あきつ (赤蜻蛉) :俳句
2009年 08月 28日
あきつあきつ誰(たれ)の血を吸ふてきたやら 流星
(あきつあきつ/だれのちを/すうてきたやら)
◎ 季語: あきつ・赤蜻蛉・蜻蛉 【秋】 ・動物
真っ赤なおべべの袖のさき
濡れているよな いないよな
あきつあきつ
けふの命は けふかぎり
(写真: シンガポールの、赤とんぼ。 Nikon-D80)
★☆~皆さまから頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★
赤蜻蛉 残る季節に命燃ゆ 詩楽麿
羽ばたけど 来季へ飛べぬ 赤蜻蛉 詩楽麿
赤蜻蛉 紅き血潮を 空にのせ のんかい
秋めく日 小春日和に 赤蜻蛉、 yamaoji
竿の先紅のとんぼの寸足らず よし
タイにいる これがほんとの 赤とんぼ 夢宙堂
>あきつあきつ誰(たれ)の血を吸ふてきたやら
画像処理が鮮やかでトンボの赤色が強烈ですね。
さて、誰の血を吸ってきたのかと本気で考えてしまい
ます。
さしずめ戦死者の、あるいはテロ犠牲者の血か!なん
て考えてしまいますが作者の心はもっとロマンチック
なんでしょうね。
三途の川の閻魔さんの血、といえば怒りますか!?
二句一章の作りが句意を妖しげにしています。
敢えての破調が、嫌が上にも個性を光らせます。
全体の印象は、ずばり、萩原朔太郎!
↓青萄さん、流星さん、洗い髪を遊子のイメージと言って下さってありがとう。気分良くして、その線で行きまする。(笑)
パソコンのメールアドレスもっかい教えてもらえますかああ?
「あきつあきつ誰の血を吸ふてきたやら 流星」
画像の色が鮮やかだけに、この「誰の血を吸ふてきたやら」に
おどろおどろしたイメージが湧いてきます。
まるで、横溝正史の小説に出てきそうな場面ですね。
詩も流星さんの作品ですか。
いい作品ですね。
私は、子供の頃には、我ながらいい詩をたくさん書いたのですが、
歳をとるごとに、その才が消えてしまいました。
今は、ご覧の通りの駄句ばかりです。
魂に響く赤トンボの写真有難う。見ているだけで涙を誘う。思わず画面に人差し指を伸ばし『この指止まれ!』と画面から誘い出したくなりました。動きある写真だけに僅かな期間の季節に生きるトンボの生き様を描写した名写真。どうかNHK写真俳句にこの作品で応募されて下さいね。
また、この鮮やかな赤は、フラミンゴが子供を育てるのに両親がそれぞれ自分の血液をくちばしから子供にミルク代わりに呑ませる鮮血を想起させました。だからフラミンゴは、羽根まてピンクになると言う。
自然の命の営みに驚嘆します。
赤トンボ 羽根を取ったら とんがらし 作者不明
赤蜻蛉 残る季節に命燃ゆ
羽ばたけど 来季へ飛べぬ 赤蜻蛉
うふふっ!旨いなぁ。。。しかしホント
この赤い色はペンキ屋さんの回しものかぁーーーって@@!
この辺りでは ここ迄赤いのは見た事有りませんよ。
お写真も句もとっても情感が溢れていますね。
プチお久です~~(汗)
あきつあきつ誰(たれ)の血を吸ふてきたやら 流星さん
あれっ?
句風変わりました?
緑の茎に、真っ赤なとんぼが
とても印象的です!!
誰かの血をすってきたからなのねぇ~~
ε=ε=(ノ≧∇≦)ひゃ~~
*意外と怖がりです・・・すみません(汗)
日本の赤とんぼとは全く違った色で、ビックリです。
国によって、こんなにもいろんな事が違うっておもしろいね。
でも、このとんぼ、、、、、、チト、怖いです (^^ゞ
なんて言うか、、、、、、虫が、苦手です(笑)
強烈に紅い赤蜻蛉ですね!!更に日本と違って胴体が太い。
そして此の蜻蛉を観てたら『あのねのね』が歌ってた『あかとんぼ』を思い出しました。
あかとんぼ〜の、羽〜を取ったら、唐辛子…
ドイプイ村の空は、晴れると、トンボが乱舞する季節になってきましたよ。
オニヤンマは夏のギラギラ太陽をイメージさせるのに、赤蜻蛉は、・・・・秋ですよね!
ってyamaoji感ですけどね。
昨日は、繋がらなくて・・・でした。
そちらのPC事情・環境は、どうですか?
>さしずめ戦死者の、あるいはテロ犠牲者の血か!
深く読んでいただき、光栄のいたりです!
>三途の川の閻魔さんの血、といえば怒りますか!?
怒りません、怒りません! 素晴らしい発想ですもの♪
まだ完全ではないお体で来て頂き、申し訳ないような
嬉しいような・・・。。(^人^)感謝っっ♪
ぼたんさんの、赤とんぼさんも、美しかったですよん♪
>やさしく、静かな貴女がこんな激しい句を詠むなんて・・・
誤解誤解(冷や汗・・・
引っ込み思案なだけなのです~
素敵に褒めて頂き、光栄です♪
画像を褒めてくださり、嬉しいです!
