陽炎 ② :俳句
2011年 04月 28日
少女咲くいま春の虹身ごもって 久遠(旧:流星)
季語: 春の虹 【春】
七色の虹彩を放って
女の子たちは
咲いている
姿見に裸身でいどむ陽炎へる 久遠(旧:流星)
(すがたみに らしんでいどむ/かぎろえる)
・陽炎ふ(かぎろふ)=光がほのめく。光がちらちらする。
もうだめ?
まだだいじょうぶ?
錯覚に溺れたい揺らめきのとき。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ありがとうございます!(敬称略)
鮊子の寂しき歌を聞き給え よし
頬刺のあまりに薄き面の皮 よし
少女咲く 花の囁き ぺちゃくちゃと idea-kobo
店先の ランタナ観るや ただ茫然 詩楽麿
金魚草 茎に乗りたる花故に
節句を彩る 鯉のぼりかな 詩楽麿
彩花に 救うてもらう 人心 yamaoji.
身ごもりて 酸いの梅干し 贈らむか 鍵米
「少女咲くいま春の虹身ごもって 流星」
幼女が少女に成長したんですね。
眩しいくらいに輝く少女、これから虹の如き色彩に彩られることでしょう。
「春の虹身ごもって」が上手いですね。
未来がある、いいお句ですね。
「姿見に裸身でいどむ陽炎へる 流星」
うわ~~、想像してしまいました。
色っぽい句。
「陽炎へる」・・・・これが何とも微妙です。
これぞ流星ワールド、ドキドキしました。
うまく取り入れられて膨らみが出ていると思います。
つい最近、娘の同級生の子がママになり(22歳!)、
くしくも花の姿と重なってしまいました。
そしてグラジオラス・・姿見を前にした女性の気持ちが
「いどむ」に集約されて緊張感が伝わります。
流星さんの世界に酔いました!
そんなときありませんか?
これは頭脳が陽炎っているんでしょうか(^_^;)
まだ見たことがありませんが”白昼夢”ってあるんですね。
これは一種の幻覚でしょうか。
俳句はさっぱりなれど
*少女咲くいま春の虹身ごもって
*姿見に裸身でいどむ陽炎へる
を読んで・・・・
ず~っと昔に若松孝二監督の「白昼夢」という映画を
見た記憶が蘇ってきました。
今日の写真も愛染恭子の匂いがします。
この言葉は、初めて聞くし、目にしました。
ただただ へぇ~~~~~ と言う感じで感心しています。
>>錯覚に溺れたい揺らめきのとき
なんか、こんな気持ち、分かる気がしますが、
俳句になるなんて、さすが、marikoさんですね。
的確に、言い表しているみたいです。
すごいなぁ~~~~~
思春期くらいの女の子って、眩しいような魅力がありますよね~
本人たちはそれに気づいていなくて・・・。
二句めは、もう若くない女性の複雑な心境です(苦笑)
色っぽいと仰って頂き、光栄です~
あ、私じゃなくて句でしたね!(笑)
>鮊子の寂しき歌を聞き給え よし
イカナゴの稚魚は、東日本で「コオナゴ(小女子)」。
少女からイカナゴを連想なさったのですね♪ 謎解けました!
まだ稚魚なのに放射線浴びたり食べられたり、、さびしいですね。。
>頬刺のあまりに薄き面の皮 よし
目刺は頭ごと食べられます。お魚の面の皮は薄くていいの♪
一枚目はランタナなのですね~
教えて頂き有難うございます!
22歳のママは若くて可愛いですね!!
赤ちゃんも元気いっぱいでしょう。
>「いどむ」に集約されて緊張感が伝わります。
嬉しいお言葉です!
この年になると、真正面から自分の体を見るのに勇気が要ります。
どうしても「挑む」気分になってしまうのです。
白昼夢、私は若い頃見たことがある気がします。恐ろしい内容なので書けませんけど(汗)
>若松孝二監督の「白昼夢」という映画
検索してみました!
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=10354
「赤い殺意」という映画をふと思い出しました。白も赤も強烈ですね!
白昼夢、原作が谷崎潤一郎さんということで、光栄です!!
大好きな谷崎先生の作品をイメージして頂けたなんて・・・(嬉し泣き)
>>陽炎ふ
私も俳句を始めるようになって、古語辞典を買い、知ったのです。
普通は使わない言葉ですよね!
>的確に、言い表しているみたいです。
やっぱり、女性には女性の気持が分かるのよね~!
嬉しいコメントを有難うございます!!
お久しぶりです!
ぐらぐらジオラスに清き一票をメルシー♪
>モチロン「詳細」は知りませんが・・・(^_^;)
克ちゃんは、詳細を知られたくない人リスト上位に入っております~
No.1は夫ですが(ど~ゆう夫婦やねん!)
