always over the moon

手暗がり : 俳句

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 春の宵妣かもしれぬ手暗がり 久遠 (旧:流星)
 (はるのよい ははかもしれぬ てくらがり)

 季語   : 春の宵 【春】
 妣(はは): 亡くなっている母親
 手暗がり : 手のために光線が遮られて手元が暗くなること。その暗い方。


 手の影のゆらめきに、ふっと誰かの気配を感じるときがある。
 愛する人はいつも傍にいて、見守ってくれている。


☆村上春樹氏の作品に、こんな一章がありました。海で息子を亡くした母親に向けて。
 「大義がどうであれ、戦争における死は、それぞれの側にある怒りや憎しみによってもたらされたものです。でも自然はそうではない。自然には側のようなものはありません。あなたにとっては本当につらい体験だと思いますが、できることならそう考えてみてください。息子さんは大義や怒りや憎しみなんかとは無縁に、自然の循環の中に戻っていったのだと」
  村上春樹著 【ハナレイ・ベイ】 より抜粋



 
=================================

 
  ありがとうございます!(敬称略)



  目刺焼く夕餉支度の手暗がり    与太郎

手暗がり 黄泉から覗く 母の影     詩楽麿

  春来たり 温もりも無き 手暗がり
    誰ぞ寄り添う 黄泉からの使者   詩楽麿

  ランプ下 届いた物資は 海外より 人の真心 国境有らず   Nong-Khai

  大根の花は十字を切るようで     よし
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by mariko789 | 2011-04-05 12:23 | Nikon D80 | Trackback | Comments(33)
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Commented by isao1977k at 2011-04-05 14:40
こんにちは。「てっくらがり」って茨城県は言うけど方言かなあ?
私、子供こそいないけれど、愛する人には幸せになって欲しいと思います。今は、愛する人とは、ではなく、愛する人には…ですね。
無償の愛を注いでくれる人には幸せになって欲しい。
自分の命を注いでも。
ふと感じる気配は、その「思う心」なのかもしれないですね。側にいますよ、私の守り神(o^-^o)
marikoさんにも、ね♪
Commented at 2011-04-05 14:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ozouni3 at 2011-04-05 14:57
今日の句は一段といい・・・

いつもそばに居る気がする、自分だけのもの、いつでも好きな時にその人の温もりを感じることができる・・・いつしかそう思えるようになるものかもしれません。共に生きるということですね。死に別れでも生き別れでもね。
自然の循環の中にね・・・  そう思ってもいいんだけど、そこまで到達するには・・・
Commented by gaku-404 at 2011-04-05 15:13
夏の宵でなくて春の宵でよかった~^^

フッと風が凪いだ夏の宵、何処からともなく暮れ六つの鐘がごー~ん!では怖すぎ(笑)

ふと母の気配を感じる・・・17で母を亡くした身には甚く覚えのある感覚です。
Commented by 鎌ちゃん at 2011-04-05 16:46 x
こんにちは。
「春の宵妣かもしれぬ手暗がり  流星」
何という格調高く、奥の深い句だろう。
ふとした瞬間に、亡き人の存在、
愛する人の存在を感じられるのですね。
私には、まだ、そういう人がいませんが・・・・。

>大義や怒りや憎しみなんかとは無縁に、自然の循環の中に戻っていったのだと・・・・
そのように、亡き人のことを思えたらいいですね。
特に、突然、愛する人を奪われた、被災地の方々に、この言葉を送りたいですよ。
こんな時期だけに、この言葉が心に浸みてきます。
Commented by tobo at 2011-04-05 17:10 x
うわ~~、「手暗がり」を暗示しているようなローキーな画像が
印象的だぁ~~~。
>春の宵妣かもしれぬ手暗がり
実生活では「手暗がり」を体験しない昨今なれど、ローソクや
裸電球の「手暗がり」状態を思い起こさせてくれているよう!
そこへ「妣」が登場すると我が私生活ともダブってしまいます。
男では「手暗がり」という言葉が出てこない。言葉の発見も俳句
には欠かせない要素です。いい感じ!!!
誰も支援(?)してくれないから明日の写俳、とうとう自分の句を
アップします。ちょっと恥ずかし~い感じ。(来ないように!)
Commented by yamaoji at 2011-04-05 19:34 x
この葉っぱ、見た目紫なんですよね、で、光線をあてると・・・・とってもすごい着眼点ですね。
Commented by 与太郎 at 2011-04-05 21:31 x
目刺焼く夕餉支度の手暗がり 与太郎

