青き踏む :俳句
2012年 02月 22日
上履のまま飛びだして青き踏む 流星
(うわばきのまま とびだして あおきふむ)
季語:青き踏む、踏青(とうせい) 【春】 生活
小学校に上がりたてのころ、ときどき学校から抜け出した私。
休み時間に教室から校庭に出て、外に出て、そのまま近くの野原や畑へ・・・
当時は武蔵野に住んでいて、学校の周りは自然がいっぱいだった。
さすがに半年も経った頃には、運動靴に履き替えて出るようになった(笑)
あまり学校というものが分かってなかったのねぇ。
今でも姉に言われる。
ほんとうにほんとうに心配したんだからね!
青き踏む姿勢揺らがず金治郎 tobo
渋滞の不経済ふっと吐く料峭 幻椏
大都市の料峭メール待てど来ず 幻椏
若草や降るとも見えぬ春の雨 与太郎
鯥飛ぶや友は二箇月便り無し よし
青き踏む やっと春が 来たんじゃねえ idea-kobo
若返る草をついばむ小鳥たち 流星
早春の 一陽来復 目の当たり 詩楽麿
行く末に 色とりどりの 模様あり
冬の名残も その一つかな 詩楽麿
あれ、marikoちゃんとは対照的な句になりました~~~(笑
友人、山本素竹氏が今年の伝統俳句協会賞との報が入りました。皆、本当に頑張っています。「蛇が衣を脱いで太く大きくなるように」 私も充実したいものです。
渋滞の不経済ふっと吐く料峭
大都市の料峭メール待てど来ず 幻椏
ほんとうにほんとうに心配したんだからね!
良いな、良いな、、、、、これ。
誰にも心配された事が無いので、嬉しくなっちゃうよ、、、、この一言。
あの頃、、、、、、何を考えていたのか、、、、、
かすかに遠い想い出があるだけ、、、、、、懐かしいです。
学校に通っていたころはその外の空気に触れたかったなぁ~
集団にいる心地よさもあったけど、だけど、出てみたいとも思っていたなぁ・・・
なんだか、そんな昔のことを思い出しましたよ~
上履のまま飛びだして青き踏む>
野原を裸足で走り出したいなあ~なんだかそんな気持ちになってしまいました。(笑)
ここ数日、自分のブログにログインできずmarikoさんの俳句のお写真も半分見えない状態です。今週はずっとそんな状態が続くようです。
ブログの引っ越しを考えている今日この頃です。
>小学校に上がりたてのころ、ときどき学校から抜け出した私
>あまり学校というものが分かってなかったのねぇ
そういう背景を持った句だったのですか。
この奔放さは、今も失っていないように思えますよ。
それが、このような、奔放なお句になっているんですね。
私のような、こじんまりとした句しか詠めない人間とは、スケールが違います。
こちらに一票を有難うございます♪
伝統俳句協会賞、凄いですね。さすが幻椏さん、ご友人の輪も格調高く・・・
幻椏さんはそれ以上充実しなくても、もう十分ですが!♪
>渋滞の不経済ふっと吐く料峭 幻椏
>大都市の料峭メール待てど来ず 幻椏
どちらも日常生活のなかの「料峭」が決まっていて、
流星俳壇に華を添えて頂き光栄です!
>誰にも心配された事が無いので、嬉しくなっちゃうよ、、、、この一言。
そんなこと無かったと思うよ。
きっときっと陰で心配していた人は居たはず。。おば様だったっけ?ほら、あの・・・。
>野原を裸足で走り出したいなあ~なんだかそんな気持ちになってしまいました。(笑)
作句冥利に尽きます!♪
ネット環境が相変わらずご不自由のようですね・・・
引越も一つの手と思いますよ~
大変ですが、、、japairさん、お声が聞けないと淋しいので、
私のためにも頑張ってね!
ありがとう御座いました。
「青き踏む」との句の表現は、とても新鮮。その句から滲み出す青の香り
が何ともはやかぐわしく感じられまする。
なお、新芽とか青葉との表現でなく「青」との表現が憎い位に見事な
表現でおじゃりまする。
早く「春の曙」と詠える時節を迎えたいものです。
早春の 一陽来復 目の当たり 詩楽麿
行く末に 色とりどりの 模様あり 冬の名残も その一つかな 詩楽麿
「青き踏む」は、季語ですよん。昔の人の言語センスは素晴らしいですね!
> 早春の 一陽来復 目の当たり 詩楽麿
>行く末に 色とりどりの 模様あり 冬の名残も その一つかな 詩楽麿
春よ早く来い!の一句と、春とは名ばかりの一首を頂き、光栄です。
いつもありがとうございます♪