always over the moon

棕櫚の花  :俳句

棕櫚の花密林に弾は滅ぶとも    流星
(しゅろのはな みつりんに たまはほろぶとも)


    季語:  棕櫚の花 (しゅろのはな)   【夏】 植物


                                      
 またジャングルに夏がやってくる。

 あれはタイのカンチャナブリだったか、それともベトナムのサイゴンだったか・・・
 「戦争博物館」に展示されていた手榴弾は
 その錆びて黄ばんだ色といい、玉蜀黍のような形といい、棕櫚の花を思わせた。
 
 数多くの手榴弾や弾丸を孕んだジャングルに、また夏がやってくる。
 弾は滅んでやがて土に還るのだろうか。
 
 棕櫚の花は、虫たちに蜜を与えながら
 ただ黙々と咲いている。

☆画像は去年タイで撮ったもの。棕櫚ではないかも・・・です♪





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    *******************************************

              
         ありがとうございます♪ (敬称略)



    夜振火の川面に揺れて豆の飯       よし

    負の遺産 人に益あり 棕櫚の花     yamaoji

    闘争に 騒乱罪の 発令と逃れし足は 恋人のもと     詩楽麿

    瀕死の身 辿り着きたり 恋人に倒れ気付けば 読教響く    詩楽麿

    戦乱の 傷跡埋もれ 野花咲く       詩楽麿



  たいていは皆近いところで殺し合う
  何故だか兵士はその意味を知らない
  隣人こそが許しあわねばならないのに
  無能の為政者に従う負の連鎖
  人は皆虫の知能も持ち合わせていないのですか。
                  by    yoshiyoshi 


