フローティング・ビレッジ(2)@カンボジア,シェムリアップ
2012年 11月 11日
カンボジア トンレ サップ湖 水上集落 (1) の続きです。
トンレ サップ湖とは、クメール語で 川 (tonlé) 巨大な淡水湖 (sap) という意味だという。
その巨大さをまざまざと見せつけられたのが、この地点であった。
1) 水上レストラン。ここで休憩をしながら、今まで撮った写真を見直した。
モーターのついたボートで揺れながら撮った写真の数々とあって、残念ながら削除するものが多い。
・写真の左側に写っている赤い屋根が付いているボートが、私たちが乗っていたのと同じボートです。
2) レストランの前尾から撮った湖。思わず、「海ではないの?」とお店の人に訊いて失笑されてしまった。
3) 撮った写真の中で、人々の暮らしぶりが写っていたものが何枚かあった。
どんどん進むボートの上からで、狙って撮るほど時間に余裕がない。
単にレンズを家々に向けてシャッターを押していたのである。
ボートをメンテナンスする人。油を塗っているのかなぁ。
4) 髪を洗う女性。まさか川の水で洗っているのではないでしょう。
ボートの上に水道水を積んでいるのだと思いたい。
5) 川で洗濯をする女性。あまりに極彩色だったので、単色にしました。
6) お母さんと幼女。
あのテレビは写るのかしら なんて失礼なことを思ってしまった私を、神様、お許し下さい。
7) 大人たちは、まるで私たち観光客が存在しないかのように、無視・無関心を装っている人が多かったように思う。
しかし、ここの子どもたちは、私たちに手を振ったりしない。
シェムリアップの田舎の子どもたちは、みんな好奇心いっぱいで、近寄ってきたり手を振ってくれたりしたのに。
私は、カンボジアに来て初めて、ここの集落の少女に「ヨソもの・・・」という眼で見つめられてしまった。
8) 人の幸・不幸というのは、他人と自分を比べることから始まるのではないだろうか。
もしも私がこの集落に生まれ、思春期にあったら、やはり同じ眼で観光客を見ると思う。
「あなた達には自由な世界がある。海外旅行だってできる。綺麗な服も買える。私にはそれができない。」
◎ 続く → 聖家族 @シェムリアップ 水上村(3)
水と共存しているんですね。
ボートはなくてはならない物なんだなぁ…
生まれる国…自分で選べないけど、それなりに一生懸命生きているんですね。
単色の写真、すごくいい雰囲気です!
TVはカーバッテリーでしょうか?
ウルルン滞在記が好きで、その中でも一番好きなのが
宇梶剛士さんがトンレサップ湖のど真ん中に行く回なんです。
そこの子供は物はなくとも無邪気で目がキラキラだったけど
ここの人達は物見遊山として見られているのでいい気分ではないのでしょうね・・・。
タイの少数民族の村とか訪れたときもそんな感じでした(◞‸◟ㆀ)
ああ、あとでウルルン観よう♪
3)黒いマスクもあるんですね!
4)背中が泡まみれですから!存外この後泳ぐのかも?!(汗・笑
5)私もこの黒白写真が良いと思います♪
何処に生まれても、住めば都ですよね♪
ずっと謎なんです。
ただ今、朝7時です。
水上生活の人々の、生活をちょっぴり覗かせていただきました。
こういうのを、観光資源にするのは如何なものかと、疑問に感じながら。
特に、最後の2枚には、それを感じますね。
世の格差を見せつけるための、観光資源としか思えませんものね。
少しでも、観光収入が、この方々の生活向上に役立てられたら救われるのですが・・・。
長屋で、端の方に井戸があり、そこから水を運んでいました。
水道が無かったんです。
ガスは、、、、、どうだったんだろうか??
でも、不自由とも感じなかったような気がします。
小学校に入ってから、アパートに移りました。
親が『鉄筋コンクリートのアパートだ!』と、嬉しそうに言っていたのを覚えています。
良い物を知ってしまうと、どんどん贅沢になりますね ^^)
知らないと、それでも満足なのでしょうね、、、、タブン。
この写真の子供達、、、、何を思って、観光客を見ているのかな?
こんな少女達の目で見つめられたらいたたまれなくなって、楽しいはずの観光が・・・。
この地域に入るときにボート代を含めた入場料を払ったんですよね?このボートツアーは地方当局が運営?それとも個人会社?住民たちに利益の一部でも配当されているのかな・・・?と少女達を見て思いました。
やっぱりお風呂でしょうか~~
なるほどカーバッテリーで電灯もテレビもonするのですね!
検索で読んだブログには、おねだりしに来た子どもたちに囲まれた、という記述もありましたが、
地域とかによって違うのかも知れないですね~~
無邪気でキラキラの目はいいなぁ~。
私の次の投稿も、とっても感動した件です。ほんと、行って良かった♪
>4)背中が泡まみれですから!存外この後泳ぐのかも?!(汗・笑
そういわれてみれば!!
