花散らばもろとも滅ぶ蜘蛛の糸
2009年 02月 24日
花散らばもろとも滅ぶ蜘蛛の糸 流星
(はなちらば/もろともほろぶ/くものいと)
◎ 季語:蜘蛛の糸 【夏 ・生活】
★☆~皆さまから頂いた句です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★
今生の未練の縋る蜘蛛の糸 鎌ちゃん
蜘蛛の糸 釈迦の救いを 信じつつ 極楽とんぼ
飛び回る 鳥の輪廻も 地球なり 詩楽麿
雨ぞ降れ 新たな命 育めと 詩楽麿
はかなげな 蜘蛛の糸まう 春の嵐 sarah
蜘蛛の糸 切れて血の池 逆さ落ち 銀河王子
滅びゆく美学抱きしめ春疾風 空見
けっきょく運命共同体なのね。
此の世のことは全て。
自然界が壊れれば人間だって生きてゆけない。
あなたがいなければ、わたしは・・・・???
※花にかかった蜘蛛の糸を撮ったけれど、あまり写りが良くなかったので、鳥さんのピンチヒッター。
(撮影: ドイプイ山にて。NikonD80, f/5.6, 1/40sec, ISO-100, 85mm)
私には、四季の季語の様に思えます(笑)
この女性は・・一見弱そうですが、心の芯は強い人・・・そのように
思えました。 私の中で もろとも は、決して弱い言葉ではないのです。
ですから、私は好きです、このような女性は。
様々な心の色を持った女性は、決して男性に飽きられない女・・・
そのようにも考えていますので。
「花散らばもろとも滅ぶ蜘蛛の糸 流星」
花が女か、男がが蜘蛛の糸か・・・・。
どこかで聞いたような文句ですが・・・・。
私は、執念深いから、蜘蛛の糸に縋ってでも生きたいな~~。
「今生の未練の縋る蜘蛛の糸」
そういえば、12月11日にこんな句をアップしていました。
「散り紅葉 未練の縋る一糸かな」
破られた囲は同じ場所にまた張り巡らされます。
蜘蛛のど根性に一目置かざるを得ません。
花は次のシーズンまで待たされます。
動物(昆虫)と植物(花)の違いは花のほうに無常観ありですね。
自然の巡り合わせは理に叶っていて不条理・・・自然の恐怖です。
育児中にやった読み聞かせサークルでも、児童の食いつきが最もよかった、
きっと日本人のDNAそのものに刷り込まれている畏れを含んだストーリーなんだろうなあ。
>あなたがいなければ、わたしは・・・・???
点々の行方が知りたいです(笑
そうね。普段見過ごしがちな部分に着眼した秀作ですね。私も心に一人居る存在と常に精神的交流あるか故に生きて居られるそんな思いを蜘蛛の巣に例えた俳句。見事ですね。
飛び回る 鳥の輪廻も 地球なり
雨ぞ降れ 新たな命 育めと
自然がなくなったら人間は生きていけませんよね。
本当に、今色んな気象変位が世界のあちこちで起きていますが
環境を守る・自然を守るということをもっともっとしなくてはいけませんね。
はかなげな 蜘蛛の糸まう 春の嵐
↑笑ってしまいました。
じゃあ、流星さん食べてみなきゃあ......その鳥♪(冗談ですぅ〜)
なんだか変わった鳥ですね。
毛や羽根のあり方が特徴的だなぁ。。。(まだ笑いが止まらん)
顔見る限り鶏やキジ.......って感じかな。
うまく撮れたよね♪
二羽はつがいですかね?
ちゃんと流星さんのこと見てるじゃん。^^
蝶、残念だったね。期待してるよ。。。
.....Oh.........baby.......
蜘蛛は嫌いですけどね*^^*
蜘蛛の糸は見事な芸術品と思います。
運命共同体・・ですよね、どこかで皆繋がってって、一蓮托生なのよね。
分っちゃいるけど、忘れてるボケボケの私。今日の掲句は’深い’なぁ。。
滅びゆく美学抱きしめ春疾風 空見