always over the moon

カテゴリ:Nikon D80( 635 )

虹 :俳句





逢えぬ子のりぼんを虹の尾に結ぶ

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季語: 虹(にじ) 【夏】 ・天文

詩 『虹の橋』 (内容)

この世を去ったペットたちは、天国の手前の緑の草原に行く。
食べ物も水も用意された暖かい場所で、老いや病気から回復した元気な体で仲間と楽しく遊び回る。
しかしたった一つ気がかりなのが、残してきた大好きな飼い主のことである。
一匹のペットの目に、草原に向かってくる人影が映る。
懐かしいその姿を認めるなり、そのペットは喜びにうち震え、
仲間から離れて全力で駆けていきその人に飛びついて顔中にキスをする。
死んでしまった飼い主=あなたは、こうしてペットと再会し、一緒に虹の橋を渡っていく。(by wikipedia)


◎ 画像はずっと以前撮って「色無き風」に使ったものの、使いまわしです。
  自分で撮った猫の中でも特に好きな子なので再登場してもらいました。(現俳/7月/汝火原マリ)

◎ この句は人間の子のつもりで詠んだのですが、
  ペットとして読んで下さった方から心に沁みるお便りを頂きました。
  俳句は読み手の解釈しだいでイメージが変わる。それが楽しいです。







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by mariko789 | 2016-08-24 15:45 | Nikon D80 | Trackback

雨の日は読書





お仲間の皆さまは、日本の暑い夏をお過ごしと思います。
こちらリヴァプールは連日の雨で肌寒い。私の部屋は15℃前後かしら。
冷房がないので、助かるといえば助かるのですが、どうも夏の気分がでません。
夫はもう三週間近くも禁酒しています。
やっと重い腰をあげて就職活動を始めてくれて。
このアパートの契約が切れる9月半ばまでには、なんとか決まってほしい。

うちにはプリンターがないので、書類作成の折には、近くの図書館にプリントしに行きます(A4/10ペンス)
この図書館が、重厚な建物で、カフェもあり、くつろげるソファもあり、居心地最高!
もちろん本の貸し出しもあるので、私も借りてきて読んでいます。

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写真の左から、AMY TANの小説。純文学ですが読みやすいので、私はAMYの大ファンです。

真ん中は、東野圭吾の『容疑者Xの献身』の英訳版。こちらでもベストセラーになったそうです。
この本は夫が借りてきて、熱中して読んでいました。プロフェッサー・ガリレオの大推理。

右側のは、スコットランドの歌手SUSAN BOYLEの伝記。日本でも知ってる人が多いのでは。
47歳でTVのスカウト番組に登場し、あっというまに大スターになった、シンデレラ物語。
若くて可愛い子がスターになるのは、さもありなんですが、中年の一見普通で、というのが凄い。

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by mariko789 | 2016-07-16 16:00 | Nikon D80 | Trackback | Comments(19)

蜻蛉生る




蜻蛉生る大谷池に霊の群 中原久遠
(とんぼうまる おおたにいけにれいのむれ)

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季語: 蜻蛉生る(とんぼうまる)【夏】 ・動物

※ 松山俳句ポスト365 八十六回め投句 兼題(第146回)『蜻蛉生る』 :並選

四国の松山にある大谷池は、名高い心霊スポットだそうな。
いちど行ってみたい、という願いをこめて。できれば初夏がいいなぁ・・・





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by mariko789 | 2016-06-11 13:01 | Nikon D80 | Trackback

雛菊(ひなぎく) :俳句




雛菊のほろりほろりと濡れて京
(ひなぎくのほろりほろりとぬれてきょう)

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季語: 雛菊(ひなぎく) 【春】 ・植物

◎ 写真は「雛菊」ではありません、お許しを。

◎ 月形半平太が、京都三条の宿をでるときの台詞、
  舞妓の雛菊「月さま、雨が」 半平太「春雨じゃ濡れてまいろう」
  本句は、このシーンを下敷きにしております。
  過分な講評を頂き、申し訳ないような・・・。

