ブダペストの洞窟教会
2016年 01月 19日
去年の暮に行ったブダペストの洞窟教会です。
越してきたときからずっと気になっていましたが、やっと念願叶って入館できました。
中央市場のあるペスト地区から、ドナウ川に架かる自由橋を渡り、右手にあるゲッレールトの丘の麓に教会はあります。ゲッレールトの丘は、高さ140m、中世には、ペストの丘(Mons Pestiensis)と呼ばれていました。
通りに面した大きな岩の上に十字架が立っているのが教会の目印です。
写真は、エントランス。
入場料は、500フォリント/大人。
解説を聞けるレコーダーを無料で貸してくれますよ(英語、ドイツ語)。
薄暗い洞窟内は、厳かな雰囲気に満ちています。
実は、この洞窟は中世からずっと家のない人が棲みついたり、ゴミ捨て場のようにもなっていたそうです。
1924年、ハンガリーのパウロ修道会の修道士がフランスの巡礼地ルルドへ赴き、ルルド郊外のマッサビエルの洞窟教会を訪れたおり、ぱっと閃いたのですね、「あ!ブダペストのあの洞窟も教会にしよう!」って。
そんな経緯で、パウロ修道会は1926年、ゲッレールト丘に洞窟教会を建設しはじめ、1931年完成しました。沢山の信者に愛され、教会では頻繁にミサが行われていましたが、第二次世界大戦が始まってから、教会の苦難が続き、戦後ずっと、ベルリンの壁が崩壊するまで、入口は厚さ2mのコンクリートで塞がれていました。
ベルリンの壁崩壊後、1990年から再び入り口が開かれてミサが行われるようになった。
2008年、パウロ修道会によって内部も修復され、今日の立派な洞窟教会となった。内部は奥へと続いて意外と広く、岩の間にルルドの聖母マリア像やパウロ修道会を設立したボルドグ・エセーブの彫像が置かれている。【エイビーロードより。】
私はずいぶん色々な聖堂や教会に行きましたが、華やかで金ぴかのところより、
こういう庶民の汗と涙が染み付いたような教会のほうが、より心を洗われる気がします。
Sziklatemplom 洞窟教会
住所:Szent Gellert rkp 1.
入館料:500フォリント
住所:Szent Gellert rkp 1.
見学:月曜~土曜 (10:00~19:00) ※見学は、ミサの時間以外にしてね。
ミサの時間:月曜~土曜 8:30、17:00、20:00
日曜 8:30、11:00、17:00、20:00 (見学はできません)
清い心ではいらないといけないんだろうなぁ。
いろいろなところがあるんですね。
本当ですね、金ぴかの所よりも
神聖な感じがしますね。
少々教会に興味を持つようになってきましたが
洞窟教会とはね???
ヨーロッパには結構あるんですね。
恐らく日本にはないと思われえますが~~~?
ベルリンの壁が崩壊して以降に教会復活ですか。
第二次世界大戦が迷惑至極だったんですね。
3枚目の写真に見とれています~~~(笑
洞窟なのに立派な入口があるんですね!
入口から想像すると中がずいぶん質素で驚きです。
洞窟なのは隠れキリシタンとかではなく
憧れ的な感じで作ったんですね。笑
へぇ〜ミサとかしてるのに、入場料いるんですね。
500フォリントっていくらくらいですかね。
ミサに参加するのにもお金いるのかしら?笑
marikoさんは、いろんな国の通貨をご存じなのでしょうね。
すごいなぁ~~~~
洞窟の中の教会と聞くと 人知れず信仰を進めている人たちがいたのかな と思ってしまいます。
写真から受ける印象は、静かに どこか物悲しくて 多くの人の心を救ってきた、、、、という歴史を感じます。
今朝はこちらも雪がずんずん積もって行く朝です。
>「こういう庶民の汗と涙が染み付いたような教会のほうが、より心を洗われる気がします。」
私もまり子さんと同じ感想です。三枚目の写真「イコン画」は特に心奪われております。
(洞窟教会のキリスト磔像はクリスチャンではない私ですが、遠き日のシスターの優しさや女子寮の規律、日曜礼拝等々今朝の雪と共に思う事しきりです。
十年位前お友達と「サンチャゴの道」を歩こうと!
ルルドの聖水も!(しかし相方が病気になって行けず終い)
今ではとても、とても、一日30Kは歩けませぬ(汗
< ベルリンの壁が崩壊するまで~塞がれていた
と言うのが、悲しいかな何でか解りませぬ(無知丸出し 汗
教会までもが西ドイツより??
私も「隠れキリシタン」を連想しました!
イコンは半世紀前位京都博物館にソ連の美術品が来た時に
沢山見ましたが、聖書が解れば鑑賞力も・・・(残念!
色々お珍しいお写真!有難うございました(嬉
そう、神秘的でちょっと怖い感じはするけれど、
私は好きなのよねぇ、こういうとこ。ミ◕‿◕ミ
★ to_shi_boさま
福音歌手モリ・ユリさん。いつかご紹介下さいましたよね、素敵な歌声☆
日本には洞窟のお寺があるかも? マレーシアにはありましたよ。
社会主義(共産主義)の旺盛だったころは、宗教弾圧もあったみたいですよ。
ハンガリーは長くロシアの影響下にあり。
3枚目の磔のキリスト像にご注目、ありがとうございます!
