揚羽蝶(あげはちょう) :俳句
2009年 02月 20日
モン族の子の追うてゆく揚羽蝶 久遠 (旧:流星)
◎ 季語; 揚羽蝶 【夏】 ・動物
◎ モン族: 中国雲南省の少数民族。北タイのチェンマイではドイプイ山の上に村がある。
★☆~皆さまから頂いた作品です(敬称略)。ありがとうございます♪~☆★
詩 yoshiyoshi
どんなにどんなに素敵でも生きてく場所はここじゃない、
そうしてああしてこうなって村は無くなる山荒れる、
貧乏暮らしの子倅が街に出るのが悪いのか
人間だけがそうじゃない
この頃里にも熊が来る
狸も鼬もやって来る
そうしてこうしてああなって
獣だらけの街になれ
人はお山に帰りなさい
飛び散りし 蝶の残骸 最期舞う 詩楽麿
図らずも定めに散りて路面舞う 蝶の残骸 黄泉への舞か 詩楽麿
桃源郷揚羽を追う子迷いこむなり 楽子
迷ひけり桃源郷の揚羽蝶 空見
山里を 世界につなぐ ネットかな 銀河王子
一昨日ちょっと用事もあり、チェンマイで一番高い山、ドイプイの麓にあるモン族の村に行ってきました。
もう何度も行ってるのですが、そのたびに微妙に景色が違う。
木々の粧いが違う。花が違う。鳥の囀りが違う。蝶が違う。水が違う。
丘の上に一人佇み、「ここは桃源郷だわ・・・・」と呟いていました。
とはいえ、悲しいかな、文明の塵にまみれた私には住めそうもないけれど。。。
揚羽蝶はこちら。揚羽じゃなくても、勘弁してね~~。
私が撮った30秒後、走ってきた車に轢かれ木っ端微塵になってしまいました。
美しい蝶らしい最期でした。
ひひひひ…
ふふふふ…
…一番いただき!(笑)
そして……また来る…(爆笑)
卑怯な奴、花輪……
……すたたたたたた〜〜
そうしてああしてこうなって村は無くなる山荒れる、
貧乏暮らしの子倅が街に出るのが悪いのか
人間だけがそうじゃない
この頃里にも熊が来る
狸も鼬もやって来る
そうしてこうしてああなって
獣だらけの街になれ
人はお山に帰りなさい
そんな場所に行ってみたいですね。
でも、便利さに慣れてしまった私達は、やはり住めないですよね。
トイレも水洗じゃないとか・・・毎日シャワーを浴びないとダメとか
そんな生活を送っているようでは難しいです。。。
こう書くと本当にecoとは正反対の生活だなぁ。。。。反省
正直・・私も住むことは不可能だと思いますが、
人間って、勝手な動物ですね。 昔は地球上全体が
自然とともに生きていたはずですのに・・・・
いまさら嘆いても詮無いことですね、 でも、この場所へ行かれるなんて
いいですね。1年に一度くらいは出かけて、原点を思うのも
大事かもしれませんね。本当に良い所へ行かれましたね。
ここは別世界なのですね。
時間がずっと止まってる世界って 忘れられている
スローフードのライフスタイルですよね。
あきちゃんの憧れの生活かも?です。今は主人に合わせて
いますが 本来は自給自足で暮したい。。。が夢です。
自然のままの生活 不況も関係なくてその日暮しも良いかもですよ。
揚羽の無惨な姿にショックです。(汗)青筋揚羽かな?
車は有るのですね〜それも不思議です。
目前で自動車に引かれた揚羽蝶。文明と自然が織りなす切ない場面ですね。これが本当の『ちょう自然現象』なのかもね。
飛び散りし 蝶の残骸 最期舞う
図らずも 定めに散りて 路面舞う
蝶の残骸 黄泉への舞か
同じく、文明の垢にまみれた私には、住めそうもありませんが、
でも、懐かしさを感じます。
こんなところで、人の原点を見つめなおすことって、大切なことかも知れません。
モン族といえば、世界史の東南アジア歴史で出てきました。
ミャンマーにペグー王朝を建てた民族といわれ、
一般には、ミャオ族と呼ばれているのがそうなのですね。
>モン族の子の追ふてゆく揚羽蝶
「モン族」と「揚羽蝶」との取合せが魅力ですね。
揚羽がモン族の語部のような気がします。
一枚目の写真、コントラストか中間色を調整しましたか?
一種、油絵仕立てのような感じです。
どこか日本の里山みたいにも見えるよ。
そっちは生きモンの宝庫!!
昆虫に爬虫類に.......動物に........
