青梅雨(あおつゆ) :俳句
2011年 05月 25日
したためむ青梅雨の引く罫線に 流星
(したためむ あおつゆのひく けいせんに)
季語: 青梅雨(あおつゆ) 【夏】 (若葉の頃に降り続く雨)
古語: 認む(したたむ) ◎例句 (日の本へ遺書したためむ明治節 加藤郁
元句
青梅雨がひく罫線に文(ふみ)を書く 流星(2008年06月18日)
この句は俳句を始めてちょうど一ヶ月め頃に詠んだ句です。
当時住んでいたチェンマイ(タイ)では毎日雨が降り続いていて、その実感は今も記憶に鮮明です。
雨の罫線に書き綴っていたのは、過去の人への文だったような・・・。
2008年6月18日、ブログにアップした日、俳句の先輩、人生の先輩、
ドロシーさま、 Nuts on さま、あかねさま、 めだかさま、 風のぶ子さま、
道州さま、 鴎さま、 詩楽麿さまから、あたたかなコメントを頂きました。
本当にありがたいなぁ~と今さらながらしみじみ思います。
今回、散文調だった元句を、俳句らしく推敲してみました。
これからも時々、以前の句を推敲してみたいと思っています。
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ありがとうございます! (敬称略)
窓つたう したたる雨に 思ひこめ
今日も濡れるは 乙女の頬は yamaoji
青梅雨や 蛙鳴きたる柳下 詩楽麿
たちまちに 空を包みし 雨雲の
流るる先も 青梅雨か 詩楽麿
したためむ 白き画面に 梅雨の唄 kingminoru
格子戸をひたすら叩く夏の雨 よし
* NHK-BS 『カシャッと一句! フォト575(春編)』 で 放送 (お題:自由テーマ) ≫番組HPの作品ギャラリー(5月25日)にも掲載中です♪ プレゼンは、書道家の 武田双雲 さん。 メルシ~♪ ... more
こちらは午前9時になったところですよ。
今日は今週唯一の晴れ間とのこと、洗濯しまくりです。
地震も大分おさまりましたが、福島県、宮城県ではまだ
震度3の余震があります。
どうぞ「青梅雨」の間に少しでもおさまりますように…!
ポチッ!
雨って憂うつにもなりますが、自分の内面を見つめなおすいい機会にもなりますよね~
ところで、キムカフェさん主催の横浜「安楽園」って中華店が閉店になるらしく、29日の日曜日に最後の晩餐をするそうです。
ホントはペガサスさんも出席できればいいんだけど、それはムリ!なのでちょっと宣伝してくれますか?少しでもにぎやかになればいいかなと思うので。
すみませんが、よろしくお願いします。
又もやエキゾティックなお船ですね♪
左側のは、江戸時代男女が、シンネコを楽しんだ
「屋根船」の様で、色気が有ります♪(爆)
因みに「屋形船」は今でもありますが、
何十人も乗れる大型船です!
地中海の豪華客船に、乗って見たいと憧れてますが
このお船にも憧れます♪ 恋文の君と共に♪(爆)
「したためむ青梅雨の引く罫線に 流星」
昔の句を、こうして推敲しなおしてみるのも良いですね。
確かに、元句より、格調高くなっていると思います。
「青梅雨の引く罫線」・・・・
井上陽水の「心もよう」をイメージしました。
♪さみしさのつれづれに
手紙をしたためています あなたに
黒い インクが きれいでしょう
青いびんせんが 悲しいでしょう
あなたの笑い顔を
不思議な ことに 今日は覚えていました
十九になった お祝いに
作った歌も忘れたのに
・・・・・・♪
お粗末でした(笑)
青梅雨・・・これも良い季語ですね♪
お写真も、特に左奥の船がかっこいい(笑)
私も、先日海の方まで行って来ましたよ~
生憎船はちょっと遠かったけど、
また、後日別館にアップしますね~
旧作を推敲すなり若葉雨 楽子
まんまなので、揚上しないでね~(爆)
写真、なぜこうなるの???
編集ソフト使ってるの???
不思議でございまする???
*したためむ青梅雨の引く罫線に
元句より数段レベルが上がりましたね。
ある意味、韻律重視は重要作業です。
元句を音読しました。
推敲句も音読しました。
推敲句には弾むような跳ねっ返りがあります。
これが、とある感動を呼び起こします!
>雨って憂うつにもなりますが、自分の内面を見つめなおすいい機会にもなりますよね~
ピンポイントのコメント、有難うございます!
