涼し :俳句
2010年 05月 09日
(すずしさや そでふりあって いるだけの)
季語: 涼し 【夏】 (「天道虫」 も夏の季語です)
☆画像: とし坊さま より未公開のものをお借りしました♪
~~~~~~~~~皆さまから頂いたコメントです~~~~~~~
投稿者:yoshiyoshi 投稿日時:2010年05月09日
青桐の重なる葉際に降る光 よし
薄幸の人生も既に醗酵の加齢臭の頃とはなりにけり
五月雨家も傾ぐか貧乏棚 よし
投稿者:鎌ちゃん (-o-) 投稿日時:2010年05月09日
お早うございます。
「涼しさや袖ふりあつているだけの 流星」
天道虫が乗っかっているこれは何なのでしょうね。
何かの花の蕾でしょうか。
「袖振り合うも多(他)生の縁」・・・・
思えば、こうして、ブログで交流させていただいているのも
不思議な縁ですね。「多(他)生の縁」でしょうか。
ありがたいことと思っております。
投稿者:sakurahime 投稿日時:2010年05月09日
< 涼しさや袖ふりあつているだけの
幾ら恋してもテントウ虫と蕾では・・・
でもお花の「ナイト」として、下の方に居る緑の油虫?
をば退治してくれるんでしょうね♪
投稿者:とし坊 (-o-) 投稿日時:2010年05月09日
流星さん、こんにちは!
写真、結構綺麗な彩色でしたね(自己満足か!)
今日見てみると、やっとこの蕾が開きかけていました。
ところが、何の花か分かりません。うえ~ん!(^^)!
今度、この花壇の担当のおばさんの姿を見れば聞いておきます。
>涼しさや袖ふりあつているだけの
こんな人間関係、とっても素敵ですね。
そうそう、このテントウ虫君と蕾の関係、みたいなのを
「袖ふりあう」仲と言うんですね!?
いい写俳にして頂いて有り難う!
投稿者:漫歩 投稿日時:2010年05月09日
今朝起き抜けに荒地を見回ったら
これと同じ姿を見ました。
芍薬が何本か花茎を伸ばしていているのですが、
その中のピンクが覗いた蕾の天辺にに天道虫がいました。
開演を早くから待っているフアンのように見えましたよ。
それを見た男が、こんな小粋な句を思い付かなかった点だけが
違っていて、あとはそっくり同じ(笑)
投稿者:流星 投稿日時:2010年05月09日
**yoshiyoshiさま
>青桐の重なる葉際に降る光 よし
絵画的で美しいお句ですねぇ・・・目に浮かびます☆
>薄幸の人生も既に醗酵の加齢臭の頃とはなりにけり
これ、短歌ではないですか~~~、ちょっと自虐的で哀しいけれど乾いたユーモアがさすが、よしさん!
>五月雨家も傾ぐか貧乏棚 よし
こちらも時々シャワーが降ります。一茶を彷彿の一句・・・よしさんの句脳は自由自在と見ました☆
**鎌ちゃんさま
天道虫が乗っているのは蕾ですね☆
袖ふりあうも他生の縁・・・
きっと過去世でも、鎌ちゃんとなにかご縁があったのでしょう
今生でも、ますますどうぞ宜しく~~♪
**sakurahimeさま
>でもお花の「ナイト」として、下の方に居る緑の油虫?
をば退治してくれるんでしょうね♪
よくぞ仰ってくださいました☆
私もそんなナイトが欲しい(笑)
**とし坊さま
綺麗な発色でしたね~~~♪
ドラマ性があってイメージが湧きやすい絵をありがとうございます☆
この句も変遷を重ねました~
・綻ばぬ蕾に宿る聖五月 流星 <聖五月を皆様が使われていて・・ボツ>
・涼しさや妖(ばけ)そむ蕾の私語(ささめごと) 流星 <懲りすぎてボツ>
・うすものの肩よりこぼれ落ちるよな 流星 <色っぽすぎてボツ>
・涼しさや袖ふり合ふてささめごと 流星 <これにしようか、迷いましたが、、>
「涼しさ」の季語の風合いを生かすために、より肩の力を抜いた句へと。
**漫歩さま
芍薬の蕾と天道虫・・・絵になりますねぇ☆
>開演を早くから待っているフアンのように見えましたよ。
文学青年漫歩さんらしい表現、芍薬さんもお喜びになるでしょう~♪
投稿者:遊子 投稿日時:2010年05月09日
コメントは残してませんが、いつも感心して日に何度も見させていただいてます。
今日は、拙ブログに暖かいコメント、勇気百倍です。(お調子もん!)
涼しさや袖ふりあつているだけの 流星
・綻ばぬ蕾に宿る聖五月 流星 <聖五月を皆様が使われていて・・ボツ>
・涼しさや妖(ばけ)そむ蕾の私語(ささめごと) 流星 <懲りすぎてボツ>
・うすものの肩よりこぼれ落ちるよな 流星 <色っぽすぎてボツ>
・涼しさや袖ふり合ふてささめごと 流星 <これにしようか、迷いましたが、、>
「涼しさ」の季語の風合いを生かすために、より肩の力を抜いた句へと。
この推敲の過程が、流石。
偉いのは、自句が良く客観化されている所。
遊子は、最近はまだましですが、作句直後は酔っていて推敲できません。
どれも、小蝶丸さんらしい独創性のある言葉の選択ですが、
遊子も掲句に最も味わいを感じました。
で、自分のはよく分からないけれど、こうしてサイトで皆さんのを見させていただいてると、
どういろいろ変えたり趣向を凝らしても
最後にはやっぱり最もその人らしさが出る作品が遺って来るということ。
「俳句は(それに写真まで付いているから)嘘をつかない」って誰かが言ってるけど、本当にそうだと思う昨今。
で、本論に戻って、
袖ふりあつているだけの・・・・<「だけの」、が、深い。
此所を「だから」の意味にすると、人間関係が、息苦しいかな〜。
どうしても相手を束縛したくなる。
いつも離れているようだけど、「袖ふりあつている」がいいな〜!