泳ぐのならいいなぁ~~。私もタイの真っ黒な川で泳いだことあります(義理で 汗)
黒白写真に一票をありがとう~♪(ここはなぜか原色が溢れていました~)
やはり、人がその国に住んでいれば、何がしかの税金を払わなければなりません。
何人も、無料ではいかなる国にも住めないのでしょう
彼らもまた。。
ここの入域料(ボート代)も、何処の会社が仕切っているにせよ、
回りまわって(事業税として)政府の懐にいくばくかが入る。
ここの大人たちは、その仕組が分かっていますが、まだ思春期の少年少女には、理解しきれないと思います。
観光客の視線に耐えることも、彼らにとっては修行だと思います。
いかなる人生も、修行と、私は思います。
メコン川に沿っていますから、肥沃な土地と思います。
大きな魚も獲れるんじゃないかしら
少女は、「写真なんか撮らないでよ」と思っているのでしょうね
でも私は、またこのようなケースにあったら、また撮ると思います。
人生は甘い綺麗な場面ばかりではない。
人形のような美女を撮るより、私はむしろ人生を撮りたい。
嫌なこと、つらいこと、汚いこと、も含めて。
keyさん、それは貴重な体験と思います。
私の子どもの頃は、洗濯機の絞るのが手動で(言ってる意味、わかります?
あれは楽しかった!
仰るように、どんどん贅沢になるのが、果たして幸せなのか・・・
人類は進歩しているのか退歩しているのか、、、
子どもたちの視線については、上の麗門さんへのレスで。。。
実は、撮っているときは少女たちの視線に気づかなかったのです。
ファインダーを見ながら望遠で撮っていて、モニターも後でまとめてチェックしたので。
でも、もしも撮るときにこの視線に気づいていたとしても、私は撮ったと思います。
上の、鎌ちゃん&麗門さんへのレスを読んでみてね~~
次回は、私がカンボジアでいちばん感動した件です、それで納得して頂けると思います。。
髪を洗うのでしょ、それともすすぎだけ真水とかね。
先進国から興味本位で来て見物してゆくって知ってたら・・・
そりゃあいい気はしないんじゃないの~きっと。
ただね・・・お金を落として行ってくれるから笑顔で接してくれることもあるんだろうけど・・。
あの、少女の怪訝そうな顔は見るのつらいよね。
ほんと、果てしなく続いていますね
ただし、泥の川が・・・
チャオプラヤ川も泥色ですが、ここのはもうミルクキャラメルみたいな色ですなぁ
でも、住んでいればそれも当たり前の風景なんでしょうね
便利な暮らしを求め、もし、どこか移動したとしてもやっぱりこの泥の川の色を思い出してしまう気がする・・・
>人の幸・不幸というのは、他人と自分を比べることから始まるのではないだろうか
その通りだと思います。
恵まれた国、環境に住んでいてもやはり他人が気になり、なんとなく張り合ってしまう・・・
時には激しく、時には醜く・・・
比べることがなければ楽だと思うけど、だからってそういう想いから解放できない自分・・・
生きていく上ではしょうがない事なのかも・・・。人間の世界だけでなくても。
此方に引っ越してばかりの頃・・・国によって人々の表情や眼差しは違うものなのねって感じたのを覚えています。
特に女性達の表情がとっても気になりました。以前と表情が違ってきていると・・綺麗な人たちが多いだけに硬く、射すように見つめるまなざしは何?と言ってももともとは明るく人懐っこい人たちなので・・ある一時の表情なのだけど・・・今でも時々気になります。
黄土色の水の色、しかも海のように続いている迫力ありますね・・この色だからかしら・・まだ見たことがない風景です。
人は人、自分は自分と割り切れない人たちが互いに生活していると人間関係めちゃくちゃになってしまいます。
やはり比べるからかだと思うけど・・・
でも選択できる人生が幸福かどうかは分からないけれど、この少女達の表情を見ているとなんだか苦しくなります。
ドキュメンタリーの番組を観ているようです!
どれも良いお写真ばかりですね♪
そのTV、ホンと私も映るのかなぁなんて思いました(汗
でもホンと今の私達には考えられないような生活で・・
水は真面目に怖いです(汗
川の水の色ですが、実際はもっと濃くてチョコレートみたいな色でしたよ~
観光ということ自体が、興味本位ですからね~
観光収入は、大きな国の財源だし。。難しいところです。
思春期は、社会や人生に疑問を持たないほうがおかしい。あの怪訝な顔は正常と思います。
たまたま撮れていた画像で、本音を知ることができたのかもしれません。
ここ中東の暮らしも、かなり違うよ~(投稿できないけれど)
私だったら、中東のお姫様と、この集落の娘と、どちらの人生を選ぶかと言われたら、
迷わず集落の娘を選びます。ここだけの話、ね。
そうね、チャオプラヤよりインパクト強い色でした!
住みなれたら、ここはここで楽しく暮らせるかもしれない。
家だの財産だの、守るものが少ないということはある意味、気楽と思う。
私は、なるべく人と比較しないように生きてきたの。
比較するとつらすぎる期間が長かったから。自己防衛かな。
それが良かったかどうか、分からないけれど。。
>国によって人々の表情や眼差しは違う
私もそう思います。こちらの女性はお顔を隠しているので、想像ですが。。
今まで暮らした中ではハワイの人々の明るい表情が良かったです
>人は人、自分は自分と割り切れない人たちが互いに生活していると人間関係めちゃくちゃになってしまいます。
今はインターネットやTVで他所の国の生活も見れてしまいますし、
同じ国の中でも貧富の差が激しくなってきていて、どうしても他人と自分を比較してしまいますよね
少女たちの写真ですが、アップするのは止めようとも思ったのですが、、
私は本音を知りたいし、伝えたい、その欲望に勝てませんでした。
写真を褒めて下さり、嬉しいです!
彼らにしてみれば、東京の満員電車が怖いかもしれないですよ~
欧州の旅番組で、そう放送していて、なるほどな~と思いました。
それぞれの国、それぞれの文化・風習、地球は大きいですね!