  大きな爪痕を掻き消すかの様に 大自然はすっぽりと
  大地にベールを被せてしまいますが 人の心は一度
  傷を負うと病み続けて居て ちょっとした事から又 
  蒸し返す如く戦争が始まり いたちごっこですね。
  世界を平和へと導く 決定打を出せるカリスマが出現
  してくれないかなぁ・・・と思ってしまいます。
                  by  あき


~~~~~~~~~皆さまから頂いたコメントです~~~~~~~~~


投稿者:yoshiyoshi 投稿日時:2010年05月26日
夜振火の川面に揺れて豆の飯     よし

たいていは皆近いところで殺し合う
何故だか兵士はその意味を知らない
隣人こそが許しあわねばならないのに
無能の為政者に従う負の連鎖
人は皆虫の知能も持ち合わせていないのですか。


投稿者:鎌ちゃん (-o-) 投稿日時:2010年05月26日
お早うございます。
「密林に弾ほろぶとも棕櫚の花    流星」
これが、タイで撮った写真であり、句であると知れば、
今のタイの現状に重ねざるを得ません。
もう、滅んでしまったはずの弾が、またまた生き返ってきています。
同国人同士が、人間同士が、憎しみあい、銃を向けねばならない
こんな悲しいこと、もうやめて欲しいですね。
そんな、人間の愚かな行為をよそに、自然の花や虫達は、
優しい営みを繰り返しています。


投稿者:sakurahime 投稿日時:2010年05月26日
 < 密林に弾ほろぶとも棕櫚の花

よし様や、鎌ちゃんの鑑賞眼に同調して、頷いています♪


投稿者:yamaoji (-o-) 投稿日時:2010年05月26日
負の遺産 人に益あり 棕櫚の花、by yamaoji
見ようによっちゃ~、種だらけのメロン、失礼しました。
カンチャナブリの、タイメン鉄道跡、ホアヒンの海に行った帰りによって、愛に見せましたが、全く覚えてないです。


投稿者:流星 投稿日時:2010年05月26日
**yoshiyoshiさま

>夜振火の川面に揺れて豆の飯     よし

ああ・・そんな情景のなかで豆ご飯を食べてみたい!

>たいていは皆近いところで殺し合う
何故だか兵士はその意味を知らない
隣人こそが許しあわねばならないのに
無能の為政者に従う負の連鎖
人は皆虫の知能も持ち合わせていないのですか。<

本当に仰るとおりです!
沖縄なんかにも、弾丸は埋まっているのでしょうね。。
無能の為政者・・・今も昔も。。

.
**鎌ちゃんさま

>同国人同士が、人間同士が、憎しみあい、銃を向けねばならない
こんな悲しいこと、もうやめて欲しいですね。<

句意をしっかと受け止めて頂き、ありがとうございます!

.
**sakurahimeさま

>< 密林に弾ほろぶとも棕櫚の花  → 棕櫚の花密林に弾ほろぶとも

に推敲いたしました~~
コメントしづらい句を見てくださり、ありがとうございます♪ 
~、時々こういう句を詠みたくなります(ビョウキ! 笑)

.
**yamaojiさま

>負の遺産 人に益あり 棕櫚の花、by yamaoji

負の遺産を、次の世代への良い遺産にしなければ意味がないですね
これね、日本の棕櫚とは種類が違うけど、たぶん棕櫚だと思います
ベトナムでは、菅笠を作るの、これで。たしかにメロンに見える!(笑
カンチャナブリは、私、3回行ってます、外国人墓地にお参りに。
ここの戦争博物館は、日本人としては、つらいところでした。。


投稿者:漫歩 投稿日時:2010年05月26日
ー 人類の平和 ー とは空疎なスローガンだと思っています。
人間は知恵がありますから、危ない橋を渡りながらも大事に
至ることは無いかも知れません。
しかし、火薬庫は無くならないでしょう。
宗教一つをとって考えてみても人類の平和は絶望的です。

手榴弾は投げられたものを拾って間髪を入れずに投げ返すと
勝負は逆転するそうですよ。 映画の見過ぎかな。(笑)


投稿者:ぼたん 投稿日時:2010年05月26日
こんばんわ
テレビでもよく見ますが、戦争が終っても残された地雷でたくさんの子供さんや普通の人が
被害を受けている・・と、 何があっても戦争は起こしてはならないのです。
でも、それが出来ないのが 人間 と言ういき者ですね。 困ったいき者です・・・


投稿者:楽子 投稿日時:2010年05月26日
流星さん、こんばんは~

戦争ほど悲惨なものはありませんね。
地球上から、なくしていかなくてはなりません。

シュロ・・・たわしやブラシになるんですね~
ちょっと検索してみました(笑)
お写真も花が開く前のシュロの花に、
似ているような気がしますよ(^_-)-☆


投稿者:ルフレママ 投稿日時:2010年05月26日
こんばんは。
戦争の愚かさと空しさは何百年の昔から判っているのに繰り返す、
人間の浅ましさ・・・犠牲になった弱者の辛さを未だに押し付けられている沖縄
思うたびに心が痛みます。
忘れてはいけないですね。沖縄に対する償いはいつになったら済むのでしょう。


投稿者:al17 (-o-) 投稿日時:2010年05月26日
流星さんこんばんは~^^
今家の前で棕櫚の花が咲き乱れている所ですが
雰囲気的には良く似た感じですよ~
そちらは粒が大きい感じですね。日本とは気候も
違うのできっとお育ちが良いのでしょうね。

不発弾(地雷)の沢山埋まった土地を歩かれた
ダイアナ妃を 流星さんの句から何故か思い出しました。

大きな爪痕を掻き消すかの様に 大自然はすっぽりと
大地にベールを被せてしまいますが 人の心は一度
傷を負うと病み続けて居て ちょっとした事から又 
蒸し返す如く戦争が始まり いたちごっこですね。
世界を平和へと導く 決定打を出せるカリスマが出現
してくれないかなぁ・・・と思ってしまいます。


投稿者:詩楽麿 (-o-) 投稿日時:2010年05月27日
流星 様
深いね~!推敲後の『棕櫚の花密林に弾 ほろぶとも』の方が遥に良いと思います。論拠は、俳句全体を棕櫚の花に統一する効果があります。一方、『弾』と言う字を用いた意味が手榴弾類似の棕櫚の実と重なり、読者の想像を促し、さらには戦争反対・空しさ・人類の愚かさをも揶揄する深い意味を示す俳句。出版の折には、是非とも掲載すべき作品と存じます。

次の作品は、ある優しき女性に命を救われた時を作品にしたものです。

闘争に 騒乱罪の 発令と逃れし足は 恋人のもと
瀕死の身 辿り着きたり 恋人に倒れ気付けば 読教響く

戦乱の 傷跡埋もれ 野花咲く


投稿者:流星 投稿日時:2010年05月27日
**漫歩さま

>宗教一つをとって考えてみても人類の平和は絶望的です。

敬虔なクリスチャンの漫歩さまの、このお言葉
説得力があるだけに、恐ろしいです。
手榴弾を拾って投げ返すのは、命がけですね!

.
**ぼたんさま

地雷や爆弾は、戦後も残っていますね
世界中で今日も爆弾処理班の方々が働いています
人間って罪深い生き物ですよねぇ・・・

.
**楽子さま

戦争ほど悲惨なものはない・・・本当にそうだと思います
シュロ、たわしやブラシにもなるんですね~~
お役立ちの椰子ちゃんなんですね♪
検索して頂いたなんて、ありがとうございます!

.
**ルフレママさま

私も、ベトナムなどとともに沖縄を考えていました
未だに、基地問題で苦しんでいる沖縄
戦後65年ですよね、たしか・・・。。
共感いただき、感激です!

.
**al17さま

そちらも棕櫚の花の花盛りですか~~
和棕櫚とは違いますが、似ていて良かったです!
ダイアナ妃を思い出して頂けたなんて・・・光栄です!!

>大きな爪痕を掻き消すかの様に 大自然はすっぽりと
大地にベールを被せてしまいますが 人の心は一度
傷を負うと病み続けて居て ちょっとした事から又 
蒸し返す如く戦争が始まり いたちごっこですね。<

なんという名文!!(絶句

>世界を平和へと導く 決定打を出せるカリスマが出現
してくれないかなぁ・・・と思ってしまいます。<

まったく同感です! でないと地球はあぶない・・・・

.
**詩楽麿さま

じつは俳句の先生より急遽メールを頂き、推敲しました
良き師に恵まれて幸運ですし、詩楽麿さまからも太鼓判を頂き、嬉しいです♪

>闘争に 騒乱罪の 発令と逃れし足は 恋人のもと     詩楽麿
>瀕死の身 辿り着きたり 恋人に倒れ気付けば 読教響く    詩楽麿
 
失礼とは思いますが・・・推測するに、、亡き奥様の思い出でしょうか。。
やはり短歌ですと、ここまで詠みこめる・・・私には短歌は未知の世界ですが、引き込まれます。

>戦乱の 傷跡埋もれ 野花咲く       詩楽麿

傷跡は埋もれ、野花は咲く・・・絵が見えてきます☆
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by mariko789 | 2010-05-26 11:07 | Nikon D80 | Trackback
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