always over the moon

カテゴリ:Nikon D80( 630 )

抜歯しました

3月3日に、右上奥歯の被せ物(キャップとこちらでは言います)がぽろりと取れてしまいました。
4日に電話で歯科医の予約をし(義姉いわく評判の高い歯科)、7日に診てもらいました。
バスを乗り継いで片道1時間半、そこの歯科医院には7人の歯科医がいて、待合室にも人がいっぱいでした。
私のかかりつけになったのはフレンドリーな40歳前後の男性医師。
まったく同じ状況で(そのときは左上奥歯)診てもらったハンガリーの美人歯科医は、怖ろしく乱暴で気絶するほど痛かった。
それがトラウマになっておびえていたところ、診察を終えた彼が、こう言いました。
「良い知らせと悪い知らせがありますよ。良い知らせは、他の歯はどこも悪くないこと。悪い知らせは、問題の歯は根が腐っているので、抜くしかないこと。もう被せるのは止めましょう。もともと口が小さいし、無くても大丈夫。」


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抜歯は翌週の3月14日でした。
「まず歯茎を注射で凍らせますからね。チクンとしますが我慢して。そのあとは痛くないですから。」
チクンは我慢できました。そして注射が効くまでの間、歯垢のクリーニング。
そばで見ていた夫曰く、口から血が溢れ出ていたそうですが、私は目をつぶってじっと耐えていました。
歯垢のクリーニング、痛くて嫌いです。うがいをして、ほっとひと息・・・付く間もなく、
抜歯する周辺が無感覚になったので、いよいよ抜歯です。
「痛くなったら片手をあげて下さいね」と前もって言われ、覚悟を決めました。

リラックスしてリラックスして、、とつい力み勝ちになる自分に言い聞かせる。力むと余計に痛いですから。
医師が問題の歯を器具ではさみ、右に左にゆらゆら揺らす。そのたびに、ぎこぎこという音が耳に響く。
それ自体は気分こそ悪いものの痛くはなかった。痛かったのは右の唇の端っこ。
目一杯器具で下方へ引っ張られ、唇が裂けそう。思わず小さな悲鳴を上げてしまい、
「20秒、休憩しましょう」と手を離してくれた医師。「もう少しですよ、」
その言葉どおり再開するとすぐに歯は抜けました。


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「思ったより簡単だった」と微笑む医師。
「私は血が止まりにくい体質なので、抜歯のあと血が止まるか心配です」
と予め言っておいたのですが、二分もすると、
「もう血も止まった。2~3日は痛みますから常備の鎮痛剤を服用して下さい。うがい液も使ってね。歯ブラシは今日は使わないで。今日は足を高くして休んでいてください。固いものは食べないで。抜歯したあとはやがて固まって物も噛めるようになります。」

帰宅するバスの中で、口の腐臭が気になりました。
キャップを被せてある時に痛みはなかったのですが、医師の託宣どおり問題の歯は歯茎まで腐っていたのでしょう。
やはり抜くしかなかったのだなぁ。

医師の予想どうり、抜歯して三日目の昨日まで鎮痛剤を服用して痛みをやりすごしました。
ふだん薬は滅多に服用しないので、こういうときの効き目は抜群。
右唇の端が裂けそうになったときにできた赤い痣は、まだ残っていますが、やがて消えるでしょう。
私は内出血しやすく、足などちょっとぶつけても痣になってしまうのです。

これで私の歯は合計25本になってしまいました。
ハンガリーで治療した歯が怪しいので、何年後かには、もう一本減ってしまうかも。
日本には【8020運動】と言うのがあるそうですね(お仲間の桜姫さまからの情報)。
80歳になっても20本の歯を保とうという運動。
歯は健康のミナモト。私も残った歯を大切にしよう。
私は毎日4~5回歯を磨くのですが(電動歯ブラシで)、医師から磨きすぎも良くないと言われてしまいました。 

※ 画像は近くの公園の水仙。ただいまバス通りもどこもかしこも街中が水仙だらけです。 
  リバプールの春を告げる花は水仙なのでした。









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by mariko789 | 2017-03-17 15:34 | Nikon D80 | Trackback | Comments(24)

蜂(はち)


競売の家やクマバチスズメバチ
(きょうばいのいえや くまばちすずめばち)


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◇ 季語 : 蜂(はち) 【春】 ・動物


◇ 画像はハンガリーの自宅にて。花はビヨウヤナギ。蜂は右下のが雀蜂、判りづらいですが、花の上の方に熊蜂も。


◇ 松山俳句ポスト 102回め投句   兼題(第163回) 『蜂』 :  人選二句 (中原久遠)




刺したげな蜂やベンチの酔っ払い
(さしたげなはちやベンチのよっぱらい)

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Thank you very much!