◎ 今日はこれからまた、ビザ手続の続きで、ブダペストへ飛びます。
  英国へ帰ってくるのは、23日。バタバタしているのでコメント欄、閉じています。

◎ 現代俳句協会ネット句会 4月/2点/講評 (汝火原マリ)





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by mariko789 | 2016-05-11 14:50 | Nikon D80 | Trackback

菜種梅雨(なたねづゆ) :俳句




なたねづゆ河童ぽろぽろ生まれくる  中原久遠
(なたねづゆ かっぱぽろぽろうまれくる)

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季語: 菜種梅雨 (なたねづゆ)【春】 ・天文


※ 松山俳句ポスト365 八十三回め投句 兼題(第143回) 『菜種梅雨』 :地選 &人選(1)

俳句集団 いつき組」夏井いつき組長 選評
すんません、全く個人的に、さらなるツボにはまってしまった句です。「なたねづゆ」という平仮名書きのあとに出現する「河童」までは、日本昔話のような世界を描こうとしているのかと思ったのですが、「河童ぽろぽろ生まれくる」という光景がなんともはや、日本昔話風ファンタジーホラー。雨にぐっしょりと濡れた菜の花畑の中から、産まれたばかりの青黒い「河童」が産まれてくる?!と思っただけで、鳥肌が立ちました。恐ろしいけど可愛い。カワイイけど愛せない。忘れたいけど忘れられない句となりました(笑)。



◎ 友人の矢野リンドさんの【天】の句、「菜種梅雨切り絵の蝶に囲まれて」はじめ、
  お仲間の皆さまの素晴らしい金曜日の句のなかに、ひょっこり混ぜていただいたラッキーな河童でした。
  組長のツボに、感謝☆
  
◎ 私的には、河童は梅雨時の季語になってもいいほど、雨とは切り離せないと思っていました。
  河童は太古から「水神」と崇められてきたそうですし、頭の皿の水が乾くと、元気がなくなるとか。
  梅雨の季語にもいろいろあるけれど、
  「わしらがいちばん好きなのは菜の花が咲く頃の雨なんじゃよ」と、
  河童のお爺さんのお告げがありました。白昼夢のなかで。
  お爺さんの孫は、今年も菜種梅雨のころに、生まれてきたそうです。それもあなた、5人もですって!

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by mariko789 | 2016-05-01 15:01 | Nikon D80 | Trackback | Comments(14)

薄氷(うすらひ)② : 俳句




 うすらひにふつふつ滾る気泡かな
 (うすらひにふつふつたぎるきほうかな)

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季語: 薄氷(うすらひ、うすごおり) 【春】 ・地理



◎ 庭のバケツに張った氷を観察していたら、気泡が氷に閉じこめられていました。
  綺麗だなぁと思い、一句にしてみました。
  検索しましたら、薄氷に何かを閉じこめるとのは類想の山でしたので、こんな句に。
  春先になり、ふつふつとやる気がでてきた、みたいな気持をこめて。(現/1月/汝火原マリ)

◎ 画像はイメージです。外の水道の氷柱。気泡が見えますよね。


この数日、急激に暖かくなり、しかも空は青空。
バケツの氷も氷柱も、跡形もなく消えてしまいました。
このまま春になるのでしょうか??
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by mariko789 | 2016-02-07 14:25 | Nikon D80 | Trackback

家の売却 その(3)

昨夜、家の売却の契約を取り交わしました。
ひどい暴風雨で半身ずぶ濡れになりながら、道に迷い迷い辿りついたブダペストの弁護士事務所にて。

夫が売却に重い神輿を上げてくれたのが昨年の10月半ば。
仮契約が今年に入った1月16日でしたので、まる3ヶ月かかったわけです。

その間、お正月の一週間を除き、ほぼ毎週内覧のお客さまが来ました。
いつもいつも家の隅々まで掃除して、自分自身も見苦しくないようにしているというのは、実に疲れるものです。