でも少女が咲いてしまうと、大人の女性になるのでしょうか。
いつもでも少女のままでいて欲しい。。
「いどむ」がすごいです。ミズ・ナルシスでしょうか。
「裸身を隠し」くらいのほうがわたしとしてはもっと想像力を掻き立てられます。
ただ「裸」「裸身」は、たしか夏の季語でしたよね。
レイモンさんは、少女のファンだと思っていました。
素敵な「少女の句」をたくさん詠んでいらっしゃいますものね♪
2句めは、無季の句のつもり、というか季節は考えませんでした。
この句は男性には分かって貰えないと思います。
ナルシスじゃなくて逆だから、なんですよん。
向かっているのは人間じゃなくて姿見で、つまり自分自身で、陶酔して見とれているのではなく、自己嫌悪が半分あって「いどむ」でいるのです。
やっぱり、男性には無理ですよねぇ。。
男性の皆さまからのコメントでとても勉強になりました。
これからも、このような句を詠んでしまうかもしれませんが、よろしくお願いしまっす!(ペコリ
>挑むように咲いている花の何と美しい事でしょう。
違うの違うの、麗門さんへのレスを参照になさって下さいませ~(汗)
>グラジオラスにくらっとしたのは初体験です(笑)
私はしじゅうgakuさんのお花にくらくらきています♪
今朝のゴールデンシャワーも!♪
>少女咲くいま春の虹身ごもって 流星さん
ランタナの花を少女、色々な色が集まっているところを虹
そしてそれを身ごもってと表現するmarikoちゃんの感性に脱帽です。
>姿見に裸身でいどむ陽炎へる 流星さん
若い頃と違って、年齢を経ると鏡を見るのも
いどむ気持ちになってきますね。
最近ではお風呂で自分の体と対峙するのも萎えそうになっています(涙)
写真の句の字体も各々に合わせていますね。
こだわりを感じます。
↓私だったらボツ写真にならないと思いました。
こういうところに気づく目が大切ですね!!
お勉強になりました!
ランタナの花を題材にするとは、目の付けどころが良いですね。花屋さんの店先でふと目に入りました。さらにその横で クッキリとした金魚にも似た花を咲かせていたのが金魚草。 花屋さんの店先もようやく賑やかになって来ましたね!
店先の ランタナ観るや ただ茫然
金魚草 茎に乗りたる花故に
節句を彩る
鯉のぼりかな
コメントを拝読して、つくづくnikoちゃんのお人柄に打たれました!
まるで私自身が自句自解したように、丁寧で的確な解説をして頂き、嬉しい限りです。
nikoちゃんのお写真からはいつも「こだわり」を感じます。お勉強させて頂いてるのは私のほう!♪
築地のお花屋さんにも、ランタナや金魚草が揃いましたか~?
さぞ可愛いでしょうね♪
>店先の ランタナ観るや ただ茫然
「春なんだなぁ」という感慨ですね!
>金魚草 茎に乗りたる花故に
節句を彩る
鯉のぼりかな
もうすぐ端午の節句ですね!
あっという間にもう5月・・・
いつも一句一首を有難うございます。
うわぁ~何とも素敵な表現ですね~^^
女性が一番華やかで 輝ける時ですねぇ~
無駄に過ごした この時期を反省しちゃいます。
あっという間におばちゃんになっちゃってもう><!
>「姿見に裸身でいどむ陽炎へる 流星さん」
鮮やかな幸せ色が眩しくてクラクラです♪
容姿端麗なお花ですから 裸身で行け行けですね~^^
一日一膳じゃ無くて 一票【・】
パッと目に飛び込む色彩が鮮烈で
「少女」にぴったりです
句が これまた にくいですねぇ
2枚目の写真は、趣の違う撮り方ですね
妖艶さもあるけれど 一輪の力って凄いです。
・・・・・・想像中ーー;
実は明朝アップ予定の句も「乙女」なのです。
ご無沙汰ばかりで、ごめんなさいね・・・
↓の鳥さんたち、珍しい写真をありがとう!
ここ10日ほど写真を撮りに行っていないのよ~
ひゃ~~(ダジャレのつもりではなかった)
ランタナを虹とは、流石です♪
ランタナ、可愛いと仰って頂き嬉しいです!
ブーゲンビレアも可愛いですよね~
>彩花に 救うてもらう 人心,by yamaoji.
お花を愛するyamaojiさんらしい一句を有難うございます♪
どちらも、「女のくねくね~」を感じてしまいます。
少女も姿見の前に立つことあるのかな・・・とか咄嗟に想像してしまった私はきっとスケベ野郎です。
それと・・・marikoさんを映り取った鏡のふちになりたい。(ああ~益々変なこと言うおっさんだあ~)
どっちも艶っぽいなんて、有難うございます♪
「女のくねくね~」、笑わせないで~
私本人は、まったくくねくねしてないです(残念!
男性も女性も、色気がなくなってしまったら終りですね。
鏡のふち、あはは、目がつぶれまっせ~♪
sarahちゃん、お忙しいのに沢山コメントを有難う~♪
さらちゃんに褒めてもらうなんて照れちゃうな!
さらちゃんは、人目を惹く女性ですよ!
やっぱりなんか普通の女性とは違う輝くオーラがあります。
一緒になんども歩いた私が言うんだから間違いなし!
そろそろ自分の美貌に気づいてよん♪