蜂の毒 刺されて痛けりゃほろ酔いか?  yamaoji.



◇ こちらの画像はスペインの公園にて(オリンパス ミラーレス)。
  ベンチが好きでチャンスがあればレンズを向けています(夫が怒らない限り)


◇ 松山俳句ポストは、「プレバト!」で人気の夏井いつき先生の選、世界のどこからでも無料で参加できます。
  添削や季語深耕も勉強になりますし、毎週木・金に発表の入選句、金曜の選評も素晴らしいと思います。
  私は松山俳句ポストからネット句会というものを知り、多くの俳句仲間を得て、世界が広がりました。











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by mariko789 | 2017-03-13 23:07 | Nikon D80 | Trackback | Comments(18)

Storm Doris

昨日は一日、ストーム・ドリスなる嵐に翻弄されました。
こちらでは雨はさほどでもなかったのですが、風がハンパではなかった(94mph winds)。
ハンガリーで竜巻に遭っていらい強風恐怖症になっている私は、屋根が飛ばされるかと心配でなりませんでした。
夜になって風雨は収まりましたが、もう二ヶ月も断続的に強風と雨に祟られています。

さて。17文字の日々のメモから幾つか抜粋してみます。


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2月13日 街揺する荒波のごと春北風 (ずっと強風続きで辟易)
2月13日 夫見入る千畝の映画春ともし (杉原千畝の映画をYouTubeで観て感動)
2月15日 春遅しふた月続く強風に  (怒ってもしょうがない、相手は風)
2月17日 春景色新大陸は海底に(ジーランディア Zealandia の発見)
2月18日 満員の市バス故障す春の夕 (怒ってもしょうがない、相手はバス)
2月20日 春の塵あがるテレビの視聴料 (EU離脱に伴う便乗値上げ?光熱費や物価の値上げも)
2月21日 ひょろひょろのタンポポ揺れる狭庭かな (今年の初タンポポ、一輪のみ)
2月22日 ツイッターのイルミナティやゴム風船 (秘密結社が堂々とツイッターのアカウントを公開)
2月23日 春嵐千二百句を選句して (Storm Doris を心配しつつ現俳協ネット句会の選句)

以上のような日々を過ごしておりました。
スペインへのフライトが昨日ではなくて本当に良かった。
あさっては早朝5時に出発でパソコンは開きませんし、旅行にはパソコンを持ってゆきません。
帰国は3月3日と4日の境目になりますので、落ち着いてパソコンを開けるのは、3月5日になります。
皆さま、どうかお元気でいらしてくださいませ♪








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by mariko789 | 2017-02-24 16:14 | Nikon D80 | Trackback | Comments(18)

睡眠障害(日記帳)


もう一ヶ月以上も睡眠障害に陥っています。
眠る前の俳句作りを止めたら治ると思ったのに、いったん習慣になった睡眠障害は容易に離れてくれそうもない。
以下、575日記より抜粋。日々四句記しているうちの一つは必ず睡眠障害の句になっているのが情けない。
(これらの575は暮らしのメモで「俳句」ではありません)


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2月7日 凩や午前三時に目を覚まし(連日強風が吹いています)
2月8日 熟睡の快感もどる氷解く(久しぶりに7時間も纏めて眠り)
2月9日 午前二時目覚めて胸焼けのつらし(季語なし。二時、三時に目覚めてしまう)

(番外) 
2月11日 春の夜の台北ともす松山城 emoticon-0115-inlove.gif
 (TVのニュース。台北のランタン祭に、松山城とよしあき君の巨大なランタンが登場!)

2月12日 朝寝して大鍋で煮る野菜かな(寝坊してしまい、夕ご飯の分もまとめて朝に煮物)
2月14日 二度寝して三度寝に入る朧かな
2月15日 春暁や二、三、五時に哲学す
2月16日 春の月どうあがいても眠れない(深夜二時まで眠れず、朝五時に目覚めては、つらい)

二時三時に目覚めて眠れないと、ぐだぐだと過去のことを考えてしまいます。
警察にお世話になるような犯罪はしていないし、他人に意地悪をした覚えもないけれど、
親に反抗したり、ケアレスミスで取り返しのつかない事故を招いたことがある。

自分の過去を反省するのは良いのですが、行き過ぎて自分を責めてしまうのは精神衛生上、良くない。
過去の自分を許す。欠点も含めた自分を許容する。
そしてこれからの人生を、「なるべくあとで後悔しないように」生きてゆきたい。










