紫苑(しおん):俳句
2012年 09月 28日
(しおんたつ おやのないこを かくまって)
季語:紫苑、しおに、しをん、鬼の醜草(しこぐさ) 【秋】 植物
紫苑とは
キク科の多年草の花。庭園に植えられるが九州などには自生する。
茎は直立して高さ2メートルに達し、9月初旬ころ上部で多くの枝を分け、
直径3cmほどの野菊のような淡紫色の花を多数つける。(by 角川俳句歳時記)
紫苑の歴史・文化
中国・朝鮮から薬用植物として渡来したとされるが、平安時代には観賞用に栽培されていた。
『古今和歌集』以来、多くの詩歌や物語に登場し、室町時代以後は障壁画にもよく描かれた。
京都の智積院には長谷川等伯の描いた襖絵がある。
漢方では根を乾燥させたものを煎じて、咳止め、去痰薬として用いる。(by 俳句の花図鑑 成美堂出版)
◎紫苑の写真&俳句(← クリックして「たんとの四季折々」様へ♪
雨近し白鶺鴒は尻を振る よし
三歳の頬まろやかに夕化粧 流星
秋雨のちゃぷちゃぷ洗う三輪車 流星
紫苑にて 美人女将を 拝むなり 銀河王子
待宵や音絶えぬれば杯を伏せ よし
なお過ぎる 初秋の香り 瞳にも 詩楽麿
夏過ぎて残る記憶の片隅に
瞳浮かべしありし日々あり 詩楽麿
久々にツイッターにアップしたところ、多くの皆さまの支持を頂いた句です。
このブログの友達は、俳句仲間が少ないので、いつも俳句をアップするときは申し訳ない気持になってしまいます。
皆さま、いい人ばかりで、なんとか突っ込みどころを探してコメントを書いてくださるのが心苦しい。。
俳句仲間以外の方は、どうか遠慮なく、スルーしてください。
俳句仲間の方々も、お忙しいときはコメント不要です、
見てくださるだけで嬉しいのですから。
◎画像は、カンボジアで出会った、捨て猫ちゃん。哀愁を帯びた眸に惹かれました。
このねこちゃんは、marikoさんが、飼ってらっしゃるねこちゃんですか?可愛い~(^-^)
したいのですが、センスないもので的外れになるからな~。
というわけで、今日も写真を見てのコメじゃ。(^v^)
この子猫カンボに居たんだ~。
まだかなり小さいね、生まれて2,3か月じゃない。
この先どうやって生きて行くのか・・
動物はただ生きられるだけ生きて行くだけなんだよね。
瞬間を生きているんでしょうね。
私んとこのルーもね、拾って来たんですよ。
職場に迷い込んでいたのを引きとったんです。
紫苑は背が高く屏風状に!で、子供でなくとも匿って貰えますね♪
可愛ゆいにゃん子ちゃん♪
今は庶民的なお花になって居ますが!
20代の時(平安時代のイメージ♪そのままでした♪)
歌舞伎俳優さんに花束にして贈った事が有ります(汗・笑
< 忘れ得ぬ君のひと言紫苑咲く たんと様
たんと様のお句のご紹介有難う御座いました♪
「君」って流星さまのこと♪??(笑
そうね、やっと赤ちゃん期を脱したくらい?
この子は実は高い屋根の上に一人ぽっちでいたの。
そこなら誰にも苛められないから。屋根がこの子を匿ってくれてたのね。
ルーちゃんは、ナーンさんに拾ってもらって幸せじゃあ!♪
背の低い私なら余裕で匿ってもらえますね~ 紫苑さま~~
>歌舞伎俳優さんに花束にして贈った事が有ります(汗・笑
きゃあ~~すてきぃぃぃ~~~
やっぱり名前からしても平安朝ですよね~~~
たんとさまも偶然に今日は紫苑のアップで!
花のお写真があったのでリンクさせて頂きました
たんとさんに了解を得ていないのですが、、大丈夫ですよね、
報告して、来て頂くのも申し訳ないですし(汗
「君」、どなたなのか気になりますね!
「紫をん立つ親のない子をかくまつて 流星」
捨て猫ちゃんですか。
可愛い猫なのに可哀そう!!
寂しそうな目・・・・両親と離されて暮らした、少年期の私は、
きっとこんな目をしていたのだろうな。
「紫をん」との取り合わせが絶妙ですね。
私は、この季語では、ほとんど詠めませんでした。
>雨近し白鶺鴒は尻を振る よし
あはは かわいいなぁ♪(想像しながら
私ってどうしてこんなに動物好きなのか、、前世は動物だったか(汗
白鶺鴒も秋の季語なのですね、今日も教えて頂き、感謝!
