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歌留多(かるた) :俳句




歌留多よむ語尾のびやかに倭の血   中原久遠
(かるたよむ ごびのびやかに やまとのち)

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季語: 歌留多  【新年】 ・生活

※ 松山俳句ポスト365 七五回め投句 兼題(第135回) 『歌留多』 : 人選



Thank you very much!

申年に街中暴走猿一頭    詩楽麿

マテバシイ幹の傷口汁を出し 瘡蓋つくり涙止まらず   詩楽麿

若き人ら登りゆく坂雨の坂  いろとりどりの傘の美し   与太郎




◎ 倭(やまと)ですが、これ、読めないですよね。ルビも振らなかったのに、組長がよくぞ採って下さったと思います。
大和と書けば良かったのですが、ダイワと読まれそうでイヤ。
それなら平仮名で「やまと」にすれば良かったのに、と少し後悔しています。
ところで「やまと」って何よ、わかっていそうでそうでもない。で、三省堂の辞書を引いてみると、

やまと【大和】{倭}
① むかしの日本国内の国名の一つ。現在の奈良県。
② 「日本国」の古い呼び名。

加えて、囲み記事に、

・大和歌(やまとうた)  和歌のこと (知らなかったわー)

・大和絵(やまとえ) 屏風絵や巻物絵など平安時代から始まった日本独自の画風を持った絵。

・大和言葉(やまとことば) 中国伝来ではなく、日本で古くから使われてきた言葉。
                         「うみ」「やま」「置く」「切る」「しずか」など。

他にも「大和なでしこ」「大和魂」の解説がありました。辞書ってためになるなぁ。
もしもたった一冊しか本を持てないとしたら、字が満載してある辞書がいいかも、と思いました。 
そういえば、今年の読書始めは、三浦しをん著「舟を編む」で、辞書作りの物語(快作!)でした。
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by mariko789 | 2016-01-14 14:38 | Sony Cyber-shot G | Trackback | Comments(12)
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Commented by isao1977k at 2016-01-14 14:59
かるた、ってこうやって書くんだね。
倭も読めないね。
いつも素晴らしい俳句だなぁと思っているよ。
良く思い浮かぶなぁ。
marikoさん、頭が良いんだろうなぁ。
Commented by 桜姫 at 2016-01-14 15:35 x
 < 歌留多よむ語尾のびやかに倭の血

やっぱり久遠さまは、発想が豊かですね!(拍手
美しい光景に加えて美しい音が聞こえて来ます!
「倭」としたことで、万葉時代の雅も色濃く!
Commented by to_shi_bo at 2016-01-14 15:58
>歌留多よむ語尾のびやかに倭の血

「語尾のびやか」と「倭の血」に相乗効果ありかな!
「歌留多」も「倭の血」と融合しています。
「二物衝撃」でなく「二物融合」という作句手法もあります。
これto_shi_boがよく使う手です。

それにしてもこの写真どこで撮ったのかな?
お寺の内部のようですね。
句と写真も融合しています。

・・・融合の一日でした。
Commented by 麗門 at 2016-01-14 21:33 x
>歌留多よむ語尾のびやかに倭の血

きょうは歌会始とか。
「大和」だったら採られなかったかもですよ。
「倭」が効いています。

この写真の襖絵、いいです。
こういうのを見る、ガイドしたくなます。

「大和絵」というのもしょっちゅうガイドしています。
「この絵巻物は土佐派の絵師により描かれました」なんてよくやりますよ。



Commented by yuri_valley at 2016-01-15 08:24
まり子さん、おはようございます。
>歌留多よむ語尾のびやかに倭の血

私も麗門様と同じく(僭越ですが)(大和)でなく「倭」が良かったと勉強させていただきました。
この様な襖の部屋写真もしかしてまり子さんの日本のご実家かな~?
歌留多 倭の国 和の部屋  凄く佳い写真と御句に拍手!です!
Commented by yotarouu3 at 2016-01-15 11:10
若き人ら登りゆく坂雨の坂 
       いろとりどりの傘の美し   与太郎

昨年の歌会始のお題、「人」でした詠進歌として
作りましたが、別ので応募しましたがボツでした。
Commented by yamaoji at 2016-01-15 11:36 x
句の流れ・句調が耳に優しい・聞きやすいです!
沖縄に行くと、本土の人を、やまとんちゅう と言ってました・・
ちなみに、現地の人は、うちなんちゅう です、
北海道と青森で自身が、12月にロッジにお出でくされたお客さんのところだったので、メールを・・・なんともなかったと、ホッとしています。 by yamaoji.
Commented by mariko789 at 2016-01-16 14:50
★  isao1977k ちゃん

私は頭、悪いです、本人が言ってるのだから間違いなし(~_~;)
でも褒めてくれて嬉しいです!


★ 桜姫さま

発想、豊かにしたいですが、なかなか・・・

>「倭」としたことで、万葉時代の雅も色濃く!

そう仰って頂き、この句も浮かばれました╰(✿´⌣`✿)╯


★ to_shi_bo さま

>「二物衝撃」でなく「二物融合」という作句手法もあります。

融合、いいですね(^_−)−☆
衝撃より作りやすいかも、です。

写真は、鎌倉の庭園内のお邸で撮りました。
また日本に撮りに行きたいけれど…(遠い目


★ 麗門さま

歌会始だったようですね!

>「倭」が効いています。

良かったー \(^ ^)/

>「この絵巻物は土佐派の絵師により描かれました」なんてよくやりますよ。

いつか、こっそり麗門さんのガイドを聞いてみたいです。
メモ帳を片手に。筆談じゃないですよ(笑)


★ yuri_valley さま

>もしかしてまり子さんの日本のご実家かな~?

とんでも八分です!(>_< )
わが実家は、もう跡形もありません。
敷地だけは広かったのですが(家はボロ)、今は高層住宅になっています。
拍手をありがとうございます。
Commented by mariko789 at 2016-01-16 14:55
★ yotarouu3 さま

雨の坂道、色とりどりの美しい傘の一首をありがとうございます(^人^)

歌会始、雅ですね~~~(ㅅ˘˘)♡*.+゜

また来年、チャレンジしてください!


★ yamaoji さま

>沖縄に行くと、本土の人を、やまとんちゅう と言ってました・・
>ちなみに、現地の人は、うちなんちゅう です、

沖縄の言葉、琉球言葉・・・音的に優しくて好きです。

北海道、青森に大きな地震があったみたいですね。
お客さまのお宅、ご無事で何よりでした。(。◕‿◕。) 
Commented by anohiwa at 2016-01-16 20:54
倭・・・・・・・
私は、解ったよ ^^)v

だって、その一文字で 遠い古の空気が広がってきたもの。
marikoさんの句は、深くて優しくて、温かいです。
よく分からない私でも 句の空気が味わえると思うと、嬉しいです。
Commented by yuta at 2016-01-17 00:50 x
こんばんは
大和言葉の本を読んでみたくなりました^^
Commented by mariko789 at 2016-01-17 15:01
★  anohiwa さま

いつも優しいコメントをありがとうございます。
褒めてもらうと、なんとか続けてゆこうかと思う。
勇気を頂きました!(✿´⌣`✿)


★ yutaさま

yutaさんは写真のタイトルに季語を用いたりなさる方ですから、大和言葉の本もお似合いです☆