夫の恋ふ乙女うるはし花杏
2012年 03月 28日
お相手はアルアインの女子大生。
やはり住む国が違ってしまうと、なかなかうまくいかないようです。
出会ったときは同じ学校の教師と生徒。そのころは毎日のように逢えたのでしょう。
それから夫の職場が変わったけれど、一度カフェで逢いました。
と言ってもイスラム教のお嬢さんですから、二人っきりでは逢えません。
彼女は妹弟を引き連れ、私は夫に頼まれて付き添って行きました。
私は彼女と話し、夫は妹弟と話し、、、
時々じーっと見詰めあう夫と彼女の視線が眩しかった。
夫は、彼女に対する愛は「娘へ」のもの。私への愛は「妻へ」のもの、
と言うけれど、実際の娘でない限り、紙一重だったと思います。
彼女も夫への愛は「父へ」のものと言い、「ダディ」と夫を呼んではいましたが。。
このところ、二人の雲行きが怪しくなってきました。
「逢いたい」という彼女に、「忙しくて逢えない」という夫。
二人の電話のやりとりを、聞くともなしに聞いてしまったのです。
確かに私と二人で飛行機に乗って逢いにゆくというのでは容易ではありません。
それでも「逢いたい」と言い募る彼女に、一途なものを感じてしまう私なのです。
夫の恋ふ乙女うるはし花杏 流星
(つまのこう おとめうるわし はなあんず)
季語: 花杏 【春】 植物
☆恋文☆(TBさせて頂きました♪)
去りたるや 時の間に間に 春数え 詩楽麿
同化する夫妻の明日に語る月
幾多の記憶 無言のままに 詩楽麿
◎画像はタイにて撮影。トケイソウ(時計草)。桜姫様、教えて下さりありがとうございます♪
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