青嵐 :俳句
2016年 06月 02日
めんこ打つ父に父亡し青嵐
(めんこうつちちにちちなし あおあらし)
Thank you very much!
盛夏に山の彼方の里偲ぶ 詩楽麿
往来も儘にならない国境(くにさかい) 生まれし国土今遥かなり 詩楽麿
皐月夜に 浮かぶ白雲 風に舞う 詩楽麿
飛び交うも花粉の群れの旅路なる 風に任せた授粉先かな 詩楽麿
青嵐marikoの亡父(ちち)の髪(け)の乱れ to_shi_bo
季語: 青嵐(あおあらし) 【夏】 ・天文
※青葉の茂った木々を吹き渡るやや強い風。季語としては「せいらん」と読むのは避けたい。(by 角川季寄せ)
◎ 画像は、プラハ動物園にて。白熊くん。
◎ 亡父は、父親が戦争で死亡し、赤子のときに養子に出された。さいきん亡父を思い出すこと多く。(現俳協4月/2点/汝火原マリ)