イスタンブール アヤソフィア(聖ソフィア大聖堂)(1)
2012年 05月 16日
そのまままっすぐ公園を突っ切ってゆくと、右手にアヤソフィア(聖ソフィア大聖堂)が見えてきます。
アヤソフィアは、ブルーモスクと近いし一見似通っているので、ちょっと見、紛らわしいのです。
この画像は、行った前日ホテルの屋上から撮ったものですが、ほら、よーく見ると、尖塔が違いますよね。数も形も。
アヤソフィアの現在の建築の概容が完成したのは537年12月27日ですが、
何度か改修修復が行われたようです。その間、大地震による崩壊もあったそうです。
トルコ語ではAyasofya。現在は博物館になっています。
東ローマ帝国(ビザンティン帝国)時代に正統派キリスト教の大聖堂として建設されたもので、
帝国一の格式を誇る教会であり、ビザンティン建築の最高傑作と評されています。
1054年、当大聖堂を舞台とした東西教会の分裂以後は、正教会の総本山となりました。
そして1453年5月29日、オスマン帝国のメフメト2世に征服され、大聖堂はイスラム教のモスクに転用されるようになりました。
↓ ★japairさま より頂いたコメントです。
この時、メフメト2世は20代前半だったと思います。
冷静で軍事に優れた征服王、教会を次々とモスクに改造させて
今の何とも言えない独特な雰囲気のイスタンブールの姿があるんでしょうね・・・
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アヤソフィアも、入口まで凄い行列です。まず入場券を買うための行列。
お薦めなのは、ここの入場券発売所で、「イスタンブル ミュージアム パス (72トルコリラ)」を買ってしまうこと。
3日間有効で7つの博物館に入場でき、ここ以後、入場券を買うための行列を免れます。
ここも、三脚やお酒類は、セキュリティ預りとなります。
三脚はともかく、ビールやウイスキーもってくるって・・・!
一階です。かなり暗いです。
壁にでかでかとイスラムの象徴の文字、中央の窓上部に描かれたキリストを抱くマリア像。
キリスト教の大聖堂として建立されたにも拘わらず、あとからイスラム教のモスクに改造されてしまった歴史がまざまざです。
光源が少なかったのですが、マリア像を撮ってみました。
こちらは天使の像だと思います。
もう一枚。
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