always over the moon

水の秋  :俳句

  猫老いて悪名洗う水の秋    流星
 (ねこおいて あくみょうあらう みずのあき)



f0053297_1351333.jpg

                                             

    季語: 水の秋, 秋の水, 秋水  【秋】


                                             
   
    ~~鼠追いし屋根裏
        魚盗りしあの窓
         今は遠く離れて
          忘れがたき若き日~~
                  (by 黒猫ジンクス)


                                             

 あれほど暴れん坊だった姑宅のジンクスも、今では置物のような老猫になってしまいました。

 あゝ・・・ジンクスよ、お前もか。。


                                             


   ***********************************************

        ありがとうございます。 (敬称略)



   秘そやかに背に感ぢる秋の暮れ    夢

   黒猫は 魔女の家来と キキとジジ    yamaoji

   秋老いて縮んだ背丈は3センチ    あき

   残り香を 如何に包まん 秋の花   詩楽麿

   行く末も 心に残る 君が部屋 秋月さして 宿りしままよ    詩楽麿

   二つ目の地蔵盗まる鮭颪          よし

   暗闇に 気配が踊る 黒猫や         Nong-Khai

                      

   「 猫の憂鬱 」

  ところで誰が猫に産んでくれって頼んだかい   
  そうして誰かに尋ねても   
  あんたの母は確かにそうよ猫だったのよね   
  父親は良く知らないもんでご愁傷さま   
  だってさ   きゃつの片目のあの色は   紛れも無きに無頼の狼で   
  それは恐持てヤクザものと   死にかけ婆ぁは云いやがる   
  どのみち親に捨てられて   今更文句を誰に云う           
                            
