沙羅の花三つで逝きし子に似たり :俳句
2008年 07月 10日
沙羅の花三つで逝きし子に似たり 流星
(しゃらのはな みっつでゆきし こににたり)
◎ 季語: 沙羅・沙羅双樹(さらそうじゅ/しゃらそうじゅ) [夏]
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この記事へのコメント
おはよ、流星さん
3歳で早世の女の子、まるく柔らかにタイのいろんなところに咲いて、人々に慈愛を与えているね。
きっと今では、極楽で、仏様のひざに抱かれて遊んでいると思う・・
シドニーは昨日から急に寒くなりました。
これから、生暖かい、おかゆなどを頂まする。
Posted by ドロシー at 2008年07月10日 11:17
『タイのことゆえ』 にほっとしますね。こんにちは。
沙羅双樹を SALA TREE と表示するんだあと分かるだけでもクリックしてよかった!ものの、日本語(漢字か)が実に情緒を含むかをこういう機会に再認識しますねえ。
三つで天に招ばれたお子はさぞ清らかなのでしょう。我々はどーろどろになって現世を泳いでからじゃなくちゃ、天へ昇れませんもの。下るかも知れないんですが私は。
Posted by 風のぶ子 at 2008年07月10日 12:13
さらりと詠いあげた句の中に、
子供さんへの愛惜と、冥福の
願いが籠められています。
以前掲載した拙句「夏椿」を契機に、
日本で言われている沙羅双樹は
古の日本人が呼んだもので、
本名でないことを知りました。
正真正銘の沙羅双樹を見せていただきました。
ありがとうございます。
Posted by 漫歩 at 2008年07月10日 14:44
沙羅の木ってのがあるんですね。
何だかいかにも仏様がでてきそうな植物って感じがします♪
Posted by イヴォンヌ at 2008年07月10日 16:25
☆ドロシーさま
ありがとうございます!m(__)m
私は極楽には行けそうもなく、南十字星に帰ります~
シドニーは本格的な冬ですか?
風邪をひかないようにね~~♪(皮のミニにはブーツで♪)
☆風のぶ子さま
そうなんですよ~
英語だと、情緒がなるでなくて(笑)
判りやすいことは判りやすいんですが(笑)
風さんに限って下ることはないですよー
どーろどろの現世、、まったくねぇ。
とくに最近、どろどろが激しくなってるような・・・
☆漫歩さま
ありがとうございます、m(__)m
夏椿を拝見したときに、お約束した、沙羅双樹です、
画像が良くないので、撮りなおしに行ったら、花がぜんぶ落ちていました(涙)
こんな画像ですが、とりあえず、ご笑覧くださいませ~♪
☆イヴォンヌさま
沙羅の木でーす♪
蓮とか沙羅とか、仏教に縁のある植物は多いですね、
Posted by 流星 at 2008年07月10日 16:43
アレは、何だったっけ???
平家物語だったかなぁー
「沙羅双樹の鐘の音・・・・」とか言うヤツ。
それと、同じなの? かな?