>いつも俳句をアップするときは申し訳ない気持になってしまいます。
私は、楽しみに拝読させて頂き勉強になっているのですが・・・・
「紫苑の歴史・文化」を読ませて頂きました。
写真を見て、なぁ~んだ、この花かと納得、我が家にも、
以前には植えて有ったのですが、長男の住宅建築で庭が様変わりして無くなりました。
ご近所に沢山あるので、一株頂いて植えたいと思っていました。
私も不調法者で 俳句は分かりませんが 一人 青萄さんに何時も的外れな投稿をして居ます、それで良いのではと思って居ます 心に懸かる言葉は何時までも忘れませんもの。
紫苑 の花はとても一般的ですね、この様な野花が好きな私はこの花も他に撮るときその様な花を良く写します。
この子猫ちゃん可愛いけれどあの国の動物はたくましく生きるでしょうね。
写真を見るとあちこちで枝分かれしてるんですね~
ぱっと手を広げて子猫を敵から守っているような・・・
なんだか、そういう場面がmarikoさんの句から伝わって来ましたよ~
私は言葉を知らな過ぎるので、marikoさんのおかげで毎回新発見ですよ~
こんなにも美しく、ものすごく意味のある言葉があるんだなぁ~って・・・。
写真と共に俳句も楽しみにしていますよ~
>紫苑にて 美人女将を 拝むなり 銀河王子
拝読してコメント入れてきましたわよ~
女将というより、看板娘さんだったのね♪
さすがのあんさんも写真を撮らせてとはよう言えんかったんね(^_−)−☆
> 紫をん立つ親のない子をかくまつて
しんみりと愛の溢れた句ですね。
紫をんの優しい紫色と重なります。
紫をんって名前も風情がありますね。
雅な感じもあって紫苑の花をじっくり見たくなりました。
↑のバンテアイ・スレイの茶店の女の子、しっかりした面立ちですね。
はきはきとした声が聞こえてきそうです。
河童の像も細かな細工のレリーフも楽しかった~
同じ思いを抱いた人も多かったですね。
以前にも増して深みがあって、どっぷり俳句モード素晴らしい♪
私はこのところ俳句モードから遠ざかってるので
読みかけの本に戻ったり写真を撮りながら歩いたりしてます。ふぅ~
写真の仔猫ちゃん、頼りない背中が愛おしいですね。
茶店の女の子、神々しいお顔。
前に紹介されてた女の子の時も感じましたが
大人っぽい瞳が印象的です。
俳句のコメント・・いつも勝手に俳句の情景を想像させてもらっています。本当に勝手に(笑)でも言葉のセンスがないのでコメントできません(ゴメン)
子猫ちゃん、野良のわりには毛並みがいいですね
子猫ちゃんなのに大人びた表情ですね。
つるつるのお肌、品のある顔立ちは、どこか仏像を思わせる>
仏像さんのお顔のモデルは現地の人でしょうか各国いろんな仏像さんがあって面白いですね。
レリーフの装飾、細かくて沢山、4)の写真のお屋根が3重になっていてなんだか仏様の光背みたいですね。河童さんにそっくり!
楽しく拝見しました。
この猫ちゃんは、子供だけどひょっとすると「ねこかぶっているかもね」
間違って踏んだりしたら「ネコ踏んじゃった」の音楽が鳴り始めてダンサー
に化けるかも・・・・・。
それにしても可愛い瞳ですね。まるで初恋の彼を見詰める乙女の様です。うっとりしっとりこちらもみーちゃった!同時に初恋の日々が胸を過ぎり胸キュンです。もう、あの頃に戻れないのだろうなぁ・・・・・!
なお過ぎる 初秋の香り 瞳にも 詩楽麿
夏過ぎて 残る記憶の 片隅に 瞳浮かべし ありし日々あり 詩楽麿
こんな場所で捉まってビールもオツというものです♪
マリコさんは紅茶?
アゴのところに紐が引っ掛かる帽子買ったんですね(*^^)v
飛ばないねじゃあ、急な突風でも。
なんか想像するとカワイイ絵です。
ありがとうございました。(^_^)
うちのほうも野花など全くありませぬ!
野花というと、英国の田舎が本当に豊かなのよ~~
言葉のセンスがないなんて、ご謙遜です
野良猫ちゃんは、子猫でも心は大人ですね、逞しく育てよ!
上の投稿も見て下さり、嬉しいです♪
この子猫ちゃん→初恋を連想なさるのは、
さすがロマンティストの詩楽麿さん!
>なお過ぎる 初秋の香り 瞳にも 詩楽麿
>夏過ぎて 残る記憶の 片隅に 瞳浮かべし ありし日々あり 詩楽麿
初秋の瞳の一句と、記憶の片隅の一首を有難うございます!♪
(私のパソコン、昨日から繋がっています。今もそのパソコンから)
とってもローカルっぽい茶店通りでした、アンコールワットとは大違い!
私はビールを頼んで2cmだけ飲んであとは夫のグラスに入れました(笑
カワイイ といえば、私、売り子の女の子たちに「カワイイ」と言われました
「カワイイ」の使い方、間違って伝わっています(汗
「親のない子」
いまのわたしには切ない言葉です。
つい先日、母を見送り、わたしはとうとう親のない子になりました。
↓ アルカイックスマイル。
アルカイックはフランス語らしいですね。
フランス語+英語=日本の造語でしょうか。
リハビリ期間を経て、またぼちぼちブログを再開します。
お母上さまのお見送り、大変でしたね、
本当に本当にお疲れ様でした
「親のない子」ではないですよ、ちょっと離れているだけです
アルカイックスマイルは英語圏でも使われてるみたいですヨ
ブログ再開、お待ちしておりました!