立待月 :俳句
2011年 09月 17日
にょきにょきと立待月のビルの群 流星
(にょきにょきと たちまちづきの びるのむれ)
季語:立待月、立待 (たちまちづき,たちまち) 【秋】 天文
・旧暦八月十七日の夜の月をいう。名月を過ぎると出が徐々に遅くなり、姿も少しずつ欠けてゆく
月を惜しみ、一夜ごとに名を変えて愛でる。「立待月」は、月の出を立って待つという意から。
「立待」は、その夜のことも指す。【角川 俳句歳時記より】
今年の立待月は、もう過ぎてしまいましたが。。
私はカタールのタクシーの中で、月がビルの谷間から昇ってゆくのを見ました。
にょきにょきと林立する高層ビルたちも、大きなゴールドの月を待ちかねていたようでした。
カタールの高層ビル群はただいま大々的に建設中。
大気は埃まみれで何もかもぼやけているなか、月だけがくっきりと見えました。
幼女「ママ、ほら、あそこを見て! お月様が出たよ」
母「どこ?」
幼女「あそこよ、あのビルの上。こ~んなに大きな月だよ」
これほどの月と手ぶりの幼(をさな)かな 流星
高い塔の右横に端っこだけ写っているのは、いずれサッカーのワールドカップも開催される、
ドーハのサッカー場です。ぜんぶ写さなくてごめんなさい!
ところで、顔の傷はまだまだ痛痒いです。跡に残らないなら、かきむしりたい!(笑)
本当に虫刺されだったんかいな~。
虫喰ひの貌を浮かせよ寝待月 流星(季語:寝待月)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ありがとうございます♪ (敬称略)
tobo君が名句を駄句に寝待月 tobo
老青年”たちまち月”の過ぎゆけり tobo
鵯(ひよ)去れり”月とて振らぬ”この俺を tobo
”面食ひ”の貌も欠けゆく寝待月 tobo
失礼を致し候敬老日 tobo
豪雨後の 闇夜に月の顔涼し 詩楽麿
屋根叩く 豪雨の後の静けさに
月ぞ渡ると 夜風も歌う 詩楽麿
聳え立つ ビル群隠すは 長月也 Nong-Khai
ドーハーの夜 聳えるビルに 秋の月 kingminoru
にょきにょきと 土筆の様な ビルの群れ idea-kobo
にょきにょきと 高さを競う ビルの群れ idea-kobo
ばっさりと 立て青竹を 居合切り 銀河王子
昼と夜つなぐ長距離電話 秋 克 (TB メルシ~♪)
目下一番?(笑)
にょきにょきと・・・が良いですね~
ビルの間から月が!!
都会ならではの光景です~~~
ぜんぶ写さないところが良いのよ~
☆⌒(*^-゜)bグッ!
また、興奮して、変な時間に起きて、観るんだろうなぁ~(笑)
世界は、今、好景気なの?
日本がダメなのかな?
復興景気と言うものがあっても良いと思うのだけれど、今のところはまだだねーー
早く、元気な日本に戻って欲しいです!
marikoさん、、、、、、お顔、、、、、、大丈夫かな?
「にょきにょきと立待月のビルの群 流星」
にょきにょきのビルの群、すごいですね。
これ、本当にコンクリートのビルなのですか。
それぞれ、独特の形をしていて、生き物のようにも見えてきます。
カタールの成長ぶりを見る気がします。
「これほどの月と手ぶりの幼かな 流星」
可愛い仕草が微笑ましいですね。
こういう会話を想像して詠める流星さん、さすがの一句です。
お顔、まだだめですか。
気持ちが晴れませんね。
私も、今の症状、泣きたくなるほどです。
・tobo君が名句を駄句に寝待月
>にょきにょきと立待月のビルの群 流星
・老青年”たちまち月”の過ぎゆけり tobo
>これほどの月と手ぶりの幼(をさな)かな 流星
・鵯(ひよ)去れり”月とて振らぬ”この俺を tobo
>虫喰ひの貌を浮かせよ寝待月 流星
・”面食ひ”の貌も欠けゆく寝待月 tobo
・失礼を致し候敬老日 tobo
< これほどの月と手ぶりの幼かな
< 虫喰ひの貌を浮かせよ寝待月
marikoさまも今日は「月三題」ですね♪
にょきにょきと立つビルと、立待月を、掛け言葉にしましたね♪
日本から見ると、ユニークな形のビルが多いですね♪(驚)
可愛ゆい女の子が素敵♪ 御自分のお顔までネタにして!
転んでも只では起きませんでしたね♪(爆)
月の出は未だですが、此方は今日もお月さま観れる様です♪
顔のトラブル解消は、未だなのですね。早く解消します様に祈念しています。
立待月ですか!生まれて初めての言葉。 勉強不足です。
しかし、説明にたちまち理解しました。
このところ、豪雨の後に月が照る現象が頻繁です。
豪雨後の 闇夜に月の顔涼し
屋根叩く 豪雨の後の静けさに
月ぞ渡ると
夜風も歌う
1枚目のお写真凄~い
ビルですよね?
近代的というか現代の建物じゃないみたいです(汗
こうして色々なお写真観ていると、
全然日本と違う所が多いなぁ~
日本もこういう建物が増えれば良いのに♪♪♪
お顔、徐々に回復傾向ですか?
早く治りますように!!
ポチッ☆っと応援♪
虫刺され 掻いて痒みが とれるなら
後先おもわず 掻き毟りたい 。by yamaoji
これは、ココだけでお願いします。
ドーハのワールドカップは2020年くらいだったかな? 私、生きてるかしら???