>敢えての破調が、嫌が上にも個性を光らせます。
一年間あまり、型にはめる訓練をしてきましたので、
これから一年は、型から出る訓練をしようと思っています。
つまり、最初の頃の句風に戻るってことかも?(笑)
朔太郎は、褒めすぎじゃ~
遊子さんのイメージ、そのままそのまま、ね♪
>まるで、横溝正史の小説に出てきそうな場面ですね。
うふ、横溝ファンです、わたくし。嬉しいかも♪
>今は、ご覧の通りの駄句ばかりです。
またまたそのようなご謙遜を~
今も、昔の詩才が冴えて、素晴らしい句をばんばん飛ばしていらっしゃる。
それは皆さんが認めていらっしゃいますよん♪
いつも過分にお褒め下さり、嬉しい限りです。
この写俳は・・・
写真はともかく、句がNHK向きではありませんわ。
もっと健全でなくては。。
フラミンゴの親は立派なのですね。感動しました!
>赤蜻蛉 残る季節に命燃ゆ 詩楽麿
>羽ばたけど 来季へ飛べぬ 赤蜻蛉 詩楽麿
短い命を精一杯飛んでほしいですね。
詩楽麿さんのお優しいお心、感じいりました。
句風は、元(一年ほど前)戻ったのです(笑)
なんだか、型にはめるのが、かったるくなりました。
そういえば、本田美奈子さんのミュージカル、
ミス・サイゴンですよね、あとで思い出しました!
>赤蜻蛉 紅き血潮を 空にのせ のんかい
やっぱり血の色を連想しますでしょ?
「空にのせ」に広がりがあって、良いですね♪
そうそう、あのねのね、の歌でしたよね
まさに、この胴体は赤唐辛子(笑)
>秋めく日 小春日和に 赤蜻蛉、 yamaoji
やっぱりドイプイでは、蜻蛉の乱舞が見られるのですね♪
私もチェンマイでは、ベランダで何百という蜻蛉の群れを見ました
撮れないのが、残念でした。
「秋めく日」。お句のとおり、赤とんぼは、やっぱろ青い秋空に似合いますね♪
血は・・’血は赤ワイン’
でも少々飲みすぎたようですね、蜻蛉^_^;
そう言えば、聖書詩篇にこんな一文が、
And wine maketh glad the heart of man ・・・・
そうそう、特に好きなひとと傾ける赤ワインはね・・(^_^;)ムフっ
おっ!『紅のトンボ』!(笑)
あたかもペラ機のようなそのスタイル!
ハンターでもあるあれらの舞いには憧れるよ。
♪〜ああ しあわせのとんぼよ〜〜どこへ.......
お前はどこへ飛んで行く.........
ああ〜しあわせのとんぼが〜〜ほら〜〜
舌をだして..........笑ってらぁ〜〜
まぁ、知らんかな......流星さんは...この曲も。。。。
俺も知ってるのはここだけだけどね。(苦笑)
なら名曲でシメようぜ!
♪〜ゆうや〜け〜〜こやけの〜〜〜あかとんぼ〜〜〜〜
.......Oh.........baby..........
血を吸ふて・・なんていうから、巨大な新種の蚊かと思ってしまいましたよ、一瞬(笑 赤とんぼさん、ゴメンネ ψ( ̄▽ ̄)ψ
ホラー系、ワタクシ結構好きかも。確か少し前「三途の川」がでてくる句を作ったなぁ・・。没にしたけど( ´艸`)
横溝正史、全巻読破!( ̄∀ ̄*)イヒ
にゃるほど!
この赤い色は、赤ワインだったのですにゃ♪
(すみません、みーちゃんの背後霊が 笑)
聖書詩編・・・・な、なんて素敵なのでしょう❤
そういえば・・・大昔の西洋では、パンとワインの晩餐だったのですよね。
>そうそう、特に好きなひとと傾ける赤ワインはね・・(^_^;)ムフっ
わ~ん! 私も混ざって傾けlたい!(え?
>ハンターでもあるあれらの舞いには憧れるよ。
え? ハンターでもあるのですか?
そっかぁ。。ガール・ハントやボーイ・ハントなのね♪
「トンボ」の歌、知ってる、知ってる、知ってます!
メロディは、思い出すんだけど、歌詞がねぇ・・・
あの、かっこいい男性歌手のね♪
名曲、それなら知ってるぅ♫
歌ってくれてありがとう~~♫
>竿の先紅のとんぼの寸足らず よし
まさに! 寸足らずのトンボでした♪
>よよいのよいで大トラで帰ってまいりやした。
飲みすぎたのは~どなたのせいよ~♪
うちにも大トラ一匹おりますわ。
お体にお気をつけてね~~
うんうん。この子は、ほんまは大きな蚊かも知れませんぞー。
三途の川の句、ここにアップして下されば、嬉しかったのにぃ。。
>横溝正史、全巻読破!( ̄∀ ̄*)イヒ
わたくしもでーす、空見先輩♪
(やっぱり、わたくしたち、似たもの同士?)