★ Meet You さま
やっぱり入館料を得るためにはエントランスをきっちりしないとね~
隠れキリシタンとか、そういうのでは全くないです。堂々と洞窟で♪
500フォリントは¥230くらいかなぁ。おおざっぱに。
もちろん常時ミサにくる信者の方は無料でしょう。
信者証明書みたいのを持っているのでは。
ハンガリーのフォリントは、だいたい、2で割った数字 マイナスちょっと。
500フォリントだったら、500÷2=250-20=¥230 くらいかなぁ。
私はいつも÷2=日本円と胸の中で計算しています。為替手数料もあるから。
いやね、もう為替で一喜一憂する暮らしはコリゴリです。(~_~;)
>静かに どこか物悲しくて 多くの人の心を救ってきた、、、、という歴史を感じます。
全くその通りと思います! 文学的なコメントありがとうございます☆
★ yamaojiさま
ほんとね、隠れキリシタンみたいよね(^_−)−☆
ロッジも寒いというのは、素敵と思うなぁ~~(ㅅ˘˘)♡*.+゜
風邪ですね、はい、気をつけますね、ありがとうございます!
★ yuri_valley さま
そちらは雪がずんずんですか!w(゜o゜)w オオー!
>三枚目の写真「イコン画」は特に心奪われております。
ありがとうございます。
金目のものは何もない教会の展示室に、イコンたちが侘しく並んでいました。
ゆりさんにご注目いただき、嬉しいです(。◕‿◕。)
宗教的迫害は、最初はなかったのですよ
戦中戦後しばらく、社会主義に支配されるようになり、
こういう質素な教会が迫害の標的になったのでしょうね
大きな聖堂は観光資源でもあり、まさか閉鎖できないですし。
イコン、硝子ケースに展示されていましたよ。貴重品なのかも。
>磔の主に額づきて冬館 麗門
一句たまわり嬉しいです!
次回の俳句の投稿に添えさせて頂きます。
「冬の凪」がアウトですと、全没の可能性が高いですが(>_< )
★ 桜姫さま
そうです、距離的にいって、あの十字架と思います!(今、気づきましたー!)
私もサンチャゴの道を巡礼したかったのです。
黛まどか先生はいらしたのですものね~
一日30km、私もムリだなぁ~。夫もムリと思う(/_;)
ベルリンの壁の崩壊、というのは、社会主義の崩壊を象徴するのかも。
それまでハンガリーは社会主義の影響下にあったのです。
あのベルリンの壁の崩壊には、ハンガリーが一役買っていたという裏事情があります。
(長くなるので、説明抜きですみません!)
>イコンは半世紀前位京都博物館にソ連の美術品が来た時に沢山見ましたが、聖書が解れば鑑賞力も・・・(残念!
私もまったく同じです。宗教画でも、同じ事情でまったく判らず、猫に大判小判がざくざく状態です(>_< )
ルルドのお守り、行った人からもらった事があったのにその後何所を捜しても見つからず、悲しい思いをしたことがあります。もう私には奇跡は起こらないのかな・・・?
日本の京都なんかよりよっぽどリーズナブル!笑
信者証明書!?そんなのあるんですか?
しかし日曜以外もミサしてると棲み分けが大変ですね。
今からミサするから出て行って!ってな感じになるんですかね〜
ちょっと教会には見えない入り口ですもの。
でも見かけたのですね。記憶に残ってるなんて凄いわ!
ルルドのお守り、何処へ紛れてしまったのでしょう…ねぇ。
奇跡は、起こると思えば起こる!w
★ Meet You さま
解説が聞けるテープを貸してくれますし、200円は妥当かとw
証明書、こちらでは多いんですよ。私ですら、アドレス証明書と、身分証明書の二枚は、常時持ち歩いています。
ミサの際の追い出し、どうなんでしょう、気になりますね(^_−)−☆
洞窟の教会、静かなだけではなくて、空気自体もひんやりしていそう。
人々の積み重ねてきた日々としっかりと繋がっている、それが伝わってくるようです。
4枚目の写真、あれは木彫りの彫刻…?
柔らかな陰影に優しさや温かみがあって、不思議と惹かれます。
素敵なところですね。
洞窟教会 似たのを フィンランドで見ました、あれはもうすこし半地下みたいだったけれどもね、良かったです
あすこの国はサンタさんの国ですね ラップランドが故郷で。
ところで今ホノルルに居ます 例の Island Colonyです、癌の事は忘れて ドクター行きなさいと薦めてくれました、今年は日本に帰れるなー、毎月12くらいづつ 腫瘍カンマーが上がっています、後1回は日本に行きたいですね。
そうそう!空気はひんやりでした!
とはいえ、暖房が入ってるのかそれほど寒くはなかったです。
4枚目、木彫りです。ご注目をありがとうございます。
最近、にわかに人気の上がってきた教会のようです。
信者さんにとっては、良いのか悪いのか(*_*;
★ tomiさま
メッセージ、今さっき拝読しました、ありがとうございますミ◕‿◕ミ
フィンランド! tomiさんは世界中回っていらっしゃいますね!
アイコロでいっぱい楽しんでくださいね!
闘病にも息抜きは必要と思います。
あと一回といわず、来年も再来年も日本に帰れますとも☆
いつの日か、日本でtomiさんと待ち合わせしたいですね。
ハンガリーのフォリント、馴染みがなくて当然です(^_−)−☆
なんといっても日本と縁の深いのはアメリカドルですよね!
★ 鍵コメント(01-24 10:30)さま
そちらへ!ε=ε=┏( ・_・)┛
厳かで いい雰囲気です。
ヘルシンキの洞窟教会はモダンで立派で コンサート会場のようでした。
カッパドキアの洞窟教会の方が 好き!
冬眠してましたが ボツボツと参ります。 よろしく~
ヘルシンキにもいらしたのですね!(羨
カッパドキアも私は行ってないです。
もうこれからは、近場しか行けそうもない~
hotateさんのブログ再開、嬉しいです╰(✿´⌣`✿)╯