そしてこの「だけの」には希望が一杯。
「だけの」なんだけど、さりながらさりながら・・・・ね。♪
その模糊とした感じ、絵の選択に良く出ていると思う。
ああ、また、遊子の悪い癖が出てしまった〜!
「あんたは、一体何さまやねん〜!!」「よう〜分かっておりまんがな」「分かってへん分かってへん」笑
投稿者:yamaoji (-o-) 投稿日時:2010年05月09日
何かの芽・蕾なんでしょうが、ダイヤルアップのyamaojiのPCでお写真が下方に開いて行く過程で、天道虫とエイリアン?
こんな絵図らに見えたんですけど・・・
夏色の 衣身につけ レディーバード by yamaoji
投稿者:ぼたん 投稿日時:2010年05月09日
こんばんわ
天道虫・・・天へ向かっていくのかな? 天の使いかな?
いろいろ考えられますね、この蕾も同じように まあるく~~
思いも丸く・・気も丸く・・沢山の言葉思えますね・・
それよりなにより・・ 可愛いなぁ~~
投稿者:楽子 投稿日時:2010年05月10日
流星さん、こんばんは~
涼しさや袖ふりあつているだけの 流星さん
>だけの
が、ポイントですね~
振り合ってるだけで、
擂り合わせるまではいかない、
距離間・・・と解釈したらよいのでしょうか~~~
投稿者:流星 投稿日時:2010年05月10日
**遊子さま
私も毎日何度かお邪魔しています♪
お忙しいところ、丁寧に見ていただき、恐縮です!(すっごく嬉しいですよ~~)
私の場合、推敲に1~3週間くらいかけるので、どんどん変わってしまいます、
稀に、ぱっと10秒でできて、そのまま推敲ナシというのもありますけど。
>袖ふりあつているだけの・・・・<「だけの」、が、深い。
よくぞ仰ってくださいました☆
風通しの良い、涼やかな人間関係がいいですよねぇ、、けっきょくそのほうが長続き。
さすが、遊子さんの鑑賞眼は鋭い~~!!
**yamaojiさま
ああ、ごめんなさいね~~~
ダイアルアップでは、なかなか開かないでしょ~?
画質を落とさないために、かなり容量が大きいですから
>夏色の 衣身につけ レディーバード by yamaoji
レディバード♪ かわいい! 次は私もそれで詠ませていただきます~♪
**ぼたんさま
ね、可愛い画像でしょ~~~?
借り物で自慢しちゃう私です~~♪
**楽子さま
>振り合ってるだけで、
>擂り合わせるまではいかない、
>距離間・・・と解釈したらよいのでしょうか~~~
丁寧に見てくださり、ありがとうございます☆
生き物すべからく、それが交際術の秘訣かも(^_-)-☆
投稿者:幢舟 投稿日時:2010年05月10日
流星さん、こんにちは。
涼しさや袖ふりあつているだけの 流星
異国と倭国のコラボレーション、快調ですね♪
アラブからの「涼しさや」の打ち出しに、えも言われぬ哀愁が・・・。
投稿者:流星 投稿日時:2010年05月11日
**幢舟さま
コラボ、画像提供してくださる方々のおかげで、なんとか軌道に乗りそうです~♪
>アラブからの「涼しさや」の打ち出しに、えも言われぬ哀愁が・・・。
ありがとうございます♪
ちょっと薄味にしすぎたかナ?? とも思っています~♪
投稿者:詩楽麿 (-o-) 投稿日時:2010年05月19日
流星 様
『赤トンボ羽根を取ったらとんがらし』とあるどどいつ風に、てんとう虫を見詰めてみれば『てんとう虫、星を取ったら赤ワイン!』てな具合で遊ばせて頂きました。感謝です。
空狭し てんとう虫の 飛距離あり
かの人の 髪に止まりて うっとりと 我と共にぞ 永久に慕わむ
投稿者:流星 投稿日時:2010年05月20日
**詩楽麿さま
>てんとう虫、星を取ったら赤ワイン!
あはは 楽しいですね♪
世の中、嫌なことが多く、プライベートでも人生すんなりとはゆかず、
せめて空想のなかで楽しく過ごしたい・・・
できることなら、ご一緒にボーリングでもして、すかっとしたい気分です!
>空狭し てんとう虫の 飛距離あり 詩楽麿
>かの人の 髪に止まりて うっとりと 我と共にぞ 永久に慕わむ 詩楽麿
てんとう虫って、ああみえて、けっこう飛ぶんですよねぇ
「空狭し」、意表をつくフレーズ、使ってみたいです☆
短歌のほうは、やはり情緒たっぷりと、、、お得意の恋の歌、ありがとうございます♪