always over the moon

7月8日暴風雨 @ブダペスト

f0053297_13532273.jpg

8日の夕方4時頃、灰色の雲に空が覆われはじめた。
連日の猛暑で、水を撒いても撒いても庭がカラカラに乾燥していたので、一雨降ってふれればいいと思っていた。
夕方6時ころ、いきなり居間の三面(正面と左右)の窓が真っ白になり、ゴーっという音が天からか地からか響いてきたかたと思うと、パラパラという音(あとで空中分解した屋根瓦が落下した音と判明)がし、居間の天井から雨が滴り落ち、玄関のドアから雨が凄まじい勢いで侵入、二階の寝室もバルコニーのドアの下から吹き込んだ雨が床に広がる。
この世の終わりかと思うほどの風雨は約数分間続いた。
暴風雨というより、竜巻の類か、強い雨を伴ったダウンバースト(downburst)のように思えた。
 
上の写真: 9日撮影。倒壊した木々で、物置までの小道が塞がれてしまった。嵐が過ぎた昨日、倒木を積み重ねたら、大きな山が二つできた。夫曰く庭の倒木数は7本、他にも半倒壊、斜めになってしまった木も合わせると、何本になるのか、まだ把握できていない。






(写真左)8日。近隣の家。暴風雨が静まった合間に屋根を修理する人。すぐあとにまた風雨が強くなり、彼は作業を中止。
(写真右)9日。近くの家。屋根や庭木の被害に遭わなかった家は殆どないと思われる。
f0053297_14104769.jpg




(写真左)8日。ポーチに散乱する屋根瓦。20枚ほど落下し、瓦は庭中にも散乱。
(写真右)9日。収穫間近だった、洋ナシもほぼぜんぶ落下。木が倒れなかったのは幸い。
f0053297_14133018.jpg



(写真左)9日。傾いでしまったサクランボの木。この辺りはいつ瓦が落ちてくるか判らず、現在歩行禁止地帯。
(写真右)9日。金網越しに隣家の倒壊した木。直径40cmもある立派な木だったのに。
f0053297_1416993.jpg




(写真左)9日。薔薇の木も倒れた。
(写真右)9日。猫柳も、半倒壊。春を告げてくれる木なのに・・・。
f0053297_1420731.jpg




9日。近所の通りにて。この銀色めいた葉をつける木は、なぜか全滅。
私が「竜巻」の類かと言う理由の一つに、強風は正面から来て、左に旋回していったと思われること。
同じ通りでも、歩道右側の街路樹は無傷で、左側の街路樹は全滅という通りもあった。
f0053297_1423541.jpg




(写真左)9日。隣家。上部がぽっきり折れた大木。
(写真右)9日。その折れた枝が、彼女の家の屋根に乗っている。プロでなければ下ろせないと思われ、今もそのまま。
f0053297_14302159.jpg





ローカルのテレビに拠ると、この「ストーム」は首都ブダペストにも甚大な被害を与えた。地下鉄の階段を滝のように雨が流れるさま、川と化した道路、倒木の下敷きになった車、屋根がまるごと飛んでしまった家、枚挙に暇がない。
負傷者は40人というが、死者が出なかったのは奇跡と思う。
夫がサーチしたところ、瞬間風速90メートルもあったという。あの、ゴーっという音がしていたときに外に出ていたら、私は間違いなく飛ばされたと思う。
これから暫く、屋根の修理や、倒れた木々の処理で忙しい。なんとか今月一杯にはカタをつけたい。
しばしばテレビのニュースで、「こんなに酷いのは生まれて初めて」という言葉を耳にするけれど、私も今回の竜巻もどきは、生まれて初めての経験で、もう二度とゴメンこうむりたい。
天災は年々凶暴さを増してきているように思う。みなさまもゆめゆめ、油断召さるるな。

9日。近所にて。大きな木があっさり倒されている。
f0053297_14405177.jpg


追記: 昨日(7月10日)、買物がてらチェックしたところ、丘の下にあるシティセンタ一、駅周辺は無傷。
  被害は丘の上にある、我家の周辺に集中。
  丘のてっぺんの家の屋根は丸ごと吹き飛んで、そこに隣接する家の屋根も半分飛んでいた。
  家を買うとき、建てるときは、丘(山)の上は要注意。
[PR]
by mariko789 | 2015-07-10 14:47 | Sony Cyber-shot G | Trackback
トラックバックURL : http://mariko789.exblog.jp/tb/24233030
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]