カタールは異常な好景気。日本の復興、これからですよね~。
顔、今朝も痒いです! ご心配ありがとう~
本当にコンクリートのビル群ですが、現地で見ても蜃気楼みたいです、色も。。
幼の句に一票をありがとうございます♪
>私も、今の症状、泣きたくなるほどです。
精密検査、受けるべし! どうかどうかお大事に・・・。
>tobo君が名句を駄句に寝待月
のっけから笑わせないで~♪
>・老青年”たちまち月”の過ぎゆけり tobo
ワタクシも同じ同じ!(拍手
>・鵯(ひよ)去れり”月とて振らぬ”この俺を tobo
なんか高尚すぎてお馬鹿さんの私にはよく分からないけれど名句なのでは!?
>・”面食ひ”の貌も欠けゆく寝待月 tobo
これは巧い! 江戸川柳のようある!!
>・失礼を致し候敬老日 tobo
明日は敬老の日ですね! 最後まで、ヤラレター!!♪♪
沢山のお句、うれしゅうございます!
月一題のつもりが、三題に~。掛詞、気づいて頂き、嬉しいです♪
こちらには季節感がないので、自分の顔でもなんでも句ネタにしまっせ♪(笑)
名古屋では昨夜もお月様が顔を出してくれましたか~?
秋のお月様は特に、綺麗ですよね~♪
顔のご心配、有難うございます!
>説明にたちまち理解しました。
やっぱりそう来たか~♪
>豪雨後の 闇夜に月の顔涼し
イメージが浮かびます!
>屋根叩く 豪雨の後の静けさに
月ぞ渡ると
夜風も歌う
夜風も歌う・・・爽やかですね~♪
本日も綺麗な一句一首、さんきゅ~です。
>二句目に流星さんの母親を思う、幼子流星さんをみた、yamaojiです。
鋭い!!
実は、あの句は、私が夫に月を指し示したら、夫に『子どもみたいだ』と言われたのを、捻って句にしたのです。
>虫刺され 掻いて痒みが とれるなら
後先おもわず 掻き毟りたい 。by yamaoji
なんとなく都々逸のようです♪ アップできないの残念です!
>ドーハーの夜 聳えるビルに 秋の月
んもう先生ったら!
私の句が霞んでしまいました~(笑)
ドーハの悲劇・・ですね。ワールドカップでリベンジ!!
金持の国、、そのうち書きますが、度が外れています。。
>現代の砂上の楼閣?
まさに文字通り、砂上の楼閣です!
チェンマイのほうがずっと良いですよ~。
ドーハに比べたらアルアインすら緑豊かな楽園です。
痒み、治まらなければ精密検査とドクターから脅されました!(泣
「立待岬」と言う演歌が有りましたが^^!十五夜の後の月を
言うのですね~月も段々欠けて来ましたね。
>虫喰ひの貌を浮かせよ寝待月 流星(季語:寝待月)
はぁ・・・痛恨の思いが痛み入ります。
じっと日柄を待つ我慢は 切ないですねぇ~お大事にね^^
>にょきにょきと立待月のビルの群 流星
ビル群が立ち並ぶ、立待月、うまいですね~!
なんかアナタとワタシ、微妙にリンクしている。私はかぶれが治らないの、もう2ヶ月ほど良くなったり戻ったり。
一応薬はもらってきましたが・・自然に治らないかなぁと思って、放置しています、いや大人しく薬を塗ればいいんですけどね^^;
海がなければ、新宿のビル郡かと思ってしまいそう。そっくりです。
みんな石油成金で建てられたビルなのでしょうね。
句は、「これほどの月と手ぶりの幼(をさな)かな」が好きです。
ただ類句がなきにしもあらずのような気が…
サッカー場の写真、ありがとうございます。
「悲劇」ばかり頭にありましたが、ワールドカップが開催されるのを忘れていました。
夏場の開催に決まったら、暑さが大変でしょうね。
カタールは石油のみならず、天然ガスの宝庫でその大半が日本へ輸出されています。
>ただ類句がなきにしもあらずのような気が…
一茶さんの、「名月をとってくれろと泣く子かな」とイメージ的に似ていますね~。
たった今、検索してみましたが、それ以外の類句は出てきませんが、きっとあるでしょうね~
ドーハのワールドカップ、どのような暑さ対策をするのか、思案中かも!!
カタールはアラビア半島でしたか。遠い所におられるのですね。
kouはその近くではトルコ・エジプトなどは行っていますが、
カタールには行ったことがありません。
それでも、日本で見る月も、カタールで見る月も同じなんですよね。
kouも中国在住8年間で、つくづくと、そのことを思いました。
「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かも」と
阿倍仲麻呂が詠んだ古代も、現代も同じですものね。
月は撮られていませんが、写真から立待月の雰囲気は
十分に伝わってきますね。素晴らしい写真と思います。
kouのところは、十六夜の月が見られただけで、
後は一切月を見ることが出来ませんでした。
その貴重な(kouにとってはね^^)写真をブログに
貼ってあります。ご覧いただければ嬉しいですね。
流星さん、俳句関係の本で必要なものがあれば遠慮なさらないで
言いつけてください。そのほかのものもね。
ともあれ、お身体だけにはくれぐれもご自愛なさり、
病気などにかかりませんようにね。 鴻風
お久しぶりです。
私は今、UAEに住んでいます。カタールは旅行でした。先生は中国に8年もいらしたのですね~
先生の撮られた十六夜の月、拝見しに伺います!♪
変わらず優しいお言葉、嬉しく拝読しました!
先生から教えて頂いた俳句の基本、今でもちゃんと覚えております!!
コメント、とっても嬉しかったです。ありがとうございます♪