                                (詩 よし) 



~~~~~~~~~皆さまから頂いたコメントです~~~~~~~~~~


投稿者:sakurahime 投稿日時:2010年10月14日
 < 猫老いて悪名洗う水の秋

白い靴下を履いて、金色の目をした猫・・・
まるで、童話にぴったりのにゃんこちゃんですね♪
お写真では、全然老いを感じさせませんね♪可愛い♪



投稿者:漫歩 投稿日時:2010年10月14日
敵ながらいい顔をしている。
猫も氏と素性は顔に現れるものです。
それに、
 ~~鼠追いし屋根裏
   魚盗りしあの窓
   今は遠く離れて
   忘れがたき若き日~~
この懐旧の心は敵ながら共感できます。郷愁を共有します。

君一言贈ります。

ー 汝この先も人に媚びること勿れ ー



投稿者:ひよどり (-o-) 投稿日時:2010年10月14日
猫も老いには勝てませぬ。
しかし、誇りを失わぬところに、老猫の誇りがあるのです。



投稿者:流星 投稿日時:2010年10月14日
**sakurahimeさま

しかし、黒い毛の中に白髪が・・・
「抜いてあげようか?」と言ったら、ギロっと睨まれました!

.
**漫歩さま

いや~、元は捨て猫(家出猫?)でしたが~。

>ー 汝この先も人に媚びること勿れ ー

ありがとうございます! 伝えておきますにゃ(=^・^=) 

.
**ひよどりさま

すみません、ヒヨドリさんにとって猫は宿敵でしたね!

>誇りを失わぬところに、老猫の誇りがあるのです。

叩けば、まだまだ埃がでるジンクスです!(ちが?



投稿者:臥竜 投稿日時:2010年10月14日
ちょっとエキゾチックな顔をしていますね。
悪名名高きネコ君も行く年なみに勝てないのかな?
でも元気そうで、、意地悪顔してますが、猫相わからん。



投稿者:ぼたん 投稿日時:2010年10月14日
こんにちわ
ジンクスくんも、齢を重ねて・・ 若い頃を懐かしがっているのかもしれませんね。
色々 あったのでしょうが~~ 大事にしてあげて~。



投稿者:夢千鳥 投稿日時:2010年10月14日
秘そやかに背に感ぢる秋の暮れ    夢

ジンクスちゃんもきっと気配忍ばせて・・・・・



投稿者:麗門 投稿日時:2010年10月14日
わたしも「秋の水」句を考えているところですが、なかなかうまい考えが浮かびません。
「猫」との取り合わせは、意外性がありこれは参考になります。
「悪名洗う」も俳句らしくない措辞でこれもユニーク。
さて、わたしもなんとか一句ひねりだしてみましょう。。



投稿者:kemm 投稿日時:2010年10月14日
猫老いて悪名洗う水の秋    流星

この猫ちゃんは「ジンクス」という名前ですか。
とても賢そうな顔をしていますね。
これで悪名などあったのかと思いますが・・
歌を見ても鼠を追ったりで、むしろ可愛がられてきたようにも見えます。
悪名の名を借りて、衣装直しでもするのでしょうか(笑)。
俳味のある句、好きなですね・・こんな句は。



投稿者:yamaoji (-o-) 投稿日時:2010年10月14日
君はカワイ~イ僕の黒ネ~コ、赤いリボン~が良く似合うよ・・
って歌、まだ記憶にありました。

黒猫は 魔女の家来と キキとジジ、by yamaoji

ネコ派は孤独を好み、社長タイプ なんですって。



投稿者:楽子 投稿日時:2010年10月14日
流星さん、こんばんは~

とっても美猫さんですね♪

ジンクスちゃんの、
もしかして、「ふ〇さと」の替え歌かしらん?



投稿者:al17 (-o-) 投稿日時:2010年10月15日
流星さん こんばんは~^^

老猫ちゃんならではの威厳が有りますね~
気品に満ちたお顔と金色の目が まだまだ
縄張りににらみを利かせて居そう^^
のらちゃんにしては 毛並みも良くて
綺麗ですね~皆に可愛がられているんでしょうね♪

>猫老いて悪名洗う水の秋    流星

良い句ですね~思いは人間と同じかもね~^^

あき老いて縮んだ背丈は3センチ
          はぁ・・・私もか><!

これ本当です。



投稿者:詩楽麿 (-o-) 投稿日時:2010年10月15日
流星 様
いや~『この可笑しさはどこ~から来るのでしょ~』と思わず笑いながら身をよじらせてしまいました。なんとなれば、流星様の作品『猫老いて 悪名洗う 水の秋』との一句を拝読するなり、脳裏に浮かんだ一句『人老いて 悪名洗う 詐欺の秋』と読み変えてしまったのです。以降、思い出す度に『妻老いて 浮気を洗う 嘘の秋』などと着せ替え人形よろしく楽しませていただきました。不謹慎で済みません。 にしても、こうしたエスプリの効いた俳句は、どこから出てくるのでしょう!驚嘆!

残り香を 如何に包まん 秋の花
【秋の花々のそれぞれが放つ香りを家に持ち帰りたい思いと恋人に逢えた時に、せめて残り香だけでも持ち帰りたい思いをだぶらせた一句。】

行く末も 心に残る 君が部屋 秋月さして 宿りしままよ
【心の中に築かれた思いの人の住む部屋に、そのままあなたは住んでいるとの思いを詠ったもの】



投稿者:詩楽麿 (-o-) 投稿日時:2010年10月15日
流星 様
先の投稿で貴女の作品【猫老いぬ】とすべきところ『猫老いて』としてしまいましたが誤りで謝ります。綾が付かなければ良いですがね。あやや~お許しを!
『老いて』では、パンチが足りず月並み。
『老いぬ』の方が遥かにパンチがあり、『老い』を更に深く表現する事に成功しています。

そう言えば思い出しますあの歌を

『うさぎ老いし かの山 子豚洗う かの川 ~!』
お後がよろしいようで失礼します。



投稿者:鎌ちゃん (-o-) 投稿日時:2010年10月15日
おはようございます。
「猫老いて悪名洗う水の秋    流星」
うんうん、若い頃は随分悪名を馳せたのだろうな。
