淡雪(あわゆき)② :俳句
2015年 03月 11日
(だいぶつのてにあわゆきのつまづきぬ)
季語: 淡雪(あわゆき) 【春】・天文
Thank you very much!
裏店の雛物語小雨ふる 与太郎
ひな人形足投げ出してはしたなや 与太郎
箱を出てうれしそうなり雛夫婦 与太郎
明くる夜をまだ起き出でぬ雛もあり 与太郎
赤きべべ着て雛壇に躓きぬ くをん
見ぬ街に皐月の風を注ぎたし 詩楽麿
もう逢えぬ追憶めぐり桜樹の
雨にも負けず時は過ぎ行く 詩楽麿
少し以前ですが、親しくさせて頂いている俳人さんの句会に参加させて頂いた句です。
兼題は『蹉跌/躓く(蹉く)』で、ずいぶん考え込んでしまいました。
時間のかかった句ですので、自分の記録として投稿しておきます。
写真は、鎌倉の大仏さま。ベタな写真ですが、大仏さま好きなので♪