青葡萄(あおぶどう) :俳句
2013年 07月 17日
(ははというなのこいがたき あおぶどう)
【季語】 青葡萄(あおぶどう) :夏 (植物)
まだ熟していない、青い葡萄をさす。
パパっ子の女の子にとって、人生さいしょの恋敵は、
成熟した女の魅力にあふれる、お母さんかもしれないですね。
Thank you very much!
人もなし風ひるがえす青すだれ 与太郎
古代より 咲き散り果実 青林檎 詩楽麿
なお見詰め蔓に秘めらる先行きの
やがて実りし青葡萄 詩楽麿
同じ「青」がついても、青林檎は、既に熟している青い林檎をさすそうです。
なので上の駄句の季語を青林檎に変えると、イメージもがらりと変わってしまいそう。
ためしに詠んでみました ↓
母という名の恋敵あおりんご 流星マリコ
【季語】 青林檎(あおりんご) : 夏 (植物)
いっきに事件の匂いが漂ってきたと思いませんか?
人生相談でも時々見かける、「母と私の夫が道ならぬ関係に」。。
ああ、おとろしい・・・・
(画像は、タイのカムティエン博物館にて。ニコンP510にて)
お口直しに、我が庭の青葡萄の画像をアップします。
青林檎もなっているのですが、まだ小さいので、そのうちに撮りたいと思ってます。
暮れ初めて零るる灯り青ぶどう 久遠 (旧:流星)
(くれそめて こぼるるあかり あおぶどう)