貧乏所帯で明かりも小さな裸電球でした・・・
「目刺」は確か春の季語でしたよね?
Commented by 空見 at 2011-04-05 23:16 x
marikoちゃんこんばんは。

「手暗がり」がいいなぁ、です。ポチ!5♪

>自然の循環の中に戻っていったのだと・・

そうなんでしょうね、戦争で死んだわけでもないし。ありがとうございました<(_ _)>
Commented by mariko789 at 2011-04-06 11:41
☆isao1977kさん

茨城では、てっくらがりって言うの? 威勢がよくていいな!
無償の愛を注いでくれる人には、自分の命を注いでも幸せになってほしい。。そんなくーちゃんのお気持はきっと伝わっています!
くーちゃんの守り神さんは、強力な神様ですよ~~!!
心のこもったコメントを有難うございます。
Commented by mariko789 at 2011-04-06 11:44
☆鍵っ子(04-05 14:46 )さん

打ち明けてくださり、ありがとう!
そちらで。。
Commented by mariko789 at 2011-04-06 12:12
☆ozouni3さん

嬉しい一言、とっても励みになります!
死に別れでも生き別れでも、共に生きる。とてもいいと思いません?
自然の循環の中に・・・時の経過がきっと。。
Commented by mariko789 at 2011-04-06 12:13
☆gaku-404
さん

あっはっは 夏だったら怖いですね!
gakuさんも17歳で。。寂しかったですね。。
Commented by mariko789 at 2011-04-06 12:18
☆鎌ちゃん

お褒めに賜り光栄です!
鎌ちゃんにはそんな人がいませんか?
よく胸に手を当てて考えれば一人や十人。。??
自然災害で奪われた命は、、恨みの持って行き場がないです。時の流れとともに、ご遺族の皆様にも平穏が訪れますように・・・。
Commented by mariko789 at 2011-04-06 12:22
☆toboさん

画像をお褒め頂き、感謝です!
近所の、カンナの葉っぱです。
うちの電球は暗いので、手暗がりはお馴染みなんですよ~~
「いい感じ」と仰って頂き、励みになります!
御作品を拝見してきました♪ コメントはのちほどに。。
Commented by mariko789 at 2011-04-06 12:24
☆yamaojiさん

カンナの葉っぱです。
お日様が当たっているところと当たってないところ。。陰陽を撮ってみましたよ~
Commented by mariko789 at 2011-04-06 12:26
☆与太郎さん

 >目刺焼く夕餉支度の手暗がり 与太郎

わ~お、情景が浮かんでくる、いい句ですねぇ!!
目刺はもちろん春の季語です。目刺で、ユーモアとペーソスが。。
これが秋刀魚ですと、ペーソスだけですね。
素敵な句を賜り有難うございます。
Commented by mariko789 at 2011-04-06 12:30
☆空見さん

手暗がりに共感と、ポチもありがとう!
やっぱり戦争で亡くなるのは虚しいですね。中東では毎日若者たちが亡くなっています。。
残された人は、どっちにしろ辛いけれど・・・
Commented at 2011-04-06 14:24
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-04-06 14:29
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by al17 at 2011-04-06 16:23
marikoちゃんこんにちは~^^

