパイ(かささぎの一種)の夫婦が来たり、くだんのスラッシュがやってきて、
ロビンがすっかり怖気づいてしまいました。なにしろ、ロビンはちっちゃい。スラッシュの半分にも満たない体です。

他の鳥はリンゴの芯と皮は残すのに、スラッシュはあっというまにリンゴの中身を食いつくし、皮までつつく。
まだ庭にはミミズも沢山いて飢餓状態なわけはないのですが。

今のところ、まだロビンは毎日朝夕、私が餌をもって庭に出ると、ぴょーんとやってきて、ちょっとだけ餌を啄ばんでくれます。
スラッシュに怯えず、いつまでもずっと庭に来て欲しい。いつも一人ぽっちの小さなロビン。。

※ 画像が不鮮明なのは、鳥たちを怖がらせないよう硝子戸越しに撮っているからです。あしからず~(ペコリ








  

[PR]
by mariko789 | 2016-10-22 15:22 | Canon PowerShot SX50 | Trackback | Comments(24)

月夜茸 :俳句



  からつぽの揺りかご揺らす月夜茸
    (からっぽのゆりかごゆらすつきよだけ)


f0053297_14262367.jpg

◇ 季語 : 月夜茸(つきよだけ)  【秋】 ・植物

◇ 現代俳句協会/9月/汝火原マリ

◇ 画像は我が庭に遊びにくるロビンです。
  右側の紫に暈けているところが、フクシアの花木。この低木の枝から枝へ止まったり、地面で餌を探したり。



 ミミズを咥えているところ。葉っぱが邪魔ですが、見えるでしょ、ミミズが。

f0053297_14320215.jpg

 うちには小さな人がいないので、そっちの方面への愛情が有り余っている私は、小鳥とか小動物とか大好き。花木も好き。
 その気持は相手にも通じるみたい。
 このロビンちゃんは、私のそば1メートルくらいまで近づいてきます。
 うちの庭の近くに住処があるのか、姿が見えないときでも、チッチと可愛い声が聴こえます。
 しかし、夫が顔を覗かせるとぱっと逃げる。
 ときどき、シュレッド(ちょうどミミズ位の長さ)してあるチーズをあげると、いちおう啄ばみますが、
 「なんかこのミミズ、腐ってるんじゃない?」みたいな顔をします。
 検索で「ロビンには高蛋白のチーズが良い」と書いてあったのですが、うちのロビンは野生なので、チーズは好みではないかも。
 昨夜、さらに検索したら、林檎やかんきつ類が好きと書いてあったので、次は果物方面へ走ってみよう。
 ロビンの寿命は僅か13ヶ月とのこと。そのかわり年に数回(検索では4回とか)卵を産むそうです。

 他にも、マグパイとか、黒い小鳥とか、数種類の小鳥が来ます。
 ロビンをはじめ、カメラを向けると大概は逃げてしまいますが、そのうち今回のように撮れたら、またご紹介しますね。






 


[PR]
by mariko789 | 2016-10-11 14:52 | Canon PowerShot SX50 | Trackback | Comments(15)

明日引越です。



やっと引越できることになりました。
かねてより目星をつけていた、小さな貸家、一昨日、二度目の内覧をしました。
前回は、居住者がいての内覧で、あまり欠点が目に付かなかったのですが、
家具付とはいえ、人の気配のない家は、古さや汚れが目立って、少々ひるんだのでした。
とはいえ、もう他の物件を探す時間の余裕もないので、ありがたく借りることにしました。
本日、契約します。
明日の引越は、レンタカーを借りて、義兄に運転をお願いすることになりました。
荷造りも、80%は終わりました。

f0053297_14031397.jpg



さようなら、カモメの少女。
彼女の飛ぶ姿も、しっかり目に焼き付けました。
このアパートで唯一、好きだったこと。それはこのカモメの親子に会えたこと。

 


More (続きを読む)
[PR]
by mariko789 | 2016-09-09 14:32 | Canon PowerShot SX50 | Trackback | Comments(13)

カモメの子(2)





7月4日の「カモメの子」の続きです。


1) お母さんから餌を貰う子。7月15日。

f0053297_14403857.jpg


Thank you very much!


カモメおまえも嬉しいか
大きな口を空へ向け
泣いているのか
それとも
笑っているのか

波止場暮らしは
淋しいが
街の屋根なら嬉しいね

あっという間に大きくなって
きっとこの日を思い出す
そんな未来が待っている 
(詩: とし坊さまより)



More (続きを読む)
[PR]
by mariko789 | 2016-08-20 15:07 | Canon PowerShot SX50 | Trackback | Comments(12)

炎昼(えんちう):俳句





炎昼のふはつくやうな時計塔
(えんちゅうの ふわつくような とけいとう)

f0053297_15271769.jpg


季語: 炎昼(えんちゅう) 【夏】 ・時候。

Thank you very much!

蒸気時計塔噴く 街頭音楽士弾く  伊丹公子 (とし坊さまよりご紹介)

 



画像は Prague astronomical clock ・プラハの天文時計  ・プラハのオルロイ 
プラハに行った方なら、ああ、あの!と思い出されるでしょう。
”時計塔”は私の造語かもしれません。
本来は時計台かしら。「塔」のほうが私的にはぴったりなので、ご容赦を。

上の画像の部分は、 天文図文字盤
太陽や月の位置などの天文図を示すための文字盤です。
現役の時計としては世界最古級の天文時計で、1410年の製作。
何度か修理されて現在に至っています。

More (続きを読む)
[PR]
by mariko789 | 2016-08-06 15:56 | Canon PowerShot SX50 | Trackback | Comments(16)

蜜柑の花 :俳句





輿入れや蜜柑の花は繚乱と  久遠
(こしいれやみかんのはなはりょうらんと)

f0053297_1435599.jpg


季語: 蜜柑の花 (みかんのはな)【夏】 ・植物

※ 松山俳句ポスト365 八十五回め投句 兼題(第145回)『蜜柑の花』 :人選

◎ 画像はプラハの教会にて。







[PR]
by mariko789 | 2016-06-02 01:45 | Canon PowerShot SX50 | Trackback

青嵐 :俳句





めんこ打つ父に父亡し青嵐
(めんこうつちちにちちなし あおあらし)

f0053297_131551.jpg




Thank you very much!

盛夏に山の彼方の里偲ぶ  詩楽麿

往来も儘にならない国境(くにさかい) 生まれし国土今遥かなり  詩楽麿

皐月夜に 浮かぶ白雲 風に舞う  詩楽麿

飛び交うも花粉の群れの旅路なる 風に任せた授粉先かな  詩楽麿

青嵐marikoの亡父(ちち)の髪(け)の乱れ   to_shi_bo



季語: 青嵐(あおあらし) 【夏】 ・天文
※青葉の茂った木々を吹き渡るやや強い風。季語としては「せいらん」と読むのは避けたい。(by 角川季寄せ)

◎ 画像は、プラハ動物園にて。白熊くん。

◎ 亡父は、父親が戦争で死亡し、赤子のときに養子に出された。さいきん亡父を思い出すこと多く。(現俳協4月/2点/汝火原マリ)






 
[PR]
by mariko789 | 2016-06-02 01:37 | Canon PowerShot SX50 | Trackback