野分(のわき/のわけ) :俳句
2009年 11月 08日
狂ほしくドア乱れ打つ野分かな 流星
季語: 野分(のわき・のわけ) (=現在の台風、秋の強風) 【秋】 天文
11月2日は台風の影響で、もの凄い強風が吹き荒れました。
たてつけの悪いわが家も、風に打たれたドアというドアが
一晩中ガタガタと鳴り続け、まるで誰かがノックをしているような
不安な気持になったのでした。
(写真: 11月1日。ホアヒン・ソフィテルにて。Nikon D-80)
★☆~頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★
凩のドアを叩きて去りにけり よし
(狂ほしくドア乱れ打つ野分かな 流星)
しぶしぶ帰る招かざる客 空見
昼夜な 晩秋の風心打ち 去りたる人の便りとぞ思う 詩楽麿
嵐音の 夜長騒ぎし 秋時雨 詩楽麿
「狂ほしくドア乱れ打つ野分かな 流星」
11月2日の台風・・・・こちらでは、話題になりませんでしたが、
近畿では、木枯らし一号が、この日吹きました。
立冬前の木枯らしが、まさに狂おしく、ドアを叩いていましたよ。
昨日の立冬で、暦の上ではもう冬です。
しかし25度を越す、夏日の予報。
これで、冬の句を詠めといってもね~~。
斜めにならないと前に進めないくらいすごかったです。
おかげで、富士山は、すごくきれいに見えましたが、、、、、、 ^^)
台風の風って、巻くような感じですよね。
一晩中吹いていたら、ゆっくり眠れませんでしたね。
怖かったでしょうね、、、、、
って言うか、誰も来なくて良かったね。。
友達が欲しい・・・けれど、あの勢いで来られたら、何もかも壊れるので
誰も相手にしない・・・このジレンマが台風の寂しさかな~~そんな感じで
拝見しました。 でも、やっぱり友人にはなれませんよね(台風、ごめんね)
「狂おしく」・・・激しさの中に、寂しさも
混在しているような響きです。
台風でなくても、
強風が戸を叩きつける音は、
好ましくないですよね(汗)
私も意外と眠れないのですよ~(笑)
風のドアを叩く音、こわいですね、眠れなくなります。
>狂ほしくドア乱れ打つ野分かな 流星
<しぶしぶ帰る招かざる客 空見
招かれざる客が来ると、居留守を使う、箒を立てる、私はそんなオンナでございます^^(爆
お元気の様子、安堵致しました。さて、『秋の夜長にドア叩く風の音』との場面、目に浮かぶ様です。風邪を引かないようにしてお休み下さいね。
昼夜なく 晩秋の風 心打ち 去りたる人の 便りとぞ思う
嵐音の 夜長騒ぎし 秋時雨
>狂ほしくドア乱れ打つ野分かな 流星
<しぶしぶ帰る招かざる客 空見
楽しい脇句をありがとうございます♪
私も居留守を使った過去がありますわん u^エ^u
今は・・・誰もこないし(涙
風邪をひくほど寒くないのですよん
常夏ですから。
>昼夜なく 晩秋の風 心打ち 去りたる人の 便りとぞ思う
亡くなった方が、風に乗って(こわ
>嵐音の 夜長騒ぎし 秋時雨
あのー、、確信犯の季語3つですか?
めいっぱい”秋”の句をありがとうございます♪