そんな面魂が、未だに健在ですよ。
>~~鼠追いし屋根裏
        魚盗りしあの窓
         今は遠く離れて
          忘れがたき若き日~~
                  (by 黒猫ジンクス)
一緒に歌ってしまいました。
本当に流星さんて愉快な方ですね。

私も、六十路半ばになって、会う人毎に、随分ま~~るくなったと言われます。
別に、悪かったわけではないようですが、ギスギスしていたのでしょうね。



投稿者:yoshiyoshi 投稿日時:2010年10月15日
「 猫の憂鬱 」

ところで誰が猫に産んでくれって頼んだかい
そうして誰かに尋ねても
あんたの母は確かにそうよ猫だったのよね
父親は良く知らないもんでご愁傷さま
だってさ
きゃつの片目のあの色は
紛れも無きに無頼の狼で
それは恐持てヤクザものと
死にかけ婆ぁは云いやがる
どのみち親に捨てられて
今更文句を誰に云う

 
二つ目の地蔵盗まる鮭颪      よし



投稿者:流星 投稿日時:2010年10月15日
**臥竜さま

気の強い猫なので、老いても元気ですよ~♪
コメントをありがとうございます!

.
**ぼたんさま

あまり大事にされていないようですが、、(笑)
姑とは、つかず離れずで、過ごしています♪

.
**夢千鳥さま

>秘そやかに背に感ぢる秋の暮れ    夢

背中の白髪が年々増えてきています~。
ジンクスの気持になっての一句、ありがとうございます!!

.
**麗門さま

過分なお褒めのお言葉、嬉しいです!
ユニークと仰って頂くのが一番嬉しいのです!
麗門さんの、「秋の水」、楽しみにしております♪

.
**kemmさま

若いころは、かな~りの暴れん坊で、姑の手なんか傷だらけでしたよ~~
知らない人には、自傷かと思われたほど(苦笑)
俳味があるなんて・・・・うっれっしー!

.
**yamaojiさま

おお! 黒猫のタンゴ、覚えていますよ~~♪♫

>黒猫は 魔女の家来と キキとジジ、by yamaoji

童話の様なかわいい一句をありがとうございます!

.
**楽子さま

りりぃちゃんの美貌の足元にも及びませんが!

ジンクスの歌ってるのは、「ふるさと」の替え歌です、
私がメロディを教えたのですよ~~(^_-)-☆

.
**al17 さま

まだまだ、その辺の若い子には負けていないジンクスです!
ごめんなさい、のらではなく姑宅の猫なのですが、半分は外にいますよ~

>あき老いて縮んだ背丈は3センチ

ひゃ~、面白すぎます! とっても好きですよ~!
上に揚げてもいいですよね? 皆さんに見て頂きたいし!♪(あき、を秋にしておきましょうか、アリバイ工作に・・)
うちは夫婦とも2cm縮みました!(涙

.
**詩楽麿さま

着せ替え人形句、面白すぎー! 詩楽麿さんは楽しい方ですね~♪

>残り香を 如何に包まん 秋の花

一転して、なんと情緒あふれるお句。解説を頂き、しっかり句意を汲み取れました!

>行く末も 心に残る 君が部屋 秋月さして 宿りしままよ

平安のお姫様への想いのようですね~~。素敵な一句一首を賜り、光栄でございます♪

.
**詩楽麿さま(再び)

「猫老いて」が正解です~。「黒猫老いぬ」はタイトルですがな~
本当は、句も「猫老いぬ」としたかったのですが、そうすると、「水の秋」が独立した季語ですので、
 猫老いぬ/悪名洗う/水の秋  
と、三段切れになってしまい、これは俳句ではタブーとされています。
なので泣く泣く「老いて」として切れないようにしました!
細かいところにも注目して頂き、ありがとうございます!

.
**鎌ちゃんさま

替え歌を一緒に歌ってくれて、嬉しいにゃ!(by ジンクス 
私は、愉快なだけが取り柄の女ですぅぅ~~

>私も、六十路半ばになって、会う人毎に、随分ま~~るくなったと言われます。

いいことですね!!! 作品にも優しいお人柄が滲みでていますよん♪

.
**yoshiyoshiさま

>「 猫の憂鬱 」

よしさん! すっごい詩をありがとうございます!
ご自分の超人気のブログに掲載できますのに・・・
こんな辺境のブログに、、勿体無いです。
本当にありがとうございます。 
ジンクスも草葉の陰で喜んで・・(あ、まだ生きていた!

>二つ目の地蔵盗まる鮭颪      よし

二つ目、が二つの意味に取れますね!
鮭嵐という季語は季寄せでは見ましたが、こうして俳句に詠まれると、不思議なインパクトがありますね
さすが、よしさんです!



投稿者:Nong-Khai (-o-) 投稿日時:2010年10月15日
暗闇に 気配が踊る 黒猫や

風格の在る猫ですね!!
鋭い眼と艶々の毛並みが素晴らしいです。
家の近くに住んでる黒猫は夜遅くになると、道路の真ん中で寝てます。
自転車で通り掛かっても50cm位だと私を見てるのみ!
人懐っこいでしょうね。



投稿者:流星 投稿日時:2010年10月16日
**Nong-Khai さま

>暗闇に 気配が踊る 黒猫や  Nong-Khai

江戸川乱歩のような一句を、ありがとうございます!

>家の近くに住んでる黒猫は夜遅くになると、道路の真ん中で寝てます。

それはコワイですね! 轢いてしまいそう!
ジンクスも人懐っこいですよ~、っていうか、人間を全く恐れていないです!  
[PR]
by mariko789 | 2010-10-14 11:48 | Nikon D80 | Trackback(1)
トラックバックURL : http://mariko789.exblog.jp/tb/14806178
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Tracked from ノムリエphoto575 at 2010-10-18 12:36
タイトル : 【孤立】
[ せいろんを はいて しょっぱい あきのみず ] ... more