やっぱり、仏教と関係があるからなのかしら、、、
国文を出ていないので、良く分からない、、、、、 ><
幼くして、あちらの世界に逝く事、、、
まだ先進医療の立ち行かない国に、多いのでしょうね。
心が痛みます。。。
Posted by 1セント・・・ at 2008年07月10日 17:47
こんにちは
沙羅の木を初めて見ました。
深いお心の中を、さらりと詠んでいらっしゃる。
お子様は、きっと仏様の御慈愛に包まれて
過ごしていらっしゃいますよ。
Posted by 鴎 at 2008年07月10日 18:18
流星様
沙羅双樹とは、宗教でも珍重されている樹木と聞いています。
素晴らしい処に着眼されましたね。また、この度の俳句は、可なり含蓄ある俳句ですね。
Posted by 詩楽麿 at 2008年07月10日 21:27
流星さん、こんばんは。
これが本当の娑羅の花なんですね。
貴重なものを見せて頂きありがとうございます。
沙羅の花 三つで逝きし 子に似たり
切ない一句で、言葉がありません。
Posted by 道州 at 2008年07月10日 21:42
☆1セントさま
平家物語の沙羅双樹は、夏椿のことですよん、
元々日本にはない木ですので・・。
そうですね、タイでは乳幼児死亡率が日本よりずっと高いと思いますよ、
人間いつかは・・・だけど、逆縁は悲しいですね。
☆鴎さま
ありがとうございます。
「樹」の字がついた名前だったせいか、樹が好きで、最後の写真も大木に抱きついてる写真でした。
愛らしい花をつけた樹を見ると、思い出します。
☆道州さま
これがほんまもんの沙羅どす(笑)
もっといいカメラといい腕で撮らないと可哀想ね (+_+)
切ない一句。。
私は切なさのカタマリです(笑)
Posted by 流星 at 2008年07月10日 22:13
☆詩楽麿さま
順番が違って、お許しを!^^;
この沙羅双樹は、仏陀と深いえにしのある、本当の沙羅双樹です、
含蓄ですか・・・あればいいですけど、私の頭は左巻きで(笑)
Posted by 流星 at 2008年07月10日 22:18
私もどこかで見ているはずなんだけど・・・・・・(瞳パチクリ)、
面白い花と実ですねえ(笑)。
Posted by buen at 2008年07月10日 22:36
わたしもやっぱり
「沙羅双樹の鐘の音 諸行無常の響きあり~」ってよんじゃいました。
どちらにしても初めて見る木です。とっても尊い木なのですね(メモメモ^^
Posted by hime at 2008年07月11日 01:49
まさか……。
ひょっとして、ほんとになくされたのですか?
Posted by いなばみのる at 2008年07月11日 06:50
☆ぶえんさん
南国の仏教国にはあると思います。
たしかにユニークな花と実です。面白いコメントを有難うございます♪
☆himeさま
あの平家物語に記されている、沙羅双樹は、夏椿なのです。
こちらが、本家本物の沙羅双樹です。
日本ではあまり見かけないでしょうね。
深夜のご訪問ありがとう~~♪
☆いなばみのるさま
残念ながら、ほんとです、
人間、長く生きていれば、なにかしらありますって。
Posted by 流星 at 2008年07月11日 09:11
じーっと写真見てたら…あれだ!公園内にあったあの花!あれがそうだったのか。
よく覚えているよ。とても印象的だったもの。
あでやかで、それでいて幽玄で意思のはっきりした花だった。
Posted by Nuts on at 2008年07月11日 10:22
☆ Nuts on さま
おはよう!
バンコクにもあったのね、印象的な花よねぇ、
>あでやかで、それでいて幽玄で意思のはっきりした花だった。
さすが! 素晴らしい筆力! そのとおりです・・・
Posted by 流星 at 2008年07月11日 10:42
最初この句を読んでハッとしました。
もう一度読んで涙が出てきました。
ふだん忘れているというか、
”忘れようとしている”というのが正しい表現かもしれませんが、
ふと思い出すことがあるのでしょうね。
Posted by ターザン007 at 2008年07月12日 10:01
☆ターザンさま
ありがとうございます!!
若いターザンさんに深く理解していただき、ただありがとうの一言のみです。。
Posted by 流星 at 2008年07月12日 11:17
九つで 逝く長姉(あね)勝てぬ 彼岸花
神童と言われた長姉は、九つで行きました。
長姉が、亡くなってから母は、変わってしまったそうです。
私は、長姉の身代わりとして生まれました。
しかし母は、生まれて来たのが、長姉でなく私だったのが、面白くなかったそうです。
家族を捨てた父と私が、似ていたのも面白くない様子でした。
Posted by 鵺娘 at 2008年07月27日 11:20
☆鵺娘さま
鵺=ぬえ ですね。横溝の小説に「鵺の鳴く夜は・・」というのがありましたね。
お父様が家を出られた。
お母様は実のお母様ですね。これではっきりしました。
誰も、誰の身代わりもできませんねぇ・・・。
Posted by 流星 at 2008年07月27日 11:28