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by mariko789 | 2017-02-18 15:35 | Nikon D80 | Trackback | Comments(22)

diary (日記帳)


今年から日記をつけ始めました。
結婚してから15年間くらいは続けていた日記帳、ある引越のときに、荷物を減らすために泣く泣く全冊捨てました。
そのショックで、旅日記以外はもうつけまいと決めていたのですが、素敵な日記帳を頂いて、がぜんつける気になったのです。
毎日の予定欄のほかに、一日四行書くスペースがあり、ここに日々の出来事や感じたことを17文字にして、適当な季語を入れて書くことにしました。一日四句までと限られているのも安らぎます。

これが、ことのほか、気に入ってしまいました。
古い句友にそれを話したら、彼女は最初からそのように俳句と親しんできたきたそうです。
そのような17文字は「俳句ではないけれど、句材にはなる」と教えて頂きました。
思えば私の場合は、最初に写真や使いたい季語があり、そこからイメージを広げて句にしたケースが多かった。
それが間違っていたとは思わないけれど、このごろはイメージが涸れてきて行き詰まった。
なんだか俳句を詠むのが、苦行のようになってきていました。


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それなのに、日記に書く17文字はとっても楽しい。あとで読み返しても面白い。
もちろん自分だけにウケテいるので、公に発表できるものではないのですが。
差しさわりのないのを幾つか拾ってみますと。

2月1日 履歴書の年齢欄や木の葉髪  (就活中の夫)
2月2日 冬かもめ射殺事件の連続す  (近所で殺人事件)
2月3日 スペインの葉物野菜の凍りつく (洪水でスペイン産のレタスが品薄に)
2月4日 立春や夫はラグビー観戦す  (季重なりですが)
2月5日 アンダルシアの旅の予約す春きざす (スペイン旅行をネットで予約)

そうなのです。26日から3月3日まで、アンダルシア(南スペイン)へ行ってきます。
上の写真は、イスタンブールのレストランの蛸料理ですが、アンダルシア地方は海産物が美味しい。
活きの良い地中海の烏賊や蛸を食べてきます。
そしてもし住むとしたらどうなのか。不動産、街や人々の様子、物価や自然など、出来る限りチェックしてきます。
住むと決めたわけではないのですが、候補地の一つとして。

で、話は元に戻りますが、これからは兼題のあるネット句会はしばらくお休みすることにしました。
雑詠のネット句会も、自分にプレッシャーをかけず、たまたまできたときだけでいいかな。
過去8年半、手書の歳時記作りから始まって、もう思い残すことはないほど、頑張ってきたと思う。
舞い上がるほど嬉しかったことも何度もありました。特に夏井組長には感謝の気持は言葉にならないほど。

というわけで、このブログも、これからは週に1~2回、日記を中心に投稿してゆきます。
もちろん、俳句を読むのは大好きなので、句友の皆さまの句は楽しみに拝見いたします☆











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by mariko789 | 2017-02-11 15:34 | Nikon D80 | Trackback | Comments(28)

冬かもめ射殺事件の連続す

 

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◇ 冬かもめ射殺事件の連続す(ふゆかもめ しゃさつじけんのれんぞくす) 2月2日のダイアリーより。

◇ 季語: 冬鷗、冬鴎 冬かもめ   【冬】 動物

◇ 画像は近くの公園に捨てられたテレビ。



一昨日のTVのローカルニュースで、またもや街で射殺事件が起きたと報じていました。
リバプール市内で、一週間で二人目の射殺。
しかも被害者が有名人の息子(本人も、知る人ぞ知るスポーツマン)ということでニュースになりました。
被害者が一般人ならニュースにもなりません。
この街の荒んでゆく速度はハンパではないと思う。
我家の隣の家に「売家」の看板が立ちましたが、小さな女の子のいるご家庭で、無理もありません。
近所のアパートも出てゆく人が多いのか、「貸室」の看板が目立ちはじめました。
学園都市でもあるので、いずれ学生さんが入るでしょうけれど。
それでも、我家の辺りはまだまだ環境が良いほう。
ギャングの縄張りになってスラム化した周辺には、まともな人々はもう住めない。
そういう地帯がどんどん広がって、警察も手がつけられないとコメントをしていました。

病院で介護士をしている義兄の話。ある晩、頭を血だらけにした男が担ぎこまれてきた。
訳を問うと、「パブにギャングが入ってきて、この店には用心棒が必要だろう」と。
「いや、いらない」と店主が答えると、ギャングはテーブルの上のビール瓶を、客の頭に叩きつけた。
そして「どうだ、用心棒は必要だろう」