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しかし、あれです。
ずいぶん色々な人間模様を垣間見てしまいました。
家を買うというのは人生の一大事なわけで、他人のそういう場面を目撃するチャンスが、
毎週毎週やってくるというのは、考えてみると、凄いことです。

とくに最終的に、同時期に二組からオファーを受け、我家は仲介業者の批判を浴びつつも、
低い金額の買い手を受け入れたこと。
実は、高いオファーを下さったご家族が、巨体一家だったのです。
ご主人は見上げるような大男。
ふだんお客さまとは話さない私ですが(言葉も通じませんし)思わず、「2メートル?」と訊いてしまいました。
「イーゲン!(イエス)」と即、答えた彼。しかもでっぷりと肥えていらっしゃいます。
奥様も、背が180cmを優に超え、小太り。
彼らがどすどすと歩くと、我家は森のなかの、小人の家のようでした。

夫が「屋根裏も見ますか?」と尋ねたら、ご主人が「ネム(ノー)」と首を振ったそうですが、
もしも屋根裏への階段に彼が足を乗せたら、貧弱な階段ですからポッキリ折れてしまったと思う。

<早く帰ってくれないかなぁ。床が抜けちゃうし>と私が内心で呟いていると、
ご主人が高らかに「買うよ。今すぐ買うよ」と仰ったのです。
そんな!たった30分しか見ないで、肉屋で買物してるわけでもなし、買うなんてむちゃくちゃでしょう。
で、即断で仰ったオファーが、その前日に若いカップルから頂いていたオファーより高かったのです。
巨体一家はすでに持家が売れてしまっていて、焦っていたのでした。

翌日、若いカップルが、オファーの金額を上げ、すぐに巨体一家がそれより高いオファーに。
ここで我家がどちらか決める段になり、迷わず、低い金額の、若くてスリムなカップルに決めました。
だって、もしも巨体一家が買ったら、この家はあちこち壊れてきて、
私たちが苦しんだように、修理に修理を継ぐ悲劇になると思ったからです。

さて。
買主のカップルにも、あっと驚く裏事情があったのですが、プライバシーなのでここには書けません。
誰であろうと、買った後、どのようにしようと、それは買主の自由ですもの。

昨日受け取った金額は、10%
最終代金を受け取るのが3月末。最悪4月半ばになるそうで、それまではこの家に居ます。
若いカップルの、銀行ローンの実行待ちというわけ。
結局は、10月中旬の売出しから決済まで、まる半年。
引越先は姑のいる夫の故郷、イギリス(リバプール)を目指しています。

しかし、3ヵ月半、どこにも行けず家に縛られてきたので、ここで短いホリディを計画。
19日から5日間、チェコの首都プラハへ遊びに行ってきます。

このところ、パソコンがいよいよ大不調なので、ハンガリーに居る間に修理屋さんに持ってゆこうと考えています。
旅行中や、パソコンがない間など、ブログは放置になると思いますが、長い目で見てやって下さい!
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by mariko789 | 2016-02-05 14:22 | Nikon D80 | Trackback | Comments(21)

迎春 2016年




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明けましておめでとうございます。
こちらの年明けは、零下8℃と、厳寒のなかでした。
夜の9時ころから、近所でばんばんと花火を揚げ始め、華やかやら、うるさいやら。

テレビでは、UAEの高層ホテルの火事を報じており
また欧州各地では、テロの危惧から新年の祝賀の花火を中止とか、
おだやかならぬ年越でした。
こちらハンガリーより1時間遅れの、ロンドンの新年の大花火を見てから、休みました。

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Thank you very much!

