always over the moon

カテゴリ:Nikon D80( 636 )

diary (日記帳)


今年から日記をつけ始めました。
結婚してから15年間くらいは続けていた日記帳、ある引越のときに、荷物を減らすために泣く泣く全冊捨てました。
そのショックで、旅日記以外はもうつけまいと決めていたのですが、素敵な日記帳を頂いて、がぜんつける気になったのです。
毎日の予定欄のほかに、一日四行書くスペースがあり、ここに日々の出来事や感じたことを17文字にして、適当な季語を入れて書くことにしました。一日四句までと限られているのも安らぎます。

これが、ことのほか、気に入ってしまいました。
古い句友にそれを話したら、彼女は最初からそのように俳句と親しんできたきたそうです。
そのような17文字は「俳句ではないけれど、句材にはなる」と教えて頂きました。
思えば私の場合は、最初に写真や使いたい季語があり、そこからイメージを広げて句にしたケースが多かった。
それが間違っていたとは思わないけれど、このごろはイメージが涸れてきて行き詰まった。
なんだか俳句を詠むのが、苦行のようになってきていました。


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それなのに、日記に書く17文字はとっても楽しい。あとで読み返しても面白い。
もちろん自分だけにウケテいるので、公に発表できるものではないのですが。
差しさわりのないのを幾つか拾ってみますと。

2月1日 履歴書の年齢欄や木の葉髪  (就活中の夫)
2月2日 冬かもめ射殺事件の連続す  (近所で殺人事件)
2月3日 スペインの葉物野菜の凍りつく (洪水でスペイン産のレタスが品薄に)
2月4日 立春や夫はラグビー観戦す  (季重なりですが)
2月5日 アンダルシアの旅の予約す春きざす (スペイン旅行をネットで予約)

そうなのです。26日から3月3日まで、アンダルシア(南スペイン)へ行ってきます。
上の写真は、イスタンブールのレストランの蛸料理ですが、アンダルシア地方は海産物が美味しい。
活きの良い地中海の烏賊や蛸を食べてきます。
そしてもし住むとしたらどうなのか。不動産、街や人々の様子、物価や自然など、出来る限りチェックしてきます。
住むと決めたわけではないのですが、候補地の一つとして。

で、話は元に戻りますが、これからは兼題のあるネット句会はしばらくお休みすることにしました。
雑詠のネット句会も、自分にプレッシャーをかけず、たまたまできたときだけでいいかな。
過去8年半、手書の歳時記作りから始まって、もう思い残すことはないほど、頑張ってきたと思う。
舞い上がるほど嬉しかったことも何度もありました。特に夏井組長には感謝の気持は言葉にならないほど。

というわけで、このブログも、これからは週に1~2回、日記を中心に投稿してゆきます。
もちろん、俳句を読むのは大好きなので、句友の皆さまの句は楽しみに拝見いたします☆











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by mariko789 | 2017-02-11 15:34 | Nikon D80 | Trackback | Comments(28)

冬かもめ射殺事件の連続す

 

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◇ 冬かもめ射殺事件の連続す(ふゆかもめ しゃさつじけんのれんぞくす) 2月2日のダイアリーより。

◇ 季語: 冬鷗、冬鴎 冬かもめ   【冬】 動物

◇ 画像は近くの公園に捨てられたテレビ。



一昨日のTVのローカルニュースで、またもや街で射殺事件が起きたと報じていました。
リバプール市内で、一週間で二人目の射殺。
しかも被害者が有名人の息子(本人も、知る人ぞ知るスポーツマン)ということでニュースになりました。
被害者が一般人ならニュースにもなりません。
この街の荒んでゆく速度はハンパではないと思う。
我家の隣の家に「売家」の看板が立ちましたが、小さな女の子のいるご家庭で、無理もありません。
近所のアパートも出てゆく人が多いのか、「貸室」の看板が目立ちはじめました。
学園都市でもあるので、いずれ学生さんが入るでしょうけれど。
それでも、我家の辺りはまだまだ環境が良いほう。
ギャングの縄張りになってスラム化した周辺には、まともな人々はもう住めない。
そういう地帯がどんどん広がって、警察も手がつけられないとコメントをしていました。

病院で介護士をしている義兄の話。ある晩、頭を血だらけにした男が担ぎこまれてきた。
訳を問うと、「パブにギャングが入ってきて、この店には用心棒が必要だろう」と。
「いや、いらない」と店主が答えると、ギャングはテーブルの上のビール瓶を、客の頭に叩きつけた。
そして「どうだ、用心棒は必要だろう」

