カモメの子
2016年 07月 04日
向かいのパブの屋根に、カモメの巣があるのを発見したのは、もう一ヶ月以上も前と思う。
お母さんカモメが、日ごとの風雨にも負けず、懸命に卵を抱えていた。
いつも彼女は一人ぽっちで、夫君らしき姿は見えなかった。
餌はどうしているのだろう。目に見えて痩せ細っていくお母さんをハラハラと見守っていた。
夫君を初めて見たのは、忘れもしない、6月15日、ブダペストへ出発する間際だった。
見れば妻以上に、骨と皮だけの姿。どこでどんな苦労をしていたのやら。
今まで妻子から遠ざかっていた罪は問うまい。
今日から妻子を守ってゆくんだよ。
そしてブダペストから帰ってきて数日後、卵がヒナに孵りました。
こちらは連日、日本の梅雨めいた雨が降ったり止んだり。
気温も低く、15℃から18℃の間くらいかしら。
そんな悪天候のなか、夫婦で仲良く(ときに言い争っているシーンも見かけますが)、子育てをしているのは、実に微笑ましい。
ヒナは二羽です。
いちど、ヒナが他の鳥に狙われて大騒動もありましたが、近隣のカモメもやってきて、敵を追い払ったのでした。
カモメのコミュニティって素晴らしい。
下の写真は、ヒナとお母さん。ニコンのP510で撮影。望遠ぐんぐんで。
こちらは、ニコンの一眼にタムロンの望遠レンズ(300mm)をつけて、ズームめいっぱい。
ピントはお母さんに当てたので、後のお父さんはやや後背暈けに。
カモメのヒナ。
この先、顔のポチポチも消えて、飛べるようになるまで、まだまだ親子の奮闘は続くのでしょう。
ところで、EU離脱が決まって以後、英国での移民・難民への、ヘイトクライムが激増しているとか。
私もいうなれば移民。街で石など投げられぬよう、気をつけよう。
今はまだ、イスラム教のラマダンの最中と思いますが、街では、アバヤ(例の黒装束)を着て、
真昼間からカフェで飲食している女性を見かけます。
先日は、スーパーマーケットのレジでお金を払ったとたん、お菓子の袋を破って食べ始めたイスラムの男性がいました。
(ラマダン中は、日没まで飲食をしてはいけない掟です)
英国だからいいようなものの、お郷でそんなことしたら、鞭打ちの刑に処せられるでしょう。
人種の坩堝と化しているリヴァプール、平和であれと願うばかりです。
一生懸命育てているんだろうなぁ。
一人前になるまでは…私も自立しなきゃと思っています。
平和が一番ですね…
平和のシンボル、カモメの親子がいじらしいですね。
このまますくすくと育って行けと願いたいところです。
写真のトレースもうまく行けば良いですね、期待してます♪
ところで今回のダッカ・レストラン事件。
コーランを読めない"移民"が狙われたとの説があります。
何んとも早や。お気を付けください。
(カモメの子) 胸が熱くなるのを抑えつつ読みました!
(ゴキブリの俳句) こんなゴキブリの世界!が有るのだと新発見しました。それにも増して、まり子さんの文章(文体)は素晴らしい!
英文もきっと凄い事と推察いたします。
娘のひとりは、卒論は英文学、卒業旅行はイギリスという大のイギリス好きで、以前まりこさんの事話したら凄い、凄いのを連発でした。
まり子さんの俳句は勿論ですが、この様な「文学」も有難く楽しみです。
自転車はもう乗り回してますか?
私、先日長女の誕生日に(最近自転車で通勤はじめた)
駄句をプレゼントしました。喜んでくれました(独りで万代♪)
まりこさん、その駄句聴いていただけますか?
ペダル踏み径に佳き風濃紫陽花
自転車の運転、気を付けてください!
日本、関東以西ののカモメは、春になると北帰行します。
だから夏は、カモメは見かけません。
きょうも暑いよ~
朝からガンガン冷房きかせています。
お気をつけて。
イギリスに戻って来られて、本当に良かったです。
これからはずっと、イギリスの生活になるのでしょうね。
どうぞ、ゆっくりとした時間を過ごせます様に。
ところで、カモメですが、雌雄の区別はどこで出来るのですか?
赤ちゃんカモメさんたち、可愛いぃ~~~ (´▽`*)
子カモメも可愛いですが、親カモメの人生にほろ酔いです。
marikoちゃんの観察眼にはいつもながら感服した次第!
英国のEU離脱問題やバングラでの過激派テロと
世界は揺れ動いています。
バングラでは日本人も巻き込まれました。
何はともあれ日本国内はこのまま安泰、平穏であって欲しいと
願う毎日です。
yamaoji最大の弱点・鳥全般なんです、
怖くて絶対に触れません・・・
リアルチキンなんです・・・
そのくせ、料理はするくせに・・
頭つき・足つき・羽根突きは、無理です・・・by yamaoji.