キムカフェさんの件、さっそく記事にしました♪
参加できず本当に残念です!(/_;)
詠み初めし頃のものには、フレッシュな感覚のものがあるので、注目ですよ~。
「心もよう」大好きな歌です。CD持ってるし♪
鎌ちゃん、ぜひ舞台で歌ってください~~♪
歌詞を書いて下さり、嬉しいです!
こんちゃ~
お忙しいところ有難う~♪
左奥のしんねこ舟に一票、ありがとうございます!
楽子ちゃんの海の画像、愉しみにしています!
>旧作を推敲すなり若葉雨 楽子
わ! すんなり胸におさまるいい句で好きですが!♪
写真ね、もともと青色っぽく撮れちゃってたの。どうしてかな~~?
その上、フォトスケープで色を弄っていたらこんな風に。もう一度やれと言われても二度とできない! (/_;)
>推敲句には弾むような跳ねっ返りがあります。
ああ! 良かった!!
実は3つくらい違う推敲バージョンを作ってあって(写真も)、皆様から不評だったら入れ替えようと思っていました。
それではこのままにします♪
下の氷川丸の写真を見ていて思い出しました
この間、MXTV(東京のローカルTV)で横浜の紹介を延々と
やっていてそれが面白かったです
氷川丸には絹専用の荷物室があったとか、今のシルクセンター
のところにはジャーデン・マジソン商会があり英一番館と呼ばれ
ていたとか、なにせ横浜の貿易額の大半は絹だったそうです
横浜いいですよね(^^ゞ
うーん、過去の作品の推敲!見事なおとり組姿勢、頭が下がります。正に「温故知新」を地で行ってますね!
それに青梅雨は、単なる梅雨との課題に比べて、とても題材としての扱いが難しいものです。それを取り上げて、かつ過去の作品を推敲することは、大変大切な事ですよね。さらなる上に登られる近道 ですね。私もやってみよう!
青梅雨や 蛙鳴きたる柳下
たちまちに 空を包みし 雨雲の
流るる先も 青梅雨か
ブルーな大海原に浮かぶ ノスタルジックな帆船が
何とも情緒たっぷりでお句と絶妙にマッチングして
いますね~格調高くて素晴らしいです。
青梅雨・・・一人無になって物思うに 最適な季節かも?
こちらももうすぐ梅雨入りかな?良く長雨が来ますが
そろそろ 田んぼの蛙がうるさくなりそうですが
梅雨空に しっとりと咲き誇る紫陽花が大好きです。
いちぼちぃ~ヾ(^▽^)ノ
異空間だわ~
う~ん
何だかレベルのお高いブログですね~
私のような単細胞でもそう思います(汗
コンソメも少し入れるとパスタも美味しくなりますよ♪
入れすぎ注意(汗
ポチッ☆っと
どういたしまして~♪
最後の大宴会、また様子を伝えて下さいね~
氷川丸、行くたびに撮ってしまいます!
横浜は絹の街だったのですね。興味深いコメント、たいへん嬉しいどす~♪
大宴会のお帰りには、中華街から港へ!
詩楽麿さんも、数限りなく句や歌を詠んでいらっしゃいますね。ぜひ過去のものも推敲なさってみて下さいませ~♪
>青梅雨や 蛙鳴きたる柳下
銀座らしい一句を有難うございます!
>たちまちに 空を包みし 雨雲の
流るる先も 青梅雨か
最後の余韻がいいですね。今年は台風の当たり年にならないといいのですが・・・。
句と画像に、嬉しいコメントを有難うございます!♪
>青梅雨・・・一人無になって物思うに 最適な季節かも?
そんな心の余裕が大切ですね!
梅雨空にアジサイ・・・ぜひ画像をアップなさって下さいね! 応援も嬉しいです♪
>したためむ
白き画面に
梅雨の唄
したためまくって下さいませ~! 沢山のファンのためにも!!!
>marikoさん、あの舟の上で作ったのね。
あはは♪ 小説家は想像力が逞しい~♪
この写真の雰囲気、そして一句・・いいですね~好き♪
ワタクシ自身の(最近の)お気に入りフォト575作品と
心情的にリンクする部分があるような気がしたので
TBさせていただいました♪
オリジナルの旧句に一票を有難うございます。
『俳句は、子どもにも詠めて易しく、大人にも詠めて難しい』
と言われていますね~。ときに子どものように素直な表現がストレートに句意を伝えると思います。
で・・・私の俳号は「流星」で、「文雀」さんではありません。過去も未来も、文雀という俳号は、ありえないですよ~~