義母が亡くなってしまった今、私たちがリバプールに住む必要性もなくなってしまいました。
この家の契約が切れる9月初旬までは住むとしても、その先はどうしたものか。
残り時間は七ヶ月。連日強風と雨で、英国の気候にも辟易としてきています。
どうせなら、太陽が燦々で、明るい気持で過ごせるところがいい。
今、私たち夫婦の一番の課題。終の棲家はどこへ・・・。










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by mariko789 | 2017-02-05 00:08 | Nikon D80 | Trackback | Comments(24)

鷹狩(たかがり)


仕損じて鷹狩の鷹水を裂く
(しそんじてたかがりのたかみずをさく)


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◇ 季語 : 鷹狩(たかがり) 【冬】 ・生活

◇ 松山俳句ポスト 100回め投句   兼題(第161回) 『鷹狩』 :  並選 (中原久遠)


◇ 前回の「熊」に続き、今回も並選。2017年は並選の連荘で明けたのでした。それもまたよし。明るくいこう!
  
  
◇ 画像はUAEの博物館にて。 名君の誉れが高かった、故元首の肖像画。彼は鷹狩の名手でもありました。

  サウジアラビアに四年半、UAE(アブダビ)に二年半、カタールに一年、合計八年もの人生を中東で過ごしてしまいました。
  


◇ コメント欄は閉じております。







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by mariko789 | 2017-02-03 16:09 | Nikon D80 | Trackback

湯婆(ゆたんぽ) :俳句


 湯婆あけ夢のぬくもり流しけり
 (ゆたんぽあけゆめのぬくもりながしけり)

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◇ 季語 : 湯婆(ゆたんぽ)、たんぽ  【冬】 ・人事(生活)


◇ 現俳協インターネット俳句会 12月/汝火原マリ
 
  以前書いたように、湯たんぽを買ったので、なんとか考えた一句でした。
  いざ詠むとなると、難題でした。お仲間の票が入り、ほっとしました。


◇ 画像は、我家の庭の薔薇。
  この薔薇は手の届かない高い枝に咲いていて、今も寒中ながら、二輪咲いています。
  最近は、ロビンも来なくなったので、あまり庭にでなくなりましたが、
  出たときには、この薔薇の木に「お元気で何よりです」と声をかけています。

  久々に画像に文字を入れてみました。
  ふとNHKの「カシャッと一句フォト575」が放送されていた頃の雑誌を読み返していたら、とても懐かしくなって。
  当時のお仲間の殆どがちりぢりになってしまい、今では連絡も取れなくなってしまいました。
  皆さん、お元気でいてほしいです。そしてたまには夢の中でお会いしましょう。





  


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by mariko789 | 2017-01-27 15:30 | Nikon D80 | Trackback | Comments(20)

鯛焼(たいやき) :俳句


 鯛焼を割つて遺影の園児服
 (たいやきをわっていえいのえんじふく)

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◇ 季語 : 鯛焼(たいやき)  【冬】 ・人事(生活)


◇ 現俳協インターネット俳句会 11月/汝火原マリ
 11月の拙句の中では一番沢山票が入ったものの、暗い句なので年末年始の投稿を自粛していました。
 「鯛焼を割って」、仏壇に供えたわけではないのです。「割るや」にすれば良かったかしら。








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by mariko789 | 2017-01-16 14:47 | Nikon D80 | Trackback

寒気(かんき) :俳句


 マラソンの半ばに寒気団を抜く
  (マラソンのなかばにかんきだんをぬく)

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◇ 季語 : 寒気(かんき)  【冬】 ・時候


◇ 現俳協インターネット句会12月/汝火原マリ


◇ 画像は近くの公園にて。レタッチしてスピード感を出してみました。



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【寒い】

こちら英国では、各地で雪が積もったり洪水になったりしています。
幸い、リバプールは強風だけで、大雨も雪も降っていません。
ニュースに拠りますと、ブダペストではドナウ川に水ならぬ氷が流れていました。
ドイツでは大洪水。ポーランドなどでは大雪。
世界的に寒さもハンパではなく、ロシアや北米の一部では北極より気温が下がっているそうな。
こちらはこれからますます寒さが厳しくなってくるかもしれません。
日本はいかがでしょう。皆さま、あったかくしてお過ごしくださいね。