義母が亡くなってしまった今、私たちがリバプールに住む必要性もなくなってしまいました。
この家の契約が切れる9月初旬までは住むとしても、その先はどうしたものか。
残り時間は七ヶ月。連日強風と雨で、英国の気候にも辟易としてきています。
どうせなら、太陽が燦々で、明るい気持で過ごせるところがいい。
今、私たち夫婦の一番の課題。終の棲家はどこへ・・・。










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by mariko789 | 2017-02-05 00:08 | Nikon D80 | Trackback | Comments(24)

鷹狩(たかがり)


仕損じて鷹狩の鷹水を裂く
(しそんじてたかがりのたかみずをさく)


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◇ 季語 : 鷹狩(たかがり) 【冬】 ・生活

◇ 松山俳句ポスト 100回め投句   兼題(第161回) 『鷹狩』 :  並選 (中原久遠)


◇ 前回の「熊」に続き、今回も並選。2017年は並選の連荘で明けたのでした。それもまたよし。明るくいこう!
  
  
◇ 画像はUAEの博物館にて。 名君の誉れが高かった、故元首の肖像画。彼は鷹狩の名手でもありました。

  サウジアラビアに四年半、UAE(アブダビ)に二年半、カタールに一年、合計八年もの人生を中東で過ごしてしまいました。
  


◇ コメント欄は閉じております。







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by mariko789 | 2017-02-03 16:09 | Nikon D80 | Trackback

湯婆(ゆたんぽ) :俳句


 湯婆あけ夢のぬくもり流しけり
 (ゆたんぽあけゆめのぬくもりながしけり)

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◇ 季語 : 湯婆(ゆたんぽ)、たんぽ  【冬】 ・人事(生活)


◇ 現俳協インターネット俳句会 12月/汝火原マリ
 
  以前書いたように、湯たんぽを買ったので、なんとか考えた一句でした。
  いざ詠むとなると、難題でした。お仲間の票が入り、ほっとしました。


◇ 画像は、我家の庭の薔薇。
  この薔薇は手の届かない高い枝に咲いていて、今も寒中ながら、二輪咲いています。
  最近は、ロビンも来なくなったので、あまり庭にでなくなりましたが、
  出たときには、この薔薇の木に「お元気で何よりです」と声をかけています。

  久々に画像に文字を入れてみました。
  ふとNHKの「カシャッと一句フォト575」が放送されていた頃の雑誌を読み返していたら、とても懐かしくなって。
  当時のお仲間の殆どがちりぢりになってしまい、今では連絡も取れなくなってしまいました。
  皆さん、お元気でいてほしいです。そしてたまには夢の中でお会いしましょう。





  


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by mariko789 | 2017-01-27 15:30 | Nikon D80 | Trackback | Comments(20)

鯛焼(たいやき) :俳句


 鯛焼を割つて遺影の園児服
 (たいやきをわっていえいのえんじふく)

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◇ 季語 : 鯛焼(たいやき)  【冬】 ・人事(生活)


◇ 現俳協インターネット俳句会 11月/汝火原マリ
 11月の拙句の中では一番沢山票が入ったものの、暗い句なので年末年始の投稿を自粛していました。
 「鯛焼を割って」、仏壇に供えたわけではないのです。「割るや」にすれば良かったかしら。








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by mariko789 | 2017-01-16 14:47 | Nikon D80 | Trackback

寒気(かんき) :俳句


 マラソンの半ばに寒気団を抜く
  (マラソンのなかばにかんきだんをぬく)

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◇ 季語 : 寒気(かんき)  【冬】 ・時候


◇ 現俳協インターネット句会12月/汝火原マリ


◇ 画像は近くの公園にて。レタッチしてスピード感を出してみました。



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【寒い】

こちら英国では、各地で雪が積もったり洪水になったりしています。
幸い、リバプールは強風だけで、大雨も雪も降っていません。
ニュースに拠りますと、ブダペストではドナウ川に水ならぬ氷が流れていました。
ドイツでは大洪水。ポーランドなどでは大雪。
世界的に寒さもハンパではなく、ロシアや北米の一部では北極より気温が下がっているそうな。
こちらはこれからますます寒さが厳しくなってくるかもしれません。
日本はいかがでしょう。皆さま、あったかくしてお過ごしくださいね。









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by mariko789 | 2017-01-14 15:39 | Nikon D80 | Trackback | Comments(22)