初空や西のはてには去年の月    与太郎

元日の霜したたかに下りたるよ    与太郎

元日の新聞多き机かな    与太郎

初日の出 濃霧の後の晴れ間かな  idea-kobo

夕空を黒く侵食山眠る   詩楽麿

遭難や悲喜交々の涙呑み 春待つ山ぞ今眠りたり  詩楽麿

初詣祈り届くか御賽銭    詩楽麿

神宮の初詣なる人波に揉まれ揉まれて祈りや如何に  詩楽麿

言祝ぎの想ひ託さむ梅一輪  麗門



クリスマスも新年もご馳走はなしです。
夫はこの一週間でワインを20本以上+ビール(数えておらず)を飲み干し、
体重が110KGを超え、アルコールのせいと思いますが、手の震えが止まりません。
なんとか今年こそ、夫には暴飲を謹んで健康に暮らして欲しいと思います。

私は、今年はもう少し粘り強く、いろいろなことに挑戦してゆきたいと思っております。
それと、家の売却を早めに済ませたい。

お仲間の皆さま、本年もどうぞ宜しくお願い致します。




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by mariko789 | 2016-01-01 13:46 | Nikon D80 | Trackback | Comments(18)

葱鮪(ねぎま):俳句




葱鮪なべ男根神を祀る島  中原久遠
(ねぎまなべ だんこんしんを まつるしま)

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季語: 葱鮪(ねぎま)  【冬】 ・生活

※ 松山俳句ポスト365 七一回め投句 兼題(第131回) 『葱鮪』 : 地選、人選二句

「俳句集団 いつき組」 夏井いつき組長 選評
「東国の荒ぶるこころ葱鮪鍋」「葱鮪鍋陰間と沈む夜のほとり」などの句と発想の出発点は同じかと思いますが、最後に「島」の光景となることで「葱鮪なべ」の鮮度が一気にあがってきます。「男根神を祀る島」の荒々しい鍋は今煮えたぎっております。


◎画像は、と或る島に祀られていた、男根神です。古い写真ですが、ここで役立つとは思ってもなかった。

◎葱鮪とは、鮪のトロと葱を煮込んだ料理です。
 江戸時代、脂が多いトロは捨てる部位だったそうで、それを煮込んで食べようになったのが始まりとか。
 今のように、トロが高価になると、なかなかできない料理ですよね。

Thank you very much!

白薔薇の香り誘いし青春よ   詩楽麿

庭に咲く花々語る晩秋の 残照浴びつ再会ありしか  詩楽麿

残菊や捨てかねてゐる肖像画   久遠(10/28)

釈然とせぬ墜落や芒波  久遠(11/03)



【人選二句】 

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by mariko789 | 2015-11-13 14:42 | Nikon D80 | Trackback | Comments(12)

家の売却 その(2)

この数日、とっても慌しくなってしまいました。

専売契約をした不動産会社の担当さんから、23日(本日)、
初めての顧客を案内すると連絡を貰ったのが先週末だったか。
今日はハンガリーの祭日なのです。

そんなに早くお客さんって来るものかしらと疑いながらも、
夫も私も毎日何時間もペンキ塗りやら床磨きやらに励んでいました。


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そして昨日、またもや担当さんから連絡あり。
23日に二家族の案内、24日に一家族を案内してくるというのです。
夫宛のそのメールのタイトルは「SOS」で思わず吹いてしまいました。
それからまた夜遅くまで、家のリフォーム&掃除にエネルギーをそそぎ尽くしました。

しかし、そんなに家を見に来る人って、いるものかしらと首を捻っていたところ、
夫がインターネットで、我家がくだんの不動産会社の目玉商品として広告に載っているのを発見(笑)

こうなったら、なにがなんでも年内に売りたいと夫は息巻いています。
私も、越すなら12月初旬までのほうが、主婦としてありがたい。

というわけで、しばらく家の売却に全力をそそごうと思っています。
ブログや俳句は、もしも時間があれば、と。
お仲間の皆さま、ご理解を宜しくお願いします。

◎ 画像は去年の今頃、庭で撮りました。今年は菊の育ちも悪く、蜂も来ていません。
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by mariko789 | 2015-10-23 12:13 | Nikon D80 | Trackback