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by mariko789 | 2017-01-14 15:39 | Nikon D80 | Trackback | Comments(22)

枯園 


 枯園のベンチに忘れられてます
 (かれそののベンチにわすれられてます)

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◇ 季語: 枯園、枯庭、冬の園、冬の庭 【冬】 ・地理
 ※ 草は枯れ、木々は葉を落としつくした冬の庭園や公園(by 角川必携季寄せ)


◇ 現俳協・インターネット俳句会12月(2016年)/汝火原 マリ


◇ 画像は、近くの公園で撮ったベンチ。写真が先で句はあとから考えました。
  互選のお仲間に一票入れて頂き、画像もお蔵入りにならずに済みました。









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by mariko789 | 2017-01-10 16:03 | Nikon D80 | Trackback | Comments(14)

蜜柑(みかん)


 むっつりと蜜柑むく駈落の主婦
 (むっつりとみかんむくかけおちのしゅふ)

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◇ 季語 : 蜜柑(みかん)  【冬】 ・植物


◇ 愚陀佛庵 インターネット俳句会 八木健氏選 11月(12月発表)  「秀逸」
  滑稽俳句/川柳をなさる八木先生の選ということで、羽目を外した句を出しています。
  「駈落の主婦」は妄想です。

◇ 画像はハンガリーの庭にて。


◇ 投稿する句が溜まってしまいました。
  たぶん明日も投稿すると思いますので、今日はコメント欄を閉じておきます。








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by mariko789 | 2017-01-06 15:55 | Nikon D80 | Trackback

聖夜(せいや) :俳句


 箸洗ふ聖夜の星は星として
 (はしあらう せいやのほしはほしとして)

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◇ 季語: 聖夜 【冬】 行事

◇ e船団 俳句クリニック 2016年12月28日  谷さやんドクター : 今週の十句
  聖夜はとっくに過ぎてしまいましたが、谷ドクターに選んで頂き、良かったです。(俳号:汝火原)
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【日記 聖夜の食卓】

  上の画像は夫の手料理、鶏の丸焼き。23年ぶりにクリスマスのシェフになってくれました。
  あとは私の手抜き料理。春巻やら、スモークサーモンやら、おつまみ系。
  クリスマス・プディングは買って、火をつける用のブランデーも用意しましたが、まだ食べていません。
  すっかり体重オーバーになってしまった夫が、お正月に切ろうというので、それでもいいかと。
  
  あと、ここだけの話、私が鶏より美味しいと思ったのが、北京ダックでした。
  冷凍のを買ってオーヴンで焼いてほぐして、ついてきたパンケーキにのせ、胡瓜と葱の千切りものせ、
  タレをかけ、包みこんで頂く。下の画像は、焼きあがったばかりのダック。私も体重オーバー気味です。

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※ じつはあと二句、今年の句が残っているのですが、暗めの句なので、三が日が過ぎてから投稿しようと思います。
  その前になにか明るめの句が入りましたら、更新いたします。
  皆さま、今年もお付き合い頂き、有難うございました。 どうか良き新年をお迎えくださいませ。








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by mariko789 | 2016-12-30 06:35 | Nikon D80 | Trackback | Comments(18)

毛布(もうふ) :俳句


 わたくしを発酵させる毛布は黄
  (わたくしをはっこうさせるもうふはき)

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◇ 季語 : 毛布 【冬】 ・生活

◇ 松山俳句ポスト 九十八回め投句   兼題(第159回) 『毛布』 :  地選一句、 人選二句 (中原久遠)

◇ 発酵という言葉はぱっと浮かんだもの。推敲もなにもせずすらっとできた句で、没とばかり思っていました。

◇ 選者の「俳句集団いつき組」 夏井いつき組長の選評。
   

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◇ 画像は家に飾ってあった薔薇の花です。



◇ 下の二句は人選を頂きました。


毛布の闇足すりあはす音さびし  
(もうふのやみ あしすりあわすおとさびし)



 

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贈られしらくだの毛布パオの初夜
(おくられしらくだのもうふパオのしょや)


◇ 上の画像は、プラハ動物園で撮った、モンゴルの住居パオ。右側の派手なのは、屋内の天井。
  じつはこの句が本命でした。
  自選力がなく、本命句が没ることが多いのですが、今回は人選に採って頂き、ほっとしました。
  来年の課題は、もっと自選力をつけること。








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by mariko789 | 2016-12-28 16:43 | Nikon D80 | Trackback | Comments(16)