私も一昨日の晩 寝て間もなく 同じ様な体験を
しました。きっとそれは亡き主人だった様な>。!
ちょっと怖かったですが 心配をして出て来たのかと
思っています。正しく手暗がりかも?です。
早く灯りがほしいですね。
Commented by 詩楽麿 at 2011-04-06 20:04 x
Mariko 様
『手暗がり』との課題に思わず唸りました。二つの意味合いから。
一つは、難しい課題 二つは、よくぞ採り上げたなぁ!との思い!
確かに他界された方々にも魂があり、その魂が黄泉の国と現世を行き来しているとすれば、ゆかりの方に去来すると思います。魂があるなら語りたい方々は、数々おられます。
まあ、当方の場合は、既にある魂と同居していますので課題の意味合いは、良く理解出来ます。 久し振りに部屋に戻ると風も無いのにカーテンが揺れたり、手を合わせた瞬間に何かに包まれた温もりを感じたりしていますので。

手暗がり 黄泉から覗く 母の影

春来たり 温もりも無き 手暗がり
誰ぞ寄り添う
黄泉からの使者
Commented by Nong-Khai at 2011-04-06 23:44 x
ランプ下 届いた物資は 海外より 人の真心 国境有らず

今日海外の友人から震災救援物資が届きました!
開けたら大量のインスタントラーメンが…
mariko789さん同様にテレビやネットで情報を入手してた模様です。
そんな中、政府からの援助の少ない事といったら(+_+;)
海外在住の日本人や外国からの援助の規模の膨大さに驚きながらも感謝する毎日です。
Commented at 2011-04-07 00:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yoshiyoshi at 2011-04-07 07:53 x
大根の花は十字を切るようで     よし
Commented by mariko789 at 2011-04-07 09:09
☆鍵っ子(04-06 14:24 )(04-06 14:29 )さん

大泣きです。あとでゆっくりそちらで・・・。
朝しかパソコンしないのでお返事が遅くなってごめんね!
Commented by mariko789 at 2011-04-07 09:11
☆al17さん

ご主人様は、もちろんあきさんのこと心配なさっていますよ・・・
「あまり無理をして体を壊すなよ」と仰っていたでしょう?
優しいご主人様です。
Commented by mariko789 at 2011-04-07 09:14
☆詩楽麿さん

コメント、ちょっぴり怖いですが!
風もないのに揺れるカーテンは、止めてほしい・・・。
お母様を偲ぶ一句、「黄泉からの使者」の一首、有難うございます!
Commented by mariko789 at 2011-04-07 09:22
☆Nong-Khaiさん

いいなぁ~~、いい話だなぁ~~
愛のラーメン、とっても美味しいと思います!
ジャッキー・チェンさん、そうそう孫社長も日本人ではないですよねぇ。。
政府もですが、日赤も素早く被災地に支援金を配って欲しいです。
Commented by mariko789 at 2011-04-07 09:24
☆鍵っ子(04-07 00:59 )さん

ちゃんと寝ないと大きくなれないよ~
楽しみに飛んでゆきます!
Commented by mariko789 at 2011-04-07 09:27
☆yoshiyoshiさん

写真俳句サイトは、今、メンテナンス中ですか?
開きませんが。。

大根の花はクリスチャンかも知れないですね。。
そういえば、一部のクリスチャンの間で、5月21日にイエス・キリストが再臨して、この世の終りの始まりがくる、と言われていますが。
Commented by yoshiyoshi at 2011-04-07 09:53 x
ルッコラのサラダが喰いたいなぁ
夜中の三時頃から写真俳句のサイトが開きません
さまざまな流言飛語が飛びかってますねぇ
コメントは今のところここだけにしか書いてないのよ
何でか分からないけどそんな気分だからしょうがない
ところで写真俳句は止したのですか
そいでも今後ともお付き合いは願いますね
Commented by mariko789 at 2011-04-07 10:44
☆yoshiyoshiさん

私もルッコラのサラダ、食べたいです!
こちらには気の効いたイタリアン・レストランなんてないのよ。
やっぱり!(写真俳句サイトの件)
ちょっとね、嫌な予感がしていたの。
予感が外れればいいけれど。。

さまざまな流言飛語が飛び交うのも、無理もない世界状況ですものねぇ。ほんと、先が見えないです。
写真俳句サイトは、止めたんです、俳句もここで。
そんな気分なんです(苦笑)
こちらこそ、今後もずっとお付き合いをお願い致します!!(敬礼