いいなぁ〜生きモン好きな俺にはたまらんよ。。
いいなぁ〜山............
そいつはアゲハチョウ科であってるよ!
名前まではわからんなぁ〜
蝶も好きだけどタテハチョウの仲間が好きかな。
日本でいうとこのオオムラサキなんかもタテハチョウの仲間。。
アゲハチョウの仲間は華やかなのに対して、タテハチョウの仲間は奇麗さもあるけど奇妙さもあっていいんだよ......
......Oh........baby...........
私はブログ仲間がお山に住んでいるので、定期的にお邪魔しているのです。
ほんと、同じチェンマイとは思えないです。
でも冬でも熱いお風呂もないとか・・・
私も住むのは無理なんですよ、だらしないけど。。
>スローフードのライフスタイルですよね。
まさに! 殆ど自給自足のようです。
>本来は自給自足で暮したい。。。が夢です。
>自然のままの生活 不況も関係なくてその日暮しも良いかもですよ。
あきちゃんは園芸士の資格もあるしお料理に工夫もできるし、どんなサバイバルにも生きて行けそう。
本当の幸せって・・・・ねぇ。。。
>青筋揚羽かな?
>車は有るのですね〜それも不思議です。
車はありますよん
でないと市内に野菜も民芸品も売りに行けないし。
テレビもあるし、、、でもパソコンはダイアルアップで大変みたいです。
>これが本当の『ちょう自然現象』なのかもね。
巧い!
座布団あるだけ持っていってー!!(拍手
>飛び散りし 蝶の残骸 最期舞う
>図らずも定めに散りて路面舞う 蝶の残骸 黄泉への舞か
蝶残酷物語。・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。
>こんなところで、人の原点を見つめなおすことって、大切なことかも知れません。
そうですねぇ。。
なにか懐かしさが込み上げてくるし。。
>モン族といえば、世界史の東南アジア歴史で出てきました。
>ミャンマーにペグー王朝を建てた民族といわれ、
>一般には、ミャオ族と呼ばれているのがそうなのですね。
そうですそうです、そのミャオ族です。
今でも民族衣装を着て暮しています。
とってもエキゾチックですよ~
>「モン族」と「揚羽蝶」との取合せが魅力ですね。
ありがとうございます!
なるべくタイらしい句をと考えているのですが難しくて。。
>一枚目の写真、コントラストか中間色を調整しましたか?
はい、コントラスト調整しました。
最初おもいっきり濃い色にして立体感を出してから、少しソフトをかけています。
>揚羽蝶の残骸が、
>文明の功罪について訴えているかのよう・・・
深く読んでいただき、嬉しいです!(^人^)感謝っっ♪
>桃源郷揚羽を追う子迷いこむなり 楽子
私も迷い込みました・・・(ほわ~
お忙しいのに揚句をありがとうございます!
>昆虫に爬虫類に.......動物に........
>いいなぁ〜生きモン好きな俺にはたまらんよ。。
昆虫を食べさせるお店もあるよんww
>そいつはアゲハチョウ科であってるよ!
良かった!(^_-)-☆
>日本でいうとこのオオムラサキなんかもタテハチョウの仲間。。
>アゲハチョウの仲間は華やかなのに対して、タテハチョウの仲間は奇麗さもあるけど奇妙さもあっていいんだよ......
花輪さん、蝶々について詳しいのね!
お花にも詳しいですか?
私、いつも花の名前が分からなくて困っています。
......Oh........baby...........
秘境にタレントさんが行ったような記憶が、、、、
なんか、人懐こい民族だったような気がします。
marikoさん、、、、、、あんな所に行ったのですか?
なんだか、とってもすごい所で、何時間も歩いたりしてたけど、、、、、
大丈夫だったの?
あれはタイのチェンマイだったのね。
桃源郷のようなところに御用があってよかった(^^)v
なにもかもが違ってみえる、その感覚で、
流星さんならではのお写真や俳句が生まれそうです。
蝶々って。わかるよ。轢かれると“木っ端微塵”、“音”がしそうな有様なんだよね。
舞っている羽は柔らかいのに不思議だなあって思います。
モン族は近隣の国にも住んでいるので、タイだったかどうか・・。
でも暮らしぶりは同じだと思うわ。
自分ならではの感覚・・・あるのかな?ww
私は風さんならではの、感性が羨ましいわん
>蝶々って。わかるよ。轢かれると“木っ端微塵”、“音”がしそうな有様なんだよね。
そう!
ショックでしたよ~。粉になっちゃうの。。
2~3日泊まりたいな(^^ゞ