ひなはまたずいぶんと色が違うんですね。
とても同じ鳥とは思えませんね。
イギリスは差別はげしいイメージがあります。
何年か前、暴動的なのがあった時もアジア人がいきなり殴られたり物を取られたりしてましたね。
日本人の場合、中国人と間違われて危険な目にあうこともありますので、どうぞお気をつけてください。
< ごきぶりの横死の床の油染み
PCを付け変えて居たので、遅れて参上!(汗
ゴキブリの写真良く撮ってましたね!(驚
それも鮮明に♪拍手♪
それにしてもこれ程人間に嫌われる虫も居ませんね!(汗
カモメさんのお話!mariko作家の面目躍如♪
とし坊の仰る様に「観察眼」も鋭いし、文章もはらはらさせておいて!
めでたし!と言う様なプロセスに拍手♪
かもめさんの雛始めてみました(嬉)見難いあひるの子の様に
親とは似ても似つかぬ容姿ですね(驚
わらひはまだP520の望遠とマクロは使いこなせませぬ(涙
で、色は今一ですがL340に頼っています♪
marikoさま!髪を金髪に染めて(もしくは鬘)お出かけの時は、
青色のコンタクトレンズを嵌めては如何でしょうか!
巣立ち出来ることを祈る!
カモメは生涯一夫一婦なんですって。
親子の情愛、くーちゃんのおうちもね!
家庭の平和のためにも、世界平和を祈ります。
★ たんとさま
まだまだ飛べるようになるまで油断禁物と思います。
写真、なかなか思ったように撮れません(~_~;)
ダッカ事件、7人もの日本人犠牲者がでたそうで、、合掌。。
気をつけますね、ありがとうございます。
★ yuri_valley さま
文章、お褒めに預かりましたが、下手くそです!(恥
英文は殆ど書けません、読むのはまあまあ、辞書なしで小説を読める程度。
お嬢さん、イギリスのファンとは嬉しいこと!(。◕‿◕。)
自転車はまだ買ってません、今いちばん欲しいものです♪
>ペダル踏み径に佳き風濃紫陽花
いいなぁ!!お嬢さんの笑顔が目に浮かぶようです
自転車通勤、さぞ爽快でしょう。エクササイズにもなりますしね!
お嬢さんに宜しく!
★ 麗門さま
日本の夏はカモメがいない・・・(驚
こちらは一年中、カモメだらけです。種類が違うのかな?
麗門さん、「冷房」でたくさん名句ができそうですね♪
★ anohiwa さま
普段の生活、なんとかリズムに乗ってきました、
一生、英国で暮らせるかどうか、まだ判りませんが~
カモメの雌雄、判らないのですが、いつも卵を抱えてたのが雌、
ヒナがいつも側にいるのが雌だと思います。
赤ちゃん、幼児は、人間も動物も、とくべつに可愛いですね♪
これからヒナたちが飛べるようになるまで、観察しようと思ってます(笑)
窓際にカメラを二台、置きっぱなしにしてますよ、
また続きを書くと思います、読んで下されば嬉しいです!
ダッカの事件、なんともやりきれない。
せめて日本国内は平穏で。私も切にそう願います。
故国ですから。
★ yamaoji さま
そうそう、yamaojiさんは鳥が苦手でしたね!
誰にでも苦手なものはありますって。
私は蛇がダメです(>_< )
yamaojiさんのお料理、いつか頂いてみたいなぁ♪
★ Meet You さま
そうなんですよ、親と子、とても同じ鳥とは思えません
ヒナが鏡を見たら、びっくりするでしょう!
イギリスは、人種差別の発生国かも、ですね。
もっとも今のイギリスは、元々のイギリス人が少なく、帰化した人が多くて。
私も気をつけます、ありがとうございます。
ゴキブリの写真、そうなんです、ずいぶん以前、自然死したのがいて(私が殺したのじゃなくて)
綺麗な死体だったので、撮ったのです。拍手、ごっつあんです!
カモメの親子、この先も苦労だと思います。
しみじみ親の有り難味が身に沁みて、他人事とは思えなくなっています。
これからのヒナの変貌も撮りますので、また見てやってください♪
P520、ピント合わせが少し難しいかもしれないですね!
L340の活躍ぶり、楽しく拝見しています♪
金髪。実はそういう時期もあったのですが、今は黒髪です、
青色のコンタクトレンズ! それいいなぁ、してみたいです!(⌒^⌒)b
ご心配、とっても嬉しいです!
★ tomojiさま
じつは他のカモメたちは、もっともっと上のほうに営巣していて、
こんな低い屋根(しかもうちの隣)のは珍しいそうです(夫が検索)
すごく用心深くて、人間にヒナを見せないそうですが。
果たして9月半ばの引越までに、巣立ちできるかどうか…
できれば巣立ちを見たい!